「日本酒」カテゴリーアーカイブ

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

去年妻がいたく気に入ってリピートしたお酒です。これが期間限定実験酒、ということで、その後手にれることができず、実験酒故に復活するかもわからない…と思っていたら、たまたま行った酒店にありました!

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

メインのゴリラのラベルは昨年と同じですが、上に貼られているラベルは、「低アル特濃」で、低アルを強調していますね。このお酒のアピールどころがそこってことなんですよね。特に若い人、女性に向けた感じがします。一升瓶は初見にはハードルが高いけど、飲食店にあったら頼みたい、という風になるとよいのですが。

というわけで、2022年も発売してくれたこのお酒、島崎酒造の酒蔵の売店自体にもないお酒が、何故か東京の有名酒店で買えたわけですが、店主いわく、数が出ないので特約店にしか卸していないのだと思う、だそうです。このお店が特約店で良かった!

【島崎酒造】東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒

去年とスペックはほぼ同じです。去年は日本酒度-63、今回は-65です。いずれにしろ、水に対して比重が相当あるということです。特濃たる所以です。
日本酒度が低いから激甘というわけではありませんが、甘口には違いないです。

酵母や酒米の情報はありませんが、東力士の島﨑酒造だけに、アレを使っているのかな?と勘ぐってしまいますが、まあそれは置いておきましょう。

トロットロで真っ白

もう瓶の中で澱が固まっています。ゆっくり瓶をまわして撹拌して注ぎます。トロトロ~

上立ち香はあまりないですが、ほのかに甘い米の香り。
口に含むと、濃厚なトロトロですが、去年より若干酸味は抑えられていますね。ヨーグルトドリンクまではいかず、今回は甘酒っぽい米の甘みと膨らみが大きいです。もちろん酸味も適度にあり、後味に苦味も若干の辛さもあるので、不思議と飲み飽きないですね。甘いのにバランスが絶妙です。

スイスイ飲めてしまう低アルコールですが、それでも9%あるので、飲み過ぎ注意です。あっという間になくなりますので、一升瓶がおすすめのお酒です。

【秋鹿酒造】秋鹿 多酸酵母使用 純米酒 槽搾直汲

大阪の秋鹿酒造。そういえば大阪のお酒って、意外と飲んだことがない。これは東京のお酒もそうですが、大都市のある都道府県のお酒って、案外地元以外に粒子内お酒が多い気がします。
こちらは自分にとって初めての「秋鹿」です。

【秋鹿酒造】秋鹿 多酸酵母使用 純米酒 槽搾直汲(2022年1月上槽)

なぜ買ったかというと、自分の大好き酸味の多い日本酒だったからです。
多酸酵母使用(協会28号)という、あまり見ない酵母で、平成5年より実用化された「リンゴ酸高生産多酸酵母」というもののようです。
検索すると、この「秋鹿」がトップに出てくるので、この酒造が多く使っているっぽいですね。

酒造自体はHPを持っていないようですが、大阪ではメジャーな酒蔵なようで、現在は自社田を持ち、まさにワインで言うテロワールのような酒作りを行っているようです。

酒米は、自社田の無農薬・無化学肥料で育てた山田錦を100%使用し、精米歩合70%とあまり削っていません。
速醸酛とあるように、乳酸添加である点は、ごく一般的な製法です。同酒蔵は、生酛のお酒もあるようで、ここは作り方を分けているようですね。
日本酒度は-8、酸度は4.0とかなり高めです。一般に、酸度が高いと絡めのお酒になると言われていますが、実際の味覚上では、必ずスもスペックの遠折に感じないのが日本酒の面白いところです。
アルコール度数はほんのすこし低い15度。

ほんのり黄色

上立ち香は爽やかな青りんごを思わせる感触。冷酒で口に含むと、おおお、これは酸味と旨味のハーモニーだ!
酸度が高いので淡麗で辛口? いやいや逆でした。どちらかと芳醇な旨味もあります。まずはりんごらしい酸味がありますが、そこに米の甘みがほんのりとのってきます。辛さは程よく有りますが、酸味が主体となるため、あまり辛さを感じません(個人的に)。
酸味も酸っぱい!と言う感じではなく、果実のような甘みと絡むので、心地よい酸味です。

