年始の山梨撮影の帰りに、韮崎市に出来た新しいワイナリー、マルス穂坂ワイナリーの直売で買ったワインです。
【本坊酒造・マルス穂坂ワイナリー】MARS -NEO- 穂坂甲州 “甕” 2020(白)
白ワイン…ですが、ご覧の通りオレンジ色です。一般的な白ワインとも違うし、赤ワインのように赤くないです。
同酒造hじゃワイン以外にも各種アルコールを製造していますが、同社の九州で焼酎を仕込んでいた和甕で仕込んだ天然酵母による自然発酵、無補糖、無濾過のワインです。
「天然酵母による自然発酵」「無補糖」「無濾過」「甕仕込み」
無濾過なので、澱が残っています。日本酒も無濾過がありますが、ワインにもあるのですね。
澱が残っている
アルコール度数は8%と低め、かなり特殊な作りのようです。
白ワインながらオレンジ色
香りは爽やかかつフレッシュです。若々しい印象。 口に含むと…おお、ものすごい酸味だ。酸味を基調としています。甘味は控えめです。後味にぶどうの渋みが少しありますが、さほど強くはなく爽やか。 しかしこれほど酸味のあるワインは初めてです。決してどっしりはしていない、どちらかといえば若々しさを感じます。
妻はかなり気に入ったようですね。自分は少し酸味が立ちすぎているかな、と感じました。もう少し、甘みを感じられると尚良かったです。 非常に飲みやすく、1日で空けてしまいました。
山梨日帰り撮影の後行ってきた、「七賢」でおなじみ山梨銘醸の蔵元直売所で買ったお酒第1弾。
【山梨銘醸】七賢 純米大吟醸生酒 劉伶(りゅうれい)
山梨銘醸 は山梨県北杜市白州町にある、創業は寛延3年(1750年)と江戸時代からの老舗酒蔵です。 白州といえば、ウイスキーの銘柄名にもなるくらい、富士山系からの水源が豊富な地域です。酒蔵にも仕込み水に使われている湧水があちこちで飲めるようになっていました。
劉伶(りゅうれい)は直売所でしか買えない限定品です。ぜひ山梨に旅行に行った際には、山梨銘醸も訪れて欲しいです。
【山梨銘醸】七賢 純米大吟醸生酒 劉伶(りゅうれい)
酒米や酵母の情報は非公開。精米歩合47%の純米大吟醸です。生酒のため、要冷蔵となっています。
透明に近い淡黄色の酒質
それでは開栓してみましょう。 上立ち香は爽やかな吟醸香。口に含むと、ごく僅かに微発泡感あり。青リングを思わせる瑞々しい甘味と酸味です。口当たりは滑らかで、このあたりは大吟醸らしい振る舞いです。 少し温度が上がると、より甘みに膨らみがまして、マスカット系のテイストとなります。旨味や苦味は控えめ、どっしり差よりも軽快さが持ち味です。 ラベルのチャートも、甘口側に星が描かれているように、純米大吟醸らしい、とても綺麗な味わい、ということですね。 甘いと言っても酸味もあるために切れは良いですね。これはスイスイ飲めてしまう系です。いや、まさか山梨の、しかも昔自分が住んでいたところから遠くない酒蔵に、こんなに美味いお酒があるとはね。参りました!
