あると何かと便利なのでJJCの三脚用ストーンバッグを買ってみた

5月末のLCAC撮影や、先日の御殿場での富士山タイムラプスで、Manfrottoの536カーボン三脚で撮影していましたが、モバイルバッテリやカメラアクセサリを入れておくのに、やっぱりストーンバッグがあると便利だよねと思いまして、JJCの三脚用ストーンバッグを買ってみました。

JJC三脚用ストーンバッグJJC-TSB-M

ストーンバッグは、その名の通り、本来はその辺にある石なんかを三脚の脚の部分につけたバッグに載せることで、三脚の重心を下げ、重りにより安定させる、というのが目的です。
以前使っていたSLIKの初代カーボン三脚にも付属していて、実際には石を載せる事よりもカメラのアクセサリもろもろを入れておくことが多かったです。

メッシュの袋に入っていました

カーボン三脚が出始めたころは、三脚自体の自重が軽いために、ストーンバッグを使って重量を増やして安定させる、という使い方があったようですが、最近はあまりっそういった使い方は見なくなりましたね。
なのでストーンバッグを三脚メーカー純正で設定しないことも多くなりました。Manfrottoもストーンバッグは扱っていないですし。

JJCのは汎用品ですし、Manfrottoの536カーボン三脚は、ビデオ雲台と合わせて結構重量があるため、ストーンバッグで多少重くしたところで、あまり意味がなく、アクセサリ入れとしたほうが無難でしょうね。

取り付けてみました。こんな感じでベルトを締めて固定します。こんな感じなので、つけたり外したりするのは面倒で、基本つけっぱなしになりますね。

ベルトで三脚に固定します

ベルトの剛性感がなく、ちょっと頼りない感じ。平ベルト金具(と言ってもプラですが)は、ベルト自体に剛性がないと緩みやすいのですが、この商品も少し緩みやすい傾向があります。
耐荷重は20kgとなっていますが、実際は2,3kgまでに留めたほうが良さそうです。

こんなイメージです。三脚が大きいのもあるけど、ちょっと小さめですかね。Nikon Z 8程度なら入れられますが、これが限度でもあります。
実際にはモバイルバッテリやレンズ、フィルターなどアクセサリを入れておく程度に留めたほうが良いでしょう

ちょっと浅め

大型三脚だと、横に広がってしまうためか、こんな感じで浅めです。高価な機材やレンズは入れておかないほうが良いかも…

三脚を閉じた状態でも収まりは良い

つけっぱなしで三脚を閉じても、やや上に引き上げておけば、3本の脚の間に収まります。ただこのManfrottoの三脚は2mクラスで大き目なので問題なく収まっていますが、物によっては収まりが悪いかもしれません。

これでモバイルバッテリもストーンバッグに入れて撮影出来ます。
アクセサリ類諸々を入れておけるのは便利ですよ。


【タイムラプス】御殿場から富士山は…ほぼ見えなかった

週末行った家族旅行では、例によって御殿場の宿泊地から富士山をタイムラプスで撮影しました。

夜も粛々と奥でインターバル撮影中、バッテリは三脚にロープでくくりつけています


離れのお部屋は外にコンセントはないため、持参した22500mAhと20000mAhのモバイルバッテリ+Nikon Z 9内蔵バッテリで撮影しました。チェックインして落ち着いてから三脚をセット、そこから1泊して翌日の午前10時まで撮影しました。
生垣もあるため、背の高い大型の三脚は役に立ちますね

雨予報も出ていましたが、離れの軒下が大きいため、風が強くなければ雨も直接カメラに当たらないはずです。
ただ、こうした撮影は防塵防滴に配慮されたカメラ・レンズが不可欠ですね。

旅行2,3日前には予報は晴れの時もあったのですが、残念ながら、ほぼ曇り、時々弱い雨といった具合でした。
ほぼ晴れ間はなかったのですが、午前6時前、奇跡的に一瞬雲が途切れて富士山の一部が見えました。山頂は見えず。

