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ダメ写真はLuminar 3で救済できるのか?

写真撮っていると、誰しもが経験する「映えない写真」
構図はトリミングする以外救済しようがないですが、色やコントラスト、これは最近のソフトウェアの能力で、何とかなるかも。

というコンセプトなのかな? Luminar。
先日無償提供されたLuminar 3ですが、果たしてダメ写真は救済できるのか?

家から飛行機を撮っていますが、天候、時間、飛行機の高度、いろいろな要素が重なります。殆どの写真は、ただの記録写真、映えないものばかりですね。まあ、半分は、外で撮影ができないことで、望遠レンズを振り回す腕を落とさないためのリハビリみたいな感覚で撮っているわけですが…

撮って出し、霞がかっていてイマイチ…

これは撮って出しのある1枚。青空と雲はあれど、微妙に霞がかってしまっています。NikonのCapture NX-Dで、頑張ってコントラスト、彩度、明瞭度を上げて、まあ多少はなんとかなるかな…と言う感じですが、そこまでして救済したいか、というほどの写真でもないしね。
ではここで、Luminar3に頼ってみましょう。

個人的には、Mistic Landが好みかな? 無理やりコントラストと彩度を上げたようなAerial AI Enhancerも、もう少し調整すれば不自然さはなくなりそうです。

Aerial AI Enhancerをベースに調整してみたが…

で、調整してみたけど、なんでしょう、あと一歩で不自然さが残りますね。無理やりなんとかした感は、如何ともし難い。

やはり、弄るにしろ、ベースがしっかりしていないとダメだなぁと思った次第。

あれですよ、ファミリーカーをどんなにカリカリにチューニングしても、スポーツカーにはならないのと同じことですかね。

SKYLUM Luminar 3が無償公開されたので早速インストールしてみた

数日前ですが、Twitterにこんな情報がありました。

マジですか!

Luminarといえば、RAW現像・画像編集ソフトの中でも、積極的に画像を改ざんするソフト、いやレタッチソフトとして有名です。プリセットの画像変換で、簡単にイメージを変えられるというのが売りです。
最新のLuminar 4では、例えばAIにより背景の空を変えると言った、AIを駆使したソフトになっています。

AIスカイリプレースメント(SkylumのHPより)

驚くべきことに、AIで空を変えられるのです。ここまで来ると、写真とは何かを考えさせられますが、そういう時代になっているということです。
インスタ映えで需要があるのでしょうね。いい悪いは別として、そういう事ができるということです。

今回無償公開されたLuminar 3は、そこまで強力なAIツールはないもの、いくつかのAIツールと、プリセットのレタッチで、簡単に写真を編集可能です。


というわけで、早速インストールしてみました。いつまで無償公開されているのかわかりませんので、気になった方はお早めに。そして、インストール方法と、無償シリアルコードの取得方法は、YOUのデジタルマニアックスさんのHPを御覧ください。

Luminar 3の起動画面

割と起動までは重たいソフトです。初回は画像フォルダを指定すると、カタログファイルを生成するため、少々お時間がかかります。

また、カタログファイル作成後の起動でも、パッとは起動しないです。私の溜めている画像が多すぎるのか、はたまたソフト自体が重いのか。かなりメモリは食うソフトのようで、最低8GBのメモリは必要ですが、8GBでは足りないでしょう。
参考までに、PhotoshopやらNikon純正ビュアーソフトやらを同時立ち上げして編集していると、OSや他のソフト込みですが、平気で20GBくらいはメモリを使用します。
メインメモリは、32GBあったほうが無難です。

画像編集は、RAWだけでなくJPGであっても適用されます。JPGもRAW現像しているかのように、スライダーの調整で効果が変わってきます。なかなか面白いソフトです。


