「カメラアクセサリ」カテゴリーアーカイブ

VMWareにWindows XPを入れて古いソフトを動かす

メインPCのOSを入れ直した後、しばらく仮想マシンでのWin XPを構築していなかったので、先日からVertualBoxをインストールして、Win XP Home SP2(Professionalのディスクが見当たらない…)をそこにインストール。

ところが、VertualBox、今まで問題なく動かせていたのに、今回に限っては、Win XPのフリーズ、ブルースクリーン、設定色々変えて、何とかインストール成功しても、今度はWin XPがあまりに遅くて使い物にならない…。以前はこんなことなかったのですが…。

どうしようもないので、VertualBoxをやめて、同じ仮想マシンソフトのVMWareを使ってみると、こちらはあっさり成功しました。しかも設定もVertualBoxより簡単な印象。

VMWare上で起動するWindows XP Home

Professionalのディスクも持っていたはず…なのですが、見当たらない。まあやりたいことはHomeでも問題ないので、まあ良いか。

さて、Win XP環境を再構築した理由はこちらです。

当HPにも掲載している記事、F90X/F90フォトセクレタリーのインストールのためです。

Nikon F90Xsもしばらく使っていませんが、セッティングの自由度はF100よりもありますし、撮影データの取り込みも可能です。
フォトセクレタリーは、フロッピーディスクによるソフトウェアと、カメラの10ピンターミナルとPCにRS-232接続できる、専用ケーブルMC-31で構成されています。

フロッピーディスクを読めるうちに、すでにデータはHDDに落としてあります。
販売時の対応環境は、Windows3.1またはWindows95/NT3.51と、骨董品レベルです。そりゃそうですね。1996年頃に販売されたソフトです。同様に、F5用とF100用のフォトセクレタリーも存在します。

F90X/F90フォトセクレタリーについては、その後のOSのWin2000やXPまでは、メーカーとしては対応としていますが、F5用だけは、Win2000以降に非対応でした。まあ、今となってはどうでも良い情報ですかね。ケーブルさえあれば、サードのSoftTALK2000で同様の機能を使えます。

さて、Win XPもSP2からSP3にアップデートしたので、フォトセクレタリーをインストールします。

無事、インストール完了しました。

なにせ四半世紀前のソフトですから、拙いフォントやこれ以上大きく出来ないデータのウインドウとか、当時の解像度ではこれで十分だったのでしょうね。VMWareでもシリアル接続は対応しているので、これで問題なくつながるはず…(まだ試していない)。

また、インストールさえしてしまえば、そのインストールファイルそのものをWin10機にコピーすれば使えてるはず(Win7 64bitでは使えました)。ようは、インストーラーが動かないだけの話なので(インストーラーはWin95互換モードでもダメでした)。

ま、今となってはあまり意味のない情報かもですが、ソフトウェアも時が経てば歴史であり、資料価値はあると思うので、F90Xを持っている限り、このソフトは動かしていきたいと思います。

ボッコボコのジャンクNikonフォトミックファインダーDP-1

先日中古カメラ屋めぐりで買ってきたもの。

Nikon F2用フォトミックファインダーDP-1のジャンク

Nikon F2用のフォトミックファインダDP-1です。ボッコボコのジャンク品ですが、プリズムがきれいだったこと、一応「メーターOK!」なる謳い文句で、部品取りに良いかなと思いまして。

元々私が持っているF2も、フォトミックDP-1装着品です。
F2は、NikonのF一桁機伝統のファインダ交換式(ただし現行のF6はファインダ一体式で交換できない)なので、簡単に付け替え可能です。
F2(ファインダ含む)ボディを買うより、ファインダ単体で買うほうが高くなる場合もあったりします。

Nikon F2は、ファインダが複数存在します。カメラ標準装着品だと、以下のラインナップです。

  • F2アイレベル(ファインダDE-1搭載)…露出計のないアイレベルファインダー
  • F2フォトミック(フォトミックファインダDP-1搭載)…FのフォトミックFTnと同等のCdS受光素子、針式メーターの中央部重点測光可能なファインダ。通称カニ爪レンズと連動。
  • F2フォトミックS(フォトミックファインダDP-2搭載)…DP-1の針式メーターをLED表示に変更したもの。
  • F2フォトミックSB(フォトミックファインダDP-3搭載)…受光素子をCdSからSPDに変更、メーターはLED。
  • F2フォトミックA(フォトミックファインダDP-11搭載)…DP-1をカニ爪式からAi方式に変更したもの。
  • F2フォトミックAS(フォトミックファインダDP-12搭載)…DP-3をカニ爪式からAi方式に変更したもの。

