現像終わったけど、ブログ書くまでに至らず…

明日かなぁ…。子供の運動会もあるし、時間とれるかな?
Nikon(旧日本光学工業)と旧海軍、及び現在の海上自衛隊のの結びつきは非常に長く、というより国産兵器の光学系の国産化を目指して設立された会社なので、当然と言えば当然ですが、現在でも、海上自衛隊の潜水艦に搭載されている光学潜望鏡はNikon製です。



上の写真は、2008年に行った海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」の退役潜水艦「あきしお」に搭載されていた光学潜望鏡で、1984年製とあります。ゆうしお型潜水艦「あきしお」は1986年に竣工していますが、その2年前に調達されたようですね。
塗装の質感や、塗装が剥がれて真鍮が見えている感じが、Nikonの初代一眼レフ、Nikon Fを彷彿とさせます。
潜水艦の潜望鏡は、潜水艦物の映画なんかでよく見かけますが、潜水艦内の発令所に設置されています。その上には、潜水艦特有のセイルがあり、潜望鏡は使用時にセイルの上に伸ばして、海中の潜水艦から会場の様子を見ることが出来ます。

潜望鏡は常に露出しているわけではなく、使用しない時は、潜水艦の艦内に格納します。潜水艦は海中に深く潜航するために、強靭な鋼の船体(耐圧殻)を持ちますが、潜望鏡が通る部分は船体に穴を開けているわけですから、ここから如何に水漏れさせないかが最大の課題でした。
光学式潜望鏡の場合、潜望鏡を格納しても、ある程度の光学系は長さを必要とするため、格納時は発令所より下の部分まで格納スペースを必要とします。
これが光学式潜望鏡長年のデメリットでした。内部に複雑な光学系とミラーがあるため、格納スペースを要しました。
上の写真で分かるように、潜望鏡の筒は船体の下まであるのがわかります。
しかし、スチルカメラの世界と同様に、近年は潜望鏡のデジタル化、ミラーレス化がなされています。
21世紀に入って、電子潜望鏡とよばれる、デジタルカメラや赤外線などの各種センサを搭載した潜望鏡が登場しました。これらは筒の上部にカメラやセンサが搭載されているため、従来の潜望鏡のようにミラーはなく、潜望鏡で見た画像は艦内のモニタに表示可能です。このため、耐圧殻を光学系が貫通する必要もなくなっています。デジタルなので、映像をデータに残すことも可能です。
もっとも、従来の光学潜望鏡も、カメラを取り付けてデータを残すことは可能ですが。
海上自衛隊では、1世代前のそうりゅう型から、従来の光学潜望鏡(Nikon製の13m光学潜望鏡B型改5)にプラスして、電子潜望鏡として、英タレス社製CMO10を三菱電機がライセンス生産した非貫通式潜望鏡1型を搭載しています。
そして最新の潜水艦たいげい型では、ついに光学式潜望鏡はなくなり、非貫通式潜望鏡1型改1にプラスして、三菱電機製(光学系はNikon製)の光学センサA型が採用されています。主契約は三菱電機のようですが、光学系はNikonのようですね。
国産の電子潜望鏡が英国製より良ければ、次の世代では搭載品が変わるでしょうね。
これでラスト。午後3時過ぎに上がった3SQ、周りのギャラリーは降りを見ずに早々に消えてしまい、自分一人。ファントムラストの頃を考えると…
自分も帰ろうか悩んだけど、せっかくなので降りも見ることに。
ちょっと遠いけどいい捻りだ! これを午前中に反対側から順光で撮りたかったな~。撮影ポジションはいつも悩みます。以前ほどの頻度では来れないし、安牌でつまらない写真になってしまうか、一か八かに賭けるか、難しいですよね。(そして安牌を選びがち)
そして6機の帰投。
























ロクヨンのレンズの重量をずしりと感じ、披露しつつ本日の撮影は終了。やっぱり軽いレンズ欲しいな。悩ましいです。レンズも替えると、Zのボディももう1台欲しい…。Z 8? Z 6IIIの噂もちらほら聞こえてきます。Z 9のサブ機としては、Z 7IIもZ 6IIも動態撮影には性能不足な気がするので、普段遣い兼用のボディ、もう1台欲しいですね。
そうすれば、一眼レフはD850のみを残して、D810は引退させられるのですけどね。
写真の編集がなかなか進まず…。1日空けてしまいましたが、続きです。
さて午後にやっと上がった3SQが戻ってきました。
おっ、21Rに降りてくるとな!? 多分、色々あったために、撮影するコチラにとっては嬉しいウエストランディングです。






あれ、帰りの経路がいつもと違うな? 奥で工事している関係かな?








エアブレーキ、アラハン前で畳む機体あれば、そのままの機体もあり。ただ、反転してハンガーに向かう時点では畳んでいますね。








561号機はドラッグシュートを展開、ちょうど目の前で切り離す瞬間を見ることが出来ました。切り離したドラッグシュートは回収してきれいに畳みます。







途中から雲が多くなって、ライティング的には残念な結果に。まあそれはそれ…ってことでもうちょっと続きます。
仕事が休みのなので、前回のリベンジ、ということで出向いた百里基地。横田基地も色々あったので迷ったけど、時間的に間に合わなかったので、こっちで正解だったかな?