プリセット適用だけでも割と遊べる

RAWだけでなくJPG画像も調整可能

この写真は、先日お散歩中に撮った「チンチンボーイの銅像」で、JPG撮影ですが、RAW画像と同様に各種パラメータの調整が可能です。

個別調整も可能ですが、プリセットがいくつも入っていて、画像下にプレビューで効果が表示されます。ただ、このプリセット表示、少々表示に時間がかかりますが…。

さてJPG撮って出しの画像はこちらです。

JPG撮って出しの「チンチンボーイ銅像」

これを、Luminar 3のプリセットを適用すると…

30種類以上のプリセット全ては紹介できないので、4つ適用してみましたが、どれを選べばよいのやら…。こういうのって、プリセットが多いほど、悩んでしまう質なもので、どれが正解なんてのがないですからね。

わかりやすいインスタ映え的な画像は、彩度とコントラストマシマシの、Aeral AI Enhancerでしょうね。

各プリセットは、その適用率をスライドバーで変更できます。0%で適用なしのノーマル状態です。また、フィルタは個別に調整や追加も可能です。

右側の編集を選択した状態で、「フィルタを加える」をクリックすると、様々なフィルタが表示されるので、それをクリックすることで、フィルタを個別に追加可能です。また、逆にフィルタを消すことも可能です。パラメータも調整可能。

プリセットはお気軽に、細かく調整したければフィルタ追加、というように、お手軽にも細かくもできます。この辺り、作り方が上手いソフトだなと思います。必要なときだけ、フィルタを選べて調整すればよいですし。


太陽を追加する

新しいLuminar 4では、空を全く別物に変えてしまうというのは先に紹介しましたが、Luminar 3はそこまでではないものの、改竄(笑)する機能があります。なんともわかりやすいというか、いかにもな合成です。

もうここまで来ると、あからさますぎて笑っちゃいますね。
実際にこんな感じで太陽を入れたとしても、こうはなりませんよね…と言う典型的な例です。あんなふうに光芒は出ないですが、こういうポスターとかありそうですよね。というか警視庁さん、ヘリコプターパイロット募集ポスターに採用してください(笑)

ちなみに、太陽の位置や大きさなど、各種パラメータは調整可能なので、わざとらしくなく合成できる…かもしれません。
まあ、こういう写真って、Luminarで追加しました、って書かないと、逆に恥ずかしくて載せられないな…。


もちろん、悪いことばかりでなく、印象的な写真を作るという意味では、かなり使えるソフトと言って良いです。これ本当に無償でいいのというくらい優れています。Google時代にNik Collectionが無償公開されていましたが、あれに匹敵すると言っていいでしょうし、使い勝手は明らかにLuminarのほうが簡単です。

Landscape B&W + 明瞭度 + ドラマチック

赤外線写真っぽく仕上げてみました。モノクロの場合、黒はより黒く、白はより白く、ようはハッキリとした絵は、パッと見の印象は良いですね。

ドラマチック+ ラディエンス

こちらはプリセットは使わずに、マニュアルでフィルタを適用してみました。もう少し柔らかく仕上げても良かったかな。とにかくなんでも出来ることで、逆に使い手を惑わす…そんなソフトでもあります。


ともあれ、無償で提供してくれたのは本当にありがたいです。気に入ったら、Luminar 4の購入にもつながるでしょう。

お安く買った東芝のCFカードのベンチマーク

新しいメモリカードを買ったら必ず試してみるベンチマークテストのお時間です。

昨日のブログに載せた、ケンコー・トキナーオンラインショップの在庫処分セールで買った東芝のCFカードEXCERIA、スペックは読み出し速度150MB/s、書き込み速度120MB/sのUDMA7仕様となります。

仕様としてはUDMA7ですから、CFカードとしては最速スペックになります。ちなみに、D810でメインで使用しているCFカード、Extreme Proは読み出し速度160MB/s、書き込み速度は150MB/sで、東芝EXCERIAを上回ります。

ということで、両者をベンチマークで比較してみました。

性能はなかなか拮抗していますね。ちゃんとほぼスペック通りの性能が出ています。特に読み出し速度は、両者拮抗していますね。書き込み速度で若干の差が出ていて、ここはSanDiskがやや速くなっていますが、実用上はそれほど差は出ないでしょうね。