その他に、アクションファインダやウエストレベルファインダ高倍率ファインダと、多岐にわたっています。詳しくはWikiPediaなどを。

個人的には、シンプルなデザインのアイレベルファインダを除けば、フォトミックファインダでは、この最初に出たDP-1が一番デザインが好きですね。
Fの時代の建て増し温泉旅館的な後付感のあるフォトミックファインダと違い、最初からフォトミックファインダを前提としたF2なので、デザインも洗練されています。
そして、今でも比較的修理しやすいのは、F2フォトミックのDP-1や、F2フォトミックAのDP-11と言われていて、これはシンプルな針式メーター、かつCdS素子が比較的入手しやすいからだそうです。LED表示のものは修理が難しいようです。

いかにもジャンクなフォトミックファインダDP-1

メーターOKとありますが、ぶっちゃけ通電したときに動いたよ、程度にしか考えていません。精度が出るとかは無理な話でしょう。あくまで部品取りなので。ファインダ取り外しレバーが欠品しています。一応手で回せば動くので気にしません。

ジャンク(左)は前期型なのでネジがマイナスネジ

部品取りとして、プリズムファインダが腐食なくきれいな状態だったから、というのが一番ですね。メーター窓が手持ちのよりジャンクのほうがきれい、というのもありました。
シリアルナンバーは、元々持っているファインダのほうが新しいようです。また、ジャンク品は前期型と思われ、ネジがマイナスネジナノも注目です。後期型ではプラスネジに変更されています。
こうしてみると、ファインダ以外はジャンク品の方はボコボコで傷だらけですね。

ジャンクDP-1を試しにF2に装着してみたが…

恐る恐るジャンクのDP-1をF2に装着。一応針は電池確認ボタンを押す限り動くようです。
が、カニ爪レバーが硬い! ガチャガチャをやろうにも、渋くて一向に動かない。試しに手で動かしてみても、超絶渋いです。確かに、装着前に少しレバーが曲がっているなぁとは思いましたが、やはり曲がっているのか相当渋い。

というわけで、やはりそのままでは使えませんね。部品取りです。
ファインダ取り外しレバーは外れていますが、ここはファインダ正面のメカを動かせば、機構的には動くので、取り外しはできました。

そのうち分解してみようと思います。何事も勉強ですね。

EL-NIKKORに飽き足らずFUJINON-ESに手を出す

先日ニコンミュージアムに行く前に、近くの松坂屋カメラに行きました。ここは最新デジタルカメラから古い中古、ジャンクとまんべんなくラインナップしていて、都内お気に入りのお店の一つです。

最近レンズフードを探していて、1つはPC-Nikkor 28mm用のHN-9、もう一つはもう長年探しているBRONICA用のフードです。

残念ながら、この2つは見つからなかったのですが、代わりにお安い値段で状態の良かったこれを買ってみました。

FUJINON-ES 1:4.5/90

富士フィルムの引き伸ばしレンズ、FUJINON-ES 90mm F4.5です。この焦点距離のレンズがEL-NIKKORにはないのと、マクロ撮影にちょうどよい90mmというのもポイントです。

非小伸ばしレンズですから、本来の用途はフィルムの像を印画紙に焼き付ける用途ですが、これを撮影用として使おうというお遊び用です。専用ケースに入って光学系もきれいで、値段も安かったのでつい…。

テッサータイプの光学系で、8枚絞りです。基本的には絞り開放で使うので、今時のレンズのような円形絞りでなくても問題なしです。元々は平面の印画紙に焼き付けるので、ボケ味は考慮していませんしね。

焦点距離的には、一眼レフでもフランジバック的に問題ないと思われますが、そのあたりは後日テスト。ベローズと組み合わせて使いたいので、無限遠が出るかはあまり気にしていないですが、せっかくなので色々テストしてみたいです。
接写リングとヘリコイドで、恐らく無限遠撮影は可能でしょう。

