「カメラ・レンズ関連」カテゴリーアーカイブ

アウトレットで激安だったのでNATIONAL GEOGRAPHIC IL 5050バックパックを買ってみた

カメラバッグ如何にかかわらず、今自分用のバックパックは望遠レンズ用の大型バッグ2つしか持っていなくて、それより小型のものはずっと肩掛けを使っていました。
が、肩掛けバッグは荷物が取り出しやすい反面、片方の肩への負担もそれなりにありるし、かがむとバランスが悪いですよね。

プライベート用にちょっとした荷物+カメラ用にバックパックは欲しいと思っていたのですが、それなりにしっかりしたものは良い値段なのと、間仕切りがないバックパックは荷物は入るけど奥に入れたものが取り出しにくいとか、使い勝手の面で敬遠していたんですよね。
ただ最近クロスバイクを買ったので、移動で荷物を運ぶ際に、肩掛けだとどうしても屈み姿勢になるためバランスが悪いので、あまり大きくないバックパック欲しいなと思っていました。

そう思っていたら、年度末なのか大幅値引きされたバックパックが出ていて、クーポンとポイントでさらに安くなるので、ポチってみました。

NATIONAL GEOGRAPHIC IL 5050

NATIONAL GEOGRAPHICと言えば、アメリカ発のドキュメンタリーチャンネルで、「メーデー!:航空機事故の真実と真相」などが面白いですが、なぜかそことカメラアクセサリメーカーのManfrottoがコラボしたカメラ用品を出しています。以前は三脚も安価な商品で出していましたが、今は殆どディスコンになっていて、カメラバッグがメインですね。

今回買ったバッグNATIONAL GEOGRAPHIC IL 5050も、定価は3万円を超えるものですが、8割引きになっていました。サワrに割引クーポンとポイント諸々使って4千円強。普通のリュックより安い。よほど在庫を捌けたかったのでしょうね…
バックパックSと言う商品だけあり、対応カメラは各社ミラーレスでも小型のものですが、一応フルサイズ機のSONYのα7シリーズ、α9シリーズも対応となっています。
それらより一回り大きいNikon Z8はちょっと厳しいかもしれないけど、間仕切りは動かせるので何とかなりそうと思いまして。
普段はコンパクトなLUMIX GX7 MarkIIIを入れて、水筒やら身の回りの物を入れて、といった感じかな。

上が汎用の荷物入れで、下にカメラ関係が入るというバッグになっています。

もうカメラが入っている!

パカッと空けたらもうカメラが入っているw 販売時のイメージのようです。でもこういうのが入っているので、意外とコストは掛かっていそうですね。

中のカメラ収納部はこんな感じ

収納部はSサイズだけあり確かに小さめです。ミラーレスでも比較的小型のマイクロフォーサーズ、APS-C向けで、フルサイズだとファインダの出っ張りがない機種や、SONYのαシリーズならぎりぎり入るようですが、一回り大きいNikon Z8だとどうでしょう?

何とかギリギリNikon Z8が入りました、ちょっと奥行き方向が厳しそうですが…。EVFの出っ張りがはみ出しています。

Nikon Z8を入れた状態でなんとか蓋も閉められた


この状態でもなんとか蓋を閉められました。ワタシのNikon Z8はLアングルアダプタを付けているので、少し背が高くなっているんですよね。これを外せばもう少し苦しげなく入りそうではありますが、交換レンズは小型のものがあと1本入るかぐらいな感じです。やはりこのバッグはSサイズだけあり、NikonやCanonのフルサイズ機には不向きですかね…。SONYのαの小ささには感服します。

もちろんもっとコンパクトなカメラなら難なく入りますし余裕すらあります。

マイクロフォーサーズのLUMIX GX7 MarkIIIなら難なく入るし、交換レンズ3,4本も余裕ですね

Panasonic LUMIX GX7 MarkIII(GX7MK3)なら余裕で入る上に、交換レンズ3,4本程度もちゃんと入ります。カメラバッグとして使うなら、やはりこのサイズのカメラに適したバッグです。Nikon Z8だと交換レンズは下のカメラ収納部ではなく、上の汎用収納部に入れれば何とかいけそうです。あるいは下にレンズを立てて収納し、カメラはバッグに入れないで首からぶら下げる使い方なら行けそうです。

面白いことに、カメラ収納部は取り出してそれ単体で肩掛けバッグにもなります。まあそれをしないためにバックパックを買ったので、そういう使い方はたぶんしないでしょうけど。

この状態だと多分Nikon Z8は蓋が閉められないでしょうね、M4/3やAPS-Cまでですね
https://www.manfrotto.com/jp-ja/national-geographic-iceland-2in1-camera-backpack-s-for-csc-ng-il-5050/

小型とはいえ14インチのノートPCも入るし、サイドに小型の三脚も取り付けられるし、ペットボトルもサイドポケットに入ります。

くるくる巻かれている上の収納部は割とモノは入りそう、何ならタブレットやノートPCも入ります

なかなか便利ですし、Sサイズながら結構入ります。これより大きいMサイズもあるようですが、個人的にはかさばるのでこれくらいがちょうどよいですね。
フルサイズ機と多くの交換レンズを運ぶなら、今使っているVanguardのALTA SKY 53がありますし。
これならちょっとした撮影もそれ以外も、気軽に持ち出せそうですね。これで古いバッグ類は処分できそうかな。


アウトレットでまだ安く出ています(2025年3月末現在)。お早めに!

