今年もベランダから富士山を撮りました。
上の写真は大幅トリミングしたものです。16:9になっているのは動画用に切り出したためです。
元の映像はこれだけ引いているんですよ。
この撮影に使用しているNikon D810は、メカシャッターでこれだけ撮っています。
シャッター耐久は公称20万回ですが、もうまもなくその3倍になります。
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今年もベランダから富士山を撮りました。
上の写真は大幅トリミングしたものです。16:9になっているのは動画用に切り出したためです。
元の映像はこれだけ引いているんですよ。
この撮影に使用しているNikon D810は、メカシャッターでこれだけ撮っています。
シャッター耐久は公称20万回ですが、もうまもなくその3倍になります。
昔から場所として走っている酒蔵、でも買うようになったのはこの1年という、何ともったいないことをしていたという、百里基地撮影の帰りに買って帰りたいお酒、廣瀬商店の直売所(中は事務所ですが…)で買ってきたお酒です。
「ピュア茨城」シリーズらしいです。これの火入れバージョンは、廣瀬商店のHPにも記載されていますが、自分も最初火入れ版を買おうと思ったんですよ。
これ火入れですか?と尋ねると、火入れもありますが、今冷蔵庫に入っている生酒版もありますよ、とのことで、せっかくなので生酒版を買ってみました。
大きく「ひたち錦」と書かれている通り、茨城県産で開発された酒米のひたち錦を使用し、これまた茨城県で開発された小川酵母を使用、水は筑波山水系と、全てが茨城県。
最近はそうしたお酒は、ワインと同様オシャレに「テロワール」と称する日本酒も増えてきましたが、こちらはあくまで「ピュア茨城」。こちらはプロジェクトとしてこの名称を使っているようですね。
精米歩合は60%、アルコール度数16度以上と、生原酒ながら、スペックとしては標準的な純米酒です。
冷やしていただきました。上立ち香は爽やかなですがスーッと通る吟醸香。
口に含むと…ふわっと広がる米の甘み、酸味は比較的少なめです。そして後から原酒らしい、割りとガツンとくるアタック、でもその後は余韻を残しつつ穏やかに引いていきますね。芳醇系な味わいですが、後味はさっぱりとしています。飲みだしの芳醇な印象からすると、最後はサラリとしているので、飲み飽きないですね。
食中酒として、煮魚あたりが合いそうです。
せっかく生酒版を楽しめたので、次は火入れを買ってみたいと思います。
このヘッドフォン、いつ購入したかなと思ったら、もう9年以上前でしたね。
あれから9年、まだ1度もイヤーパッドを交換していませんでしたが、流石に9年、純正パッドは加水分解が始まっていて、先日久しぶりに使ったら、パッドの表面がポロポロ剥がれてきましたので、交換パッドを注文しました。
純正パッドは細かいシワが入ったあたりが柔らかいタイプで、個人的にこれはこれで嫌いではないのですが、サード品だともう少し張りのある合成表皮のものもあり、今回はそういうタイプをチョイスしてみました。
純正パッドも左右合わせて2千円強で購入できるので、純正かサードかは好みに合わせてで良いともいます。
純正パッドを外したら、思った以上にボロボロでした。サード品は結構しっかりした印象です。
新しいイヤーパッド、なんだか別物のヘッドフォンに見えてしまいますね。コシはしっかりしています。
ただ、個人的に純正の少しフニャフニャな表皮のあたりのほうが好きかも。使っていくうちに馴染んていくとは思いますが、次は純正品かなぁ。
1 NIKKOR全般の持病である、絞りが動かないトラブルが再発してしまった1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6。メーカー修理も終了し、中古もほぼ同じ症状のレンズしかない。なので自力修理しようと思い、絞りユニットをAliExpressで購入し届きました。
修理は冬休みの課題にしようと思っていたのですが、目の前に部品があると、早く直したくてしょうがない!となりまして、ついつい手を出してしまいました。

