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【百里基地】20/8/25の記録1

仕事が忙しくなってきて、休めるタイミングが微妙になってきた中、何とか休みをとって行ってきました。が、この日外環自動車道は、事故で大渋滞。そう、出発時、ナビが何故か首都高経由で行こうとするので、渋滞があるのかなぁとは思っていましたが、まさかこんなに遅れるとは…。

というわけで、いつもより1時間程度遅く到着。ところが、幸か不幸か、午前中はノーフラだったようです。

そしてこの日行った撮影ポイント、先客は2人でしたが、ノーフラで手持ち無沙汰な感じでした。

午前中に、すでに301SQの青スペマファントムは並んでいたようです。実は青スペマを見たのは初めてだったりします。
航空祭が今年あったなら、各地を行脚したかも知れません。

そしてお昼過ぎ、格納庫からF-2とファントムが並べられ、ファントムもエンジンスタート! が、その後全ての機体はエンジンストップし、再び静寂に。基地司令交代があったせいか、色々普段と違う様子です。
COVID-19による影響からか、民間機すら来ません。

 FODチェックし、今にも飛ぶかな…という感じでしたが、そういやこの時点では消防車が展開していないですね…。

格納される青スペマ (07-8436)

4機並んでいエンジンスタートしていたファントムですが、エンジン停止後、格納庫に戻っていきました…。残念。ああ、今日は運がなかったか。

先に来ていた2人も帰っていきました。このポイントでは自分1人です。

それでも粘り待ちした甲斐がありました!

ええ、午後2時半過ぎに、やっとF-2が動き始めました! 粘り勝ちですね。

シャッタースピード微妙に遅かったな…。ブレちゃった。
気を取り直して…

陽炎の影響、かなりありますね。そしてやっぱり捻らないと、F-2はファントムより見栄えの点でもう一歩。絵の切り取り方はまだまだだなぁと痛感。

続く…

久しぶりにテレ(望遠)ワーク

ここのところ仕事が忙しくなって、テレワークで出来ない実作業業務も多いので、テレワークが縮小気味。

加えて、高猛暑が続いてエアコンをつけているので、当然窓は閉めているので、飛行機の音は部屋から聞こえづらくなりますね。突如飛来するヘリコプター撮影はほぼなくなってしまいました…

なので同じルートを通る旅客機を久しぶりに撮ってみました。画質に目をつぶってロクヨンに2倍テレコン1200mmです。

お、A350だ! JALは面白いことに、ライバルのB787と並行して導入していますが、JALはB777-200/300型の後継として導入しているようですね。

湿度が高く、霞がかっていたので、Luminar3で現像してみました。

2枚目はギアダウン中をクロップ撮影。さすがに気温が高すぎて、この高度でも陽炎の影響は結構出ていますね。

久しぶりの厚木基地撮影

夏休み期間中の航空機撮影、横田基地に行こうかも迷ったのですが、横田は前々日のホーネット飛来、そして行ってしまったので、祭りのあとと言う感じですし、のんびり撮影したいなぁと言うことで、厚木基地に行ってきました。2年ぶり?

P-3C (5074)

気温は37℃、猛暑?酷暑? とにかく、水分補給はしっかりと、他にギャラリーもいないし、綾瀬スポーツ公園はしばらく来ないうちに駐車場も有料になったようで、ここにもギャラリーはいなかったので、いつも厚木ではここ、と言うスポットで、上がりを撮ろうかとスタンバイ。車で待機しながらなので、日陰で楽なんですわ。

午前中は残念ながら撮影成果ゼロ。
気を取り直してまず降りてきたP-3Cを撮影。しかし、以前と比べるとP-1哨戒機が増えて、P-3Cは退役が進んでいる感じですね。

米海軍のMH-60Rが上がりましたが、その後しばらくは成果なし。遠方には、退役したSH-60J(8263)と、その奥にはP-3Cの残骸が置かれていました。どちらも退役が進んでいる機体ですね。

そして、今日はもう撮影諦めようかなぁと思っていた時、ラジオが入りまして。

P-1の5504号機飛来。どうやらローパス訓練だったご様子。ちょうど撮影ポイントが良い場所でした。かなり近い!