とても気に入りました。すぐ無くなりそう。同酒蔵のお酒も、もっと買ってみたいな~。

【髙千代酒造】豊醇無盡 たかちよ とこなつむすめ 扁平精米 無ろ過生酒

サイボクの帰りに立ち寄った酒屋さん。

本当に酒屋があるの!?と言う感じの場所に突如として存在する、素敵な酒屋さんでした。マツザキは、新宿店(東京の新宿ではなく川越市新宿町)に行ったことがありますが、中福本店は初めてでした。とても綺麗で素敵なお店でした。

買ってきたのがこちら。

【髙千代酒造】豊醇無盡 たかちよ とこなつむすめ 扁平精米 無ろ過生酒

久々だぜ「たかちよ」。新潟は南魚沼、まさに米どころのお酒です。
写真はかなり減ってしまっていますが、最初に撮った写真がピンボケだったので、後日撮ったものです。実は後述する悲劇により、この量に…

扁平精米とは、通常米は削ることでどんどん丸に近づきますが、本来米の形は縦長です。その縦長の両端に雑味の原因となる部分があるため、その部分のみを削ることにより、他をあまり削らず(磨かず)に精米する方法です。これはかなり手間がかかるようですが、従来の吟醸・大吟醸では大幅に削っていた米のムダを無くしています。

アルコール度数は、夏酒らしくやや控えめな15度、その他酒米や酵母に関する情報はなし。バーコードが徳利のデザインになっているのが素敵です。

ほんのり黄色

上立ち香は、まさに新鮮なバナナ。まだ完熟していないバナナです。口に含むと、やっぱりバナナ系でした! 芳醇なバナナのような甘みと若々しい酸味、そしてあとに来る程よい苦味。バナナジュースです。ごく僅かにプチプチ感あり。どうやらそういうコンセプトらしいので、まさにコンセプト通りのお酒ですね。
決してさっぱり系ではないものの、適度な青青しい苦味があるために、芳醇な割に後味スッキリです。

なお、2,3日経過すると、やや甘みが後退しますが、それはそれで良いバランスになります。うん、美味しいぞ!

悲劇! 横倒し厳禁なのに倒した末路

実はラベルにある「横倒し厳禁」は、後になって知りました。
一般家庭では、冷蔵保管のお酒、四合瓶ならともかく、一升瓶を立てて保管は、他の食材調味料があるので、なかなか難しい。
我が家でも、開栓後横倒しで冷蔵保管していたら…翌日悲劇!
どうやら冷蔵庫内で栓が飛んでしまったらしく、冷蔵庫内がたかちよで水浸し! まだ開栓初日だったので、その大半が流出する結果に…。

あまりガス感はなかったので、そこまでなると思っていませんでしたが、やはり瓶の横倒し保管は良くないですね。これ故、生酒の一升瓶は難しいのですよね、一般家庭では。

ということで、恐らく1L以上を流してしまいました…。妻より、専用冷蔵庫買ったらとのの話もあり、色々物を整理してスペースを開け、将来的に立てて保管できるレマコムを買いたいと思います。

ついにレマコムかぁ…

ぼちぼち外飲み解禁 【黒龍酒造】黒龍 夏しぼり

昔一緒に仕事をしていた親会社の方(現在はその会社を辞めてフリーター中)と、久しぶりに飲んできました。
今は全く別業界にいるので、そのへんのお話やら、ミリタリーなお話やらをしてきて楽しかったな。

ただ、コロナ感染者が減ったとは言え、狭い店内だと、やっぱり気にはなりますね。感染対策、お店によって全然違います。色々考えさせられますね。

【黒龍酒造】黒龍 夏しぼり

基本、安居酒屋なので、お酒もそれなりのしかありませんが、日本酒は一応銘柄物もあるので店員に確認して、その中から頼んだのが、写真の黒龍の夏しぼり
5月から出荷のお酒です。

【黒龍酒造】黒龍 夏しぼり

スマホで撮ったので、よく見たらボケてるわ…。SONYが2024年にスマホカメラの”画質”が一眼カメラを超える、何て言っているけど、大丈夫かな?