使った道具は、帯電防止ピンセット、+00番の精密ドライバー、ディズニーランドで買ってきたお土産の缶の蓋(部品受け)です。
※注意! ここからは分解工程の写真です。分解後、正常に戻せる保証はどこにもありません! 参考にならないかもしれません、全ては自己責任です。


2. 金属マウントを止めているネジを外してマウントを取り外します。このとき電子接点もくっついて来ますが、先に電子接点とマウントを止めているネジを外したほうが良かったです(反省点)。電子接点から伸びているFPCもコネクタから抜きます。


3. シムシートと透明な絶縁シート?を外します(載っかっているだけ)


4. 黒い線が締結されているネジを外し、3つのFPCをコネクタから抜きます。基板を止めている2つのネジを外して基板を取り外します。さらに金属プレートのネジを外し、外装のネジを3本外して、外装リングを抜き取ります



5. ズームリングのゴムローレットを外します


6. ズームリングのテープを外して接点プレートを止めているネジを外し、接点プレートを取り外します。更にレンズ正面側の化粧リングを外します(ネジロック剤がついているので硬めです)


7. ズームリングを引き抜きます ※このとき外れているFPCやFPCについている金属プレートが引っかからないよう注意


8. カムを止めているネジを外し、金属カラー?を抜き取り、カムの部品を抜き取ります ※このときスプリングとガイド部品が脱落するので、必ずトレイの上で作業しましょう


9. 落ちてきた部品、ここともう1箇所ネジ締結していない部分にスプリングと金属ガイド部品に入っていたっぽいです。復元時に忘れずに入れておきましょう。
ここではスプリングも抜いておきます。


10. 内部のユニットを引き抜き、鏡胴と前玉の部品と分離させます


11. 外したユニット横にある金属プレートを締結しているネジ2本を外し、写真のようにモータがフリーの状態にします。これがフォーカシングのためのSTMのようですね
12. ネジ3本を外して中玉のハウジングを抜き取ります


13. 写真のFPCを止めているネジを外し、FPCを取り出します。接着剤がついているので、ゆっくりと引っ張り剥がします


14. 引き剥がした先にあるFPCの中継コネクタの黒いラッチを持ち上げて、FPCを引き抜きます ※ラッチを上げずにFPCを無理やり引き抜かないこと


15. 裏返して、ネジ3本を外してプレートを取り外します


16. フォーカスレンズを取り外すと、絞りユニットが見えました! 絞りユニットを止めているネジを外しておきます


17. 写真左側のFPCの白コネクタの黒いラッチを上げて、FPCを引き抜きます。あとはFPCを絞りのモータ側に追いやって、絞りユニットを外します
※このとき、金属プレート付きのFPCもうまく穴の奥に追いやってください


18. 外れた絞りユニットには、更にFPCが中継コネクタ経由でついているため、黒ラッチを上げて取り外します。しかもFPCがモータ側に接着されているので、ゆっくりじわっと剥がします


以上で絞りユニット単体まで分離できました。いや結構部品が細かくてしんどい!
私は普段仕事でこのサイズのネジやFPCなど扱っているので慣れていますが、そうでないとFPCのコネクタからの抜き差しはけっこう大変かもしれません。
FPCは斜め刺しで接点不良になりやすく、また経年すると接点が潰れて接触抵抗が増えてしまいます。
AliExpressで買った絞りユニットは、取り外したものと瓜二つで、純正部品なんですかね? これが手に入ってしまう中国恐るべし。その他のカメラの部品も何でも手に入っちゃいますからね、リバースエンジニアリングなのか、実際の修理部品の横流しなのか知りませんが…
復元は逆手順ですが、手順9で脱落した部品を入れるのを忘れずに。入れ方はコツが要りますが、半分程度入れてスプリングと金属部品が落ちないよう支えながらもう1つを入れる(文章で伝えづらい!)やり方で何とかなりました。
さて何とか復元しました。
ネジも余っていないぜ(笑) コツとしては、初めてバラす場合は、外した順番にネジや部品を並べる、これが一番間違いがないです。可能であれば細かく分けられたトレイを使えば、順番に部品を並べて混ざらなくて済みます。
基板もあるので、帯電しにくいプラ製でもカーボンなどを含有する導電バットや、ステンレスバットをおすすめしたいです。
さて絞りは…