DPREVIEWの記事やTKO氏退社に想うRICOHのPENTAX一眼レフの見えない将来

PENTAX K-rのカラバリモック 2011年に100円(笑)で購入

ちょっと前に見た海外のDPREVIEWの記事。RICOHのカメラ事業部のインタビューで、個人的にPENTAXのカメラは所有したことがない(上の写真のK-rはモックです)のですが、仕事が製造業なので、プロダクトに対する想いについて、ちょっと書いてみました。

https://www.dpreview.com/interviews/8811743241/ricoh-pentax-interview-monochrome-gr-kazunobu-saiki

「私たちは、写真撮影の結果だけに焦点を当てたいのではなく、人々に写真撮影のプロセスを楽しんでもらいたいのです」とリコーカメラ事業部のゼネラルマネージャー、斉木一信氏は言う。

Google翻訳そのままの文章ですが、RICOHが目指す写真撮影のプロセスを楽しむとは何か、ふと考えてしまいました。
この記事はRICOHのGRシリーズの焦点を当てていますが、同社が抱えるPENTAXブランドの一眼レフについても言及されています。

まずGRシリーズについては、コンパクトカメラ全体の販売総数が落ち込む中で、GRの需要が高いことを強調していますし、実際そうだと思います。
あのサイズのカメラでさっと撮れて高画質、というのは他にはないもので、長きにわたって需要があるのは、ブランドとして認知され成功している証だと思います。
何よりあの価格のカメラ、高価すぎず安すぎずの絶妙な価格で、長期間継続して売れるカメラはなかなかないでしょう。
現在のRICOHのカメラ事業は、GRシリーズで持っていると言っても過言ではないでしょう。

ところがPENTAXのデジタル一眼レフ(DSLR:Digital Single Lens Reflex camera)の話になると、何だかモヤモヤした回答しかしていないのが気になりました。

「DSLR 愛好家の一定のグループがまだ存在すると私たちは信じています。」

希望的観測でしかないですね、“信じています”では。
といういのも、今PENTAXはミラーレス一眼はやらない、一眼レフを続けるとしているのに、現時点で主軸をミラーレスに移したCanonやNikonよりボディのラインナップがさみしい状態です。

2025年3月時点のPENTAXの一眼レフはわずか3商品 製品 | RICOH IMAGING


レンズはパッと見た限りCanonの一眼レフ用EFマウントレンズよりは多いのですが、元々PENTAXはデジタル一眼レフはAPS-Cを主軸に展開していたため、1機種のみのフルサイズ機であるK-1IIのフルサイズ用レンズがNikonと比べても少し寂しい状態、特に望遠レンズはラインナップがもともと少なかっただけに、今や風前の灯火状態です。

300mmを超えるレンズは今やこの1本のみ HD PENTAX-D FA150-450mmF4.5-5.6ED DC AW

Canonは既に一眼レフ用のレンズはかなり整理が進んでいて、単焦点レンズはかなり減ってしまいましたね。Canonももう一眼レフ用の単焦点望遠レンズがなくなってしまいました。つまり、スポーツ報道プロ向けももうミラーレスに軸足があるということです。その点、Nikonはまだ一眼レフ用望遠レンズはフルラインナップですね。(2025年3月現在)

CanonもNikonも、ミラーレスが今後は主体であり、また一眼レフ用レンズもアダプター経由で使えることから、資産も無駄にはならないでしょう。
しかし、ボディもレンズも新しいものが出ないPENTAXは、一眼レフかミラーレスか以前に、このシステムに将来があるのか?となっている状態です。

一眼レフもミラーレスも、レンズ交換式カメラはシステムとして成り立っています。GRシリーズやPENTAX 17のようなコンパクトカメラは、基本それ1つで完結するので、ユーザーも気軽に購入しやすいのに対し、レンズ交換式の場合は、レンズやアクセサ含めたたシステム上に成り立っていて、PENTAXの新しいボディが出ないからと言って、CanonやNikonなどの他メーカーのボディでPENTAX Kマウントレンズが使えるわけではないし、フラッシュその他のアクセサリも同様です。
今PENTAXユーザー、特に昔から使っていてレンズを多く持っているベテランは、そして望遠レンズ主体で撮影しているユーザーは、もうはっきり言って他に移らざるを得ない状況ではないかと思うんですよね。

「レンズを通して本物の光を見たいと思っているデジタル一眼レフ愛好家のグループがまだいると私たちは考えています。」

この考え方がもう後ろ向きではないかと思うのです。本物の光を見たいユーザーは一定数いるとは思います。が、それはPENTAXというシステムの光が見えない状況で、果たして今後も使いたいと思うでしょうか?
厳しいことを言うと、CanonやNikonにも一眼レフは残っていて、果たしてそれらのカメラと比較して、PENTAXがそれらのメーカーとは違う何かがあるのか?に尽きるのではと思います。
本物の光はCanonやNikonの一眼レフでも見られるし、PENTAXの未来が見えないことにはシステムに投資できない。さらに言うと中古市場でいくらDSLRが賑わったところで、それはPENTAX一眼レフの売り上げにはほとんど貢献しないでしょう。
写真の撮るプロセスを重視していると言う中で、PENTAXの一眼レフに果たしてライバルに対して抜きんでたものがあるのでしょうか?

