ふら~っと入間基地

微妙なスキマ時間を見つけて入間基地でC-2輸送機(18-1213)の上がりを見てきた。

いつも横からは何なので、どセンターで撮ろうと思ったら微妙にズレたw
モクモクの雲は既に真夏。こういう入道雲を背景にするのが好き。

この機体は北上予定だったけど、すぐに降りてきたみたいです。理由は不明。

6月ももう終わり。しかし6月から熱帯夜になる真夏の気温、これが9月まで続くと思うとげんなりしますね。
しばらく平日休みをとって飛行機を撮りに行くのが難しそうな状況なので、こうして週末のスキマ時間でふらっと撮りに行く感じですが、7月8月は暑いし子供のイベントも多めなので、少し大人しくしてます。

新旧NIKKOR 35mm撮り比べをしてみた【中距離風景編】

35mmレンズは標準レンズたる50mmより少し画角が広く、35mmが標準レンズという人も世の中に少なからず存在しますし、私もその一人です。
屋内でも屋外でも、汎用的に使える画角で、昔の単焦点コンパクトカメラでも35mmや38mmというレンズはよく使われていました。

ずっと50mmの画角が苦手だったワタシ(今は苦手意識はなくなり好きな画角になりました)には、35mmレンズは必ず持ち出したい1本となり、いつの間にかレンズも増えました(笑
レンズ交換式のNIKKORレンズだけで4本あります。ま、世の中にはもっとたくさん持っている人もいますが、この4本はそれぞれ思い入れのある4本です。

左からNIKKOR-S Auto 35mm F2.8(後期型), AI AF Nikkor 35mm f/2D, AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED, NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sです。NIKKOR-Sは1959年発売の前期型ではなく、後期型になりますが、NikonのFマウントレンズでも古いものになります。これは親父が1970年に新品で買ったものです。
AIレンズは持っていなくて、いきなりAFレンズのAI AFとなりますが、これが自分にとっての最初の35mm交換レンズです。これを長年使い、待望のAF-Sは初めて予約して買ったレンズでした。そしてNIKKOR Zは、Zマウントで初の単焦点レンズとして2018年位発売されたレンズになります。Zマウントレンズはハズレがないので、試したくて購入しました。

新しくなるほどレンズが大きくなっていますね。古いほど光学系も機構もシンプルとも言えます。Zマウントではマウント径が一眼レフのFマウントより大きいため、大きい径と短いフランジバックを活かした製品づくりをしているせいか、大きめのレンズが多いですね。

ここからは三脚を据えて、レンズ交換しつつ各f値で撮り比べをしています。
今回は中距離風景編、ということで、練馬の光が丘公園にやってきました。
ここはかつて陸軍飛行場があった場所であり、戦後はアメリカ軍が駐留していた場所でもあります。なので、とても広いのですよね。息子もサッカーの練習試合でたまに使っていたりします。自転車で走るもよし、ランニングもよし、スケボーで遊べルるエリアもあり、BBQエリアもあり、なんでもあるんです。こういう撮影テストにピッタリの場所です。

カメラはNikon Z8を使用し、ISO感度は64に固定、AWBは自然光オート、絞り優先のマルチパターン測光で撮影しています。
1本のみMFレンズのNIKKOR-S Auto 35mm F2.8は非CPUレンズなので、カメラ側にあらかじめレンズ情報を入力しています。
現像はLightroom Classicで未調整撮って出しで出力しています。
描写だけでなく、絞りによる露出のばらつきも確認してみてください。

