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【カセットテープ豆知識】オートテープセレクターの検出孔

80年代生まれまでの世代であれば、大抵の人が使ったことがあるであろうカセットテープも、生まれたとき既にMDの時代でした、CD-Rがありました、という世代には、大昔のメディアという印象が強いであろうカセットテープ。

最近リバイバルしてちょっと人気みたいなので、あの頃オーディオをやっていたオッサン連中なら知っているであろう知識も、若い世代には新鮮? というカセットテープネタです。

カセットテープの種類をデッキが自動判別するための穴

カセットテープには、大きく分けて4種類の磁気特性の種類があり、ノーマルポジション(Type I)、ハイポジション/クロームポジション(Type II)、フェリクロームポジション(Type III)、メタルポジション(Type IV)がありました。
このうち、今でも売られているのは、当初から販売されていたノーマルポジションのみです。また、フェリクロームポジションテープは、ノーマルとハイポジの良いとこ取りでしたが、製造コストがかかることと、その後すぐメタルポジションテープが登場したことから、80年代半ばほぼ死滅しました。Yamaroも使ったことはありません(当時使っていたSONY TC-FX5にはテープポジションセレクタに存在していた)。

カセットデッキは、これらテープの磁気特性の違いから、録音時にはバイアス量、再生時にはイコライザー時定数の違いから、テープの種類(ポジション)を切り替える必要があります。

80年代半ばまでは手動切替だったものが、徐々に自動切替になっていきました。
では自動でどうやって判別したかというと、カセットテープ側に検出孔と呼ばれる穴の有無で判別していました。

テープの種類により穴の数が違う

フェリクロームテープ(Type III)は、前述の通り80年代なかばに消えてしまったことから、こうした検出孔はなく、オートテープセレクターのカセットデッキでは、ノーマルポジションテープとして検出されてしまいましたが、あまり普及しなかったテープなので、実質的に問題はなかったようです。

カセットデッキ側にも、検出孔の穴の有無を検知するための検出スイッチ(テープの誤消去防止爪の検知も含む)が存在しました。

誤消去防止爪とテープポジション検出スイッチ
左から誤消去防止爪検出、メタルポジション検出、テープの存在検出(検出されないとデッキの操作ができない)、ハイポジ/メタルの検出スイッチ、誤消去防止爪検出スイッチ(PIONEER T-03SR)

カセットデッキ側は、写真のデッキはオートリバースデッキのため、誤消去防止爪検出スイッチがテープのA面B面用に左右それぞれ存在します。

ウォークマンなど再生専用機の場合は、イコライザーの再生時定数(ノーマルは120μs、ハイポジとメタルは70μs)のみ検出すれば良いため、メタルポジション検出スイッチが存在しませんでした。

今となっては懐かしい話ですね。

KENWOODのチューナー KT-1100Dの調整を行った

久しぶりにオーディオネタを連発しています。

カセットデッキのPIONEER T-03SRのベルト交換をしたついでに、その下に設置していたFM/AMチューナーのKENWOOD KT-1100Dの調整を行いました。

KENWOOD KT-1100D

元々はチューナーの老舗

今、KENWOODのイメージはと言うと、一般にはカーナビ、かろうじてミニコンポを売っている、というイメージしかありませんが、元々はFMチューナーなどの受信機の会社として設立し、旧社名のTRIO(トリオ)で、チューナやアンプなどオーディオ機器、そして無線機のメーカーでもありました。また、オシロスコープのような測定器も販売していました。
TRIOはかつてはオーディオ御三家として、SANSUI(現在は法人格が消滅し、ブランド名のみ海外に切り売りされている)、PIONEER(カーナビなどを売るパイオニア本体から切り離され、オーディオブランド名が存続中)と供に、1960年代から70年代の日本のオーディオ界を席巻しましたが、今や御三家で本体から切り離しや倒産せずに生き残っている唯一のブランドだったりします。名前はKENWOODになり、会社自体はVictorと合併しましたけどね。

このKT-1100Dが販売される1年前の1986年に、KENWOODに社名変更されていますが、既にKENWOODブランドは1984年辺りから使われているようですね。
チューナーとしてもバブル期故に贅沢な設計となっており、音質も素晴らしく、同社の高級機Lシリーズほど贅沢な作りではないにしろ、当時の定価が¥74,800とかなり高額な部類です。90年代に入ると、バブル崩壊し、贅沢なアナログ回路の極みであるチューナーは低価格化し、単体オーディオ機器では下火になっていったので、この時代の機種は今や希少なFMを高品質で楽しめるチューナーです。

私はと言うと、学生時代に友人の祖父が使っていたものを処分する、と言うことでタダで頂いたものです。その友人の祖父からはBRONICA S2ももらったので、今でもこの2台が現役なのは、何と物もちが良いというか(笑)