カードリーダーはオウルテックのOWL-CR6U3で、UDMA7に対応しています。


Amazonは在庫切れのようです(執筆時点)。

ついでに、同時購入の東芝のSDカードもベンチマークとってみました。こちらは、スペックが読み出し30MB/sと大したことはありません。10年以上前のハイスペックなCFカードより劣りますし、正直これより高性能なSDカードは今やたくさんあるので、あえて買うまでもなかったのですが、ま、ポイントも溜まっていたので実質タダみたいなものでしたので。

東芝SDカード(UHS-I U1) 30MB/sのスペックを上回る読み出し速度

こちらもきっちりスペック通り、読み出しについては、カードに記載されている30MB/sを上回り、40MB/sに迫ります。とは言え、書き込みはUHS-I規格のスピードクラスU1の最低保証の10MB/s通りで、今の視点で見ると 遅いカードです。

同じ東芝でも、D810で使っているFlashAirの64GBモデルはスピードクラスU3で、書き込み速度は80MB/s(理論値)です。


そのうち、CFExpressカードが普及すると、XQDカードも在庫処分するかな?

わずか数百円で、メモリーカード2枚を手に入れた

3月は各企業決算期になります。そんなわけで、この時期は在庫処分の特売も多いんですね。

数日前、Twitterを見ていたら、ケンコー・トキナーの在庫処分セールで、メモリーカードがお安くなっているのを発見! その投稿を見たのが、投稿されてから8時間後だったので、買えるかなと思いながら、HPで確認して、すぐにポチりました。

東芝ブランドのSDカードとCFカード

SDカードは700円、お買い得かと言えばそれほどでもないけど、東芝ブランドであること、そしてカーナビのドライブレコーダで使っているメモリが、壊れてはいないけどそろそろ更新時期というのもあって購入。ドライブレコーダ用なので、それほど書き込み速度も求めていないですし、30MB/sという早くはない読み込み速度も問題なしです。

それより特価だったのがCFカード。UDMA7対応の64GBカード、なんと1枚1,000円! たったの1,000円! なんとか買えましたが、その後売り切れになりました。

CFカードも、今や対応する手持ちのカメラはD810だけですし、元々SanDiskのExtreme ProのUDMA7対応の64GBを使っていますし、今更な感じですが、たった1,000円だし、予備として持っておいて良いかなと思いまして。ちなみに、SanDiskの64GBは、購入当時2万円近くしたような…

Amazonの価格を見ても、同じ東芝やSanDisk、今でも8~9千円台ですから、相当お買い得でしたね。

実は128GBも1,300円で出ていたのですが、これは瞬殺されたようで、買えませんでした。

もっとも、今メインカメラをD850としているので、D810で64GBのカードを目いっぱいになるまで撮るシチュエーションがないので、64GBで十分です。

本題、なぜ数百円?

で、なぜ数百円だったか、合計で1,700円じゃないのか?ということですが、1000円分のポイントと、170円のクーポンを使い、送料もネコポスで無料だったので、2枚の合計価格は値引きされて数百円、ということになりました(笑

ま、それだけの記事ですw

とにかく決算期の今は、アンテナを張ることが大切ですね。

Ubuntu Studio19.10をインストール

かれこれ14年前に購入したノートPC、DELL XPS M1210ですが、未だ現役です。
メモリは購入時の512MBから4GBへ、CPUはCeleron MからCore2 Duo T7200へ、HDDもSSDに改装しています。無線LANも11gまでだったのを、11n対応のカードに改装。もうこれ以上ないくらいに改装しています。

OSも、購入時のWindows XPから7を経て、Windows10までインストールしていましたが、さすがにWindows10は重すぎたので、Ubuntu Studio 16.04を導入して、PCオーディオ専用機として使用していました。