NIKKOR-S Auto 35mm F2.8

半世紀以上前のレンズだけあり、開放では画面中心でわずかに球面収差による影響が見られなくはないものの、なかなか解像力は悪くないです。正直なところ、こんなによく写るとは思っていませんでしたね。
このレンズはAI改造をしていないため、AF一眼レフではフィルム機でもデジタルでも使用していなかったレンズです。Zマウント機へはFTZ IIを使用して撮影していますが、初期のAuto NIKKORレンズはAIレンズ行こうと違ってわずかに寸法の公差設定などが違うそうで、レンズによっては装着が硬かったり外しにくいものがあるため、公式には装着できないことにはなっていますが、自己責任で装着の上撮影しています。確かに手持ちのこの個体は少し装着は硬めでした。

絞るほど解像感は増していき、f11では周辺までかっちり解像します。非CPUレンズの場合は絞り込み測光になるため、実絞りと計算値と乖離はそうそうないはずですが、何故かf11とf16では露出オーバー気味になってしまいました。
もしFやF2をお持ちなら、このレンズは標準レンズとしてコンパクトで確かな描写を得られそうです。F2.8と他のレンズより若干暗いのも(光学設計的に無理がない)古い割に描写の良さを感じさせる要因でしょう。
カラーバランスはやや寒色寄りに感じますね。

AI AF Nikkor 35mm f/2D

80年代の光学設計のレンズ、Auto NIKKORより30年新しいだけに、開放から安心して使えますね。グルグルボケの原因になる非点収差もあまり感じませんね。ただワタシが持っているレンズの個体差なのか、右下隅がほかより像が流れてしまっている気がします。ただf11まで絞ると全体としてかっちり解像します。中心部は開放から何ら問題なく使えそう。
このレンズに限りませんが、初期のAF Nikkorレンズ、ごく一部を除一眼レフではAF時にフォーカスリングが回転するタイプ故に、MFの操作性がスカスカです。MFレンズのようなネットリ感を出せないのは、フォーカスリングごと回る機構によるものです。
そのためか、フォーカスの繰り出しによるガタツキもあり、こうした四隅の一部のみがボケるといった症状、この時代の85mm以下のAF単焦点レンズでよく見かけるような気がします。
中古で買う場合はこうした個体差が出やすいことに注意が必要です。

絞るほど解像感が増していくのは最近の新しい設計のレンズでは味わえない感じです。かといって開放も緩くはないです。
AF一眼レフならフィルムでもデジタルでもオススメの1本です。とてもコンパクトです。ただ外装は昔のプラ外装故に、現代のプラ外装ほど高級感は出せないですね。チープ感も結構あります。使い込むほどテカってしまいます。
色味は少し黄色味が強い気がします。

AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

2014年発売の本レンズ、流石にまだ新しいだけあります。開放でも中心部はキリッと描写します。周辺はわずかに非点収差による影響はなくはないですが、デフォーカスしていくボケのグラデーションが良いですね。なので、絞り開放でも自然にボケていく感じです。個人的に大好きな描写で、どんな撮影もそつなくこなせるのと、AF-SによりAFもスパッと快速とまで言わないものの、ストレスなく使えます。もちろんFTZ II経由でZマウントボディでもAFが使えます。フル機能で使えるので、AF一眼レフでもミラーレスでも、ちゃんと使えるのがありがたいです。

開放からしっかり解像するので、絞り込むほど解像感が増していく感じはありませんが、f11まで絞ると、この撮影条件では周辺までちゃんと解像しますね。f16だと回折の影響が出てくるので、f11までが実用でしょう。
色もニュートラルに感じますね。

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

実はAF-Sより4年新しいだけです。2018年発売。が、描写がぐっと上がったのはミラーレス専用設計で、口径が大きくフランジバックが短いZマウントの性能を如何なく発揮出来るからでしょう。
開放ではことさらカリカリ感を出していなことに好感が持てます。描写の繊細さが出ています。解像力だけ見ると、ほとんどAF-Sと変わらないですが、デフォーカスしていく部分のつながりがAF-Sより更に上をいっているのではないでしょうか?
少し手前のボケに二線ボケが出ていますが、そこまで目立つ感じではないですね、