何度もローパスしていきます。ギャラリーは他にいなかったので、自分だけ撮れて、ちょっと嬉しいですね。

他にもP-1が降りてきていましたが、5504号機だけが、何度もローパス訓練を繰り返していました。

大型機の切り取り方のトレーニングになったかな? ロクヨンでテレコンなし、写真は一部トリミングしていますが、ちょうど600mmで良い感じに切り取れました。天気も良かったので、久しぶりに青空背景で撮れた気がします。

UH-60L (96-26702)

珍しく米陸軍機のロクマル、米陸軍機はよく分かりませんが、レジ番号から、UH-60Lらしいです。

最後に、部隊マークもない米海軍のC-40A(B737-700ベースの輸送機)が離陸して、ここで撮影終了。

たまには戦闘機ではない機体を撮るのも楽しいですね。写真の切り取り方の勉強にもなりますし。

【百里基地】20/7/29の記録3

午後、動かないかもと思っていたファントムですが…

ああっ、久しぶりです。自分にとっては今年度最初の301SQのファントムの並びを見れました。やっぱりこの堂々たる機体、撮り甲斐があります。

COVID-19の第2波が来ているので、また緊急事態宣言が出るかもしれない状況。元々今年は航空観閲式のため、百里基地航空祭は行われないのと、今次々と今年度の航空祭の開催中止が発表されているため、ファントムの雄姿を見られる機会は、こうして基地撮影する以外にないのです。
入間基地のYS-11もそうですが、今年度いっぱいで退役する機体が多いですからね。

T-4に続き上がる3機のファントム。退役で徐々に機体数を減らしているファントム、3月末時点で現役の機体は26機だったようですが、今年度に入ってから退役する機体も出ているでしょうから、動ける機体は20機程度でしょうか?

さて時間的にそろそろ帰らないと…ということで、上がったファントムの降りまではいられなかったけど、先に上がっていた3SQのF-2が降りてきたので、これをこの日最後の撮影としました。

今回はテレコンつけっぱなしの850mm相当で撮影(掲載写真は一部トリミングあり)しましたが、F-2に関しては、上がりや降りについてはテレコンつけっぱなしで良さそう、ファントムは状況に応じて、かな?
今後はF-2メインになりそうなので、F-2の写真の撮り方も考えないと。
機種周りがスマートで、エアインテイク以降タンクもあると急に分厚くなる感じのF-2、どう切り取ると良いか、これから試行錯誤ですかね。

【百里基地】20/7/29の記録2

お昼を挟んで…撮影ポイント移動。天気もそんなに良くないのに、結構ギャラリーいてびっくり。

移動してまもなく3SQが降りてきた。

引き続き、ロクヨンにX1.4テレコンで。600mmと850mm、かなり違います。フレーミングは本当に難しいです。
加えて、AFの設定も見直しが必要と思いました。
何しろ、SIGMA 150-600mm SportsよりAFも速く、絞りもやや開け気味で撮れるので、被写界深度が浅い。ちょっとしたミスが目立つ目立つ。
4ヶ月ぶりの撮影で、リハビリを兼ねているけど、いきなり課題を叩きつけられた感じ。

F-2は機体が小さめなので、x1.4テレコンはあったほうが良い感じです。撮影難易度もぐんと上がります。
そして、連続で降りてくると、後半バテますね。レンズが重いです。腕(技術的にも筋力的にも)を鍛えねばですね。
これがロクヨンEなら相当負荷が軽減されるのでしょうね。

陸自のUH-60JAが来ました。

そして3rd上がりは、またまた3SQのF-2です。百里基地、すっかりF-2が主役で、ファントムはどんどん退役していて、フライトもだんだん減ってきているのでしょうね。

遠方から眺めると、見える機体もF-2がメイン、ファントムは端に駐機している感じですね。

そして上がりも、単発機だけにエンジン音は、ファントムやイーグルと比較して静かです。

この時点で15時近く、今日のファントムの上がりはないのかな…と思っていました。

UH-60J(SP) (08-4590)

さて、帰ろうかどうしようかと迷っていると…聞き覚えのあるエンジン音が。

続く…

【百里基地】20/7/29の記録1

今年最後に百里基地に行ったのは3月末、以降ご存知のように、COVID-19の影響により移動自粛、緊急事態宣言と、移動できる状況になく、百里基地も行けずじまいでした。
では今はと言うと、第2波かもと言われるくらい、感染者数が増えていますね。ただ、ちょうど休めそうなタイミングだったので、感染予防しつつ、実に4ヶ月ぶりに百里基地に行ってきました。

梅雨が開けず、ずっと天気予報とにらめっこ。でも、もう雨多少降っても構わないやと、一応簡易望遠レンズカバーやカッパは準備。

前回はロクヨンGデビューでしたが、自粛期間中にテレコンバーターTC-14EIIでの撮影も慣れたので、今回はテレコンをつけての撮影をメインとしてみました。

T-4が1機のみタッチアンドゴーをしていて、あーファントム飛ばないかな…天気も悪いしなと思っていたら、2NDの降りでファントム!