引き伸ばしレンズは、小ぶりなのによく映るレンズが多いので、楽しいのです。もちろん本来の用途とは異なる使い方のため、工夫や光の選び方は配慮が必要ですが、こういう遊びができるのはカメラの醍醐味ですね。

ニコンようかんに続け!? ニコンFのオリジナルドロップ

先日ニコンミュージアムに行った際に、入館プレゼントとしていただいた「オリジナルドロップ」です。

実は、ニコンようかんは、ニコンミュージアムでのみ継続販売でした…。通販では買えなくなったので、勘違いしていましたね。
ドロップも本来販売品なんでしょうけど、COVID-19の影響で長いこと閉館していたためなのか、色々事情があるのでしょうけど、入館プレゼントとして1個頂きました。

さて「ニコンドロップ?」とでも言うべきオリジナルドロップですが、皆さんよくご存知の缶入りのドロップに、Nikon Fがあしらわれています。

Nikon Fの初期型?(後期型はセルフタイマーのレバーのデザインが少し違うので)をイメージしたイラスト、反対側は「F」のロゴが入っています。封印シールにはNIKON MUSEUMと書かれていて、ここにもNikon Fが描かれています。

製造は4枚目の写真にあるように、サクマ製菓となっていて、中身は「サクマドロップス」です。
ちなみに、「サクマ式ドロップス」は佐久間製菓で、実はサクマ製菓とは別会社です。
が、よく混同される両者、元々は1つの会社でしたが、戦時中の砂糖不足などで企業整備令で廃業、戦後に実業家が立ち上げた佐久間製菓と、元々の一度廃業した際の社長の三男が立ち上げたサクマ製菓があります。
同じドロップの販売で裁判になり、結果的にオリジナルの「サクマ式ドロップス」は佐久間製菓が商標権を獲得し、サクマ製菓は「サクマドロップス」して現在に至ります。
両社のHPを見ると、どちらもオリジナルであることを経歴に書いていますが、この辺りは大人の事情が垣間見えて面白いですね。

買ってきたもの

ニコンミュージアムに行く前後で、中古カメラ屋巡りもしてきました。久々にお買い物できてよかったな~。廃業されるお店あれば、今年開店したお店あり。買ったものはまた別途紹介します。

タイムラプス用に五色トウガラシをインターバル撮影し続けているけど…

なかなか実が膨らまない!

先週の土曜日から、五色トウガラシの実の成長をタイムラプス化するため、インターバル撮影を開始しました。

タイムラプス用インターバル撮影を開始 カメラはD810

Nikon D810にAI AF Micro-Nikkor 60mmf/2.8D、長期間の撮影の為、ACアダプタ-EH-05b(現行はEH-5d)と、パワーコネクタEP-5Bを使用し、AC電源供給しています。

2分毎に1枚の撮影を数日かけて行う予定でしたが…

インターバル撮影開始直後 20/7/4午前
20/7/5夜
20/7/6朝

あれ、引っ込んじゃった…
実も膨らんでいきませんね。今週はずっと天気が悪いようなので、実の成長も期待できないかも?

でも試してみないちわからないのが、自然相手の撮影ですしね。
お隣のアサガオも気になるところですが…。

殆どのタイムラプス用インターバル撮影は、失敗の連続です。が、失敗の積み重ねのもとに、成功は成り立つものです(キリッ


タイムラプス用のインターバル撮影は長期戦になるので、ACアダプタは不可欠です。ただ、AC電源が取れないところだと、他の手段を考える必要がありますが。

Nikon レンズリュック600III用サイドポーチをLowepro 600 AW IIIに着けてみた

先日アウトレットでお安く購入できた、Loweproのレンズトレッカー 600 AW IIIですが、Nikonにも同様のカメラバッグ、レンズリュック600IIIがあり、そのレンズリュックに同梱されるサイドポーチは、別売りで購入可能ということで、試しに1個買ってみました。

本来は、レンズリュック600IIIの横に取り付けるサイドポーチですが、ベルトに通せる構造なので、他のバッグにも取り付けできそうだったのと、これ自体にショルダーベルトもついているので、単体でも使用可能です。

Lowepro レンズトレッカー 600 AW IIIにはベルト経由で取り付けできた

サイドポーチのベルト取り付け部分の幅が広く、直接レンズトレッカー 600 AW IIIには取り付けできませんでしたが、バッグに付属する、三脚などをくくりつけるベルトを介して取り付けできました。