「市場を注意深く調査し、ユーザーやデジタル一眼レフファンの声に耳を傾けます」と斉木氏は言う。「その後、事業ロードマップを描きます。」

このペースがあまりにも遅いのではないかと思うんですよね。あるいは、もうロードマップを描けないほどに事業縮小をしてしまっているのかもしれません。
動画よりも写真を楽しく撮るプロセスを提供するために動画に注力しないというのも、裏を返せばそんな余裕も能力もないのではと思いますね。

もちろん少ないリソースで動画を捨てて写真に注力するのは理解できます。ただ、それが果たして今のPENTAX一眼レフでなければ出来ないのか?と問われると、それに対する説得力のある物がないと、ただの遠吠えになってしまいます。
全体として、PENTAX一眼レフの話が後ろ向きのことしか発言していないわけで、存続か否かの瀬戸際になっていないでしょうか?

私も製造業の端くれとして、開発に携わっていますが、商品として開発するには何年かが必要で、仮に次の一眼レフの新機種が今年出るとしたら、もう3,4年前から企画としては決まっていて、昨年には試作機が出来ていて、テストとファームウェアなどの改善をしつつ、商品化の目処が立てばまずは小ロット生産に移行する、と言う流れではないかと思うのですが、果たしてそれが出来ているのかですね。

DPREVIEWの記事に対する反応を見ると、確かにカメラそのものが高価になり、もっと撮影するプロセスを楽しめる、何もかもがオートではないカメラを所望するような発言はチラホラ見かけます。でも次に出てくる言葉が「シンプルで安いカメラ」なんですよね。
現実にはシンプルで操作性を楽しめるようなカメラは、M型Leicaのような究極に高価なカメラなんです。
フィルム時代の末期の90年代、Nikonにはシンプルで安価なMF一眼レフのFM10が存在しました。が、それは一番売れたカメラかというとそうではなく、現実にはAFエントリー機のF60Dのほうが売れました。
結局、そういう発言をするユーザーは中古を買い、企業に貢献はあまりしない、なので売れないし、物が安価だとよほど数を出さない限り売り上げにつながらないわけです。
ニッチなものは高価にならざるを得ない、大衆向けほど安いし、大衆ほど知識がないから機能を求めるのが常です。

個人的にPENTAXがまずやるべき一眼レフは、Nikon D850を超えるK-1IIIの開発、Nikon D500を超えるK-3IVの開発じゃないでしょうか、まずは。一眼レフの究極を目指すなら、まずはライバルで売れた機種を超えなければ。それはカタログスペックだけではない、部分も含めてです。
その上で、PENTAXが考える、撮る楽しみと操作する楽しみのある一眼レフを出せばよいかと思います。
とにかくニッチになりすぎると、Leicaのような高額路線にならざるを得なく、それはPENTAXが目指すべきところではないでしょうから、しっかりとボディを出し、レンズもリファインする、その上でPENTAXが考える操作する楽しみを追求したカメラを出すべきじゃないでしょうか?

今レンズ交換式カメラが高価になりすぎたせいか需要が伸び悩み、代わりにコンパクトデジカメがまた伸びてきています。
ただコンパクトデジカメの内訳をみると、かつて日本メーカーが出していたけど撤退した1,2万円クラスの安価なデジカメをKodakが販売し、日本や欧州のメーカーは高価なレンズ一体カメラ(あえてコンパクトデジカメとは呼びません)にウェイトを置いている感じですね。コンパクトデジカメも二極化が進んでいます。
そういったところの間にPENTAXも一石を投じられればと思うのですが。

そしてPENTAXのプロダクトプランナー・デザイナーのTKO氏が退社するとのポストが御本人のXに投稿されました。

PENTAX 17Jlimitedなどを手掛けたのが最後なのか、実はこの後に続くプロダクトもある程度描いての退社なのかわかりませんが、きちんと後継者が継続できれば良いなとは思っています。何せ今の企業は、こうした後継者がなかなか育たないので。
さてPENTAXブランドの次なる手がどうなるのか、ユーザーではない自分も(会社ではPENTAXのコンデジ使っていますが)気になるところです。


【城南島海浜公園】たまには広角で飛行機を撮るのも悪くない

昨日持ち出したNikon D850AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの組合せ、これでスナップするのも案外悪くない。何よりレンズがコンパクト(AF-Sよりもずっと軽量コンパクトで全長も短い)なので、持ち出ししやすい。
ということで、娘を早朝塾の講習に送り出した後、午前中まだ早い時間帯だったので、城南島海浜公園に行ってきました。

まだ潮干狩りのシーズンではないので、やっている人も見かけなかったけど、もう水遊びできるくらいに気温が上がっていましたね。
そして花粉?黄砂?で空が霞みがちだったので、あまり抜けの良い絵にはならなかったですが、広角レンズと飛行機、悪くないですね。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dは、元をたどるとAI Nikkor 20mm f/2.8Sという1984年発売のMFレンズから同じ光学系でAF化したレンズなので、今時の広角ズームと比べても、色収差が出るし、解像力もいま一歩ですが、でもこうやって持ち出しやすいのは魅力です。
フレア、ゴーストも出ますが、太陽光を入れた時の光芒が良い感じです。
あと、一眼レフのD850に着けて撮りましたが、ミラーレス機だとこういう太陽が入るような撮り方って、センサ焼けが心配で、どうも気を使ってしまうのですが、一眼レフならそこまで気を使わなくて済むのもよいですね。そういった点で、一眼レフも手放せないです。