ファントムだと、この撮影ポイントからはロクヨン+1.4xテレコンで850mmだと、真横ははみ出てしまいますが、斜め前方、後方は収まりがいいですね。
F-2だと機体が小さめなので、ロクヨンでも物足りないため、x1.4テレコンは必須かな?


次は移動して上がりの撮影。F-2が6機上がりました! 人によってはひねりを撮れるのを期待して、とある場所にもチラホラ見かけましたが、雲が厚く、ひねったとしても写真的に厳しいだろうと判断し、少し近場にしましたが、結果的には良かったかな?
ただ、まっすぐの上がりなので、ただの状況写真にしかならなかったけど。

ということで午前はここまで。

午後の写真はまた後日。

城南島海浜公園に行ってきた2

週末行ってきた城南島海浜公園の続き。

ANAのB767-300ERも18年選手。1980年代から中型旅客機のスタンダードとして飛んできたB767も、後継のB787や、そのライバルのA350の登場で、少しずつ数を減らしてきていますね。
一方、軍用としては枯れた機体を使う傾向にあるため、自衛隊では給油機のKC-767や、早期警戒管制機のE-767といった機体は、今後も長く使われるでしょうし、同じB767ベースのKC-46Aの採用も決まっているので、今後も長く使われる機体となるでしょうね。

東京タワーが見えた

この日の天気は、晴れたと思ったら雲が来て、ザーッと雨が降りまた晴れる、の繰り返し。防滴なD850とロクヨンは良いとして、そうではないD3400が濡れないよう気を使いました。
こうしたアウトドアな撮影では、やっぱり防塵防滴ボディとレンズのほうが安心ですね。

OLYMPUSのOM-Dなら、サブボディとして最適なんでしょうけど、今度はレンズの使い回しが出来ない…というのと、実はD3400より大きく重くなる、と言うジレンマがあります。
難しいですね…。M4/3だけで組むならトータルで軽くなるのですが、システムとして考えた時、どうしても動態撮影をM4/3機だけで組むのは…。そして、やっぱり画質ではセンササイズなりなんですよね。

城南島海浜公園は広いので、ロクヨンを振り回しても周りの迷惑にはなりません。一般的な公園ならそうは行かないけど、ここならこういった”ポートレート”もロクヨンで撮れます。手前も背景も盛大にボケるのは、超望遠の醍醐味ですね。ソーシャルディスタンスも保てますし(笑

さて午後3時になると、羽田新航路でのアプローチになるため、自分の撮影ポジションからは機体があまり見えない感じに。
一人なら撮影ポイント移動ですが、この日は雨も降ったりやんだりで、子供もいるのでそろそろ帰ろうかと言った感じに。

そうしたら今度は大雨、そして駐車場は出口渋滞。
しばらく待っていたら雨は止み、虹が出ました!

見事な虹! 180度アーチを描く虹はそうそう見れませんよ! しかも結構濃く出ています。そして写真の右側方向から晴れ間が見えるに従って、虹も右側から消失していきます。

D3400のRAWで撮りましたが、こうやって並べると、色を合わせたつもりでも、安定していないですね(笑
色の傾向ですが、同じ世代のEXPEED4搭載のD810と比べても、結構違う印象で、Nikonはボディに寄って色傾向が異なるので、色合わせが難しいという印象ですね。

D850とD810はそこまで大きく変わらないので、違和感なく色合わせが出来ますが(ややD850の方がハイライトが固めですが)、D3400はちょっと難しいかも。
D3400のセンサはSONY製と言われていますが、広く使われているSONYの2400万画素センサの特性なのか、画像処理エンジンの特性なのか、少し絵の中間色が暗めの印象です。アクティブDライティングはONかOFFの設定しかなく、D810のようなオートもないため、アクティブDライティングの効かせ方がいま一歩な感じもします。

徐々に虹が消えていく

あんなに分厚い雲があった空が、一気に青空に。虹もどんどん消えていく。不思議な天気です。

しかしこの長引く梅雨、いつ終わるのかな…

城南島海浜公園に行ってきた1

7月26日、天気予報は前日までは晴れだったのが、朝から雨。予報も曇り時々雨に変わっていて、ああ今日は1日家かなぁと思っていたけど、昼前になり、急に空が明るくなって晴れに。これはチャンス、ということで、子供たちを連れて城南島海浜公園に行ってきました。

そろそろ屋外での飛行機撮影活動も再開したいので、リハビリがてら、ロクヨンを担いで、サブ機は妻のD3400とAF-P 18-55mmという軽量コンパクトセットで子供らのスナップを。