BG付きD810も収納可能…だが…

事前に寸法を調べていたので、目論見通り、バッテリグリップ付きのD810もすっぽり収まります。が、誤算があった! そう、ストラップまでは収まらなかったのです。

D810には、Nikon X Porterのストラップを取り付けてあり、割とかさばるんですよね。
なので、ストラップだけ外に出せば蓋は閉じられました。バッテリグリップがなければ、ストラップごと入りそうですが、このバッグで行く撮影ではバッテリグリップは必要なのでね…。

AF-S 24-70mm f/2.8E ED VRは問題なく入った

標準ズームとしてはかなり大柄な、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRですが、若干膨らむけどしっかりジッパーで蓋も閉じられます。斜めに入れることになるけど、隙間に小柄なレンズなら1本収められそうな感じです。


D850+ロクヨンは、戦闘機撮影セットとするとして、もう1台のD810にズーム望遠をどうするかが悩みどころです。SIGMA 150-600mm Sportsは、一緒に持っていくには重すぎます。かと言って、今更AF-S 70-200mm f/2.8G VRIIに2倍テレコンというのも、画質が低下するのでやりたくないですし。

やっぱり2台目はマイクロフォーサーズ(MFT)にしようか、ただフルサイズとマイクロフォーサーズの併用って、そもそもカメラの操作系もAFも画質(色の傾向含め)違うので、難しいところではあります。
去年の百里基地では、標準~中望遠はMFTのGX7MK2で地上展示機を撮りましたが、やっぱりフルサイズで撮りたいなぁというのはあるんですよね。それと操作系が同じカメラ。

そうなると、APS-CのZ50もいいよなぁと思っている今日この頃です。APS-Cはもう買わないよ、と思っていたけど、ミラーレスなら一眼レフのようにファインダの見え方も問題ないだろうし、キットレンズはコンパクトですしね。

Lowepro レンズトレッカー 600 AW IIIがアウトレット価格だったでポチった

ロクヨンとカメラボディをバラで運ぶのは面倒なので、レンズ装着状態で運ぶためのカメラリュック、前から欲しかったのですが、マンフロットの楽天公式アウトレット店に、アウトレット品としてタイトルの品が発売されました。


安い! 通常価格より3割以上安い。
アウトレット品ですが、新品。箱か何かに潰れがあるのかな? そんなことは特に気にしませんので、楽天スーパーセールの開始と同時に購入しました。2万円以上で2000円引きのクーポン使ったので、1万8千円強。お買い得でした。

※執筆現在、完売のようです。自分が買ったあとしばらくはまだ売っていたので、複数在庫はあったようです。在庫がまた復活するかもしれないので、要チェックですね。

一昨日の夜届きました。

ロクヨンGとLowepro レンズトレッカー 600 AW III

写真のロクヨンは、テレコンTC-14EIIを装着しているので、少しレンズが長くなっていますが、これを外したとしても、レンズフード組み込み状態ではレンズは入りません。レンズフードは逆付けすることになります。

2段式フードの1段だけの逆付けでは入らなかった

ひょっとしたら、2段式フードの1段だけの逆付けなら入るかな…とおもって入れてみたら、やっぱり入りませんでした(汗
面倒なんですよね2段式フード、そして三脚座も、旧ロクヨンGだとレンズ先端側に寄っていて高さもあるので、そのままでははみ出してしまいます。え~。

あ、もしかしてボディの向き逆なのか…

正しい向き?

ボディの棟梁部が手前になるように入れてみました、それでも、位置関係ってあまり変わらないですかね。レンズをホールドするクッション、レンズの太さに対して外径が小さいため、残念ながらピッタリははまりません。レンズトレッカーの写真を見ると、Canonのレンズを入れていますが、Canonのほうが根本は細い?
Nikon Fマウントのほうが、Canon EFマウントより径が小さいので、レンズも根本は少し細いのかと思っていましたが、そうでもなさそうですね。