末永く大切にしたいと思います。

経年でずれた同頂点の調整

チューニング自体はデジタル表示ですが、アナログ回路故に経年でどうしてもズレが生じます。

同調点がずれて中央の白いバーではなく、右に1つずれた赤いバーが表示されている

チューニングシグナルバー、周波数が一致すると中心に電波強度が表示され、左右の赤いバーは中心周波数からずれていることを示します。90年代以降はこうしたチューニングバーを搭載する機種はほぼなくなってしまいました。これも贅沢なチューナーの1つの機能でした。
さて、不具合としては、このバーがチューニングを合わせても中心に表示されません。
この部分は何度か調整していますが、数年でズレが発生してしまいます。ズレてしまうと、ステレオ受信ができなくなってしまいます。
今回はこの調整を行いました。調整のやり方や技術的なお話は、こちらのHPが参考になります。大昔から見ていて、今でも参考になります。こうした情報が長く残ることこそ、HPの醍醐味なんですけどね。HP全盛期から消えてしまった情報は多いですから。

同頂点L9を調整する

精密ドライバで、L9を回して同調点を調整します。今回調整するのはここだけですが、これで同頂点ズレが解消され、ステレオ受信可能になります。
実は、ラックから引っ張り出すのが億劫で、この数年、殆どRadikoで過ごしていたので、ちゃんと調整して、再びメインオーディオで聴けるのが楽しみです。

周波数表示自体のズレは直らなかったけど、ステレオ受信が可能に

残念ながら、他の部分の調整が必要なのかな? 本来の周波数に対して0.1MH低い表示で、同調点が白表示になり、ステレオ受信可能になりました。

受信感度も下がってしまったけど、ノイズレスでステレオ受信できるので、とりあえずこれでよし

うちはマンションのケーブルテレビでFMは再送されているため、一般的なアンテナ受信とは周波数が異なっていますが、本来の周波数より0.1MHz低いところで同調点が合ってしまいます。周波数自体の調整が必要ですが、オシロスコープや発振器などがないと、これ以上の調整は難しいので、深追いせずに、ラジオがきれいに聞こえればそれで良しとしました。ちゃんとステレオ受信も可能になりました。
ただ、感度がずいぶん下がってしまいました。受信感度がDIRECTだと、バーの表示が低いのです。以前はインジケーター7つくらいでていたのが、2~4つしか出ません。感度を上げるDISTANCEにすると改善しますが、ノイズも増えるので、DIRECTでノイズレスで聞けている分にはこれで十分でしょう。

音が良い! Radikoとは雲泥の差

最近radikoばかりで聴いていたので、久しぶりにKT-1100DでFMを聴いてみたら…いやぁ、別格です。当たり前ですが、radikoがHE-AAC v2 48kbpsの高圧縮低ビットレートで配信されているのに対し、FMチューナーはアナログ波をそのまま受信していますから、電波環境さえ良ければ、音質は単体FMチューナーを使用するほうが圧倒的に優れています。
MP3とCDとの差、以上に違いますね。音の厚みが全く別物です。ああ、radikoではこんなに失われていた音があったのか、と痛感。

しかし、オーディオの下火とともに、現在は高品質なチューナーは、AccuphaseのT-1200MacintoshのMR87くらいしかなくなってしまいました。もはや1,2万円台のチューナーすらないのです。ちょっと前まで、もう少し低価格でYAMAHAが頑張っていたのですが、それも生産完了となってしまいました。
カーナビではFM/AMチューナーが搭載されていますが、将来的にはradikoになってしまうのかな? 便利なような、そうでないような時代になってきましたね。

カセットデッキ PIONEER T-03SRのベルトを交換してみた

カセットデッキネタです。
前回、B’z Highway Xのミュージックテープを、手持ちのカセットデッキ、PIONEER T-03SRで再生してみたのですが、その過程で再生は問題ないものの、テープの早送りの回転が不安定であることがわかりました。

早送りが不安定になったカセットデッキ PIONEER T-03SR

せっかくの有休日なのに天気も悪いので、内部のベルトが伸びているのだろうと思い、交換することにしました。

ペナペナの安い筐体のデッキですが、MADE IN JAPANだったりします

まだPIONEERの本体がオーディオ部門を手放していなかった90年代の製品です。きちんとMADE IN JAPANです。今なら間違いなくMADE IN CHINAになっていることでしょう。PIONEERも、本体はオーディオ部門を切り離し、最近そのオーディオ部門を持っていたオンキヨーホームエンターテイメントが破綻、しかし何とかアメリカ企業のPremium Audio Companyにブランドを拾われ、日本国内ではTEACが代理店となることとなりました。
PIONEERブランドのオーディオ、好きなので、これからも良い商品を生み出して欲しいですね。

廉価デッキらしく中はスカスカ

販売当時の定価は¥39.800、購入価格は、確か当時エイプランというオーディオ雑誌によく載っていた通販の会社で、¥26,800と大幅割引されていました。高校生のお年玉でも手が出しやすい価格でしたね。
今ではありえない廉価なのも、カセットデッキの末期で作り手もコストダウンしても性能を維持できた時代です。

