「日本酒」カテゴリーアーカイブ

【亀の井酒造】くどき上手 出羽燦々33 純米大吟醸

いつものお店で購入。

久しぶりに有名銘柄。くどき上手、実は有名すぎてあまり買っていないかも?
酒米に出羽燦々を使用し、燦々の名にちなんで精米歩合33%と大幅に削った純米大吟醸生酒です。

出羽燦々の由来が裏のラベルに書かれています。美山錦と華吹雪の交配なんですね。
ガッツリ削った精米歩合33%、アルコール分16度と平均、削ったお酒はスッキリ系が多いですが、さてどんな塩梅かな?

生酒なので冷やした状態で。
上立ち香は華やかなマスカット系の吟醸香。口に含むと…ワオ!ふわっと広がる、何かには例えがたい芳醇な米の甘み、何の引っ掛かりもない雑味の少ない綺麗な味ですね。そこから訪れる旨味と程よい辛さ。精米歩合33%から想像するよりもずっと芳醇ですね。米の芯の本当に糖度の高い部分をうまく使っていますね。
酸味はやや少なめ、個人的に酸味が強いお酒が好みですが、この芳醇だけどしつこくはない甘みが際立っているので、あえて酸味は求めなくても良いかな。

2日目になると少し辛さも出てきて、甘みとのバランスが更に良くなりました。最近大吟醸はあまり飲んでいなくて、どちらかと言うと米を削らない方面のお酒を好んで飲んでいましたが、いや~先入観は本当にいかんなと思いました。
くどき上手、久しぶりに飲んだけどやっぱり鉄板でしたね✌️


一升瓶で飲むのが良いです。すぐ無くなっちゃうからw

【油長酒造】風の森 ALPHA 1

四合瓶のみ展開する油長酒造の風の森シリーズです。

「次章への扉」はALPHAシリーズの原点ともなるお酒という意味合いも込めているそうで、以前の仕込みとは違った味わいになっているようです。

菩提酛と現代技術の融合、これが風の森の共通テーマです。アルコール分を低く抑え(13度)、地球温暖化の影響も考慮した酒造りだそうです。
味わいはクリーンな印象だが甘味はやや控えめなようですね。
酒米は秋津穂、これをあまり削らない精米歩合70%で。普段とは違った表情とのことで、楽しみですね。

無濾過無加水生酒です。冷蔵状態で開栓すると、ポンとガスの抜ける音。吹き出しまではしないけど、開栓注意です。
上立ち香は酸味を感じるマスカット系。口に含むと…まず爽快なガス感と共に、確かにさっぱりした味わいで甘みはいつもの風の森より控えめです。酸味は風の森にしては少し多め、少し青いバナナのような控えめな甘みに後味に来る苦みと複雑味が。たしかに以前のALPHA1とことなるアプローチですね。
さっぱりしているので口当たりが良く、後味もさっぱりと切れるので、これはこのお酒単体でスイスイ飲めてしまえる味わいですね。
食事と合わせるよりも、食後の一時に彩りを添える1本ではないでしょうか。
この味わいを、比較的低価格の1,650円(3月購入時点)で味わえるのが魅力ですね。


こんなに味わい深いのに、比較的ライバルより低価格で提供されていた風の森ですが、4月から値上がりと聞いています。なので今駆け込みで売れているようです。お早めに!

出張先で見つけたお店 炭火串焼みなもと

日曜日、突発で休日出勤で栃木に出張へ。急遽とったホテルの近くに、今度泊まる機会があったら行ってみようと思っていたお店が、まさかすぐにその機会が訪れるなんて。

幸い仕事は事なきを得て、いざお店へ。

まだ栃木に住んでいた頃、この近くの飲食店は休日出勤をやっていたのでよく行っていましたが。宇都宮LRTの路線上にあったため、現在は閉店し取り壊されてしまいました。そんな思い出の場所の近くのお店です。聞けば去年12月にオープンしたそうです。

お酒が日本酒や焼酎のメニューも多く、お通しから串焼き、酒の肴、どれも中々の絶品でした。これは酒に合いますんね。

そして締めに飲んだ天明の中取り壱号が良いおりがらみで格別でした。

お酒のお値段がもう少しだけ安いとありがたいですが、味は中々で気に入りました。
次出張の機会は…暫くないかな?