それはともかく、黒龍、酒米は福井県産の五百万石、精米歩合は55%、アルコール度数は少し高めの17度です。
上立ち香はフルーティですが、口に含むとキリリと辛さもあり、それでいてマスカットのようなジューシーさもあり、そして後味はスパッと切れます。
切れの良さは、夏酒にピッタリの印象ですね。
久しぶりに黒龍を飲みましたが、大人な味ですね~。呑み飽きないタイプのお酒です。

ってことで、外飲み、今度はもう少し静かなお店がいいな~。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 神の穂 2021 純米吟醸

購入したのは1月、しばらく置いておいたお酒を、ついに開栓します。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 神の穂 2021 純米吟醸

三重県といえば作(ZAKU)です。大好きなブランドですが、なかなか手に入りません。こちらは正規取扱店にたまたまあったものを購入。
もったいなくてしばらく置いてありました。
日本酒好きならご存知でしょうが、作(ZAKU)ブランドのお酒は、品質変化の大きい生酒は一切出さず、すべて火入れとなっています。火入れ酒は、熱により酵素の働きを止めるため、生酒のような、時間の経過や温度変化による味自体の変化を抑えることが出来ます。
しかし、生酒の魅力である若々しいフレッシュな味、というのが出にくいのですが、作(ZAKU)は火入れ酒でありながら、フレッシュな感覚を残しているお酒です。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 神の穂 2021 純米吟醸

「神の穂」の名前は、使用する酒米に由来します。2007年に登場した新しい銘柄です。精米歩合は55%の純米吟醸、アルコール度数は一般的な16度です。

作にしては少し薄黄色みがかっているお酒

常温保管していましたが、飲む前に冷蔵庫で冷やしてから開栓。
上立ち香は、何て爽やかでフルーティな吟醸香でしょう! 口に含むと、マスカットのような膨らみのある甘みと酸味、そしてその後に来るちょっと大人びた苦味によるハーモニーが素晴らしい。そしてスーッと引いていく。後味も良いです。今まで飲んだ玄乃智や穂乃智とはテイストが違います。
確かに作(ZAKU)らしいフレッシュな感覚もありつつ、少し熟成した苦味が織りなす落ち着きが、この神の穂2021の持ち味です。

口に入れてから飲み干すまでの調和がなんと美しい! これを火入れ酒で実現しているのだから、物凄い技術です。

うん、やっぱり作(ZAKU)は鉄板の酒です。飲み飽きないし、常に新たな提案もある。
お酒解禁の若者に最初に飲んで欲しい日本酒の1つです。ほんと、飲み放題の安酒の日本酒ってなんなの?ってなるくらい別物ですから。

【島崎酒造】東力士 爽快 夏にごり

執筆時点では、まだネット通販では買えませんが、こちらもGW休みに島崎酒造で買ってきたお酒になります。

【島崎酒造】東力士 爽快 夏にごり

まだ夏ではないけど、2022年度最初の夏にごりです。
ひまわりのラベルに、爽やかな青い瓶。そして濁りです。いいですねぇ。

【島崎酒造】東力士 爽快 夏にごり

昨年は、なぜか一升瓶と300ml瓶のみの販売で、売れ筋と思われる四合瓶(720ml)がなかったようですが、今年は四合瓶もあるようですね。

ラベルにおける情報量はとても少なく、酒米も酵母の種類も、精米歩合も書かれていません。そして久しぶりのアル添(醸造アルコール添加)のお酒です。
アルコール度数は、夏酒らしく低めの12度以上13度未満に抑えられています。

澱が絡んで爽やかなお酒

冷やしていただきました。上立ち香は少なく、醸造アルコールらしいエタノールは少し感じますかね。

口に含むと、お?かなり穏やかです。思ったより最初に甘みは来ないですね。後からじわじわと、柔らかな甘味が出ます。穏やかな酸味とありましたが、どちらかというと酸味よりも苦味が上回っていますね。うーん、爽快と書かれている割には、もう少し酸味は欲しいですね。
酸味がもう少し経てば、穏やかな甘味とのバランスが良くなりそうです。ちょっと惜しいお酒だな。

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

GWに栃木県の島崎酒造で買ってきたお酒シリーズ(?)
こちらはどうくつ酒蔵で購入したお酒です。HPにも情報はないので、どうくつ酒蔵専売のお酒なのかな?