望遠も持ってきました。こちらはZ9とZ 180-600mm、さすが現代のズームレンズ、ちゃんと撮れます。でも単焦点のロクヨン持ってくればよかったな…

あとはもうダラダラとスナップしながら浜辺を歩きました。もう春を通り越して、いきなり初夏が来た感じの気温でしたね。

望遠と広角の両極端ですが、楽しいですね。広角は今はスマホでも撮れるし、あえて古い広角レンズで撮るメリットはないけど、いいんです。撮っていて楽しければ。
広角なんかもうAF使わず(空主体だと返ってAFが迷って撮れない)、すべてMFで撮っていますが、どうせパンフォーカスなのでシビアなフォーカシングも必要ないですし。
ただ、モータ非内蔵のこの時代のAF Nikkorって、MFにするとフォーカスリングがスカスカなので、すぐフォーカスズレちゃうのが玉に瑕です。
そういう点だけは、AF-Sレンズや最新のZレンズに部がありますね。


最新のNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sともなると、MTFも昔のレンズとは大違い。

AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDは良品探すの難しいなぁ

妻が衣類を売りたいと言うことで、初めて行ったセカンドストリートで、こんなのを見つけました。

AI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDの中古、安い

あると便利な単焦点のサンヨンことAI AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED、昔から欲しいとは思っていました。写りはよく、現行のAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRと比較して手ぶれ補正はないけど、ZボディならIBIS(ボディ内蔵手ぶれ補正)が使えるので良いかなと。

ただちょっと古いNikonのAF-Sレンズ(超音波モータ内蔵レンズ)の場合、確実にAF動作時にキーという異音が発生する、いわゆるAF鳴きの症状があるんですよね。
AFは動くようでしたが、カメラ専門店ではないので店員の知識は…。ハードオフより後発のお店ゆえに、良くも悪くも昔のハードオフ感が残っている感じではあります。

やっぱり気になりまして…

Nikon D850 + AI AF Nikkor 20mm f/2.8DならTHE NORTH FACEの肩がけバッグに入る

一旦帰ってD850を普段持ちのTHE NORTH FACEのバッグに無理やり入れて(入った!)、いざお店へ。
キーキー鳴るなら買わない縛りをした結果…

見事にキーキー言っていました。外観も割ときれいなAB品ですが、このキーキー音でAB評価はないわ…。AF自体は動くし、動作が遅いこともないけど、このキーキー音が出ているということは、遅かれ遠かれAFの突然死が待っています。
現状このレンズはまだ修理が可能(2025年3月時点)で、6ヶ月返金保証なので、一瞬考えたけど、やっぱり辞めにしました。軽量なPFレンズの300mmも今や週子で10万円代前半からあるので。

とは言え、このレンズは画質自体は良いし、PFレンズのような逆光時のフレアもないので、また機会があれば。まだ修理可能なレンズなので、できれば修理保証付きかな?


せっかくD850とAI AF Nikkor 20mm f/2.8Dを持ってきたので、信号待ちでパシャリ

Nikon D850 + AI AF Nikkor 20mm f/2.8D

案外この組合せでスナップ、悪くないな。

ニコンプラザ東京にて50mm f/1.2 Sやら各種望遠レンズを試す

この日は予定があったので、あまり多くの時間は取れなかったものの、せっかく来たのでできるだけいろいろなレンズを試してきました。

やっぱりF1.2シリーズはNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sかなぁと。バランスがいいんですよ。f1.2という開放f値と50mmの焦点距離が。
個人的に35mmが標準レンズなのですが、ボケ味とのバランスを考えると、50mmの画角が一番しっくりくる気がして。
あと純粋に手持ちのAI NIKKOR 50mm f/1.2Sと比較して遊びたいというのもありますしね。

そして望遠レンズコーナーへ。

NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S(中央)はテレコン内蔵で一番欲しいレンズ

憧れのNIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sを試しました。せっかくなので自分の撮影スタイルで手持ち撮影させていただきました。

ビルのガラス越しの情景なのでコントラストや解像力は差し引くとして、絶対的に軽いわけではないにしろ(それでも自分が使っている古いGタイプからしたら2㎏以上軽いのは魅力!)、やっぱりこの重量バランスの良さは手持ち撮影しやすい。
そして右手で切り替えられる内蔵1.4倍テレコンバーターも魅力です。本当に便利ですよこの内蔵テレコンは。

そして実際購入するとしたら現実的なレンズを。
こちらも窓越しなので、所々色が変だったり解像力がもう一歩なのはご容赦を。

NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sの軽量さは魅力です。が、自分の撮影では600mmだけでなく1.4倍テレコンも使います。
となったときにf/4に1.4倍テレコン挟んでもf5.6と1段暗くなるだけですが、元々1.5段暗いf/6.3の望遠レンズに1.4倍テレコンだとf9になってしまいます。
これがどの程度AFスピードや速いシャッターを切れるか否かに影響するかといったところです。ニコンプラザでは窓越しになってしまうので、実際の撮影状況で試してみないと何とも言えません
が、これがまともに動いて画質も悪くないなら、軽量でフットワークもよくなりますからね。
ミラーレスになって考え方も一眼レフの価値観から改めないといけないとは思っていますが、やっぱり明るい単焦点望遠レンズは魅力なんですよね。古くても一度使うともうね…。