【飯沼銘醸】姿 SG 生酒

栃木県の飯沼銘醸のお酒です。

SGとだけ書かれたラベル、飯沼銘醸は「杉並木」と「姿」ブランドのお酒を展開していて、特に後者はよく行く酒屋で買えるので…逆に最近あまり買っていないかも。いかんね。
そしてこのSGはその「姿」からとった名称なんでしょうけど、実にシンプル。というのもこのお酒、一升瓶でなんと2,420円(税込)! 今や一升瓶で4千円前後になっているお酒が珍しくない中、今どきこんな低価格で純米酒を出せるなんて! 儲け出てますか?と心配になるくらいですね。

【飯沼銘醸】姿 SG 生酒

ラベルもシンプルなら、その情報もシンプルです。ここだけ見ても、純米酒であること、アルコール度数17度としかわかりません。
ラベルにはありませんが、酒米は山田錦や五百万石の等外米を使用しているようで、そのためにの価格を実現できているようです。
等外米とは、日本酒の米の等級「特上」「特等」「一等」「二等」「三等」とあり、一定量の玄米の中にきちんと形の整った米が含まれる割合(整粒歩合)を示しています。こちらのHPに詳しく書かれています。
このうち「等外米」は三等に満たない、粒の整っていない米を指します。粒立ちが不揃い故に、日本酒でどの程度米を削って作ったかの精米歩合〇〇%を名乗れないことから、普通酒になります。
生産された米の何割かはどうしても等外米にならざるを得ませんが、あえてそんなお米を使ったお酒ということです。有名どころでは、あの獺祭も「獺祭 等外」というお酒を出したこともあります。

このシリーズは5年前にも買ったことがあり、その時は醸造アルコール添加でした。

なんとこの時買ったPremiumよりも安いんですね。

生酒なので冷やした状態で。
上立ち香は瑞々しいマスカット系。口に含むと…おお、これは一升瓶2,420円の味じゃないですね。ちゃんとしっかり「姿」の味ですね。瑞々しくジューシーな甘口ですが、次に旨口系の味わいが訪れます。最後に程よく苦みとアタックが訪れますね。適度に雑味感もあり、精米歩合の高いお酒の味ではないけど、これがいいんですわ。
温度が上がると甘みも増す、複雑味と絡み合って良い塩梅です。
このお値段で買えるありがたさ! 普段飲みに置いておきたいお酒です。火入れ版もあるようなので、それを買って冷蔵庫に入れず物置部屋に放置しておきたいな。


通販で扱っているお店は少ないです。今回はアフェリエイトリンクはありません。見つけたら…ぜひ買ってみてください。浮いたお酒でもう1本四合瓶が買えますよ。

【豊島屋酒造】熟成純米無濾過生原酒 ハッピーアワー田中屋限定

東京都の代表的な酒蔵の一つ、いつも行きつけの居酒屋でもここの仕込み水やお酒が置いている、豊島屋酒造
ここは基本土日限定の酒蔵の直売所があります。
また、時々角打ちを開催していて、その時の名前が「ハッピーアワー田中屋」なんです。

そこで買ってきたのがこのお酒。

娘がこういう絵を書くのが好きなので、どういう反応するか。へぇ~だそうです(笑
ちゃんとヤモリ(屋守:おくのかみ)の挿絵も入っています。

熟成!実はラベルだけで買ったお酒ですが、熟成酒だったとは。広島県産の八反錦を精米歩合55%で醸したお酒です。
ちなみに直売所以外では豊島屋酒造オンラインでのみ購入可能です。

熟成酒ですが、色づきは薄い感じですね。
上立ち香はメロン系。口に含むと(この時点では熟成酒と知らずに飲んでいます)、えっ?不思議な口当たり。メロンの甘みですが、後から苦みと辛さもぐっと来ますね。そしてアルコールっぽさもわりと感じます。でも醸造アルコールは入っていない純米酒です。まるで米焼酎を足したかのような…ここで裏のラベルを見て気づいたんですよね、熟成酒と。
何でしょう、熟成酒によくあるカラメルの甘みやアーモンドの渋みというよりも、もっと蒸留酒感があるんですよね。当然日本酒なので蒸留はしていないのですが。こんな味わいの日本酒なかなかないですね。
そして少し温度が上がると、甘みが前に出てきますが、それでも決して甘すぎないけどとろっと甘み、控えめな酸味、適度に苦みやアタックもある、ホント個性だけでは語りきれないくらいに今までにないお酒でした。


豊島屋酒造だけの限定酒です。オンラインショップで他のお酒とともにぜひ!