中身はスカスカ

廉価デッキらしく、鉄板もペナペナですし、中身もスカスカです。それでも、こうすることで低価格化していたのですから、アナログ末期のコストダウン技術はすごいです。

電源小さい! 大した消費電力はなく、アナログ回路も小規模なので、こんなものでしょうね。ヘッドやキャプスタン・ピンチローラーは、いつでもメンテ出来るので、今回は簡単に清掃するに留めました。
そして内部のメカを見てみると…おお、これまた安っぽいね。

写真中央奥の細いベルトが伸びていました

今回ダメだったのは、上の写真の中央奥にある細い方のベルトです。これが経年で伸びてしまい、回転時にたわんで回転トルクがしっかり伝わらず、早送りのスピードが不安定になっていました。

ちなみに、T-03SRはカセットテープを巻き取るモータはたったの1つ。1つのモータでテープの巻取、キャプスタンの回転を行っているのです。手前にある大きなプーリーが、テープを安定して送り出すためのキャプスタンの軸を動かしています。中級機以上であれば、個々の部分が独立したモータになっています。廉価機故に、1つのDCサーボモータで全てをこなしているのです。
このため、テープの回転ムラを示す、ワウ・フラッターは0.08%WRMSと、単体オーディオデッキとしては、あまり良くはありません。
それでも、実用上何とか問題ないレベルにはなっていますが。

早速ベルトを交換することに。

手持ちの汎用ベルトで近い長さのものを選択

以前買っていた汎用ベルトを使って交換します。
交換は取り外して入れ替えるだけなので簡単ですが、分解しないでやると、案外奥にあるプーリーにベルトを引っ掛けるのが大変でした。

こんな感じで、早送り・巻き戻しでもベルトがたわまなくなり、回転が安定しました。
メインのベルトも交換したいところですが、幅が太く長いため、これはまた次回ですね。今のところ再生は問題ないです。

DOLBY S NR基板

おまけです。せっかく開けたので、DOLBY S NR(ドルビーノイズリダクション)基板とやらを見てみました。

縦に基板が刺さっていますね。DOLBY S NRは、業務用のDOLBY SRを民生化した、最後のドルビーノイズリダクションシステムで、ノイズの低減効果は低音域まで及び、おおよそ24dB程度のノイズ改善が可能です。
ただし、1991年に登場したため、時代は徐々にデジタルオーディオに移行しつつあり、単体オーディオデッキでしか採用されることはありませんでした。
特に、初期のものは回路構成が大きいため、コストが掛かり高級機のみに採用、またナカミチなど高級カセットデッキメーカーの一部は最後まで採用しませんでした。
PIONEERのT-03SRは、このDOLBY S NRのICに、SONYのCXA1417Qを採用することで、回路をシンプルコンパクト化することが出来たためコストが下がり、定価¥39,800のデッキながら、DOLBY S NRを搭載するに至りました。
このT-03SRが、DOLBY S NRを搭載した最も安価なデッキでした。

でも見ての通り、SONY CXA1417Qで小型化出来たと言っても、あくまでもそれは単体デッキでの話で、DOLBY B/C NRのように、ICがワンチップ化されポータブルオーディオ、ラジカセ、カーステレオにも採用されたのと違い、IC1つで構成できたわけではないようで、これもDOLBY S NRが普及しなかった要因の1つです。

90年代は既にDAT(デジタルオーディオテープ)、MD(ミニディスク)と言ったデジタル録音メディアが登場、YamaroもT-03SR購入当時にDATデッキもMDも持っていたため、カセットデッキはこの廉価機で妥協していました。
90年代後半は既にカセットデッキは技術的ピークを迎え、デジタルと久遠メディアの登場と共に衰退が始まりつつありました。

あれから四半世紀、カセットデッキやカセットテープの技術が失われてしまったのも、無理はないですね。
今あるデッキやテープは末永く使えるようにメンテナンスしないとですね。

B’zのHighway Xの特典カセットを聴いて、カセットテープの技術の衰退を感じた

音楽を聞き始めたきっかけはB’zでした。
久しぶりに買ったB’zのアルバム、Highway Xには初回限定生産の特典として、カセットテープがついてくるので、予約注文して、CDはもう聴いているのですが、カセットはちょっと遅れて先日やっと封を開けてみました。

初回特典のカセットテープ付き

自分の子供達を含めて、もはやカセットテープを見たことのない若い世代が増えてきましたが、最近若者の間でにわかにブームになっているとか。
レコードといい、フィルムカメラといい、実体のないデジタルに慣れてしまった世代には、物理的な媒体は新鮮なわけですね。
アメリカではい今やCDよりレコードの生産量のほうが多いとか。
配信サブスクで、ハイレゾ音源を聞ける時代になりましたが、まだ配信されていない楽曲が世にあるので、CDも立派なメディアなんですけどね。

ただ、個人的にはカセットテープの音源、いわゆるミュージックテープを買うのは初めてです。
自分が子供の頃、語学学習用などはカセットテープでしたが、既にCDの時代になっていて、ミュージックテープは、一部の演歌など、CDプレーヤーを持っていない、ラジカセでかけられる用途として高齢者向けくらいにしか販売されていませんでした。

今こういうミュージックテープを生産する会社は殆どないので、作成用のカセットデッキも同メンテしているのか気になるところです。既に大手音響メーカーでカセットデッキを作らなくなって久しいですが、最近またラジカセなんかで少数生産されていたりします。磁気ヘッドとか、もう国産ではないのかな?