ハイ作動しています! いや~ここまでやって直らなかったらちょっと悲しかったので、悲しまずに済みました。
さて、外した絞りユニットですが、絞りの機械的不具合はなさそうです。モータを外して、絞りだけの状態でちゃんと絞りが開閉することを確認。
この部品単体でも売られている、モータの先に着いている白い小さなギヤですが…
ここが変形して絞り側のギヤと噛み合っていない不具合が多いとされていますが、ぱっと見は大丈夫そうに見えます。
とはいえ直径2mm程度しかないギヤ、よく見ると変形があるかもしれません。時間があれば、ベローズを使って数倍で撮影してみたいと思います。
先日、妻が久しぶりにNikon 1を持ち出したら、なんだか画面が暗いと言います。レンズは1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6、ああまさかね…とか思いながら、絞り設定を変えてみましたが…絞りが動いていない。
ああ、また壊れたか…。そう、1 NIKKORは絞り不具合の発生率が高く、以前はNikonは無料で修理受付していました。
前回修理から3年半、再発です。結局修理も単純に従来と同じ部品のまま交換しているだけで、根本的な構造的欠陥は直っていなかったのでしょうね。
すでに1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は生産完了から10年近く経過し、修理受付も終了しています。
1 NIKKOR は小型故に絞りの構造に無理があるのか、絞りを駆動させるギヤの破損、絞り羽根の機械的破損、FPC(フレキシブルプリント配線)の接触不良の事例が多いようです。
いずれにしろ、部品交換による対処療法しかないです。ということで部品検索すると、AliExpressに出てくる出てくる(笑)

元々1 NIKKORもほぼMade in Chinaですからね、修理用部品の純正品なのか互換品なのか、何でもありますね。そりゃ世界一の製造大国、模倣天国(リバースエンジニアリング)です。
とりあえず修理もダメ元です。1 NIKKORは構造が細く華奢なので、ハードルは高そうですが、絞りユニット自体も千円前後で買えるので、今回はギヤだけとかではなく、絞りユニットを買ってみました。
注文から2週間ほどで届きました。
実はAliExpressは初めてでしたが、Amazonで買って中国から届くのと、流れ的には同じですね。国内ではヤマトの関西空港小口オペレーションセンターに入り、そこから発送さていました。それにしても、チャイナからの箱ってテープでグルグル巻き、箱が雨などで崩れないようにしているのでしょうけど、開けづらいです。
中身はこれ。

細かいな~。モータも小さいです。正直、こりゃ壊れるよなぁ…という作りです。
交換作業自体は正月休み位に行うつもりですが、早く手を付けたい気も。が、色々調べて実際の1 NIKKOR 10-30mmを分解する動画を見つけましたが(案外見つからない)、いやぁ正直難易度高そうです。部品紛失に注意ですね。
うわぁ、部品が細かくて転がしたら見つからなそうです。
動画はあまり画質が良くなく見づらいのが難点ですが、参考にしてみようと思います。
上手く行く確率は五分五分かなぁ…
購入し10年近く経過したスキャナ、EPSON GT-X970のキャリブレーション、SSD更新でWindows 11を新規インストールし直したので、せっかくこのタイミングなので再度実施しました。
あまりマニュアル化されていないスキャナのキャリブレーションですが、2014年にやり方の記事は書いていますが、今回はバンドルソフトのi1Scanner(現在はi1Profilerに統合)のインストール方法とともに、改めて書き直したいと思います。
まず、EPSON GT-X970のバンドルソフトだったi1Scannerは、スキャナのキャリブレーションソフトと、キャリブレーション用のMONACO社製反射原稿用の5X7インチチャートと透過原稿用の4X5インチチャートが付属しています。
付属のi1Scannerは2012年のソフトで古く、CDで提供されています。10年前はそれが当たり前でしたが、今やダウンロードが基本です。
i1Scannerの最新版は、xriteのサポートページが非常見見づらく、しかも出てこないという…。ググったほうが早かったです。
最新版はこちらにありました。
まずはこのi1Scannerをインストールします。すると、インストール過程でシリアルナンバーの入力を求められるので、スキャナ付属のi1Scannerのシリアルナンバーを入力します。
これで、i1Scannerがアクティベートされて、この後インストールするi1ProfilerのSnannerキャリブレーションの項目も有効となります。
単純にi1Profilerを先にインストールしても、Scannerのキャリブレーションを有効にさせる手段がないため(もしあったらコメント欄で教えてください)、i1Scanner→i1Profilerの順にインストールとなります。