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

このお酒、東力士ブランドでも屈指の情報の少なさ(笑)
どうくつ熟成は、島崎酒造のウリの1つで、「熟露枯」は同社の熟成酒イチオシのお酒ですが。この「どうくつ熟成酒」は東力士ブランドで、しかもHPには掲載されていません。どの程度熟成させたのかな?

【島崎酒造】東力士純米吟醸 どうくつ熟成酒

ラベルも情報は少なく、酒米は非公開、アルコール度数は15~16度未満と僅かに控えめ、精米歩合60%とあるのみです。
ま、スペックで酒の味は決まりません。早速開けてみましょう。

熟露枯よりは薄い色だけど黄色みがかっている

上立ち香はやや控えめ。常温で口に含むと、ふわっと甘みが広がるけど、あくまで穏やかです。熟成酒らしいカラメルのような甘さは、熟露枯シリーズほどではないため、ある意味クセは少なめで飲みやすいですね。熟成期間は熟露枯シリーズほどは長くとっていないということでしょうね。甘みの後に程よい酸味と苦味が広がります。余韻はそこそこ続くほうかな?
熟成酒、と言う響きからすると、もう少し熟成感がほしい気もしますが、あくまでも一定期間洞窟で熟成させたお酒、と言う位置づけでしょう。

通販でも買えないお酒のようなので、ぜひ栃木県の那須烏山方面へお越しの際は、島崎酒造のどうくつ酒蔵へ寄ってみてはいかがでしょうか?

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

栃木県は島崎酒造のどうくつ酒蔵で購入したお酒です。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

山廃仕込みの純米酒を、令和2年に仕込み、上槽したものを、タンクにて240日貯蔵の後、瓶詰めしてどうくつ酒蔵で貯蔵したお酒「熟露枯(うろこ)」です。
どうくつ酒蔵の平均気温は10℃、真夏で16℃、真冬で4℃とのこと。この季節による温度変化が複雑な熟成を形成させるとのことです。

貯蔵期間は1年半程度ですかね。

【島崎酒造】洞窟低温熟成酒 熟露枯(うろこ) 山廃純米酒 R2BY

酒米は非公開。酵母はAZ-5、初めて聞く酵母ですが、島崎酒造のオリジナル? 原酒なので、アルコール度数は17~18度と少し高め。日本酒度も+2.5と少し辛口か。出荷時期で変わるようですね。

保管温度は10℃以下が理想、ということで、今回は冷蔵庫で保管からの開栓です。

熟成酒らしい茶色がかった黄色

熟成期間は1年半程度とそれほど長くはないですが、色味はいかにも熟成酒、冷えた状態ですが、上立ち香からも、カラメルっぽい熟成酒らしい香りを感じます。

口に含むと…冷酒ですが、しっかりとした味わい。もっと長い熟成期間のお酒ほどではなく、長期熟成酒と一般のお酒の中間、と言う当たり前のことですが、ライトな熟成酒ということでは、熟成酒入門にピッタリ。これを飲んで熟成酒が好きかそうでないか、と言う基準になりそうです。
スペック上の日本酒度は少し高めですが、ことさら辛さを感じさせず、熟成酒ならではの円熟した甘味と酸味に、程よく辛さが出ている程度なので、熟成酒というジャンルの中では、かなり飲みやすい部類でしょう。