では再生してみます。

前回のブログでカセットデッキを紹介したのは、これを再生するため。久しぶりの再生で、いきなりテープ食われちゃったら嫌だったので、まずは手持ちのテープで動くのを確かめてからの再生。

音質、悪っ!

再生してびっくりです。音質が悪いのです。HiFiという言葉からは程遠い印象。わざとこういう音なのか、これがテープ自体の実力なのか?
手持ちのテープは、録音当時とほとんど変わらない良い音質で再生されたのに対して(メタルテープなので当然音質も良いのですが)、ノーマルテープのミュージックテープとは言え、業務用デッキで録音したはずでデッキの品質もそれなりに良いはずなのですが、まるで語学学習用テープ並みに音がこもっています。

再生したPIONEERのT-03SRは、高音域が減衰したテープの音を補正する、FLEX SYSTEMがあるため、これをONにしてみたものの、もともとの音質が悪いため、あまり変化なし。
自分が80年代から90年代に録音したカセットテープ、ノーマルポジションテープでも、ここまで音質の悪いテープは存在しませんでした。
当時はTDKのカセットを好んで使っていましたが、比較的廉価なTDKのAD(音楽用ノーマルポジションでは下のグレードでした)でも、ここまで悪くはなかったですね。
TDKでは、ADのさらに下のグレードとして、音楽用途向けではない記録用のノーマルポジションテープとして、AEというグレードが存在しましたが、多分そういったグレードのテープよりも音質が悪いのではないかと思います。

今国内で流通しているカセットテープは、国内ブランドではmaxellブランドのテープが唯一のようです。最も製造国は韓国・インドネシアみたいですが。

TDKもSONYもAXIA(富士フィルム)も太陽誘電も、カセットテープの生産は辞めて久しく、磁気テープそのものは業務用のストレージバックアップ用途として富士フィルムなどが製造していますが、音楽用途については既に技術的に衰退していますね。

B’zの楽曲としては、そこまでもB’zっぽいくて大好きなのですが、まるでオーディオに興味のない友達が安物ラジカセで適当に録音したテープを聞かされているような音質(例えが分かりづらいw)なのが残念でした。

カセットテープは本来こんな音質ではない

今若い人にフィルムカメラ、レコード、カセットテープが注目されていますが、これらが全盛期だった時代の品質よりだいぶ劣るものが現在流通しています。

フィルムは、なんだかレトロな絵を得られると人気のようですし、意図的にカラーバランスを崩したフィルムも出ている始末ですが、本来は今のデジタル写真と同様、現実に忠実に、きれいに撮れるように進歩してきた歴史があります。本来カラーフィルムなら、正確な色調が求められるはずが、今やちょっと変わった色調のためにフィルムが映(ばえ)アイテムとして用いられているケースもあります。

カセットテープも、こもった音がレトロな感じを出しているのかもしれませんが、本来はレコードやCDを録音しても、それに近い音質が得られるよう技術者が苦心してきた歴史があります。カセットテープの音質のピークは90年代でしょう。ハイポジションやメタルポジションのテープも大量生産で安価になり、レンタルCDショップの登場と共に、80~90年代の音楽再生を支えてきたメディアです。

せっかくカセットテープの話題を書いたので、またカセットテープについてはボチボチ書いていこうかなと思います。
まずはカセットデッキのベルト交換しないとね。

PIONEERの廉価カセットデッキ T-03SRを数年ぶりに動かしてみた

自分が高校生の時に購入したPIONEERのカセットデッキ、T-03SR。購入当時、既にDATとMDも持っていたので、カセットデッキには金をかけたくない(高校生ですしね)ということと、ノイズリダクションの最先端だったDOLBY S NRを搭載したカセットデッキでは最安値というのもあって、あえてこれを選択しました。

メカなんかは、同じ廉価機でもSONYのほうが優れていたように思います。もうちょっとお金を出せば3HEAD機(再生と録音が独立ヘッド)も当時は手に入りましたが、120分テープでラジオの録音もしたく、オートリバースの2HEADデッキにしました。

PIONEER T-03SRを久しぶりに動かしてみた

数年ぶりに動作させてみましたが、再生は問題なく出来ていますね。
メカ物は動かさないと、特に回転系は固着したり、ゴム類が劣化したり、ベルトが伸びてしまいますから。適度にメンテしていたので、キャプスタンもピンチローラーもきれいなままで良かったです。