i1Scannerに付属している、MONACO社製のキャリブレーションチャートをスキャンします。フィルムスキャン用の透過原稿用と、反射原稿用2種類があるので、それぞれをスキャンします。
まずは透過原稿から。GT-X970に付属している4X5インチフィルムスキャン用のホルダに、透過原稿用チャートをセットします。
EPSONスキャンを起動して、プロフェッショナルモードに設定します。スキャン時の設定は以下のとおりです。

保存フルファイルの拡張子はTIFF形式(.tif)を指定します。
同様に反射原稿もスキャンします。

こちらもTIFF形式の画像で保存します。
以上でキャリブレーション用の画像の保存が完了しました。
i1Profilerを起動し、スキャナ→基本プロファイル作成をクリックします。
まずは透過原稿用のプロファイルを作成します。ターゲットタイプから「X-Rite透過4X5」を選択します

次に、黒い画面のi1ProfilerヘルプのXをクリックして閉じます。すると画像をロードが表示されるので、クリックします。

ここで、予めスキャンしておいたファイルを指定します。透過原稿と反射原稿のファイルを間違え内容注意しましょう。

ファイルを選択すると、スキャンした画像が読み込まれると同時に、チャートの各カラーを認識している緑色の枠が表示されます。。

右下の次へををクリックします。

上の画像のように黄色の枠でチャートの日付が表示されるので、これに合致する基準ファイルを選択します。左上の基準値ファイルをロードをクリックします。

手持ちのチャートはMONT 45:2014:01とあるので、ファイルはMONT45.2014.01,txtを選択します。

ファイルがロードできたら、右下の次へをクリックします。

これでプロファイルが作成されるので、ファイル名は適当にわかりやすいものに変更して、プロファイルを保存をクリックします。
ICCプロファイルのバージョンは「バージョン2(規定)」のままにしておきます。EPSON Scanはバージョン4をサポートしていないとのことです。
以上でプロファイルの作成は終了。
同様に、反射原稿のプロファイルも作成します。ターゲットタイプを「X-Rite(反射)」にし、それ以外のやり方は透過原稿と同じです。

ただ、なぜか200dpiでスキャンしろと書いてあるのに、こんなエラーが出ます。

これは以前から改善されていないソフトのバグです。200dpiのスキャンでOKです。実際は300dpiの画像を読み込ませると、このあと手動で四隅のクロップマークをクリックしても、チャートをうまく拾ってくれません。
また、私の手持ちの反射原稿のチャートは、何故かデフォルトで基準ファイルの合致する日付がありません。
もし合致する日付がない場合は、Monaco IT8 リファレンスファイルをダウンロードして、以下に解凍したファイルを入れておきます。
反射原稿用基準ファイル:C:\ProgramData\X-Rite\i1Profiler\ScannerReferenceFiles\Monaco_Reflective (MONR*)
透過原稿用基準ファイル:C:\ProgramData\X-Rite\i1Profiler\ScannerReferenceFiles\Monaco_Transmissive (MONT45*)
以上で、キャリブレーションしたプロファイルの作成は完了です。
EPSON Scanを起動し、プロフェッショナルモードにします。一番下にある「環境設定」をクリックします。