先日の山梨撮影に帰りに寄ったワイナリーです。
中央道韮崎からちょっと上がった場所にあります。 2017年に出来た新しいワイナリーです。20年前山梨に住んでいたので、ぶどうの栽培に適した気候と傾斜地が多い山梨、ワイナリーはたくさんありますが、ここは新しいので、訪れるのは初めてです。
富士山がよく見える素晴らしい景色です。本坊酒造 自体は、ワインだけではなく様々な種類の酒類を製造販売しているようですね。県内の笛吹市石和町にもワイナリーを構えているので、ワイン造りは初めて、という感じでもないようですね。
直売所に有料試飲スペースもあります。中はおしゃれですが、建物の入り口が道路側とは反対にあるため、開店しているのかいないのか、分かりづらいのが難点でしょうか。 せっかくなのでワインの福袋を購入しました。
ブドウ畑の向こうに見える富士山
東京の我が家からも遠方に見える富士山、流石に山梨県内からだと近くて大きく見えますね。
マルスワインと七賢
山梨銘醸の七賢の日本酒と、マルスワインの濁りを残したワイン。飲んだら印象を書いてみたいと思います。
正月休み後半は撮影に出かけました。今回、妻も仕事がお休みなので、またとないチャンスと思い、山梨へ撮影に出かけてきました。
山梨県の廃ホテル
去年は撮影できていなかった廃墟、今年はNikon Z 9にて撮影に挑みました。ミラーレス機、ローアングルも撮りやすくてよいですね。 三脚の使用が難しかったため手持ち遺影ですが、IBIS(ボディ内蔵手ぶれ補正)搭載なのも助かりました。 一眼レフで使っていたAF-S 16-35mm f/4G ED VRは、手ぶれ補正内臓広角レンズでしたが、公称2.5EVの補正しかできなかったので、Z 9とNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの組合せは、この撮影でとても良い仕事をしてくれました。 こちらの写真は後日編集してまとめてアップします。
白州の酒造
今回、中央道が思いの外空いていて、予定より早く撮影地に到着、撮影も予定より早く終えたため、以前から行きたかった酒造へ立ち寄ることに。 実はYamaro、20代前半は就職の関係で山梨県に住んでおりまして、今回訪れた七賢の「山梨銘醸」 は、以前住んでいたところから車で30分かからない場所でした。 なので、存在自体は知っていたし、何度かその前も通ったことはあれど、当時はまだ日本酒にあまり興味がなく、一度も行ったことがありませんでした。
創業は寛延3年(1750年)という山梨でも老舗の酒蔵です。そして、中はとてもおしゃれです。直売所だけではなく、酒蔵の見学ツアーなどもでき(今回は時間の都合でツアーは申し込みませんでしたが)、お土産や蔵元が作った革製品など、色々置かれていました。
どうです? とてもきれいな酒蔵です。ああっ、なんで今まで来なかったんだろう? また今度山梨旅行する機会があれば、家族で行きたいですね。
酒蔵の隣には、山梨銘醸が経営する賢直営レストラン「臺眠」も併設されていて、食事も楽しめます。ということで、お昼はここで食べてきました。 美味しかったです。ただ、子供向けのものはない感じですね。
もちろん、お酒も買ってきましたので、後日ご紹介したいと思います。
今年も順調に酒ブログ化していますが、”書きたいことを書きたいときに”がコンセプトの当ブログをよろしくお願いいたします。 その時のマイブームを書いているだけですので(笑)
ということで、今回のお酒は昨年末に飲んだお酒です。各タイミングを逃して今紹介します。
【逸見酒造】真稜 至(いたる)純米生原酒 R4BY
米どころでもある新潟は、大小様々な酒造がありますが、今回買ったお酒は小さな蔵元のお酒です。初めて買ったブランドですね。逸見酒造 (”いつみ”ではなく”へんみ”と読むようです)、佐渡のお酒です。
【逸見酒造】真稜 至(いたる)純米生原酒 R4BY
ラベルはシンプルです。情報も精米歩合60%(吟醸とは名乗っていない)、アルコール度数17度は原酒らしいですね。 酒米は、ラベルにはありませんが、五百万石とのことです。 こういう情報の少ないお酒はワクワクしますね。購入した酒屋の情報はありますが、やっぱり自分の舌で確かめないと。
ほんのり淡黄色、微発泡
このお酒、栓が日本酒では少数派の回転式です。ただ、この方が栓が飛ぶ事故がないので好みなんですけどね。開栓時に少しシュッと音がして、ガス感あり。 冷酒でいただきました。上立ち香は爽やかなバナナの香り。口に含むと、お~、芳醇で旨味が膨らむ感じですね。わずかにプチプチ感あり。 甘みが大きく膨らむというよりも、酸味・苦味・甘みが織りなす複雑な旨味を主体としています。辛口方面ですが、甘みもしっかりありますね。バナナと例えたのは、甘みの中にも苦味や酸味が織りなす感覚が、少し若いバナナの味に似ています。でも後味はどっしり感がありますね。