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sは、この焦点距離なので、自分の撮影ならテレコンいらずなんですが、戦闘機撮影ではちょっと長すぎるシーンが多くなりそうです。
野鳥撮影なら迷わすこのレンズを買うでしょうね。

最後に、今自分が最も使用頻度が高いレンズ、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRに2倍テレコンのTC-2.0xをつけてまともに動くのか、試してみました。
f13ですからね…。

さすがにやや球面収差の影響が見て取れます。それでも一昔前のズームレンズにテレコンよりはずいぶんまともに撮れるものだなと感心しました。
窓越しで薄暗かったので、感度が目一杯上がってしまっていますが、晴天下ならそこそこ撮れそうな感じではあります。AFもちょっと遅くなるけど迷わず動いています。
個人的にこのクラスの望遠ズームにテレコンは今でも抵抗があるのですがちょっとしたお遊びなら十分かなとも思います。もちろん日中撮影限定ですが。


ちょっと遊ぶなら、Zマウント望遠にテレコン、Fマウントよりは解像力の低下や収差の発生が少ないですね。
Z 180-600mmにTC-2.0x、割と使えますね。そこまでの超望遠、何に使うかと言うと微妙なところではありますが。

ニコンプラザ東京で3種類のNIKKOR Z 35mmを試してみた

週末土曜日、久しぶりにニコンプラザ東京に行ってきました。じっくりレンズを試せますからね。

試したかったのは、新しいNIKKOR Z 35mm f/1.2 Sです。何せ、これの光学設計者は50mm f/1.2 Sと同じ方のようですからね。
そして普段使っているf/1.8 Sとの比較もできました。

サイズ感がほぼ同じf/1.4とf/1.8 S、その倍近い全長のf/1.2 S

同じ35mmが3種類も! Nikon Zマウントで最初に発売されたf/1.8 S、その後f/1.4とさらに明るいのにコンパクトなレンズが登場(ただし非S Lineレンズ)、そして今回NIKKOR史上もっとも明るい35mm f/1.2 Sが発売されました。

では試してみましょう。後ボケと前ボケを比較してみました。いずれも各レンズの絞り開放です。手持ち撮影なので厳密な同じ構図ではないのはご容赦ください。

NIKKOR Z 35mm f/1.2 S

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

NIKKOR Z 35mm f/1.4

それぞれの特徴や個性がよく出ていると思いますね。

まずf/1.2 Sですが、大きく太いレンズながら、その大きさよりは重量を感じませんでした。とはいえ重量は1,060gもあり、これはf1.8 Sの370gの3倍近い重量です。普段持ちするには大きく重いレンズではあります。それだけに撮影に持ち出すには相応の気合は必要でしょう。
しかしの描写は圧巻で、前ボケも後ボケも見事です。35mmでここまでボケを出せるとは! 特に前ボケの柔らかさと非点収差のなさが見事です

次にf1.8 Sですが、3本の中で最もボケ量は少ない(当たり前)ですが、ボケの質感そのものは悪くないですね。2018年のZマウントカメラとともに発売された最も古いZマウントレンズではありますが、その描写力は健在です。そしてこの3本の中で重量や大きさ、価格と描、最もバランスが良いレンズであることも確認できました。f/1.2 Sはこのレンズの3.5倍もの価格です。f/1.2のインパクトは大きいですが、その価格差と大きさを考えると、このf/1.8 S配膳魅力のあるレンズだと思いますね。

最後にf/1.4です。このレンズのみ特に描写にこだわったS-Lineレンズではないので、名称末尾に「S」が入りません。ただf/1.4のは魅力でしょう。f/1.8 Sよりも少し安価なのも、どちらを買うか迷われている方も多いでしょうね。ただ、S-Lineではないので、例えばレンズにAF/MF切り替えスイッチすらなく、質感もS-Lineレンズより劣りますね。
ボケ量はf/1.4らしいのですが、そのボケの質がS-Line2本とは明らかに異なります。球面収差や非点収差による影響が見られ、ボケ方はやや古いレンズを思わせますね。特に写真右の前ボケが、非点収差によるものと思われるぐるぐるボケの傾向が見られますね。また、ライトの光のフチに色づきも見られます。
とはいえ、解像力そのものは良いですし、一眼レフ時代の基準だったら、まあこんなもんでしょうと言われるでしょうね。多分、一眼レフ用で最も明るい35mmだったAI Nikkor 35mm f/1.4Sよりもトータルでの描写は上でしょう。なのにAFで安いのだからびっくりですね。

この3本試せてよかったです。f/1.2 Sにあこがれを抱きますが、やはり普段使いしやすいのはf/1.8 Sだと再認識した次第でもあります。でもこの35mm f/1.2 Sはいつか欲しいし、50mm f/1.2 Sとも迷うところです。今となっては50mm f/1.2 Sの値段も決して高くないですからね。