環境設定の「カラー」タブをクリックします。

ICMを選択し、ソース(スキャナ)をEPSON標準から、透過原稿用と反射原稿用、それぞれスキャンする原稿に合わせて選択します。
これでキャリブレーションしたプロファイルを使ってスキャンできます。
なお、ターゲットは「モニタRGB」「sRGB」「AdobeRGB」が選択できますが、一般にはsRGBを、また広色域でカラープロファイルを適切に扱える環境が整っているのであれば、AdobeRGBを選択します。
以上で、キャリブレーションしたプロファイルを使ってスキャンする準備が整いました。
GT-X970導入時は、Windows7 64bit環境でしたが、Windows10を経てWindows11でも同様にスキャンを行えます。
執筆現在、新品でフィルムスキャン(透過原稿スキャン)が出来るフラットベットスキャナは、GT-X970の後継モデルでハイエンドのGT-X980と、ミドルクラスのGT-X830しかありませんが、GT-X830は現時点で在庫限りとなっているようなので、ハイエンドでなくてもお気軽にフィルムスキャンしたい場合は、GT-X830を早めに導入したほうが無難でしょう。画質も十分です。
Amazonのブラックフライデーで割引になっていたので、KIOXIA EXCERIA PRO 2TBのM.2 SSDを買ってみました。


今メインのSSDは、ADATA XPG GAMMIX S70 BLADEの1TBで、読み書き速度のスペックとしては、むしろこちらのほうが今回買ったEXCERIA PROよりわずかに速いのですが、Lightroomのカタログファイル置き場&動画編集用のサブのSSDが7年前に購入した古いPlextorの256GBしかないので、さすがに動画編集で容量不足というのもありました。今回はむしろサブSSDの更新のためですね。
それにしても、2年半経過して、2TBのSSDも半額になりましたね。
OS起動用としては1TBで不足はないのですが、動画編集の一時ファイル置き場としても考えると、SSDは容量が大きいに越したことはないです。
まずはSSDのクローンを作成します。
AOEI Backupなど色々フリーでクローンを作成できるソフトはありますが、今回はKIOXIAに付属のAcronis True Image OEMというソフトを使ってみました。最近はSSDを買うと、クローン作製ソフトが付属することも多くなってきましたね。


クローンをとって、SSDを入替します。
ところが、このAcronis True Image OEMというソフト、やたらと重く、解析中になるとPCが重くなって何もできない。何かおかしい。どんなゴリゴリの動画編集していてもこんなに重くはならない、というくらい重くなります。
何かおかしいと感じつつ、バックアップが始まるとその重たさは解消。
ただ、バックアップが終わってSSDを入れ替えた後起動すると…
「ディスクのエラーを確認しています」の表示が出て、自動修復がが始まりました。これが一晩放置してなお終わらず。
仕方ないのでリセットさせたところ、そこからSSDがファイルを読みにいかなくなりました。
BIOS上で認識されてはいるのですが、読み書きができない。
SSD取り出して、M.2 SSDケース経由でノートPCに接続した所、接続した段階でデータを読めないし、PCが重たくなって再起動も出来なくなりました。
どうやらSSDに重度の障害があるようです。
ってことでこのSSDは初期不良と判断し、返品となりました…。
届いた次の日に返品…。でも以前よりAmazonの返品が楽になっていてよかった。
ということで仕切り直し。同じSSDを再購入。
今度は別のフリーのクローンソフトを使ってみましたが、今度は起動時にブルースクリーンに。もう埒が明かないので、結局Windows11 のクリーンインストールにしました。
最近はクリーンインストールしても、Microsoftアカウントが自動で環境のバックアップを取っているようで、何のソフトが入っていたかもちゃんとスタートメニューに残るんですね。Microsoft Store経由で入れたアプリは、自動インストールもしてくれます。
どうせならクリーンインストールのほうが、後々のトラブルも出にくくて良いですしね。
さて恒例のベンチマーク。もう十分速いのはわかっていますけどね。