午前、動きなし。
ファントムが退役し、3SQのF-2になってから、月曜の午前中は飛ばないことが多いようです。月曜だしねw
ところで、珍しく浜松の第41教育飛行隊のT-400が飛んでいました。
41FTSQは2021年に美保基地から浜松基地に移動しています。今まであまり見かけたことのないT-400、百里で見られる機会も増えるかな?
T-400は、ビーチジェット400を導入したものですが、元を正せばそのビーチジェット400は、三菱MU-300なわけで、日本が設計した機体が、販売が振るわず、ビーチに買い取られてから売れだした、という何とも皮肉な機体。三菱はこの頃から販売が下手だったということです。そら三菱スペースジェットもダメになるわけですね。
午後、やっと3SQに動きあり。ラジオも入っていよいよです。


















夏らしく雲がモクモクですが、この暗い雲が入ったほうが、F-2の洋上迷彩が生えますね。



T-4も上がりますが、F-2Aは1機降りてきました。何かあったようですが、まあそういうこともあります。機械だもの。大事にならなくて良かったです。
そしてもう1機のT-4はチェッカー柄の第31教育飛行隊の機体でした。こちらも浜松基地なので、T-400とともに百里に訓練に来たのかな?
今回、Nikon Z 9のFW2.1で、小さな被写体のAF追従性向上があり、これが初めての撮影でしたが、確かにオートエリアAFでもかなり遠方からの捕捉率が上がったように思います。ただ、背景がゴチャゴチャしていると、引っ張られることもあり、自分は航空機撮影ではZ 9のFn3ボタンに「ダイナミック9点+AF-ON」を割り当てているので、これに切り替えて対処しています。このカスタムで、外すことはほぼなくなりました。
続く…
今回でラスト~。
ということで、動画メインで撮ってしまいましたが、パパっと見るならやっぱりスチルなんだよね~。
Z 9で動画を撮っていたけど、D850にはAF-S 200-500mmを着けていたので、これもいくつか撮りました。










救難飛行展示は動画メインでしたが、合間にスチルでも撮影。やっぱりスチルのほうが楽しいな。動画は時々気が向いたら、くらいが良いのかな。
帰投の準備中の写真もいくつか。








いや~天気が良かったので暑かった。そして日焼け止め塗ったけど、かなり日焼してしまいました。
どちらかというと黒くなるより真っ赤になるタイプなので、日焼けはなるべくしたくないです。シミになるしね。

ということで、これにて終了。
館山航空基地の門をくぐってすぐのところにある保存展示機を撮って帰りました。














やっぱりHSS-2Bシーキングが印象深いです。高校生だった頃、初めて体験搭乗で乗ったヘリコプターで、内部は立って歩けるくらい広く、後継機のSH-60Jシーホークより内部が広く快適でした。アメリカの大統領専用ヘリが、導入から半世紀以上を経て未だこのVH-3Dシーキングであるのも、後継機とされたVH-60Nシーホークの内部が狭く主力になれなかったのは大きいでしょうね。
特に、HSS-2の最終型B型は、ディッピングソナーやソノブイ、ESM、MADが改善され、対潜哨戒ヘリとして単独でのオペレーション能力が高く、日本の対潜能力向上に寄与した機体でもあります。対潜装備を外した輸送型のS-61Aは、砕氷艦「しらせ」(先代)に搭載されていました。
そして、HSS-2Bの後継機であるSH-60Jも今や展示機になる時代ですか…。今はロービジ塗装となってグレーの機体ですが、SH-60J全盛期の頃の白とグレー塗装が今となっては懐かしいですね。SH-60Jも、今ではK型が主力となり、100機以上生産された機体も今や十数機しか現役機は残っていませんが、K型や更に後継のL型の配備計画が予算の関係で進まず、もう数年は現役のはずです。
とまあ色々と思いを巡らせつつ、最後に寄り道しました。
元々、ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022(館山航空基地一般開放)は、「たてやま海まちフェスタ2022」のイベントの1つという位置づけで、他にも様々な場所で展示がありましたが、館山航空基地の隣の館山港で、海上自衛隊の特務艇「はしだて」(ASY-91)の公開展示も行われていました。
前年ながら、タッチの差で見学時間を過ぎてしまったので、外観を見るだけでした。
横須賀に配備されているので、YOKOSUKA軍港めぐりでも見ることができる機会はあるものの、近くで見るのはそうないので、じっくり観察。







迎賓が目的の船ですが、災害派遣にも対応しています。次見学できる機会があれば、ぜひ中を見てみたいです。
この後、渚の駅たてやままでえっちらおっちら歩いて、バスに乗ってイオンタウン館山の駐車場まで移送後、おみやげを買いに、車でまた渚の駅に戻りました
ところが、渚の駅の外から海を眺めていたら、特務艇「はしだて」が後退しながら出港している様子が見えました。ちょっと得した気分です。