絞りによる解像力の変化はもっとも少ない気がします。とにかくグラデーションが豊かですし、f16まで絞っても回折の影響は少なめです。個人的には風景ならf11が良いと思います。
暗部の階調もよく出ていますし、風景でカリカリしないのは本当に好感が持てます。
色味もよりニュートラルで、Nikonで言われがちな黄色味もこのレンズは感じませんね。
光学設計はNikonではない(KONICA MINOLTA?)とも言われていますが、そんなことはどうでもよく、さすが最新ミラーレス専用レンズだけあります。デビューから7年近く経ちますが、まだまだII型は不要でしょう。
Zマウントユーザーは1ポンあって損はないレンズです。


作例が多いので今回はここまで。他にもいくつかのパターンで撮影しましたので、ぼちぼちアップしたいと思います。

Zマウントユーザーならスナップにこの1本。f/1.4よりも描写は良いです。

AF-Sレンズの場合、安価なDX(APS-C)フォーマット用レンズとフルサイズFX対応の以下のレンズとは描写は別物です。APS-Cのデジタル一眼レフでもこちらのレンズがおすすめです。

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【若林醸造】つきよしの 萌黄 山廃純米無濾過生原酒

前回、若林醸造の「つきよしの 空 純米吟醸」を買って飲んで、とても感銘を受けてしまい、いつもの酒屋で山廃の純米無濾過生原酒を見つけてしまい、つい買ってしまいました。

前回は火入れでしたが、今回は待望の無濾過生原酒です。これは楽しみです。もちろん一升瓶で購入。この銘柄は間違いないと確信しました。

萌黄と言うだけあって、透明な瓶に濃いめの黄色のお酒です。個人的に生酛造りと底から山卸(やまおろし)の作業を廃止した山廃のお酒が好きです。
なので期待しちゃいますね。
酒米は長野県産のひとごこち、精米歩合は70%と程よい削り、生原酒ですがアルコール度数は15度と、原酒としてはわずかに低めかな。
独特の酸味、これがいいんです。

生酒ですから、要冷蔵で冷えた状態からいただきます。
上立香は爽やかなりんごを思わせる酸味と甘味を感じます。口に含むと…おおお、これこれ、ワイ氏の大好き系でした! 生酒らしいフレッシュさはありますが、ガス感はありません。どちらかと言うとお落ち着きのある旨味を基調としつつ、りんごのような酸味と甘味を醸し、後味は割とスッキリ切れていきますね。
山廃系のお酒にはどっしりした味わいのものが多い印象ですが、こちらは無濾過生原酒だからなのかフレッシュさがあり、どっしり感はあまりありません。が、旨味がわりとしっかりしているので、生酒にありがちな軽い印象でもないんですよね。

少し温度が上がると、更に旨味が増して、酸味と甘味のバランスは変わらずにより深みが増します。
このお酒は冷やした状態でも、常温でも行けますね。今回は試していませんが、どの温度帯でもバランスが良さそうなので、温燗も行けそうですね。
暑くなってきたこの時期、つい冷やしたものばかり飲んでしまいがちですが、温燗も悪くなさそうです。
つきよしの、2本飲んでとても気に入りました。また違うものも飲んでみたいですね。


まだ大手通販系では扱いはないようですが、一般の酒屋さんのサイトでは入手可能です。
次は辛口純米酒かなぁ。透明な瓶は無濾過生原酒、茶色の瓶は火入れ酒のようですね。

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【百里基地】25/6/18の動画

戦闘機撮影はスチルメインですが、今やカメラの設定レバーひとつ切り替えるだけで動画がサクッと撮れてしまう時代です。
ちょっとお遊びでF-2戦闘機のタッチダウン動画を撮ってみました。

腕が、腕が痛いぜ! 5kg超えのAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRの手持ちで動画を撮るのは腕が死にますね(笑
三脚なし手持ち撮影なのでブレはご勘弁ください。
ミラーレスになって動画撮影もスチルと遜色ないAFが使えるようになったのはありがたいです。