とりあえず、この状態でもバッグの蓋は閉められるので、実用上は問題なさそうです。

三脚座は斜めにしないと入らなかった

ただ、三脚座は結局カメラの向きをどうしようが、こんな感じで斜め位置にしないとバッグに入りませんでした。
Nikonの旧型のロクヨンGもそうですが、現行のE型は三脚座がマウント側に後退しましたが、G型以前は、Nikonのロクヨンは三脚座がレンズの鏡胴の中央に近い位置にあり、そのせいもあってか三脚座も高さがあって、色々納まりが悪いですね。
この点、Canonは進んでいると言うか、レンズの軽量化、重心位置などの考慮がされている感じです。

他のメーカー、例えばNikonも同様のレンズリュック600IIIがありますが、これも最新のロクヨンE型に最適化されている印象で、Loweproよりも内寸が小さいため、ロクヨンG型だと合わない可能性もあります。

Nikon レンズリュック600III D5+AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR

ロクヨン用のカメラバッグは、レンズ自体がそう数が出ないでしょうから、選択肢もそれほど多くないですね。私が他のカメラバッグで愛用しているVanguardや、Manfrottoで出ている程度でしょうか。

あとは、サブのボディや他のレンズをどう運ぶかですね。もう1つカメラバッグを持っていくか、ロクヨンのレンズリュックにサブバッグを取り付けるか。荷物はできるだけ増やしたくないですが、ロクヨン用のカメラバッグ、ロクヨンとボディ以外は案外入るスペースはなさそうなので、そのあたりどう運用するかは考えないとですね。



この価格見ると、これより1万円近く安く手に入ったので、やっぱりアウトレット+楽天スーパーセールクーポンはお買い得でしたね。

MINOLTA AUTO MATER IIIFを買ってみた

自粛生活中に、不用品を色々整理して、まとめてハードオフに売りに行きまして。売ったものは、古いUSB無線LANアダプタとか、IEEE1394のボードとか、まあパソコン関係のですかね。まとめても買取価格80円…いやせめて2, 300円で買ってくれよ。

買取待ちしているときに、当然ながら色々見て回りましたが、そこで露出計がビックリな安さで売られていたので、思わす買ってみました。

MINOLTA AUTO MATER IIIF

実は、MINOLTA製品は、これが人生初だったりします。今までMINOLTAのカメラも買ったことはないのです。その昔、MINOLTAの高級コンパクトカメラTC-1は一時期欲しかったのですが、結局高級コンパクトカメラには未だ縁がなく。

MINOLTAは、ご存知のようにKONICAと合併し、コニカミノルタとして現存しますが、カメラ関連部門はSONYに売却、サポート部門はケンコー・トキナーに移管されています。今ではオフィス向けのプリンタ、産業用の光学機器、医療機器のメーカーとなっていますね。

ま、それはともかく、元々露出計は、SEKONICの簡易な針式の反射光式は持っていますが、前から入射光式は欲しいと思っていたんですよね。ただ、入射光式のものは今でも中古も含めて高額ですし、年に何回かしか使わないのに…と買わずじまい。ところがこいつは中古で2千円、さらにハードオフアプリの割引券で500円引き、そら買いますわ(笑

電池は4SR44または4LR44

買って、さあ試すぞ…と蓋を開けたら、電池がこの型式…。ボタン電池のLR44またはSR44を4つ重ねたもののようで、実際その4つを束ねて使っている人、また専用のアダプタもあるみたいですが、Amazonで検索したら、海外製(香港)で買えるものがあったので、注文しました。

ボタン電池重ねるよりは良いかな? その辺で買えない電池もネットで買える、便利な時代になったものです。1枚目の写真は、その買った電池と一緒に撮ったもの。

無事通電

元々ハードオフの3ヶ月保証付きで、動作確認はしていたようですが、ちゃんと動きました。ただ、個人的には、針式の簡便なもので十分ですが。これのすごいところは、フラッシュメーターにもなり、2箇所の測定の平均も出せるところ。製品的には80年代のもののようですね。

ケンコー・トキナーのHPには、残念ながらAUTO MATERの、これの1つ後の機種からの説明書しかありませんでした(とはいえ90年代の説明書もスキャンしてPDF化してくれるのはありがたい)。

多機能っぽいですが、個人的にはその場の露出が図れれば、特に問題ないです。さて、精度的なものは、手持ちのSEKONICのや、スマホアプリのとも比較してみたいと思います。

早く近所のDPE復活しないかな?