が、ここ最近ゆっくり音楽を聞く機会もなく、放置していたら、いつの間にかメジャーアップデートをそのままでは出来ない状況になったので、現在最新の19.10をダウンロードしてインストールすることに。何事もクリーンインストールが良いです。

Ubuntu Studio 19.10インストール

このPCは、14年も前のものなので、USBメモリからはインストールが難しいので、素直にDVD-RWにイメージを焼いてからインストールしました。USBメモリからのインストールに慣れると、時間かかりますね…。

無事インストール完了。

Ubuntu Studio 19.10インストール直後のデスクトップ


Ubuntu Studioは、文字通りUbuntuベースで、マルチメディアに特化したバージョンで、低レイテンシが売りでしたが、今はベースのUbuntuも良くなったとの話なので、あえてUbuntu Studioを使うメリットは小さいとの話も聞きますが、なんとなく素のUbuntuを使うより通っぽいでしょw

再生ソフトは定番のAudacious

Ubuntuでは定番の再生ソフト、Audaciousを使用します。表示もシンプルですし、操作も簡単です。

出力プラグインはALSAを使用

出力プラグインは、「ALSA出力」に設定。標準では「PalseAudio」に設定されていますが、ALSAは1つのオーディオ出力が使えるのは1つのアプリのみ、ということで、割り込みで他の音源が入ってくることがないのと、低レイテンシというのが特徴だそうです。

バッファーサイズはもう少し削りたいのですが、今は無線LAN接続ゆえ、デフォルトの500msです。様子を見ながらもう少し設定を詰めてみたいです。

ALSA出力の設定で、iFi Micro iDSDを選択

オーディオデバイスは、1世代前のモデルとなるiFiのMicro iDSDを使用しているので、そちらを選択します。この設定にしないと、DSD音源の再生ができません。

古いアンプ(Pioneer M-90a)、古い業務用トリニトロン(PVM-9220)、古いパソコンが並ぶオーディオ機材。

docomo版Xperia 1(SO-03L)のAndroid10提供開始

表題の通り、docomo版のXperia 1 (SO-03L)のAndroid10の提供が開始されました。

Xperia 1 SO-03L Android10提供開始
ソフトウェアアップデートの通知

これまで、購入時からAndroid9が搭載されていたXperia 1、2019年10月にAndroid10へのアップデートの予定が発表されたものの、その後中々提供されませんでした。

今年に入り、グローバル版やau版、ソフトバンク版のXperia 1にはAndroid10の提供が開始されたものの、不具合が多発して、一時的に提供中止になった経緯があります。

docomoは、こうした問題を慎重に見極めていたのか、はたまた開発段階でdocomo版にも不具合が出ることを認知していたのか、auやソフトバンクのように、Android10を1月に提供することはなく、発表から既に4ヶ月経過した2月19日に、やっと提供が開始されました。

インストールは十数分で完了。Xperia XZ以前のスマホでは、Androidのバージョンアップでは30分程度かかっていたのを考えると、かなり早くなりましたね。

Andoroid10に無事アップデート完了

1日使ってみた限り、特に不具合はない感じです。使い勝手も大きく変わるところはありません。ソフトも大方、事前にAndroid10対応のアップデートがなされているので、今の所は、使っていて問題があるアプリは、自分が使う範囲ではなさそうな感じでした。

Android10になり、ダークテーマが使えるようになったのが良いですね。

Xperia 1 SO-03Lは、自発光の有機ELディスプレイなので、ダークテーマを使えば、ごく僅かながらディスプレイの消費電力を抑えることが出来ます。

液晶ディスプレイは、バックライトで裏側から光を当てているため、黒の画面でも液晶で光を遮っているだけで、バックライトは点灯しているので、消費電力は白でも黒でもほぼ変わりません。むしろ、黒のしたほうが液晶に電荷をかけているので電力消費します(と言っても僅かですが)。