今年2回目、いつもの居酒屋で日本酒を嗜む

先日行ってきた今年2回目の行きつけの居酒屋、ペースを上げています。何なら月1で行きたいくらい。

今回特に良かったのが写真中央右端の「春霞 純米冬ラベル」ですね。濁っています。鳥海山をモチーフとした瓶です。シュワシュワで美味しかったです。

ま、どの酒もうまいんですけどね。締めに鳥モツ白湯を頂きました。言うことなし!


【新政酒造】貴醸酒 陽乃鳥(ヒノトリ) H30BY -我が家の冷蔵庫で7年熟成酒

私事ではありますが、娘が中学受験をしまして、見事第一志望に合格しました!
冷蔵庫でずっと保管していたお酒、合格したら開けようと思っていましたが、ついにその時がやってきました。

【新政酒造】貴醸酒 陽乃鳥(ヒノトリ) H30BY -我が家の冷蔵庫で7年熟成酒

7年前、正規取扱店で正規価格で購入したお酒です。Private Labシリーズの貴醸酒、陽乃鳥、現在の希望小売価格は2,480円だそうですが、市場ではその10倍以上の価格になっていたりします。正規取扱店でも、転売対策で一般にはほぼ販売しなくなりました。それでも転売が後を絶たないお酒です。
行きつけの居酒屋にもかつてありましたが、今は置いていないですね。あまりに手に入りづらくなってしまったのでしょう。
日本酒好きとしては恐らくもう購入のチャンスはないと思うので、心して飲みます。

貴醸酒です。仕込み水だけでなく、日本酒を加えて酒を醸します。2017年収穫の美山錦を使用したH30BYのお酒(2018年、平成30年醸造)、蔵元で瓶詰め後半年寝かせ出荷されています。

この時がちょうど10周年だったようですね。仕込みに使う日本酒はこの時はオーク樽貯蔵酒でした。最新のものはオーク(楢)の中でもミズナラの樽を使っているようですね。

では開栓しましょう。

貴醸酒らしい黄金の輝き

開栓しただけでもう貴醸酒らしい芳醇な甘い香りに、木桶の爽やかな香りがプラスして広がります。
口に含むと…もうこれはこれは…角が一切ないまろやかな蜂蜜のような甘さだけど決して甘すぎず、ほんのり柑橘の酸味、木桶の深みのある渋みと味わいが最高のバランスを醸しています。
正直、素人の冷蔵庫熟成でここまで熟成度合いが良くなるとは。
温度が上がるにつれ、よりまろやかさや旨味が出てきます。とにかく味に奥行きがある。もう言葉に例えようがない。基本的に貴醸酒は甘みの強調されたになりますが、その甘味が本当に上品で、ただただ甘いだけではない、いや貴醸酒としては控えめな部類ですが、これは寝かせたことによるものなのか?
とにかくすごいです。今このタイミングで開けてよかったなぁ。

正規価格で手に入るチャンスが有ればぜひ。


通販ではまず正規価格では無理ですね。寝かせたお酒なら寝かせ代は仕方ないですが…

【武勇】武勇 アイラブユー 純米吟醸 山田錦 うすにごり生

前から気になっていた可愛いラベルの武勇 アイラブユー、うすにごりの生酒がありましたので買ってみました。

茨城っぽいw でも良き。
武勇のお酒を買うのは初めてだったりします。まだまだ買ったことのない銘柄、飲んだことのない銘柄、たくさんありますねぇ。

コンセプト・ワーカーズ・セッションだそうです。頭で飲まず完成で飲めと。ハイ!
火入れバージョンもありますが、こちらは生酒、うすにごりです。これは楽しみです。
酒米は定番の山田錦、アルコール度数は平均よりわずかに低い14度。さてどんなおさけな?