SSD,ちゃんとカタログスペック通りの速度が出るのが素晴らしい。
KIOXIAはADATAのXPGより読み込みはわずかに遅いですが、書き込みやランダムアクセスはむしろ速いですね。最も実際の体感ではほとんどわからないでしょうねどね
さて、クリーンインストールなので、必要なソフトのインストールと環境構築、これからです。とはいえ、今今すぐ使うソフトがサクッと入れられるのは、大昔から自作PCを組んではインストールをやっている身としては、とても楽。
メインPCも導入から2年半経過しましたが、スペックは全く持って不足なく、気になるとしたらグラボを更新したいですね。
今はCPUよりGPU性能が重要になってきているので、現在のRTX3060から更新するとしたら、RTX4070あたりかな?
LightroomとDavinci Resolve両方立ち上げていることが多いせいか、割とVRAMは使っているようで、RTX3060がVRAM 12GBであることから、それは落としたくないなとは思っています。
Yamaroが茨城県の百里基地での撮影帰りに酒を買うのは恒例になっていますが、今回は帰りに寄る酒屋でまず買った1本。
来福、久しぶりに買ったかな。百里基地撮影の帰りに立ち寄るあの酒屋さん、種類は多くないけど、どれを買っても旨いんですわ。
酒米は広島県産の八反35合。これは有名な酒米「八反錦」の親にあたる酒米です。こちらのサイトに詳しく書かれています。
酵母がまた面白い。「東農大分離株」とありますが、これは東京農業大学短期大学酵造科で開発された花酵母を使用しているそうです。これもこちらのサイトが詳しいです。花酵母を使うことにより、その花の特徴を生かした香りや味わいになるようです。
精米歩合は50%の純米吟醸の生原酒。これは楽しみです。
ウンチクは飲んだ後調べたものなので、開栓時は何ら知識無く、その時の印象を。
上立ち香は華やか。花酵母の為せる技なのか、一般的な吟醸香とは一味違う感触です。口に含むと、プチプチと微発泡があり。まず甘みが膨らみますが、わりかし切れもよく、膨らむのにさっぱりという、なんだか相反する感じを持ち合わせています。洋梨のようでもありますが、酸味もほどほどです。わりかし濃厚なのに、後味はスッキリしているのも面白い。
苦味は控えめ、辛さは中庸でしょうか。
後で知った、花酵母を使っているという話、なるほどこういう味わいになるのか、協会系酵母とはまた違ったアプローチは面白いですね。
今回は四合瓶で購入しましたが、次は一升瓶で買いたいお酒です。来月航空祭もあるし、その帰りにまた買いたいなと思うお酒でした。
三重県鈴鹿市、F1日本グランプリが開催される鈴鹿サーキットでおなじみの街で造られるお酒です。
私が日本酒の中でも特に気に入っている銘柄の一つ。味が不安定になる生酒ではなく、全て火入れ酒だけど、生酒のようなフレッシュさを味わえるのが「作 ZAKU」の魅力です。
その作のひやおろし、数量限定、四合瓶のみでの提供です。

酒米は兵庫県産の山田錦、精米歩合55%、アルコール度数15度と僅かに低め。その他のスペックは非公開です。
ひやおろしは落ち着きのある味わいとなることが多いですが、中にはフレッシュさを保ったものもあります。さて今年の作はどうかな?

上立ち香は作らしく華やかな吟醸香。
口に含むと…、膨らみのある旨味、そして酸味と洋梨のような甘味、フレッシュさよりは少し熟成感がありますね。これぞひやおろしです。
でもわずかに残るプチプチとした微発泡感は、作らしいフレッシュさも残しています。
そして後味は落ち着きがあり少し辛さも残しつつ、余韻は長め。最高なフレッシュさを味わえるImpressionシリーズとは別方向ですが、その基調は作そのものですね。
開栓後数日経過すると、より味わいに深みが増していく感じがしました。
これこれ、これが作なんだよなぁ。安定しているけど、少しだけ変化を出していく。これが好きなんですわ。
さて新酒のシーズンになってきましたが、まだひやおろしを味わえるのもこの季節。飲み比べるのも楽しいですね。