インターバル撮影中の午前6時前後、奇跡的に富士山が一瞬見えた

そして御殿場市街も富士山も再び雲に覆われました。
梅雨時期ですから仕方ないですね。

さてこの撮影ではおおよそ18時間程度、13秒ごとに1枚撮影していました。午後3時半くらいに撮影開始して、最初につないでいた富士倉の22500mAhのバッテリは、途中電子蚊取やLEDライトも使用したため、純粋にカメラ以外にも電力消費しましたが、明け5時半時点ではバッテリは空になっていて、カメラ内蔵バッテリに切り替わっており、そのカメラ内蔵バッテリも残量が30%程度。
ここでもう1つのPHILIPSの20000mAhモバイルバッテリに付け替え、最後の10時半までの撮影は無事終了しました。

Nikon Z 9はUSB Type-CによるPD給電対応で、持ち込んだモバイルバッテリはいずれも18~20Wまでの出力が出来て、Z 9の給電はこれで賄えました。Nikonでは45W出力のANKERのモバイルバッテリを推奨品としていますが、18~20W出力でも給電は問題ないようです。

さて、来年は娘が中学受験の予定なので、家族旅行も難しいかな。そのうち子供たちもついてこなくなるかな?と思うと、またリベンジ撮影したいけど、難しそうかな。


今回使用した富士倉のバッテリは販売終了しBA-90という後継品が出ていますが、同じ富士倉のこの商品は大容量42000mAhで安くなっています。屋外のタイムラプス撮影や防災用としてもいかがでしょうか?

【齋弥酒造店】雪の茅舎 山廃 純米

普段は食卓からお送りするお酒レビューですが、今回は週末旅行のBBQで、いつもと違った雰囲気で撮影しています。

【齋弥酒造店】雪の茅舎 山廃 純米

いつもは60mmのマイクロニッコールで撮りますが、今回はNIKKOR Z 35mm f/1.8Sなので、ややパースがついた写真ですね。

こんな感じで撮っています

今回は御殿場の地元スーパーで調達しました。去年も食材調達で行ったお店ですが、お酒が充実しているんですよね。
地元のお酒もと思ったのですが、久しぶりに雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)が飲みたくなりまして。

【齋弥酒造店】雪の茅舎 山廃 純米

山廃の純米、雪の茅舎の定番商品です。ザ・スタンダードです。
酒米はラベルにはありませんが、「山田錦」と「秋田酒こまち」を使用しているようです。酵母は非公開。精米歩合65%と吟醸ではありませんが、程々に削っています。

ほぼ無色透明なお酒

今回は少し冷やしていただきました。ちなみに温度帯は燗まで行けるので、どの温度帯でも美味しいくいただけるようです。
上立ち香は爽やかな甘味を感じさせます。口に含むと…山廃らしい力強さよりもまず米の旨味と甘味、そして酸味がふわっと広がり、後にどっしりさが出てきます。辛さもややあるものの、全体としては滑らかさとゆったりした味わいを醸しつつ広がりを見せ、スーッと余韻が引いていく印象で、これぞ定番の日本酒、定常酒としてふさわしい味わいです。ことさら華やかさを強調するでもなく、辛さだけを強調するでもない、こういうのこそ居酒屋の定番酒としておいてほしいですね。


値段も比較的安価なこのお酒、定番のお酒として、ぜひ飲んでいただきたいです。迷ったらこれ、みたいな。いわゆるフルーティとか華やかさはないけど、飲み飽きないお酒の筆頭ですね。

富士山が見え…なかった離れでBBQとか

週末の話、去年も泊まった、御殿場の富士山の見える宿泊地にて。が、今回は曇り時々雨、ということで富士山は残念ながら拝めず。
いつも通りホテル棟ではなく「離れ」を予約したので、BBQが出来ました。
火を点けるのも、後片付けも全部やってくれるので、こちらは焼いて食べるだけ、なので楽でいいんです。

そしてこの時期の御殿場なので、まだ夕方以降は真夏ほど暑くないので、過ごしやすいのです。これが真夏だと、BBQやっていると暑いし、繁忙期で行き帰りが激混みですし、この時期の旅行っていいんですわ。