いやいいお酒ですよ。まだまだ知らないお酒、たくさんありますね。新潟ももう十数年行っていないけど、行く機会があれば~。関東からだと遠いよね。
昨年購入しておいたお酒です。今年の正月はこれを飲もうと、わざわざ妻の実家まで持ってきました。
【清水清三郎商店】作 新酒 2022BY 純米大吟醸 ZAKU NOUVEAU
お気に入りの三重のお酒「作(ZAKU)」の2022年新酒です。なかなか手にはらないお酒ですが、あるところにはあって、それでも入荷して2,3日で売れてしまう、ということで、入荷日を狙って買ってきました。
【清水清三郎商店】作 新酒 2022BY 純米大吟醸 ZAKU NOUVEAU
酒米は非公開。精米歩合50%の純米大吟醸。ラベルに書いてあることが、スペックの全てです。もちろん作(ZAKU)の作成方針通り、火入れ酒となっています。冷蔵保管しなくて良い(ただし冷暗所保管推奨)ので、このあたり気楽で良いのです。
※妻実家で口開けして、いつも撮ってる注いだ後の写真を忘れてしまったので、後日追加します。
上立ち香は、華やかでいかにも若々しい新酒の吟醸香。 常温(とは言え栃木の冬の玄関で保管していたので、それなりに冷えていますが)で口に含むと…お、メロンのような瑞々しい濃すぎない甘みと酸味、苦味も少々。そして後味は何ら癖がなくスーッと引いていく。同社の定常販売されている作シリーズよりはややあっさり目ではありますが、ちゃんと作らしさが出ていますね。 フレッシュだけど、Impressionシリーズのような酸味と微発泡感のある華やかな生酒感とは違い、もう少し落ち着きのある味わいです。でも飲むとちゃんと作らしい個性があります。 お正月に相応しいお酒ですね。ゆっくり、いつまでも飲んでいたいお酒です。
顎裂手術で入院中の息子、病院が神奈川なんですよ。なので、車でも電車でも、移動に片道1時間半です。 その入院中の病院の近くに酒屋があって、店のポスターになんとこいつがあったのです。予約のみ、とのことでしたが、誰かがキャンセルしたのか、1本だけ冷蔵庫にあったので、もちろん買いました。
【武重本家酒造】十二六(どぶろく) 甘酸泡楽
このどぶろく、特約店で予約しないと買えないもので、自分のよく行くお店にはなく、同僚に頼んで買ってきてもらったりもしています。前回買ったのは2年前 ですね。
発酵が進むため、要冷蔵、賞味期限が設けてあり、製造から20日と短いのです。
アルコール度数は、どぶろくとあって5%と低め。よってスイスイ飲めてしまいます。日本酒の原点のなるのがどぶろく。清酒ではなく濁酒です。 すりつぶした米がそのまま詰まっています。
どぶろくは、その発酵具合によって味が変化します。さて今回は?
今回は発泡は少なめ
開栓すると、ガス感は以前より少なめです。もともとガス抜き穴が栓にあるので、吹き出すことはないものの、2年前は注ぐとシュワシュワ感が強かったのですが、今回はドロっとした感触が強く、シュワシュワは少なめ。
口に含むと…、おおおお!? 酸味と甘みが2年前のものよりも良いです。妻がグレープフルーツジュースと称しましたが、確かに程よい酸味に強すぎない甘み、適度な発泡感。そして何より今回は米のドロッとした感触が強い。食べている感じです。注ぐ際も、なかなか口から出てこないくらい。 こんなに高度にバランスの良いどぶろくは初めてです。いや今回は当たりでしたね~。 開栓時期が良かったのかな? また買いたいけど、もう売っていないでしょう。今回はとてもラッキーでした。
風の杜をいつも置いているお店で購入しました。奈良のお酒といえば、自分にとってはまず風の杜が思い浮かびます。 日本酒発祥の地と言われています。
【油長酒造】風の杜 ALPHA1 菩提酛 2022BY
菩提酛 (ぼだいもと)は、室町時代に菩提山正暦寺が開発しました。そう、お寺さんの開発した酒母つくりの方法なのです。海外では教会がバターやクッキーを作っていたように、日本でもお寺がお布施以外の運営費用を得るために、お酒づくりをしていたわけです。菩提酛 の詳細はリンク先の記事をご覧いただくとして、その奈良県の油長酒造が、菩提酛のお酒をつくるということに価値があると感じます。 今年から、菩提酛室を作り、そこで酒母となる「そやし水」と呼ばれる乳酸発酵水を作っているとのこと。なんと本格的な!