自発光の有機ELは、その点光っていなければ電力消費を抑えられます。もちろん液晶であっても、ダークテーマは眩しさを抑制するので、夜間の使用には良いですね。

対応アプリ(画像はGmail)であれば、アプリ内でもダークテーマが使える

上のようなGmailアプリなど、対応アプリでもダークテーマが使えます。
すべてのアプリで使えるわけではないですが、メーラーのように文字主体なら、ダークテーマは中々良い感じです。

docomo版Xperia 1 SO-03Lは既に販売終了

今回のアップデートでわかったのですが、docomo版のXperia 1は、既に販売終了していたのですね。auとSoftBank版は、執筆時点で販売中です。価格的にはディスプレイもハイスペック過ぎ、値段も高すぎて、その後出たXperia 5のほうがコスパ的にも良かったからでしょうね。正直、スマホサイズで4Kパネルは違いがわからないですし。

私のように白ロムスマホを使いたい向きには、docomo版がよく、auやSoftBank版は敬遠されがちなので、白ロムも、両者は安く手に入ります。私は必須なので買いませんが、おサイフケータイFelicaが必要なければ、海外版という手もあります。

SONYも、上位機のSIMフリー版スマホ、出さないかな…

Yahoo!ボックス 事実上のサービス終了

スマホの写真や動画などのデータバックアップ、実家への写真共有に使用しているYahoo!ボックスが、事実上のサービス終了のようです。

Yahoo!ボックスはこのたび、近年のスマートフォン利用者増加によるストレージ利用環境の変化を受け、提供サービスの見直しを行うこととなりました。それに伴い誠に勝手ではございますが、Yahoo!ボックスはお客様からお預かりしているファイルの読み出し専用ウェブサイトとなります。

https://info-box.yahoo.co.jp/promotion/organize.html

2020年6月より、フォルダの新規共有やフォルダ、ファイルの新規公開ができなくなり、9月からはファイルアップロードや編集も不可能となり、これまでアップロードしたファイルの閲覧のみとなります。
つまり、事実上のサービス終了と見て良いでしょう。

Yahoo!からの代替サービスなし

Yahoo!からは、有料会員であっても代替サービスはないとのことで、ストレージサービスを維持できないということになります。
今後閲覧のみとなりますが、それもいつまで維持できるかは不透明です。恐らく、将来的にはサービス全体が終了に向かうと思われます。

他社の代替サービスは?

現在、Yamaroは、Yahoo!ボックスを含む3つのストレージサービスを使っています。

1つはGoogleフォトです。Googleフォトは、無償プランであれば、

  • 写真の保存枚数無制限(最大1600万画素の写真)
  • 動画の保存無制限(mp4・movなど、1ファイル10GBまで対応 、最大1080p) ※10GB超のファイルはバックアップされない
  • 無料の無制限保存

となります。静止画にしろ動画にしろ、無償プランでは圧縮された上での保存となります。
静止画は1600万画素を超えるファイルは、1600万画素に縮小されます。最も一般的には、1600万画素あれば鑑賞には十分耐えうる解像度なので、この点についてはあまり問題ないでしょう。

問題は動画、最大で1080pの解像度で、ビットレートもかなり圧縮されます。4K動画も、2K(1080p)に解像度を落とされることになります。

Yahoo!ボックスは、1ファイル10GB以内であれば、動画は無圧縮で保存されていたので、Googleフォトはこの点は残念です。

一方、Amazon Photosも、プライム会員なのでストレージとして使用していますが、こちらは静止画はRAWデータも含めて無圧縮の容量無制限で保存できますが、動画ファイルはアップロードすると、ストレージ領域を消費してしまうため、事実上静止画のみのバックアップです。

容量の大きい動画は自分で保存するしかない?