同じ場所から5年前にはF-4EJ改ファントムIIのハイスピードタキシーをNikon D850で動画撮影していました。レンズは同じAF-S 600mmです。

こちらは動画撮影中の動体のコントラストAFはほぼ絶望的なカメラなので、MFで撮っています。
D850

D850もZ9も、望遠レンズかつ動体撮影だと、4K動画でのローリングシャッター歪みはそれなりに出ていますね。
そしてD850の動画も当時のカメラ(2017年発売)としてはなかなか画質は悪くないですね。

【豊島屋酒造】金婚 純米酒

以前豊島屋酒造の直売所でガチャガチャをした際に当てたお酒です。

飲みきりサイズの1合180mlの瓶、神棚なんかに上がっていたりしますね。豊島屋酒造と言えば、特約店限定の屋守(おくのかみ)が美味しいですが、ここの昔からの定番のお酒は金婚(きんこん)です。

シンプルなラベル、純米酒で精米歩合は65%と程よい削り。酒米は「こしいぶき」を使用しているそうです。
定番中の定番酒ですが、純米酒でも今ではお安い部類に入るお酒です。ありがたいですね。

火入れ酒で、ラベルに「ぬる燗でもどうぞ」とあるように、冷すより常温から温燗が良さそうですね。
まずは常温で。開栓すると、上立香はカラメル系を思わせる香ばしい甘みを感じます。口に含むと、口いっぱいに広がる酸味とややひねっぽい苦みに甘みが実によいです。これは下手に冷やすと味がボケてしまうかもしれません。常温のバランスがなかなか。フレッシュではないけど、どっしり感は少なめでやや軽やかな味わいです。
そして少し温めて、温燗で2杯め。うむ、これこれ、甘味と酸味の角が取れて、より膨らむ旨味、滑らかな味わい、これぞ定番の古き良き日本酒の味わいです。変なアルコール臭さは皆無ですね。やや濃い目の味の和食にもマッチします。例えば肉じゃがなんかとの合わせにピッタリと感じました。

こういうお酒がその辺の酒屋やスーパーマーケットで買えるのはありがたいことです。


ザ、定番酒です。これがちゃんと純米酒なのもよいですね。

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妻を病院に送り、子供たちと防災学習体験「そなエリア東京」に行ってきた

妻、再建手術のため入院です。子供たちと病院に送迎して、病院のお隣りにある「そなエリア東京」に子供たちが行きたいと言うので、行ってきました。

災害に対する対処法や、首都直下型地震が発生した際にどうすればよいか体験できる施設で、無料で入場可能です。
時代だけに、こういう場所ですら外国人観光客が多く、バスで乗り付けてきているのが時代を感じさせました。

当日予約で、タブレットを片手に首都直下型地震が発生した想定でどうすればよいか、クイズに回答しながら学べる施設です。
個人的には、東日本大震災を体験しているので、こういうのは結構心理的に来るものがありますね。

今日は娘が塾がない日だったので、久しぶりに子供ら2人とお出かけしたかな? 娘は今塾が忙しくて、こういう機会もだんだんなくなってきているので、貴重なお出かけでした。


こういう場所に来ると、備えあれば憂いなしという言葉が身にしみます。
実際東日本大震災のときは備蓄の食料で、しばらく買い物行かずに過ごせましたので。

【百里基地】25/6/18の記録

実に4ヶ月ぶりになってしまった百里基地のローカル撮影。
3月くらいから仕事が忙しくなってきて、微妙に休みを取りづらい状況でした。が、そろそろ気持ち的にも限界!ということで、グイッと休みをぶち込みまして行ってきました。

相変わらず3SQの朝は遅いですね。先に上がっていたのは入間基地所属のチェッカーさんこと飛行点検機のU-680A、サイテーションラチチュードが空港の各種設備の点検飛行を行っていました。