要冷蔵なので冷えた状態で。開栓するとポンとガスが抜けます。
ゆっくり注ぐと、シュワシュワと炭酸たっぷり、薄濁と言うけどかなりにごりは強めですね。注ぐだけでバナナやメロンのような芳醇な甘い上立ち香が。
口に含むと…おおお~甘い上立ち香からすると、やや強めのガスと共に割とドライな印象はありますね。とは言え後からマスクメロン系の甘みと苦み、複雑味が出てきますね。これは濃いめの料理よりは少しあっさりめの料理に合いそうです。
ガスが抜けると甘みも引き立ってきます。バランス的にはこの少しガスが抜けたあたりが良いですねぇ。

初めて飲みましたがこれはいいね。次は火入れ版も買ってみたいですね。


このお酒はすぐ無くなりそう。スイスイ入ります。一升瓶もあるそうです。今日本酒もどんどん値上がっているので、一升瓶のほうがコスパが良くなります。
ぜひ楽しんでください。

【油長酒造】風の森 秋津穂 試験醸造酒

すぐ売り切れてしまうお酒、ということで土曜日の午前中に買いに行ってきました。

久しぶりに風の森、試験醸造酒です。秋津穂657という、精米歩合65%のお酒を精米歩合70%と僅かに削りを少なくして作ったお酒です。

こういう酒蔵の実験的お酒、好きです。定常販売していいるお酒の良さも再認識することも出来ますし、こういうアプローチもあるんだという気付きにもなります。
奈良県産秋津穂、いい酒米なんですよね。これで油長酒造が醸すお酒です。絶対に美味しいに決まっています。

そして今日本酒の四合瓶は軒並み2千円オーバーになっている中、風の森は1600円です。よくこの値段でこれを出せるなと思います。頭が下がる思いです。
裏のラベルの右下にある味わいのベクトルはど真ん中を行っています。さてどんな塩梅かしら?

極薄にごりのガス感のあるお酒

冷やした状態で。開栓すると上立ち香は…流石風の森らしく、華やかとまでは言わないまでも、芳醇な洋梨系の吟醸香です。
口に含むと…程よく残るガス感と共に、まずは青リンゴを思わせるジューシーさや酸味とともに、通常の秋津穂657よりやや複雑味のある苦みと旨味が伴います。この苦みは評価が分かれるところかな。雑味感が少なくジューシーかつスッキリした味わいの秋津穂657よりも、やや苦みは強めか。

2杯目になると、この苦みは少し後退してきたかな。こちらのほうがバランスは良いですね。少し空気に触れさせたほうが好みかも。なるほど試験醸造っぽいですね。これはこれで好きですが、万人受けするのは秋津穂657かなぁ。でもそれはあくまで比較した場合であって、この秋津穂試験醸造酒もこれ単体で飲めば、風の森らしいジューシーさと酸味の織りなす立体的な味わいを堪能できます。これすぐなくなっちゃうんだろうなお店から。見つけたらぜひ買ってみてください。この年団でこんな味わいが、とびっくりされると思いますよ。


初めての方はまず風の森の秋津穂657をお勧めします。

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【六花酒造】杜來(とらい)純米吟醸 おりがらみ 生原酒

歴史は長い酒蔵ですが、2023年に移転し、それまでの「じょっぱり」銘柄のお酒から全てを純米酒とし、新たに立ち上げた銘柄「杜來(とらい)」、まだ飲んだことがなかったのですが、酒屋限定のおりがらみ生原酒があったので買ってみました。

調べるとこのラベルの色ってあまりないんですね。なるほど特定の販売店限定ということのようです。写真では書かれていますが、あえてテキストとしては記載しません。

酒米は「華想い」、山田錦と華吹雪の交配で作られた青森県産の酒米のようです。
精米歩合55%の純米吟醸です。その他のスペックは非公開。これは楽しみです。四の五の言わず飲んでみましょう。

生酒なので冷やした状態から。開栓すると、ポンとガスが抜ける音。
程よく澱を絡めた状態で注ぎます。上立ち香は青リンゴ系の吟醸香。口に含むと…お、やはりりんご系の味わいだけど、酸味はさっぱり系で、ややおりがらみの苦みを伴いつつ、甘みと辛さが程よく訪れます。軽快でキレの良い後味と共に、なかなかにして個性のある味わいです。わりかし華やかでありながらも後味がさっぱりしているので、スイスイ行けてしまいますね。おりがらみはわりかし主張するものが多いのですが、この後味スッキリが良いですね。

買ったお店はこの六花酒造の特約店なので、今後もこの銘柄は買えそうです。まだ種類は少ないようですが、これはまた買ってみたい銘柄ですね。


特約店限定ではないけど、この酒蔵、注目ですね。