TDKのメタルテープ、MAに録音した楽曲を再生してみましたが、音の鮮鋭度は当時のままです。ダイナミックレンジや解像感は、廉価機故に高級機ほどの緻密さはないもの、安物メカの割に、四半世紀経過してなお、それなりに安定して再生できているのは、さすが国産デッキです。そう、廉価機でもMADE IN JAPANなんですよねこのデッキ。

さて再生は問題ありませんが、早送りと巻き戻しは…やはりベルトが伸びているのか、速度が不安定でした。

カウンターの動きが不安定=早送り・巻き戻しの速度が不安定ということです

カウンターを見ると、早送りはかなり遅く、巻き戻しは最初不安定でしたが、後半スピードが出てきました。
これは明らかにベルトが滑っていますね。今度開けて交換してみます。

さて数年ぶりにカセットデッキを動かしたのは理由がありまして。
次回に続きます。

【山下達郎】「SOFTRY」をレコードで聴く

山下達郎「SOFTRY」のレコード盤

CDとレコードで同じアルバムを同時に買うなんてね…って結構やっていますが。
達郎さんの肖像画ジャケットも、レコードだと大きいので、絵の質感がよくわかりますね。

レコードは2枚組なので、ジャケットも開けるタイプ

CDでは60分以上を1枚に収録できても、レコードだと難しいので2枚組です。レコードの場合、ぎゅうぎゅうに音溝を狭めてしまうと、針飛びや音質に影響があるため、音質的には無理せず2枚組にしたほうが良いです。
特に達郎さんの場合は、音質的にもこだわっているはずなので。

カートリッジはaudio-technica AT-F7

CDと比較すると、ボーカルがより真ん中にスッと定位していますね。全体的に音圧は弱めかな。低音域の量感はCDに負けますが、ボーカルはよりストレートに出てくる印象です。
これは、プレーヤーのカートリッジに、今は生産完了したaudio-technicaのMCカートリッジAT-F7を使って聴いたためで、もう少しアタックの出るカートリッジに変えると良いかもです。今度はSHUREのM111E(とっくの昔に生産完了)で聴いてみようかな?

意外かもしれませんが、全体としてのバランスの良さは、CDのほうに軍配が上がりました。レコードのほうが、伸びやかさが出てバランスが良いことが多いだけに、CDのほうが音の作り込みが良いのかもしれませんね。

ということで、久しぶりにレコードで楽しみました。盤面清掃したり、ひっくり返したり、面倒だけど、それがちょっと楽しかったりもします。

JBL Professional 104-BT-Y3をPCデスクに設置してレビュー

昨日の記事で書いたJBL Professional 104-BT-Y3ですが、メインPCに横置きにセッティングしてみたので、レビューしたいと思います。

JBL Professional 104-BT-Y3を横置きにセッティングしてみました

まさにモニタースピーカー

ヒビノのHPにあるスペック表です。

アンプ内臓のアクティブスピーカーですが、Class D、いわゆるデジタルアンプを搭載し、この筐体ながら、出力30W+30Wと強力です。
一般に、家庭で使う場合は、結構大きめの音量で鳴らしても、平均出力は1Wに満たないと言われているので、十分な出力を持っているといえます。このあたりはモニタースピーカーらしいですね。

また前回の記事にも書いたように、バランス伝送可能なTRSフォーン入力を備えていて、ミキサーのような音楽制作機器との接続にも配慮されています。DTMに最適なスピーカーでしょう。

Bluetoothは、対応コーデックがSBCとAACのみなのは残念ですが、このスピーカーにとってBluetoothは、あくまでおまけです。
実際、スマホとBluetooth接続し、Amazon Prime Music HDでハイレゾ音源を再生してみましたが、直接接続と比べて、明らかに音質が劣るのを感じさせるのも、本スピーカーがモニタースピーカーである由縁ですね。そのくらいはっきりと違いが出ます。
できれば、RCAライン接続、本領を発揮させるならバランス接続がおすすめです。

まさにモニタースピーカーを書いたように、はっきりと音質の善し悪しがわかるスピーカーです。
もう残酷なくらいに、音質の良い音源とそうでない音源の差ががはっきり出ます。
邦楽界で屈指の音質に拘る山下達郎氏の音楽を再生してみると、それはもう生き生きと再生できます。
それに対して、うーん、となるアーティストの音源は、このスピーカーで聞くとがっかりします。明らかに音が悪いんだもの。スピーカーのせいではなく、音源の音質が悪いと、本当にがっかりな音になります。

一般向けの音楽再生用オーディオは、ある程度音に化粧をしています。そのため、音質が悪い音源も、それなりに聞こえてしまうのですが、モニタースピーカーは、観賞用というよりは、あくまで制作用として音と向き合うためのものですから、化粧無しで良し悪しがはっきりしなくてはなりません。
このため、このようなスピーカーを音楽鑑賞用で使う場合、必ずしも良いとは限らない面もあります。が、こういう音が好きな人もいるでしょうし、ワタシもこれはこういうもの、とわかって使うので、結局人それぞれです。
ヘッドフォンなら、昔からの音楽業界標準であるSONYのMDR-CD900STみたいなものですね。