無線を聞いていると、「〇〇、-xxdBm」とか無線航法機器に対する評価試験を行っている様子で、色々な角度で進入しているようですね。

そしてやっと3SQが上がります。

ストレート上がりではなく捻ってくれてありがたし! 面白いことにベイパーが出る機体と出ない機体がありまして、近くでとっていたカメラマンの方曰く、飛ばし方で出る出ないがあるようです。バンク角とかフラップ、ラダーの使い方とかなんですかね? 素人なのでよくわからないですが。

そして降りてくるのを撮影、

560号機だけ、AAM-3のキャプティブ弾を装着。AAM-3もファントムが飛んでいたときはよく見ましたが、案外F-2で装着しているシーンは少ない気がします。後継のAAM-5はミサイルが長くなったので、F-2用にも専用ランチャーが必要なようですが、まだ3SQの機体で装着しているのは見たことがないですね。

午後はアラハン前から。

この時間、まだ6月なのに気温は33度くらいあったかな? 湿度も高くてきつかったです。
ギャラリーも2,3人と少なめ。ファントムラストの頃とはえらい差ですねw

スカイマークにチェッカーさんも。
チェッカーはこの日1日R/W03運用でしたが、反対側のR/W21からも進入してきました。もちろん無線航法機器点検のためですね。

チェッカーさんはランディングせずフライパスです。

そして2ndの降りは14時台。時折チェッカーさんがフライパスしていきつつ、F-2「マンモス」が降りてきます。

さてこの後どうしようか、時間的に中途半端なだなぁと思いつつ、せっかく出しということで3rdの上がりに期待します。ってことでポイントを移動。
そして15時半過ぎ、Egスタートしました。

久しぶりにAF-S 600mm f/4GとTC-14EIIIで850mm相当(1.4倍なら840mmじゃね?となりますが、この組み合わせでのExif上の焦点距離は850mmとなります)の手持ち撮影、いや正確に言うと静浜基地航空祭でも撮ったので久しぶりではないけど、ローカルの百里基地出とるのが久しぶりだと、やっぱりいつもの感覚を取り戻すのに時間がかかりますね。
もう少しマメに撮りに行きたいですね。

降りまで撮りたかったけど、時間的制約でここまでの撮影で切り上げました。
そのうちナイトも撮りたいなぁ。

UGREEN NASync SSDキャッシュドライブ破損でHDDが読めない事態、の解決編

UGREENのNASync DXP4800 Plusの読み出しキャッシュドライブのSSDが破損し、HDD自体が読めなくなってしまった件の解決編です。

UGREENのサポートにログを送付して解析結果を待つこと1週間、一向に連絡が来ません。
しびれを切らして「こちらの件の回答はまだいただけないでしょうか?」と連絡したところ、すぐに返答が来ました。

だそうです。

SSDキャッシュの削除が必要


サポートから来た連絡には、SSDのキャッシュを先に削除してくださいとのことです。

実はこの作業、もう自分で実施していました。というのも、すでにSSDは破損し認識できない状態にも関わらず、何故かSSDキャッシュとしては存在していることになっていて、なのに読み込みができないため、以上表示となっていました。

ストレージマネージャーの”ストレージ管理”から、”ストレージプールとスペース”のストレージプール1の右側の・・・をクリックすると「SSDキャッシュ管理」が表示されるので、クリックして開きます。
※以下の画像はSSD交換後のものです。

ストレージプールから「SSDキャッシュ管理」をクリック (画像は復旧後のものです)

すると、”操作”の下に「削除」が表示されるので、クリックします。

操作の下の「削除」をクリック

なお、削除には少し時間がかかります。

代替のSSDが必要です

この操作をしても、それだけでは残念ながらHDDは読み出せません。キャッシュドライブが無くなったのに、依然としてキャッシュ破損状態です。
実は、既に代替のSSDを購入していました。