温度が高くなるにつれ、甘みが濃厚になりますが、濃すぎると言うほどではなく、バランスの良さを保っています。

この熟露枯シリーズの大吟醸ビンテージも1本買ってみたので、今度はその比較もしてみたいですね。

【島崎酒造】東力士 純米吟醸生原酒 山田錦W酵母仕込 無濾過おりがすみ

GWに行ってきた、栃木県の島崎酒造で買ってきたお酒です。

【島崎酒造】東力士 純米吟醸生原酒 山田錦W酵母仕込 無濾過おりがすみ

ラベルにあるように、酒米の定番である「山田錦」を使っていますが、2種類の酵母を使ったW酵母仕込、というのが最大の特徴です。

【島崎酒造】東力士 純米吟醸生原酒 山田錦W酵母仕込 無濾過おりがすみ

山田錦を精米歩合55%とした純米吟醸ですが、酵母は2種類を使用しています。

M-310は、後述の小川酵母を突然変異させたもので、ラベルにある通り華やかな香りとまろやかな味わいが特徴ということです。小川酵母を開発した明利酒類の所在地である茨城県水戸市の水戸のM、310は水戸市の郵便番号から取ったものだそうです。

小川酵母は、いわゆる協会系10号とも言われている酵母で、明利酒類の元副社長だった小川博士が開発した酵母であることから、明利小川酵母、あるいは小川酵母と呼ばれているものです。ラベルにあるように、りんごや洋梨のような上品で穏やかな香り…だそうです。

その他のスペックとしては、アルコール度数17~18度、酸度1.4、日本酒度は-3となっています。

淡黄色で澱は案外少ない

開戦して注ぐと、上立ち香は確かに華やかな香りです。この手の華やか系のお酒は久々ですね。
冷酒でいただきましたが、口に含むと、たしかに洋梨を連想させるまろやかな甘味と酸味です。角がないですね。そして、華やかな乖離から連想させるほど、甘味も強くはなく、まろやかさが基調となっています。続いて果実らしい酸味を伴い、後味は少し辛さも出て、スーッと消えていく感じです。
上品な甘みですね。ぐっと前に出る感じではなく、ふんわりと洋梨の甘みが持続しつつ、辛さも程々にあるため、呑み飽きないです。
冷酒がおすすめのようですが、少し常温に近くなった辺りが、個人的にバランスが取れていると思いました。

生原酒なので、アルコール度数はわずかに高めですが、辛すぎず、とにかく上品さが際立ちました。
なかなかのお酒です。あまり時間はかけず、開栓後は早めのほうが良さそうです。数日経過後は辛さが前に出てきたので、バランスとしては、開栓直後から2,3日までが良さそうですね。

【島崎酒造】東力士 にごり活性生原酒

栃木県は那須烏山の島崎酒造を訪れて買ってきたお酒第1弾。
妻の実家での開栓、外部フラッシュがない撮影なので、写真はいまいちなのはご勘弁ください。

【島崎酒造】東力士 にごり活性生原酒

出た! ふき出し注意です。栓にガス抜き穴が開いているタイプになります。
このお酒のすごいところは、アルコール度数が19度以上20℃未満と、一般的な日本酒よりも高めです。生原酒故に加水していない上に、醸造アルコール添加なので、よりアルコール度数が高くなっているようです。
日本酒度-8、酒米や精米歩合は非公開です。

【島崎酒造】東力士 にごり活性生原酒

開栓時は、よく冷やした上で慎重にゆっくりと開栓。

あれ…

あれれ…

何事もなく開栓出来ました。プシュというガス感もありません。栓にガス抜き穴があるので、吹き出すことはなかったようです。
が、これは状況によりけりなので、たまたま大丈夫だった、という感じですね。

とろっとろの米感たっぷり

どぶろくに近い印象です。香りは華やかという感じではありませんが、バナナのような芳醇な香りです。
口に含むと、ガス感は殆ど無いですね。ごく僅かに感じる程度です。濃厚かつ芳醇なバナナ系ですが、割と後味に苦味を残しますね。
そして、原酒な上にアル添とあって、冷やしているにも関わらず、喉がカッと熱くなるアルコール度数の高さを感じさせます。
冷酒なのに、体は温まるという不思議な感覚。
味わい深いし、芳醇な甘さがあるのに、後半苦味やアルコールで熱くなる感覚もあり、何とも面白いお酒です。

でもやっぱり、去年飲んだゴリララベルの「ニゴリ」も飲みたいですね。こちらはアルコール度数が高いので、ぐいぐい呑むと、あとから来ます。
でもこれはこれで旨いです。