同軸2WAYで点音源となる

前回記事にも書いたように、同軸2WAYという、この価格帯では珍しく凝ったユニットを搭載。
同じJBLでも、例えばベストセラーのControl 1でも、2WAY方式で独立したウーファーとツイーター(もちろんこれが一般的な構成)のため、デスクトップで使いようなニアフィールドモニターには不向きだったりします。これはウーファーとツイーターが離れている故、ある程度スピーカーから離れないと、低音と高音が別々の場所から聞こえてしまうから。
同軸であれば、同じ中心軸から全音域の音が聞こえるため(これが同軸と言われる所以)、音の定位が極めて良いのが特徴です。

リアにあるバスレフポートもよく効いているのか、低音もごく低いところまでは出ませんが、量感はまずまず良いです。

オーディオでよくある表現である、ワイドレンジ感を強調することもありませんが、レンジが狭いわけではなく、あくまでソースに忠実に再現します。
広がりという面では、あまり感じられないです。例えばクラシック、ムソルグスキーの展覧会の絵を聴いてみたところ、まるでマイクの立ち位置にいるかのように聞こえます。

しかし音そのものは良いですね。鋭い音も、この価格のスピーカーとしては耳に突き刺さるくらい先鋭に鳴らします。良くも悪くもモニタ0スピーカーらしい。

ジャズでは、My Funny ValentineのMiles Davis Quintetでが演奏したものは、1956年でまだモノラル収録ですが、スピーカーの定位を判断するにはピッタリ。音がスピーカーの間にしっかりと定位します。スピーカーユニットの左右からではなく、中央から聞こえるということは、点音源で定位が極めて高い証拠です。トランペットの音色が目の前に出てきます。

ワタシが勝手にライブアルバムの最高峰の1つ、と思っている、「陽水ライヴ・もどり道」では、ステレオ音源ながら、若かりし頃の井上陽水のヴォーカルとギターは中央に定位し、残響と観客の拍手と歓声のみが左右に広がります。音質も素晴らしく、特にリマスタリングされてからはさらに鮮明な音になりました。眼の前が小さなライブ会場かのように感じます。このスピーカーの定位の良さが引き立ちます。

どの楽曲を聴いても言えるのは、ソースの良し悪しがはっきりわかってしまうこと本当にひどい音源だと、聞くに堪えないです(苦笑
案外一般の音楽鑑賞用スピーカーより、こうしたモニターで聴いたほうが、オーディオの世界にどっぷりハマってしまえる気がしますね。

使い勝手は良好、ミキサーと組み合わせるのも良いかな

TRSフォーン入力が搭載されていることからも、業務用とも意図したスピーカーではありますが、ライン入力やBluetoothを搭載してることから、一般家庭用も意図しているスピーカーです。多くのユーザーが使うであろうRCA端子のライン入力ですが、相手機器により音量差はあるのは当然として、接続機器によってはやや音量が小さめです。
手持ちの機材では、Amazonのタブレット、Fire HD 10は、ボリューム最大でも、イヤホン出力からの接続では、やや音量が低めでした。
iPadでは問題なさそう。このあたりは少し注意が必要です。

理想は、ミキサーを介して接続でしょうね。小型のミキサーもあるので、例えばBEHRINGERやYAMAHAなどの小型のミキサーあたりと組み合わせるのも良さそうです。最近はUSB内蔵ミキサーもあり、PCとの親和性も高いです。というより、PCのアナログ出力の限界を感じてしまうので、PCと組み合わせるなら、USB内蔵ミキサーが良いでしょうね。

 

USB+アナログのライン入力のみであれば、比較的安価に買えますね。ミキサーを経由することで、機器によって出力がまちまちなライン出力を増幅できるので、104-BT-Y3のようなスピーカーで実用的な音量+アルファで使うことが出来ます。

ちなみにワタシが使っているのは、もう二十年近く前に、どこかの電気屋の閉店セールでわずか1000円で買った、オーディオテクニカのAT-PMX5Pです。

未だ売っていることに驚愕しますが、こういう長く売る製品って、枯れていてメーカーもコンスタントに利益が出せる有料商品ですね。こちら自分は安くかったので、これが欲しかったというわけではありませんが、この機種の特徴として、この値段で上下にレバーを動かすことができるフェーダーを搭載していること(BEHRINGERの同価格帯の製品は音量調整が回転式つまみ)で、音量調整がしやすいことでしょう。
バッテリで動かすこともでき、バランス入力はないけれど、ラインやマイクを4ch入力可能です。
104-BT-Y3は内部でミキシングして同時に鳴らすことは可能ですが、個別に音量調整は出来ないので、こうしたミキサーがあれば、PCとその他機器を同時接続して、個別に音量調整も可能です。