4連休最後の日曜日なので、混んでいたけど、駐車場は何とか入れました。

日除けテントも設置して、弁当食べがてら、子供を遊ばせがてら、羽田空港にアプローチする旅客機を撮影。

A350-900は初めて見ました。去年の12月から就航する新鋭機です。翼端の曲線が美しい機体ですね。ただパッと見の機種の見分けがつきにくい。

一般の公園でロクヨンを振り回すのはちょっとなんですが、広くて他にもカメラマンがちらほらいる城南島海浜公園なら、特に違和感ないですね。広いので周りの迷惑にもなりません。

普通にアウトドアを楽しんでいる人に「どんな遠くまで撮れるんですか?」「あの向こうのビルの窓の人とかも見えるんですか?」とか声かけられましたが、説明が難しいですね。遠くだけならスマホカメラでも撮れますし(笑
飛行機をドアップで撮れますとだけ説明しています。

東京2020の特別塗装機です。東京五輪は延期となったけど、現在の状況だと、来年も厳しいんじゃないかな…。本当は自分も五輪関連で直接ではないけど、忙しくなっていたはずの時期です。本当なら24日から開催でしたしね。

A350とB787というライバル同士をどちらも導入しているJALですが、このB787-8は今年3月導入のできたてほやほやの新造機です。
が、このCOVID-19による輸送減で、なかなか稼働できなかったのでは?

妻から借りたD3400とAF-P18-55mmでもスナップを撮りました。これが軽快で軽量、ボケ味も素直でいい感じです。

続く…

AIR DOのBear Doを我が家から眺める

また関東もCOVID-19感染者が増えてきていますので、テレワーク比率を増やしています。もっとも、今は極力自転車通勤、職場も人が少ないので、感染リスクは低いはずです。

5月までは、自宅から羽田新航路で降りていく飛行機をよく撮れたのですが、長引く梅雨で撮影機会も激減してしまいました。

が、旅客機の方は、一時期のB737系やJ190など小型のものから、少しずつ中型機も飛ぶようになってきました。

AIR DO B767-300(JA602A)

AIR DOのマスコット、Bear Doが描かれた特別塗装機です。何度か見たことはあるけど、まだこの塗装で飛んでいたんですね。
元々はANAの機体でしたが、2016年にAIR DOに売却されて、特別塗装機となっています。

ANA時代には、やはりANAの旧塗装を再現した「モヒカンジェット」としてフライトしていたこともあり、特別塗装機として縁がある機体ですね。

AIR DO B767-300(JA602A)

この日も局所的な大雨があったようで、雲が厚くて、飛行機が撮れる状況ではなかったですが、時折雲が薄くなる部分があって、たまたま撮れました。
この機体も後何年見られるかな?

写真はどちらもLuminar3で現像してみました。2枚目の現像が好みかな?

超望遠1800mmの魅力

Nikon D850 + AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-20EIII (DX crop)

何年かぶりに、再び2倍テレコンTC-20EIIIを手に入れてから、なかなか試す機会が少ない中、テレワーク中の自宅から撮影したりしています。

本当は、AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRII用に買ったつもりですが、F8AF対応のD850/D810ですから、AF-S 600mm f/4G ED VRでも、中央のAFポイントなら動作します。実際には、ピーカンでコントラストの高い被写体なら、他のAFポイントでも動くことは動きますが、極めて精度が悪くなるので、やはり中央1点と周辺エリアのみで使うのが吉です。
飛行機を撮る際は、中央1点とその周辺エリアの、ダイナミック25点か72点でしか使わないですね。

写真は、600mmレンズを2倍テレコンで1200mmに、更にDXクロップして1800mm相当で撮影。羽田空港に向かって遠ざかるB787-9を窓を開けて手持ち撮影しました。

1800mm、戦闘機だと多分無理ですが、旅客機なら手持ちでも撮影できます。VR(手ブレ補正)レンズだからできるんですよね。VRがなかったら、とてもじゃないけど手持ちではフレーミングは安定しないでしょうね。
超望遠の世界は、難しいけど楽しい! 肉眼では見えない世界を取るマクロとともに、スマホではまだまだ撮れない世界の一つでしょうね。

CanonがEOS R5でF22相当のレンズでAFが使えるとのことですが、今後は2倍テレコンと暗いF値のレンズでもAF撮影ができるとなると、望遠レンズも巨大な明るいレンズでなくても…となるかもしれませんね。
もちろん、F22対応機であっても、より明るいレンズのほうがAFの速度、精度面は有利であることは言うまでもないですが。