【油長酒造】風の杜 ALPHA1 菩提酛 2022BY
低アルコール設計ですが、アルコール度数は14度と、一般よりわずかに低い程度です。酒米は秋津穂、精米歩合は70%と程よく削っています。
開栓直後はシュワシュワ
開栓して注ぐと、フレッシュなシュワシュワ感があります。上立ち香は仄かな吟醸香。口に含むと、爽やかな酸味とともに、メロン果汁のスッキリした甘み、そして苦味に続き、少しどっしり感が訪れます。奥行きのある味わいです。 やや温度が上がると、メロンの甘みも増して、バランスが良くなりました。軽快でみずみずしさを感じさせながらも、味に立体感がって、決してただフレッシュなだけのお酒ではないのが素晴らしい。
こんなに手の込んだお酒なのに、お値段は一般的な四合瓶の平均的な価格です。毎回驚きます。よくこの価格でできるなぁと。 今は四合瓶しか販売しない風の杜ですが、これは時間をかけてじっくり味わいたいと思いました。もっとも、あえて一升瓶にしないのは、フレッシュなうちに飲んでほしいという酒造の意向ですから、いろいろな風の杜を買って楽しむのがよいのでしょうね。
日本酒、色々試したくって、買ったことのない銘柄、種類を買いたくなってしまいますが、今回は久しぶりにリピート買い。と言っても前回買ったのは3年くらい前だろうか? 埼玉県飯能のお酒といえば、五十嵐酒造の「五十嵐」 です。間違いのないお酒です。同酒造の「天覧山」をベースとした直汲みのお酒です。
【五十嵐酒造】五十嵐 純米酒 無濾過生原酒 直汲み
イエローラベルにしました。令和4年BYの新酒です。 酒米は五百万石、精米歩合60%、吟醸酒ではないそうです。とあるサイトによれば、日本酒度は+4、酵母は協会1001号で、10号酵母系とのことです。
【五十嵐酒造】五十嵐 純米酒 無濾過生原酒 直汲み
発泡系です。一升瓶の発泡系は、かつて冷蔵庫内「たかちよ」大漏洩事件があったので、かなり慎重になっています。 栓が吹き飛ぶこともあるので、慎重に開栓しました。 たしかにガス感はありますが、栓がポンと飛ぶほどではなかったです。が、瓶内発酵の具合によっては飛ぶこともあるので、十分注意しましょう。
結構なおりがらみ、注ぐとシュワシュワ
上立ち香は爽やかな吟醸香、甘みを感じます。口に含むと、微発泡感とともに、爽やかなマスカット系の甘みと酸味が広がります。ただ、以前のよりも酸味は少なく、割と苦味もありますね。 温度が少し上がると、やや苦味主体だったのが甘みもより出てくるので、バランスが良くなります。冷蔵庫から出して、注いで少し時間が経過したくらいのバランスが好みです。
あとは一升瓶ならではの、味の変化を楽しみたいと思います。
先日IKEAで家具類を色々買ったのですが、食材も売っていたりします。アルコールも、以前はスウェーデンの伝統的なお酒であるスナップスを売っていたのですが、アルコール度数が高い蒸留酒故に、万人受けはしにくい感じでした。 現在スナップスは日本のIKEAでは販売されておらず、代わりに販売されているのがビールでした。
【IKEA】ÖL LJUS LAGER エール・ユース・ラーゲル
IKEAらしいシンプルなラベルです。あちらの読みではLAGARはラーゲルですが、日本だとラガービール と言う方が通りが良いですね。 市販されている多くのビールはラガービールです。ビールと言えば欧州だとドイツやベルギーが有名ですが、スウェーデンはあまりイメージがないですね。
瓶ビールって、何故かそれだけで美味しそうですよね。王冠がおしゃれです。 アルコール度数は5%と少し低めです。
色味も日本のビールに近い感じ
香りはそれほど強くはないです。日本の一般的なビールに近い感じですね。喉越しも…お、やや濃い味ですが、総じて日本のビールに近い味わいです。甘味や苦味が強調された感もなく、飲みやすいですね。キリンのラガービールに似たような感じです。そのキリンラガーボールも、しばらく飲んでいませんけどね。
ということで、海外ビール感を味わいたいなら、ちょっとその感触は薄いけど、万人受けしやすいビールとしては、IKEAらしいかなと思いました。
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