結論としては、Yahoo!ボックス終了に伴い、動画に関しては、最低限のバックアップという意味では、Googleフォトで良いでしょうが、オリジナルデータは自分で管理しなければならないということですね。

ただでさえ4K動画は容量を食いますし、既に8K動画の足音も聞こえ始めている昨今、バックアップストレージの悩みは尽きませんね。

【個人的メモ】WordPressでのAmazonアフェリエイトの貼り方

去年の11月より、試験導入し、2020年より本格始動のWordPress版当ブログ、試行錯誤しながら、自分の書きやすく、そして見やすい環境を模索中です。

今回はAmazonのアフェリエイトの貼り付け方の話です。プラグインで貼っている方にはあまり関係ないですが、プラグイン入れずに貼る方法です。

うちみたいな弱小ブログの場合、大した収入にはならないのですが、それでもここのサーバーとドメインのために、年間いくらかは払っていますので、多少なりともその足しになれば、と思っております。もちろん、事前にAmazonのアフェリエイトに登録が条件です。

例えば、以下の商品のリンクを貼りたい場合…

上に表示されるAmazonアソシエイトツールバーから、リンク作成の「テキスト」「画像」「テキストと画像」のいずれかを選択するのですが…

「テキスト」の場合は、単純なリンクなのですが、デフォルトでは埋め込みができません。

テキストリンクをコピーして…
テキストリンクを貼り付けるだけでは埋め込み不可能

「このコンテンツは埋め込むことができません。」と表示されます。なので、単純にハイパーリンクでしか貼れません。

https://amzn.to/39CnKDy

これでは見栄え的もいまいちですね。

次に「画像」。こちらはHTMLタグを貼るだけです。

カスタムHTMLを選択して貼り付けるだけです。

ただ、商品の画像のみとなるため、画像引用するだけなら良いですが、商品説明や価格は表示されません。

最後に「テキストと画像」。これが本題です。

これも単純にカスタムHTMLに貼り付けるだけ…と思うと、そのままではエラーになる場合があります。

HTMLの中身を見ると…

そのまま貼れないので、秀丸に貼り付けていますが、2行目のsrc=”//rcm-fe.amazon… のままだと、そのまま貼り付けけてもエラーになる場合があります。

その際は、 src=”https://rcm-fe.amazon… と言った具合に”https:”を追記してあげると、うまく貼れます。

これだと右寄りなので、タグの最初に<center>を、タグの後ろにも</center>を入力すれば、中央に貼れます。

当ブログも、アサブロ時代から、自分が良いと思った商品は紹介してきましたので、こちらでも同様に紹介したいと思います。

なにせ、アサブロは、HTMLで書こうとすると、画像を貼り付けるのが面倒だったので、これが当たり前にできるのは、やっと時代に追いついたかなと思っております。

後は魅力的な文章を書ければ…なかなか難しいですよね。


ところで…CFExpressカード、執筆時点(2020年1月5日)ではAmazonではProGradeしかなく、その他のサイトではSanDiskがありますが、まだSONYは販売されていません。

対応機種も、Nikon Z 6/7のみで、しかも現時点ではSONY製のみ対応となっています。実際にはProGradeは使えるようで、メーカーも公言していますが、SanDiskはまだ使えないようです。XQDとCFExpress、互換性があるとは言え、現時点では相性など結構面倒な感じですね。Nikon Dシリーズで対応するのはもう少し先でしょうか?

手持ちのNikon D850は、XQDカード1枚しか持っていないので、もう1枚はCFExpressカードにしたいと思っていますが、対応ファームウェア、現状を見るともう少し時間がかかりそうですね。

サイバーナビZH09CSをスマホ経由でスマートループに接続する

【追記】2022年11月3日にCobaltBlue3が起動できなくなり、Google Playでもインストール出来ないようです

車ネタが続きますが、ご容赦を。

嫁車エスティマに装着しているナビは、carrozzeriaのサイバーナビAVIC-ZH09CSという、2011年モデルの古いものを使っています。

起動や検索が超絶遅い、挙句の果てには検索など負荷が大きいと勝手に落ちて再起動するなど、そろそろガタが来ている感じですが、地図の更新もまだ可能ですし、壊れるまでは使いたいかなと。