横置きにはダイソーのスマホスタンドを流用

JBL Professional 104-BT-Y3ですが、PC用スピーカーとして使うにはやや大きめです。特にデスクトップPCだと、27インチ横長のディスプレイの横に置くと、かなり場所を取ります。
ワタシのPCラックは、社会人になった頃に買った、二十年モノなので、当時は17インチCRTとPC本体を設置していましたが、今や27インチ4Kディスプレイになり、ディスプレイだけでいっぱいに大きさ。ここに、更に古い30年もののSONYのアクティブスピーカー、BeSIDE DOGA SRS-D3を置いていました。しかしこれもだいぶ古いので、これを入れ替えることにして、トップの写真のように横置きに設置しました。

104-BT-Y3には専用スタンドはないため、100円ショップで代用できるものがないか探したところ、スマホスタンドが流用できそうと思って買ってきたところ、良い具合に横置き可能でした。

この商品、両サイドのネジを強く締めれば、その形状を維持できるので、写真のような状態にして横置きしました。オーディオ特性的にはアレかもしれませんが、とりあえずはこれで良いかな、と思っています。

これも専用品ではありませんが、流用するには良さそうです。

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気に入ったので、PCのスピーカとして、今後使っていきたいと思います。

ワタシはオーディオが趣味なので、これをメインスピーカーとするわけではありませんが、正直なところ、この音質なら一般用途としても十分良いものです。

以前、PC用として一時的にBOSEのアクティブスピーカーも入れたことがありましたが(現在は販売終了)、所詮はテスクトップ用のスピーカーで、音は人工的に感じてしまい、すぐに手放しました。
しかし、このJBL Professional 104-BT-Y3は間違いなくオーディオ用としても十分優れていますし、モニタースピーカーとして十分に使えるものです。ピュアオーディオ用としても遜色ないです。

先ごろONKYOの倒産が報じられましたが、既に家電売場でかつてのようにミニコンポが各メーカー勢ぞろいして売られている時代ではないです。が、イヤホンやヘッドフォンだけでなく、たまにスピーカーでも聴きたい、と言った使い方にはぴったりです。
そしてソースの良し悪しに気づき、ミキサーやUSB-DACが欲しくなることでしょう(笑

なお、エージングはそれなりに時間がかかりますね。本領を発揮するのは、2週間程度ガンガン鳴らし込んで、ようやく音の硬さがとれて、特に高音域のなり方がスムーズになった気がします。くれぐれも、音質の良い音源をお聴きください。(ハイレゾ音源だから音質の良い音源ではないことにご注意を)
また、小さなボリュームより、ある程度大きい音で鳴らすほうが、より真価を発揮するタイプですね。

スピーカーが当たった! JBL Professional 104-BT-Y3

3月に、Twitterでこんなキャンペーンがありました。

現在はキャンペーンは終了しています

民放ラジオ99局”スピーカーでラジオを聴こう”のキャンペーンで、JBL Professionalのスピーカー、104-BT-Y3が当たるということで、応募したところ、見事当選しました!

そして5月頭に商品が届きました。

コンシューマー向けのJBLではなく業務用ブランドでの取扱製品

この商品は、アメリカのスピーカーブランドJBLの製品ですが、民生用のJBLではなく、業務用オーディオを取り扱うJBL Professionalブランドでの販売となっていて、実際、JBLの日本語のHPを見ても、この製品は掲載されていません。
国内では、業務用オーディオの販売代理店であるヒビノが取り扱っている商品となります。
しかしJBLって、ハーマンインターナショナルの取り扱いでしたが、そのハーマンインターナショナルは今や韓国SAMSUNGの傘下になっているのですね。

ともあれ、JBLのスピーカーは初めてです。ワクワクしますね! JBLといえば、昔からスタジオモニターシリーズが有名で、オーディオファンからも4312シリーズは愛されていますが、このスピーカースタジオモニターのサブモニタースピーカー、あるいはPCオーディオのモニタースピーカーとして使われることが想定されているようです。

一般的なRCA入力以外に、TRS(バランス対応フォーン)入力にも対応

ミキサーなどで使われる、バランス伝送対応のTRSフォーン入力があることからも、プロ用途にも使われることを想定している他、Bluetoothにも対応することで、一般ユーザーにも配慮されています。
いわば、プロ用途としても、ホーム用途としても、どちらにも対応できるということです。

入力系統が豊富な上に、ALLでは全入力をミキシングして再生可能

入力はBluetooth他、全面にあるAUX端子、背面のRCAピン、TRSフォーンの4系統もあり、さらにALLを選択すると、その4系統すべてをミキシングして再生が可能です。

片側に入力とコントロール、アンプを搭載し、もう片側はアンプからの出力を受けるだけのスピーカー、という構成です。

フルレンジユニットではなく、2WAY同軸(COAXIAL)構成

スピーカー自体は、一見よくあるフルレンジユニットと思いきや、ウーファー(低音域用)の中心にツィーター(高音域用)を配置している、いわゆる同軸タイプという凝った構成です。この値段のスピーカーでは珍しいですね。