たらふく食べて、妻と子供たちはマシュマロを焼いていました。

ワイはというと…

現場でも酒を撮っています(笑

こちらはまた別途記事として(笑

そして子供らのリクエストで、温泉入ったあとはカラオケを。

1時間マイクを離さず

なかなか家族でカラオケという時間はとれないので、たまにはこういうのも良いですね。
そんなこんなな週末でした。天気は残念だったけど、こればっかりは梅雨時期に予約したので仕方ないですね。

【山梨】ほうとうの小作に行ってきた

山梨に行ったら必ず寄るのが小作ですね。山梨で一番大きなほうとうのお店です。

小作河口湖店へ

河口湖店に行ってきました。混むので早目の時間に入るのがおすすめです。

小作はどこの店舗も広いので、結構混んでいてもそこそこ回転率は良い感じですね。
ほうとうだけでなく、馬刺しや穴子天ぷら、おざらにすいとんと、和食充実なのもよいです。山梨でお店選びに迷ったら、まずはここですね。

量は多めなので子供にはシェアがおすすめ

ほうとうは基本的にかぼちゃが入っているのと、じゃがいもに里芋など、とにかく腹にたまる具材が多いので、みんなでシェアがおすすめです。今回はかぼちゃほうとうに、鴨肉ほうとう、たこの唐揚げを頂きました。美味しかったです(^o^) 味噌仕立てで野菜多めなのでヘルシーですね。

【山梨】富士大石ハナテラスに行ってきた

週末家族旅行に行ってきました。5年前と同じ行程です。まず行ってきたのは大石公園、富士大石ハナテラスです。

大石公園にある河口湖自然生活館

ちょうどこの時期はラベンダーが見頃の時期のようです。子供たちはと言うとソフトクリームを頂いていまして。花より団子ですな。

しかし天気はどんよりでした。お陰で気温はそれほど高くなかったのが幸いでしたが。

どんより河口湖

ハナテラスだけに、様々な花が咲いていました。そして何より外国人観光客の多さ! 日本人より多い印象。コロナ禍以前は中国人観光客ばかりが目立っていたけど、今はアジア系全般(東南アジア系が多い印象)、欧米人かなと思う方々も多かったですね。

コスモスってこの時期に咲くんだね、とまあぐるっと花を見て巡ったわけですが、私、昔山梨県民だった頃、まだハナテラスはなくて、こういうのばっかり撮っていたような、ってのがテラスのお隣りにありまして。

なかなかのテイストのアパート。実はここは20年以上前から知っていまして、当時からこんな印象でしたが、今もあるとはね。そして廃墟ではなく現役です。よく見るとサッシは新し目だったりします。建物外装はリフォームしていないけど、住人は各々リフォームしている感じかな?

ハナテラス自体は、花だけでなくお店も結構充実していました。飲食店やお土産屋さんもあるんですね。
そしてもうすぐ七夕、短冊が飾られていて、お願い事を書いてみました。
私も一筆、家族のことを。


早目の時間に行ったハナテラスでしたが、11時過ぎに移動しようと駐車場に戻ったら、もうお客さんも車もわんさか、入口は大渋滞していました。午前の早目の時間がおすすめですね。

今年も家族旅行で御殿場に行ってきます

去年も行ったところに、今年も行ってきますよ。

今日の天気は曇りです。富士山は見えないかな…
5年前と同じ工程で行ってきます。

5年前息子をまだ抱っこ出来る年齢でした

娘もまだ年長でしたね。

時が経つのは早いですね

ここも今日は曇りなんだろうな…。まあでも楽しんできますよ。

富士山見えるかな…

野暮用に使用したく激安安定化電源を導入してみた

安定化電源、仕事ではKIKUSUIとか松定とかが定番だったりしますが、普段電子工作を自宅でやるわけでもなく、でも持っていると便利だよね、と中古で探したりしていましたが、そもそも国内ブランドの安定化電源は、中古であっても結構良い値段ですし、安いものはもう企業で減価償却がとうに終わったようなモデルだったり。

ということで、今回はチャイナに頼ることに。なにせ価格を調べていても安定しないAliExpressなので、自分で定めた目標閣下ウニナルトを待って、今回やっと納得の行く安値になったので買ってみました。