サポートからのメールの一文に「SSDを復旧して、NASは復旧するか」があったように、実はこの復活の鍵はSSDの存在でした。
SSDの復旧と言っても、クラッシュしてしまったSSDを復旧させることは困難ですから、新しいSSDを取り付けてとの理解です。

そこで新しいSSDを取り付けました。
なんと、ただ取り付けただけでストレージプールが復活しました。HDDを初期化せずに済みました。

SSDをただ取り付けただけでストレージプールが復活

ちなみにその時点でSSDは本当に取り付けしただけで、キャッシュの割当すらしていません。

SSDはその後キャッシュドライブとして割当しました。

SSDキャッシュが破損しただけでHDDが読めなくなることに苦言を呈しました

UGREENのサポートには、SSDの取り付けでストレージプールが復活したこととともに、キャッシュドライブが破損しただけでHDD全体のストレージプールが読めなくなったことについて苦言を呈しました。本来キャッシュドライブは読み出し速度の改善をするものであり、本来のストレージデータに影響を及ぼすものではないからです。

これについても、すぐにUGREENのサポートから返答をいただきました。

やはりキャッシュ用のSSDが破損しただけでストレージプールが読み取れなくなるのはあってはならないこと、と認識していただけたようです。
今後改善されることに期待です。

やっぱり初物にはリスクがつきもの

UGREENのNASyncシリーズは、日本では2025年より展開していますが、中国やアメリカでは1年早く2024年辺りから展開しているようです。
NASは既に一般的に出回って20年近く経つものですが、新規参入組のUGREENにとってはまだまだ熟れていない商品であると思います。

今回は無事復旧出来ましたが、恐らく老舗メーカーのQNAPやSynologyといったメーカーであればこんな事は起きなかったであろうと想像します。
NAS自体は歴史がそれなりにあるとは言え、UGREENにとっては歴史の浅いもので、リスクが付きまとうのは仕方ないですね。

こうした点も踏まえて、NASの選定は行わなければならないなと改めて思いました。
ただ、サポートからの復旧手順連絡が遅かったこと以外、割とサポートのレスポンスは早く、このあたりは中国の最近の製品づくりの底力を感じました。
言語の違いも、今は翻訳ソフトの精度が大幅に向上したのも大きいですね。

今度もこうした何かがあったら、ブログに書きたいと思います。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

まさかこんな貴重なお酒を昨年に引き続き、今年も買えるなんて(^^)

相変わらずかっこいい瓶だ…。そしてこれを普通に予約とか取り置き無しで買えるお店に感謝です。作(ZAKU)IMPRESSIONシリーズでも、Type Nは飲食店でもなかなか見かけないお酒なんですよね。
以前も書いたと思いますが、Type Nの由来は、作の雅乃智(みやびのとも)の中取りをベースとしていて恵乃智(めぐみのとも)のIMPRESSION版が既に「Type M」となっているため、この酒は中取りの「Type N」なんだそうです。
あと精米歩合が、他のIMPRESSIONシリーズが60%なのに対し、こちらは大吟醸で50%となっています。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Impression Type N 純米大吟醸原酒 無濾過直汲

作(ZAKU) は全て火入れ酒なので、火入れなのに生酒らしいフレッシュさを味わえるお酒、極微発泡で開栓注意となっていますが、実際にはちゃんと冷やした状態で開栓すれば吹き出すことはないです。ここは品質を安定させるために火入れにこだわっているだけあり、ロットによって発泡感が大きく変わることもありません。
酵母は自家酵母

ところで個人的な話ですが、若い頃は出張でよく鈴鹿に行っていたんですよ。で、清水清三郎商店って鈴鹿のどの辺りなんだろうと調べてみました。

あ、海に近いところなんですね。最寄り駅は近鉄名古屋線の伊勢若松かぁ。昔よく出張で行っていたのは、この先の白子駅が最寄りだったもので、もしあの時代に日本酒にハマっていたら、出張帰りに寄っていましたね。ただあの時代はまだそこまで有名ではなかったかな?