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今更ながら、Nissin MG8000のアウトレット品を買ってみた

Nissinの元祖マシンガンストロボであるMG8000、現行品のMG80Proの先代にあたるモデルのアウトレット品を購入しました。

Nissin Di866 MarkII(左)とアウトレット購入のMG8000


アウトレット品と言ってもほぼ新品と差し支えない場合もありますが、これに関しては保証なしの実質中古ですね。外装も傷があり、使った形跡のあるものです。恐らくデモ用なんかで使われていたものでしょうね。

杉並区高円寺にあるNissinの本社の即売会にて買ってきました。

通常より割引率の高い新品と、保証なしのアウトレット品の2種類で、本当は電波式ワイヤレスコマンダーNASを内蔵したMG80 Proが欲しいのですが、これのNikon用は今回販売がなかったのは残念。どうやらNikon用は在庫がなくなり、販売終了のようです。MG80 Proも2017年発売なので、そろそろ次のモデルが出るのかな?

MG8000は2012年から2015年まで販売されていたかなり古いモデルです。実は当時新品で検討していた時期がありましたが、買おうと思った頃にはもう販売終了でした。販売期間が短かったのは、生産用部材が入手困難になってしまったからだそうですね。
ただ、それから10年後にまだアウトレットとして残っているとは…あまり売れなかったのかな?

同時期の製品であるDi866 MarkIIを持っていて、背面にカラー液晶を備えており、操作系など使い勝手はほぼDi866 MarkIIとMG8000は一緒です。
Nikon純正と同様の赤外線ワイヤレス増灯にも対応しています。なので赤外線ワイヤレスに対応したNikon純正スピードライトやボディ(内蔵スピードライトのD810など)とも混在して使用可能です。
個人的に一番使い慣れた操作系ストロボでもあるので、安心なんですよね。加えて、純正並とはいかないまでも、i-TTL準拠で比較的TTL調光も安定しているのもNissinのよいところです。

2つ並べてみました。

MG8000のほうが発光部が大きいのがわかります。ヒートシンクも着いています。代わりにキャッチライトパネルやワイドパネルが内蔵されていないですね。
まだ20代30代の頃だったら、友人の結婚式撮影でガンガン発光していたので重宝したでしょうけど(純正のSB-900は当時すぐオーバーヒートして大変だった…)、今は皆結婚し、自分の子供も大きくなって室内撮影の機会は減りました。
それでもストロボは今でもよく使いますし、たくさん持っていたほうがそれぞれの発光管の寿命も伸ばせるので良いかなと。

カメラ側はNikon純正のSB-800として認識しているようです。これはDi866 MarkIIも同様ですね。

NX StudioではSB-800と表示される

実際使った限りは、使い勝手はDi866 MarkIIとほぼ一緒ですね。

せっかくなので、MG8000、Di866 MarkII、純正のNikon SB-900をバウンス撮影して発色比較しました。ばらつきも考慮して各4枚ずつ撮影。

Nissin MG8000

Nissin Di866 MarkII

Nikon SB-900

ボディはNikon D850、i-TTL-BL調光で、ISO感度オート、オートホワイトバランス、絞りはf8固定で連続4枚撮影です。
面白いことに、室内で条件は同じなのに、撮る毎にISO感度が変わります。ただ、露出自体はどのストロボもばらつきはないですが。

色味に関しては3機種とも、4枚撮ると微妙な変化はあります。オートホワイトバランスのケルビン値が撮影毎に微妙に変化しているからですね。このあたりは室内照明のフリッカーの影響もあるのかな?
MG8000は全体としてわずかに青っぽいがしないでもないですが、全体としてはどれも優秀かなと思います。
某有名チャイナストロボは、機種ごとにかなり色温度が違うので混在して使うと苦労する、なんて話も聞きますが、少なくともNissinは色温度に関しては優秀かなと。あとは新しい世代のストロボを導入した際に色味がどう違うかは見たいですね。
MG8000は実質中古なので、ある程度発光管の劣化が進んでいるとは思いますが、もうヘビーユースの機会はなさそうなので、これはこれで普段使いしたいと思います。

ちなみに、古いのでメーカーとしては動作確認していないものの、Nikon Z 8など現行のミラーレス一眼でも、Nissin Di866 MarkIIやMG8000は問題なく動作しました。

あともう1つ買いまして。

現行品のワイヤレスレシーバーAir R

ワイヤレスレシーバーのAir R、Nikon用が超絶お安いので買いました。現行品なんですけどね、デモ機だったのかな?
元々1つは持っていたので、これで2灯ワイヤレス発光出来ますね。


Nikon用現行で購入できるのはMG60ですね。こちらはNissin独自の電波式ワイヤレスNASのレシーバー内蔵です。コマンダーも内蔵するMG80 Pro、後継機出るのかな?

BRONICA用NIKKOR-O 50mm F2.8用のフードをゲット!

先日松屋銀座の世界の中古カメラ市で、もう何年もずっと探していたものをついに発見!