KUAIQU SPS-C3010

KUAIQU(なんて読むんだ?)のSPS-C3010、30V10A、最大300W出力できるみたいです。本当か…? 国内ブランドの業務用安定化電源なら安くても数万円からです。

とりあえず、動いています

それが1/10の価格ですからね。値段が値段だし、重量もたいしてないので、ノイズ面ではやや不利なスイッチング方式と思われます。
USB端子がついているのと、チャイナの安価な安定化電源で省略されがちな出力スイッチがあるのがよいです。電源オンでいきなり出力されたら事故に繋がりますから。

とりあえず出力電圧は、テスターで測った限りほぼ表示通り。あとは10Aちゃんと出せるかですけどね。


アリエクが怖ければこちらから類似品を。

【髙千代酒造】59Takachiyo 純米吟醸 森のくまさん

いつもの酒屋さんに「たかちよ」がありまして。ふと見ると、酵母がアレなので…ついつい買ってしまいました(笑

【髙千代酒造】59Takachiyo 純米吟醸 森のくまさん

「森のくまさん」は、栄光冨士でおなじみなんですが、これは実は酒米の名前だったりします。山田錦と同じで、酒米の名前を全面に出しているんですね。特徴的な名前ですし。

ラベルはずいぶんシンプルです。うっすら「たかちよ」と書かれていますね。59Takachiyoシリーズは、海外販売も意識したブランドで、新潟の酒造でありながら、あえて新潟産ではないけどポテンシャルの高い酒米を使用しているとのことです。フルーティでありながらもモダンな味わいを目指しているそうです。

【髙千代酒造】59Takachiyo 純米吟醸 森のくまさん

酵母なんですが、協会1801号なんです。これはどんなお米もフルーティになると言われているとか。とは言え、そこは酵母だけによらない酒蔵ならではの味わいになるのが日本酒の面白いところ。
酒米の森のくまさんを扁平精米で精米歩合59%なのがこのシリーズの特徴のようです。

では開栓しましょう。

薄黄色で薄濁

開栓時に少しガス感あり、ポンと開栓。
上立ち香はやや熟成したバナナ。口に含むと、どちらかと言うと青りんご系、酸味と甘味のバランスが見事で、味わいはまさに「たかちよ」ですね。わずかにプチプチとした爽快なガス感あり、後味にやや苦みと旨味が膨らみ、やや重みを伴いながらも余韻はスーッと消えていくので、フルーティ系だけど食事の味わいを邪魔しないです。
いやはやさすがとしか言いようがないです。ただ甘いだけでなく、適度に旨味と重みも持たせているので、全体バランスが良いですね。

流通量は少ないようです。見かけたらラッキーですよ。


通販は扱いが少ないですが、あるところにはあるようです。なくなる前にぜひ。

マリーゴールドの開花をタイムラプスで

先日買ったLED照明を試すべく、タイムラプス用のインターバル撮影に使ってみました。

これで夜も安心?

自然光だけで撮るのは限界があり、特に夜間は部屋の照明の影響、深夜は絵にならないと行った問題がこれで解消されるか?

別の課題が見えてきました。まず日中はLEDライトよりも外光のほうが圧倒的に強いので、LEDライトの特性は無視できますが、夜間はLEDライトの特性がモロに出ていますね。
Ra80という演色性の低さもさることながら、そもそもの色味が太陽光とは違うし、今回は露出が高すぎな感じです。LED光の時に露出オーバー気味ですね。そして彩度も出すぎているかな。

LEDライトのみの夜間は露出オーバー気味

実は今回いつもタイムラプス撮影に使っているNikon D810ではなく、D850を使っています。タイムラプス用の設定が煮詰められていなくて、ピクチャーコントロールをスタンダードにしているのも影響したようです。D810ではピクチャーコントロールはナチュラルで撮影しています。

D850は電子シャッターが使えるので、大量撮影するインターバル撮影でメカシャッターの消耗がないのが利点ですが、インターバル撮影では長期間カメラをベランダに出しっぱなしで撮影するので、今までこの手の撮影にはあまり使っていなかったのですよね。カメラの夜特性の違いも考慮しなければですね。

露出はマルチパターン測光ではなく、ハイライト重視の中央部重点測光を使うという手もありますね。色々試したいと思います。


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