取りあえずエージングがてら、iPadを繋いでAmazon Prime Musicを聴いています。
まだエージングは済んでいませんが、いかにもモニタースピーカらしい音です。余計な付帯音がなくストレートに鳴っている印象。空間を広げるようなサウンドではないので、音楽鑑賞というよりも、音の正確性を問うような聞き方になります。
こういう音は好き嫌いはありそうです。民生用オーディオは、多少なりとも個性を持たせて、音に広がりや残響を感じさせますが、このスピーカーはストレートに表現しますね。

音質はもう少しエージングしてから、改めて確認してみたいと思います。
あと、思ったより大きいので、PCスピーカーとするには設置場所など工夫しなければなりません。そのあたりも含めて、週末にセッティングをしてみようと思います。

引退ではないよ 中島みゆき2020ラスト・ツアー「結果オーライ」のCD&BD届きました

中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」【初回盤2CD+Blu-ray】

2019年に発表された、中島みゆきの”ラスト・ツアー”
ラストツアーということは、これが最後のコンサートツアーということで、当然抽選に申し込んだわけですが、初日の東京新宿文化センター大ホールは外れてしまいました。
それ以降の開催の公演もいくつか抽選は申し込んでいたのですが…。
10都市11会場24公演を予定していたツアーは、2019年末から広がり始めた、COVID-19の影響により、8公演で中止となってしまいました。

中止となったツアーは、再公演されることはなかったため、残念ながら、多くのファンがラスト・ツアーを見ることが叶わなかったということになります。

ツアーがラストであって、コンサートはラストではない

平日に届いたので、まだ楽曲は聞けていませんが、BDを見てみました。
みゆきさんもお年を召されたなぁ(失礼)というのが率直な感想。考えてみれば、自分の親と同世代ですからね。全国各地を回るコンサートツアーは、肉体的精神的に大きな負担となるのは言うまでもありません。もともと、みゆきさんはかなり緊張するタイプのようですからね。

ただ、BD内でも語っていましたが、”ラストツアー”と銘打っちゃったから、中島引退するの?と思われた方がたくさんいるみたいだけど、あくまでツアーがラストで、コンサート自体はやるよ(意訳)、というコメントも入っていますから、COVID-19が落ち着いた頃に、コンサートはやってほしいですね。

ただでさえ中島みゆきのコンサートとか夜会のチケットは手に入りづらいですが、機会があれば後もう1回だけでも行ってみたいです。
トークも楽しいですからね(歌とトークのギャップ!)。

その昔、TOKYO FMで放送していた「中島みゆきのお時間拝借」を聞いて以来ファンとなりましたが、ラジオもまた復活してほしいですね。


CDはBlu-spec CD2仕様、Blu-rayディスクのカッティング技術を用いて製造されたCDで、より高精度にピットを生成できて、ジッタ低減ににながっているとのこと、もちろん一般的なCDプレーヤーで再生可能です。

ハイレゾ配信を行っていない中島みゆきの楽曲だけに、一般のCDでできるだけ高品質で聞きたいですね。

格安になったTaoTronics TT-BH07を買ってみた

だってこんな値段だったんだもの。

LUXAで298円!

LUXAで298円です。執筆時点では完売となってしまいました。送料別途¥660かかりますが、それを考えても安いですもの。9月、上期決算期ですしね。
というわけで、2個買いました。

TaoTronics TT-BH07

TaoTronics、てっきりチャイナの会社と思っていましたが、アメリカの会社のようです。電子機器はすっかりチャイナにお株を取られたと思いきや、アメリカも頑張っていますね。
いやまて、なんとなく、この社名はチャイナの発音だよな~、「タオ(道の中国語の発音)」だもんなともう少し調べると、親会社は中国深センにあるSUNVALLEYと言う会社でした。
やっぱりね…

ま、それはともかく、全然知りませんでしたが、このTT-BH07、ベストセラーだったモデルらしく、既に後継のTT-BH07 MK2が3千円程度で販売されています。
MK2では、初代の6時間連続から20時間連続再生に、大幅にバッテリが持つようになり、AACに対応し、防水になるなど、やはり売れたモデルの後継機は大幅に改善さていますね。売れるってすごいですね。これだけ無数のイヤホンが存在するのに。

ちゃんと3サイズのイヤーピースが揃っています

畳がボロい(笑
298円ですが、もとは3千円くらいしたイヤホン、ちゃんとイヤーピースも3サイズ揃っています。
さて肝心の音質、別に音楽を聴くためというよりは、仕事のリモート会議用にしようと思ったので、特に気にはしないですが、まだ新品なので、スカスカの音ですね。とりあえず音楽は楽しめる、最低限の音質と言ったところで、細かい音は出ていませんが、変に低音や高音を強調していない、わりかしフラットな感じなので、好みに合わせてイコライザーを調整すれば良い感じになるでしょう。

5時間という連続再生時間が、ともするとやや短めなのが欠点でしょうが、この値段なら文句言いませんし、後継機は20時間使えるので、使用可能時間が気になるなら後継機でしょうね。

とりあえずコスパ最強ということで、リモート会議で使わせてもらいますが、電車でお出かけのときにRazikoを聴くくらいだったら十分かな、と思います。