本当に何年も探していたので、まさかあるとは思わなかったです。

中古なので状態は相応に傷がありますが、そんなことは気にしない! ありそうでないのがBRONICAの純正フードで、なにせレンズは手に入ってもフードは当時別売、今はレンズを買うと安価なレンズ以外は当たり前のように付属するフードも、この時代は基本的に別売りでした。
特に広角系のフードはかさばるのと、今どきのレンズのようにバヨネット式ではなく、フィルタねじ込み式または被せ式が多く、あまりフードを重視していなかったのかな?

写真のBRONICA用NIKKOR- 50mm F2.8用のフードは被せ式で、横にあるネジを締めることでレンズに固定します。もちろんネジが直接レンズ筐体に当たるのではないので、簡単に傷はつかないようにはなっています。

このフードもNikonが製造していたのかはわかりませんが、表面は縮緬塗装になっていて、Nikonの80~90年代の上級レンズを思わせる仕上げです。これはレンズ自体は縮緬塗装ではないため、フードとレンズの質感はちょっと違う感じにはなるけど、それはそれで。

NIKKOR-O 50mm F2.8はフィルタ径が77mmですが、同じ50mmでもNIKKOR-H 50mm F3.5の場合は82mmとフィルタ系が大きいため、純正レンズフードは両者で互換性はありませんので、もし購入される際は気をつけてくださいね。

BRONICAのアクセサリ類はあまり見かけないため、見つけたら即入手ですね。
では装着前後を比較してみましょう。

フードなしでもカッコいい
フードが付くととたんに大きなカメラに

いや~、さすが広角用の角形だけあって、取り付けるととたんに大きさが強調されますね。ない方がスッキリ感はありますが、取り付けるとシネカメラのようなプロっぽさが出てきますね。
ただ客観的に見ると、やはりレンズの先端にこのような大きなフードが付くと威圧感があるのと、何よりかなりの大きさでかさばるのが難点です。

レンズの太さに対してフードが大きい

かなり大きいフードなので、遮光効果としては高そうですが、使っている人が少ない、よって中古流通量も少ないのも何となく納得は出来ます。
純正にこだわらない人なら、汎用のねじ込み式フードが良いでしょうね。

CP+2025を少しだけ見てきた

金曜日、CP+2025の2日目。実はこの日、マイナンバーカードの更新があり、午後引き取りに区役所に行かなければならなく、せっかく午後仕事の休みを取ったので、マイナカード更新後にCP+ に行くことに。

マイナカード更新が予定よりも早めに終わったのは良いけど、遠いんですよね、会場のパシフィコ横浜。結局15時半頃に着いたので、18時閉場までの約2時間半程度しか時間がないため、見たいところのみを重点的に周ることにしました。よって写真少なめです。
基本アクセサリや説明を聞きたいところを中心です。

話題のSIGMA BFはデザイン重視のちょっと意識高い系カメラをアピール

TEAC/TASCAM

真っ先に行ったブースがTEAC・TASCAM。動画系の音質向上を考えていまして。

XLRマイクアダプターCA-XLR2dですが、3種類(Canon, Fujifilm, その他アナログ入力用)ありまして、Nikonは外部音声のアクセサリポートによるデジタル入力非対応のため、最終的にはカメラ本体のステレオミニマイク入力端子に入れなければならず、音質的に向上するのか(特にS/N比)興味がありました。
が、肝心の展示機のNikon Z 9のバッテリ切れ、おまけにマイクアダプター自体も電池切れと、2日目なのに準備の悪さが目立ちました。しかも説明員さんはあまりカメラに詳しくないのが残念。音質そのものは、隣りにあったOM-1IIの内蔵マイクとの比較で、確かにかなり音質が良いのはわかりました。が、やはりどうせなら外部レコーダー入れたほうが確実かなという気も。なので、導入するとしたら、隣りにあったタイムコードジェネレーター搭載のレコーダー、FR-AV2かなぁと。こちらなら32bit Floatで録音できるので、録音レベルを気にしなくても良いですから。

焦点工房

言わずとしれた、海外のマウントアダプターやレンズなどアクセサリ類の輸入代理店からは、MonsterAdapter LA-FZ1をまず試しました。
Nikon純正よりも前に、なんとAFモータ非内蔵レンズをZマウント機でAF動作可能なアダプタで、マウントアダプターにAFモータを内蔵しています。
純正は恐らく様々な事情でこういったものが難しいのでしょうね。

試したところ、まだまだ試作品、色々と問題が。
まずはカメラの電源を入れるとずっとなり続けるカチカチと言う異音。後から知ったのですが、レンズの絞り連動レバーを連打している音だそうです。
カメラ側で設定した絞りにするためには、CPUレンズの場合、絞りは最小絞りに設定しているので、それは設定通りになっていますが、実際のところこれがうまく機能していないようですね。

実際の動作は動画で撮ってみました。

ずーっとカチカチ鳴り続けているのは絞り連動レバーの音らしいのですが、AFもまだ近場では合わないとか、ウォブリング動作を繰り返すとか、絞りをボディ側で操作しようとしても反応がないとか(ずっとf1.8のまま)不安定で、ベータ版にすら達していない感じです。
元々が一眼レフの位相差センサに合わせた特性なので、位相差の検出範囲が構造上どうしても狭くなる像面位相差センサとコントラスト方式のミラーレスでは、レンズデータを持たせておかないとかなり動作不安定なんでしょうね。