館山から自宅までは、大渋滞で4時間以上かかってしまいました。どっと疲れました。次回はもっと飛行展示がたくさんあるとよいな~。
おしまい!
飛行展示は救難飛行のみだったので、13時にはボチボチ帰宅者も出てきました。ここからまたゆっくり地上展示を見てきました。
格納庫での主力哨戒ヘリSH-60Kの展示。














現在は哨戒機、という名称ですが、元々は対潜哨戒機と言う名の通り、潜水艦の探知と攻撃を行う機体です。しかし、水上艦の探知や攻撃、救難など、用途は多岐にわたることから、現在は「対潜」の名称が外れています。
主兵装はMk.46魚雷または97式魚雷、AGM-114MヘルファイアIIミサイル(対水上艦用)で、ソノブイやAN/ASQ-81 MAD(磁気探知)、ディッピングソナーで潜水艦の探知を行う他、逆合成開口レーダー(ISAR)のHPS-105Bにて水上艦やシースキマーミサイルの探知も行います。赤外線探査装置(FLIR)による探索やヘルファイアミサイルのレーザー誘導も行います。
米海軍のMH-60Rと双璧をなす機体ですね。
最近はミニチュア艦艇を自作して展示するのが流行りなのかな?








結構凝っていて、エレベーターや主砲などが電動で可動します。なぜか関係ないフィギュアもw
よく出来ていますね。
14時以降、ゲスト機が帰投するということで、その前に残りを見ていきましょう。
AH-1Sもまだまだ頑張っています」。









ここは千葉県だけど、何故か千葉ではなく神奈川県警察のBK117C-2。




さすが川崎重工のお膝元だけに、川崎重工のBK117C-2です。BK117は、ドイツのメのメッサーシュミット・ベルコウ・ブローム(MBB)(開発当時)と80年代に共同開発した機体で、改良を重ねつつ現在も販売されています。世界中で採用されているベストセラーヘリコプターで、米陸軍も汎用ヘリUH-72A/Bとして採用しています。
14時、展示機エリアの制限が入り、柵が設けられ、いよいよ帰投です。各機準備してエンジンスタートです。



帰投の様子は全て、Nikon Z 9の動画撮影にて。かなり長いので、適当に飛ばしながら動画をどうぞ。
さて上の動画から切り出した画像がこちらです。






レンズをZ 24-200mmか、AF-S 200-500mmにするか、悩むところでしたが、焦点距離的に両者の間をよく使いそう…ということで、今回はZ 24-200mmをDXクロップし、ProRes 422 4K60pで撮影して編集しています。ISO感度をオートにしていたら、感度が上がってしまったため、少しノイジーですが、解像力は流石に4Kなので、ブログサイズでも十分な解像力です。8Kは今のところ不要ですね。カード容量がいくらあっても足りないですし。
今回、メインのPROGRADE COBALT 325GBのカードは動画撮りまくったら一杯になってしまいました。いやはや、動画撮りは大変ですね。
ProRes 422だとRAWでなくてもかなり綺麗です。後はヘリコプター撮影に合わせたシャッター速度の調整が課題です。NDフィルタは必須ですね。
微妙に続く…。
飛行展示が少ないので、ゆっくり地上展示機を見てまわったヘリコプターフェスティバル。

混んでいないので、のんびりとした雰囲気。たまにはこういうのもいいね。









掃海具を降ろして飛行しながら掃海するヘリコプターMCH-101。かつては西側最大のMH-53Eでしたが、それより小さいとは、近くで見ると大型ですね。
イギリスなどでは対潜哨戒機として使用されているのも、この機体規模の大きさで対戦機材が積みやすいのだと思います。
ただこれを艦載ヘリとするとなると、一般的なフリゲイト艦では結構きつそうな。イギリスでは23型フリゲイトにも搭載実績はあるようですが、普段はSH-60Kより小型のリンクスがメインのようですね。
かつてのHSS-2シーキングより大きいです。




着々と数を増やしつつある海上保安庁のEP225LP シュペルピューマ(スーパーピューマ)Mk2、機体規模が大きく、海保のしきしまやあきつしま、れいめいといった大型巡視船の搭載機として数を増やしつつあります。
日本では消防庁も導入していて、民間型も含め、多く存在するヘリです。
今回は、SH-60Kが1機のみの展示飛行だったので、動画で撮ってみました。Nikon Z 9 + NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを使って、PrpRes 422 4K60pで撮影して編集してみました。
色々失敗、どうしても画面が傾いてしまうとか、ピーカンでシャッタースピードが上がってしまうので、NDフィルタを使用すべきだったとか、外部マイクを忘れたとか、反省点が多いです。後手持ちはやっぱりきつい。ガチで撮るには三脚も必要ですね。
普段スチルメインなので、遊んでみたけど、まだまだ勉強が必要ですね。
離陸~救難飛行~シャワー洗浄と言った流れを動画にしてみました。
動画編集難しい。Youtuberすごいわ~って思いますね。
続く…