さて本題ですが、このナビは、carrozzeriaのナビでは十年以上前からおなじみの、渋滞情報やCDDBなど情報取得できる、スマートループを搭載しています。専用の通信モジュールND-DC1で、docomoの3G回線でデータを取得しますが、docomoの3G回線は2026年3月で終了します。まだ6年あるわけですが、専用のUIMカード(SIMカード)であるND-DC1の契約が昨年末で切れたため、これを機にスマホ経由に切り替えようと思います。

しかし、2011年のサイバーナビですから、現行サイバーナビのように、WiFiにつながるでもなく、当時はまだスマホも普及しだした頃で、ガラケーからダイヤルアップまたはBluetoothで通信するようになっています。

当然もうガラケーの時代ではないですし、かといってDUN(Dial-up Networking Profile) はほとんどのスマホで非対応です。

CobaltBlue3のインストール

そこで出番となるのが、AndroidスマホにDUNを追加するアプリ、CobaltBlue3です。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.cane.android.cobaltblue3&hl=ja

早速インストールしてみました。

CobaltBlue(画像は課金済みの状態)

未課金状態でも接続できますが、1回通信が終わる毎にOFFの設定となります。スマホやナビによって相性があるようなので、必ず最初に接続できるのが確認できたら、課金しましょう(*^^*)


サイバーナビ側の設定

ナビ側は、一度スマホとのBluetooth接続を削除し、CobaltBlue3が起動した状態で、再度ナビとペアリングを行い、CobaltBlue3のスイッチをONにします。

ペアリングが済んだら、Bluetoothの設定からマニュアル設定で、接続先を設定します。うちはスマホは格安SIMのBIC SIM(IIJmio)を使用していますので、IIJmioのAPNの設定を入れています。

マニュアル設定画面までたどり着いたら、以下の項目をそれぞれ設定します。

接続先名称IIJmioここは分かりやすいよう任意の名前でOK
接続先電話番号*99***1#CIDの番号(ここでは#の前の1)は任意でよいようですが、この番号でだめなら*99***2#~ *99***9#まで試してみてください
IDmio@iij使用している回線業者から指定されたIDを入れてください ※回線によっては未入力でOKの場合もあります
パスワードiij 使用している回線から指定されたIDを入れてください ※回線によっては未入力でOKの場合もあります
プライマリDNS未入力DNS(Domain Name Server)を指定したい場合は入力 ※通常は未入力でOK
セカンダリDNS未入力上記と同様
Proxyサーバー未入力回線業者から指定されている場合は入力 ※通常は未入力でOK

これで準備OKです。あとは、Bluetooth経由で、ナビが自動的にダイヤルアップ通信を開始します。

スマホはSONYのXperia 1(SO-03L)ですが、無事通信できました。

ただうちの環境では、通信を開始してから実際にデータが落ちてくるまではかなり時間がかかりました。

例えば、 通信モジュールND-DC1 では1分程度位でスマートループの情報取得をしていたのが、CobaltBlue3経由では数分以上かかってしまいます。通信できることはできるのですが、相当時間がかかってしまう状況です。

とは言え、2年契約で¥13,200もするUIMカードを更新するくらいなら、全然安上がりです。

【追記】Bluetoothオーディオとの併用は注意が必要

これは懸念していたことですが、CobaltBlue3がONの状態だと、同じスマホからBluetooth Audioを使用する際に、接続エラーが出てしまいます。

AV機器との接続に失敗しました。AV機器から接続を開始してください。

このような表示が出て接続できない場合は、一度、CobaltBlue3のスイッチをOFF→スマホのBluetoothをOFF→スマホのBluetoothを再度ON→Bluetooth Audioが通常接続・再生されることを確認→CobaltBlue3のスイッチをON にすることで、Bluetoothオーディオでスマホから再生しながら、CobaltBlue経由でスマートループデータの取得が可能となります。

少し面倒な手順を踏む必要がありますが、イレギュラーな使い方なので、多少の不便は仕方ないでしょうね。