Nikon純正のFTZ/FTZ IIはモータ内蔵レンズ(AF-S/AF-P/AF-I)のみの対応で、その本数約90本ですが、恐らく各レンズのデータを持たせていて、距離エンコーダを内蔵している、比較的新しいor古いものは上級レンズが多い(つまり各種収差が少ない)からこそ、Zマウントレンズと遜色なく動作させられているとは思います。
MonsterAdapterがどこまでそういったことを出来るのか、まあこういうのは遊び要素も多いですから、完璧を求めちゃいけませんね。ロマンです、ロマンを買うのです。

そしてもう1つ注目なのは、TTArtisan 203Tで、何とこのカメラ、蛇腹のクラシックなスタイルの完全機械式カメラで、何とチェキでおなじみのインスタントフィルムinstaxで撮影可能なカメラで、フィルム排出も電動ではなく回転式レバーで行うようです。

質感はさほど高くはなく、ジャバラ部分は皮ではなく布製っぽいですが、チープすぎず高級すぎず、こうしたカメラが現役だった頃の質感に近いのが好感持てます。
昨今フィルムが高くなりすぎ、現像受付できる店が極端に減り、気軽にフィルム撮影できる環境ではなくなりつつある今、instaxを使うカメラというのはなかなか目の付け所が良いですね。instaxならすぐに無くなることはないでしょう。むしろ今人気で、Fujifilmの写真部門でもかなり売上が良いそうですから。
こちらは秋に発売予定、値段は不明ですが、わりと欲しいカメラですね。

ちょうどHASEO氏の公演も行われていました。

Videndum(Manfrotto/Gitzo/Lowepro/JOBY)

動画用の一脚、色々試してみました。
このフルードカーボンビデオ一脚MVMXPROC5、一見華奢に見えて、剛性感はアルミのもう少し太いタイプと変わらず、なかなか使いやすそう。

Manfrotto フルードカーボンビデオ一脚MVMXPROC5

去年運動会用にこれの1世代前のアルミ版を使いましたが、なかなか良かったけどもう少し軽いといいなと思っていたので、これは候補にしたい1つです。
アウトレット品なら買えそうだけど、この値段出すならもうちょっと頑張ってGitzoかなとも思ったり

Nikon/RED Z CINEMA

結局ここが時間的にも最後に。動画編集(特にDavinci Resolve)関係で色々聞こうと思って訪ねたら、肝心のDavinci Resolveを動かしているマシン(某PCショップの高級動画編集マシン)のグラボの調子が悪いとかで、全然サクサク動かない。これだったらうちの環境のほうが数段階的だわ~となりつつ、同時に展示されていたASUSのモニタも結構良かったな。

で、なんとREDのシネカメラV-RAPTOR [X] Z Mountを触らせてもらえるとな!

おねーさんが解説してくれて持たせてもらいました。全くどう使うかわからない、文字通りプロ用カメラですが、モニターに出てくる絵がもう映画っぽくてスゲー(笑
ブース柄、映画関係者と思われる外国人のお客もちらほら見かけました。
なにせNikonのRED買収は、業界を賑わせましたからね。

一体実際にどれくらいNikon Z 9で動画撮影が行われているかわかりませんが、少なくともNikonは気合が入っているようです。そろそろII型の足音も聞こえてきそうな感じですが、Z 9自体はまだまだフラッグシップ機として君臨、動画もN-RAW 8.1K 60pで撮影可能で、Panasonic S1RIIという強力な動画ライバル機も出現しましたが、それはさておき新しい動画向け電動ズーム搭載のレンズNIKKOR Z 28-135mm f/4 PZを初めて試せました。
なかなかズムーズに動くズームですが、もう少し感度が低いと良いかなぁ。またAFはかなり素早く、スチルでの動体撮影も余裕そうと感じましたが、逆にカメラ側でAFを一番遅い設定にしてもまだ動画用としては速く感じました。もう少しゆっくりフォーカスできるとよいですね。
レンズの操作性自体はかなりよく、MFもとてもやりやすい。映画のような撮影なら、MFのほうが何かと都合は良いかもしれませんね。
あとこのレンズ、アウトフォーカスした背景の玉ボケがきれいで、それに感動しました。これでスチル撮る人は少ないでしょうけど(スチルなら絶対Z 24-120mm買った方が良いです)、かなりボケ味にも留意していると感じました。


ここで時間切れ。18時です。せめて19時までやってくれたらなぁ…。

結局SIGMAブールに寄る前に終了

話題のSIGMA BFや300-600mmを見たかったけど、残念終了です。

Nikon Z 8 + NIKKOR Z 40mm f/2

今回は一部Z 24-200mm、それ以外は軽量なZ 40mm f/2でお気軽撮影でした。結構良いんですよZ 40mm。
ということで、次に向かいました。

ほんまアホやな…横浜から銀座へ。ちょっとした戦利品もゲットしましたが、その話題はそのうち。大したものではないですよ。

たまには35mmでスナップを

最近望遠レンズバカになってしまっていますが、自分の写真の原点は35mmレンズです。ってことで、望遠レンズ撮影の合間に撮ったスナップ。

地蔵塚

たくさんの小さなお地蔵さんが並んでいる斜面。片田舎のこの場所になぜこれがあるのか、いつからあるのかわからないけど、古そうなのは確か。
たまたまロケハンで入った場所にこういうのがふとあるのが面白い。