「フィルム」カテゴリーアーカイブ

月光仮面?PROVIAでスナップ

先月、子供たちと光が丘公園に行った時の写真をば。

この日は、レンズ2本ともAFレンズ(AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDAI AF Fisheye-Nikkor 16mm)だったので、ボディもF100をチョイス。フィルムは表題の通り、Fujichrome PROVIA 100Fです。

この組合せは、現代でも色彩表現抜群です。

Nikon F100 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED (RDPIII)

Twitterでこの写真をアップしたら、月光仮面みたいと言われましたが、確かにこのサングラスに白いマスク、月光仮面よね(笑
ほんの少しだけ絞ったf2.5で撮っています。

Nikon F100 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED (RDPIII)

絞り開放でのショット。
このレンズの光学設計担当者の某氏も、絞り開放を多分に意識して設計したようですが、開放のしっとりした描写が魅力。
とにかく、ピント面とデフォーカスしていく部分のつながりのなだらかさが良いですね。
開放でf1.8の準広角レンズなので、大きくはボケませんが、その分自然体なボケが持ち味です。
このレンズは手持ちのレンズで唯一、発売日に予約して買ったレンズで、お気に入りの1本です。フィルムでもその良さを十分発揮できます。

レンズをAI AF Fisheye Nikkor 16mm f/2.8Dに交換。こちらはf9~11に絞っています。
1枚目はカメラの角度を水平に近くして撮っているため、魚眼らしい歪みが目立たず、広角レンズで撮ったかのようなです。魚眼レンズ、絵に個性が出がちですが、撮り方次第では、それを目立たなくすることも出来ます。

2枚目は、ついつい入れてみたくなる太陽光(ミラーレス機ではセンサ焼けに注意が必要なシチュエーション)ですが、特筆すべきはそのヌケの良さで、フレアやゴーストの発生はほとんどなく、コントラストや色乗りも十分です。
MTF曲線を見ると、最新のAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDほど良くはないのですが、それでも十分解像力とコントラストもあります。ちなみにAF-S Fisheye 8-15mmは電磁絞りとなりため、事実上フィルムカメラでは使用できません(絞り開放だけなら使えますが)。

やはりどちらも絞って撮りましたが、2枚目のような写真は、開放で撮っても良かったな。このレンズ唯一の欠点は、最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率0.09倍で、魚眼レンズとしては寄れないことでしょうか。最新の8-15mmは最短撮影距離0.16mで、最大撮影倍率0.34倍と、かなり寄れるレンズとなっています。

というわけで、お気に入りのAFレンズ2本での撮影は楽しかったです。
フィルムの場合、じっくり撮れる撮影ではMFカメラでも良いですが、ピーカンでも絞り開放から使える高速シャッターを持ち、スパッとピントが合うAFカメラも魅力です。F100は本当によく出来た、最後のAF中級フィルムカメラです。なのに、中古では今かなり安く買えます。ぜひ手にして欲しいカメラです。


Fisheye-Nikkor 16mmは在庫限りです。お早めに…

マップカメラも新品在庫まだあります。まあ、中古もそこそこ豊富ではありますが、付属の専用差し込みフィルタが揃っている中古はまずないので。

フィルムで撮りたいけど現像が…

その昔は、モノクロフィルムは自家現像もしていたのですが、自家現像するなら、ある程度撮影本数がないと、現像液の維持とか色々大変で、やらなくなってしまいました。

ということで、今はすべて現像はお店に出していますが、COVID-19による緊急事態宣言下の現在、生活に直ちに必要ではないDPE店、近所にある唯一の店もただ今閉店中です。よって、フィルムで撮っても、現像に出せないという…。

こういうときってデジタルは便利だなぁと思いますが、たまにはフィルムで楽しみたいしね。ということで過去写真。

去年の12月に、最後のNEOPAN ACROS(現在はACROS IIが販売中)で撮影

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D (絞り開放 DCリング目一杯R側にセット)

DC-Nikkorをフィルムで撮りたくて、この日持っていきました。こちらは、収差コントロールのDCリングを目一杯R側にセットして撮影。収差が全体に発生して、ソフトフォーカスのような効果が出ていますが、ちゃんとピントに芯は出ていて、その周辺に収差がまとわりつくことで、ふわっとした描写が得られます。
これはちょっとやりすぎな感もあるけど(笑


AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED 絞りf8

こちらは一番新しいAF-S 35mm f/1.8G ED。このときのカメラはF100なので、問題なく使用可能です。
遠景なので、普通にf8に絞りました。あ、このレンズの設計者は、絞りは飾りです、的な発言を…。いやまあこの絵で開放で撮るのも何だかね。
さすが、設計の新しい現代のレンズ、しかもf8まで絞っているので、モノクロフィルムでもいい絵が撮れています。解像力も高いしコントラストもしっかり出ています。


AI Nikkor 50mm f/1.2S 絞りf1.2

走ってきた息子を撮ったら、ダメですね、MFレンズなのでとっさにピントを合わせられず、背景にピントが行ってしまいました…。
このレンズも、絞り開放では、設計の古いレンズらしく、収差によりふわっとした描写になります。が、このレンズのすごいところは、収差は出ていても、ちゃんと解像力はあるところですね。繊細な描写です。
同じ50mmでも、Carl Zeiss Planar 1.4/50 ZF.2は開放では解像力も低くて、ピントの山が見えないのですが、このレンズはピントの山もきちんと見えます。なので、撮りやすいですね。絞ればカリッと解像力が高くなります。標準レンズのお手本ですね。


3本のレンズはいずれも現行品のAI 50mm f/1.2S, AI AF DC 135mm f/2D, AF-S 35mm f/1.8G ED

この3本で撮りました。すべて現行品、新品で買えます。どのレンズもおすすめです。
早くまたフィルムで撮れる時期が来るといいですね。