と話が脱線したところで、開栓しましょう。

よく冷やして慎重に開栓、ポンと音はしたけど、吹き出すまではないですね。注ぐと少しだけシュワシュワします。
上立香は仄かな吟醸香で、ことさら香り高いという感じではないです。口に含むと軽快な発泡感とともに、マスカットやライチの酸味甘味、そしてやっぱりどっしり感もそれなりにあります。IMPRESSIONシリーズ唯一の大吟醸ですが、決してよくある大吟醸のすっきり感ではなく、甘味と酸味に複雑味が実に絶妙に絡み合っています。フレッシュ感は他のIMPRESSIONシリーズよりは少なめ、もちろん火入れ酒としてはフレッシュ感はかなりある方ですよ。
このType Nについてはシリーズで最も大人びた味わいです。旨味がシリーズトップクラスにあるので、個人的には食後にアテもなくじっくり味わいたいお酒ですね。


四合瓶でちょっとお高いですが、特別なひとときに。

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入間基地ランウェイウォーク2025 フィルム編

GWに撮影して12枚撮りのフィルムのうち3枚ほど余っていて、せっかくならちゃんと撮影できる機会と思って1ヶ月程度撮影できないままでしたが、入間基地のランウェイウォークなら広いし撮影もじっくりできるのでは?ということでBRONICA S2を持ち込みました。

まずは残り3枚のモノクロで撮影。

このFOMAPAN profi line creative 200、カールしやすいといういかにも東欧フィルムっぽい感じですが、写りはコントラストも軟調でも硬調でもない中庸を行く感じですね。
ただ、ほんとカールまくっているのがスキャナのホルダに入れるのが大変でした。

そしてせっかくなのでFujichrome VELVIA 50(RVP50)でも撮影してみました。
が、この日SEKONICの古い露出計の調子が悪かったんですよね。針の動きが不安定なんですよね。バッテリはチェックボタンを押す限り問題なさそうでしたが。

なので最初の4枚は露出オーバーしてしまいました…。VELVIA 50はリバーサルでは比較的オーバーに強いんですけどね。

感覚的にも、いくらISO50の低感度フィルムとは言え、大丈夫かなと思いながら撮っていましたが、やっぱりそういう時の感って当たるんですね。フィルム撮影も少なくなって感が鈍ってきてはいたけど、やっぱり長年やっていると、ン?となるわけです。
露出計は、スマホアプリでもあったりしますが、スマホカメラの感度とフィルムって実際の感度が異なる場合もあるので、やっぱり専用が欲しいな。

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セコニック
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今使っているL-188の後継機ですね。というかこの商品は相当長くられています。もっともシンプルで扱いやすいです。
これでも2万円前後なので、なかなか手が出ないんですよね。でもいつかは買わないとです。

ここからは露出計が調子を取り戻したのか、割と良い感じの露出になっています。良かった~。
ただ接触不良っぽい挙動もあるので、そのうちメンテナンスはしなければと思います。

そしてやりたかった撮影はこういうのです。

晴れてよかったし、雲の感じもよいです。
R/W35からの風景を中判フィルムで撮る、こういう機会はこのランウェイウォークしかないと思いました。

来年もこのイベントが有るかわかりませんが、またフィルムで撮りたいなと思いました。


リバーサリフィルムももう気軽に撮れる時代ではなくなってしまいました。特に中判用の120は1本あたり5千円弱。12枚撮れるとすると、1枚あたりのコストは…現像代も1700円ですからトータルで…考えたくないですね。
期限切れフィルムが最近脚光を浴びているのもそうした値段事情からでしょうけど、期限切れだとまともには撮れません。それをあえて狙って撮るほどコストも安くないですからね。贅沢な趣味になってしまいましたね。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします