13年ぶり!? 平原綾香のコンサートツアー “THE SWINGING CLASSICS!”の最終公演を見に行ってきました

結婚して子供が出来て以来、コンサート自体疎遠になってしまいましたが、更にコロナ禍も挟んだため、東京に住んでいながらなかなか行けずじまいだった平原綾香のコンサート、子供も大きくなり、そろそろ解禁だなということで、久しぶりに行ってきました。

前回って7,8年前くらいだったかなと思ったけど、調べると実に13年前の「ドキッ!」のツアー以来っぽいですね。ええっ、そんなに長いこと行っていなかったの!?

平原綾香のコンサートツアー “THE SWINGING CLASSICS!”のファイナル公演の会場は渋谷のBunkamura オーーチャードホール。ここは平原綾香のコンサートでは何滋味のある場所ですが、最後に来たのはコロナ禍前、行ってみるとオーチャードホール以外は2023年より休館改修中だそうですね。

一気に時の流れを感じてしまいましたが、あーやのコンサート、本当に久しぶりでしたが、いやすごいわ~。
あんなに声が出ている! いや昔からちゃんとCDと同じように歌えるアーティストでしたが、元々平原さんの地声ってやや低音寄りなんですよね。それが今や高音もしっかり声量が出て伸びています。迫力に圧倒されました。さすが、舞台も精力的に出演してあるだけありますね。
セットリストも、結構懐かしい曲もやってくれて感無量。初期の頃の楽曲、なかなかコンサートで出来ないですからね。

関係者受付の写真ですが、私は無関係者です(笑い
平原綾香 初のコンセプトアルバム「THE SWINGING CLASSICS!」も、実は買っていなかったのですが、会場物販で先着200枚限定直筆サイン入りだったので買っちゃいました!

この日はU-NEXTでの配信もあり、カメラがひっきりなしに動いていましたが、配信終了後のアンコールもあって、2時間強のコンサートを存分に楽しめました。
娘の塾やら受験、息子もサッカーがあり、なかなか次行けるかどうかがわからないけど、来年度は少し落ちつくかな? そうしたらファンクラブも入ろうかしら?


【静岡】沼津海浜訓練場にLCACの訓練を見に行ってきた(25/9/24)

おおよそ四半期後ごとに実施される、海上自衛隊のLCACの上陸訓練を、沼津海浜訓練場に見に行ってきました。

前回見に行ったのが2024年5月待末、その時は雨後曇りというあまり良くない天候でしたが、今回はスッキリ晴れました。気温も暑すぎずちょうどよい訓練日和wでしたね。

何せ前回の天気がアレだったので、今回は念願の晴れ間での撮影ができました。
LCAC上陸前、搭載艦の輸送艦「くにさき」(LST-4003)の横を、まもなくクルーズ船「飛鳥II」が接近。ちょうど日本一周クルーズを行っていたようで、事前に訓練が予告されているので、LCACが展開する様子を乗客は間近で見ることが出来たと思います。

午前9時半近くになって、最初の1艇(LCAC-2105)が上陸と離岸訓練を開始しました。

前回ブログに書いた通り、早朝の海岸を事前に自衛隊員が掃除したとはいえ、ご覧の通り海岸は流木とゴミだらけですが、近くで警備をしていた自衛官の方が話しかけてくれて、「このくらいの流木なら問題なく上陸できますよ」とのことでした。
エアカーテンのエアが効果的にゴミを吹き飛ばしているんですね。

訓練中は旗を立ててその内側に近づけないのですが、とはいえ実際見ると結構間近で見ることが出来ますし、ギャラリーは多くもないので、ゆっくり見ることが出来ます。
警備で立つ自衛官の方には、「本格的な機材っスね」と言われましたが(笑)前回同様動画撮影のため三脚や外部モニタも持ち込んだので、割と仰々しく見えたでしょうね。

結構大きな流木もあり、流石にここまで大きいのは避けていましたが、掃除していない海岸ってこんなに流木が多いんだなと。

LCACの2艇目、LCAC-2106も上陸、発進と上陸の訓練を繰り返していました。

当日は無線も聞いていましたが、かなり飛行機に近いやり取りなんですよね。基本的に英語ですし、上陸してエアクッションのエアを抜こことをタッチダウンと呼ぶのも飛行機っぽいです。
搭乗員は、左側にパイロットとコパイロット、エンジンなどの調整を行う機関士、露天の搭載スペースを挟んだ反対側にロードマスターが配置されていて、パイロットから死角となる側の監視と、荷物の積み下ろしの計算や指示を行うのだそうです。

午後、お昼休みを挟んで、この日は将来の自衛官になることを期待される若者の体験搭乗が行われました。
自分も一度でいいからLCACに乗って輸送艦に行ってみたいですね。
陽の位置も変わったので撮影ポジションを変更しました。

このあと、3時半くらいまで来ないですよ~と監視の自衛官に言われて、少し立ち話。何と輸送艦「しもきた」のタオルなんかもいただきました。ただ撮っていただけなのに!ありがとうございます。
色々お話聞かせていただいてありがとうございました。訓練は21時半まで予定されていたので、休憩時間にも関わらずありがとうございます。

やはり荒れている日に乗るのは結構きついそうで、慣れない隊員は長年乗っていても慣れない、だそうです。そしてロードマスター側に一般乗員も乗るのだそうですが、窓があるのはごく一部なので、窓のある席はジャンケンwだそうです。

この撮影ポジションは風向き次第ですが、かなりLCACの送風ファンからの潮風を浴びます。よって着るものや機材保護はしたほうが良いです。
三脚なんかは白く塩がついてしまいました。カメラも出来ればカバーなど保護をしたほうが良いですね。

陽も傾いてきました。
カメラもレンズも三脚も、潮だらけです。

17時、訓練も一旦休憩。この後次の訓練は1750から始まるようです。夜の訓練も見てみたいですが、そろそろ帰ることにします。

動画も撮ったので、こちらもそのうち編集してアップしたいと思います。


静岡の沼津海浜訓練場に行ってきた(写真は編集中です)

ずっと仕事が忙しくて休みも取れない状況でしたが、もういい加減残業も使わないとと思って、広報発表を見て休みを取っていってきました。

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今回も自衛隊の皆様より先に現地到着。去年行ったときは午前雨でしたが、今回はスッキリ晴れ予報。

早朝はLCACの訓練目的ではない浜釣りの人がたくさんいました。
みんな、朝早くに釣りして仕事に行くのかな?

海岸はゴミや流木がたくさんありましたが、自衛隊の皆様も到着して、大きなゴミの片付けと境界線の旗立を行っていました。

海岸の左右に旗を立てて、この外側からであればLCACの訓練を見学可能です。
今回来ていた自衛隊の皆さん、とてもフレンドリーで声掛けしてくれて、こちらの機材を見て「本格的っスね~、いつも色んな方に声掛けするけど、ここまではなかなかいないです」だそうです。

去年も小雨の中三脚立てて動画撮影しましたが、今回は晴れなので、しっかり外部マイクとモニタも使いました。
ただ誤算があって、シネマチックに撮ろうと24pに設定したら、手持ちのFEELWORLDのモニタ、24p入力には対応しないんですね…
NO SIGNALと表示されるので壊れたかと思ったら、60pにすると表示されるんですよね。うむむ、盲点でしたね。

LCAC自体の写真は編集中。動画もたくさん撮ったので、編集してそのうちアップします。

全然関係ない鳶の写真でお茶を濁します(笑

写真も良いけどここまで近くで見られる機会はそうないので、動画も迫力がある…はずです。

ってことで編集やってます。

【町田酒造店】メガネ専用町田酒造 全員メガネの蔵元とコラボしました

個人的に健康診断が終わって、久々のお酒解禁。1ヶ月ほど禁酒、夕食は米はやめておかずはかなり減らしていました。おかげで4.5kgも痩せました。
ということでお酒解禁です。

宮城県の萩野酒造が10年前から作っている、「メガネのメガネによるメガネのための日本酒」という、蔵元と蔵人が全員メガネだったことから10月1日メガネの日に発売したお酒。
これが好評で、毎年作るようになり、2025年で10周年を迎えるにあたり、全国のメガネ蔵元とコラボしたお酒が発売されました。
全部で7つの蔵元からそれぞれオリジナルの「メガネ専用」が発売されています。

2021年にメガネ専用、飲んでいますね。

今回買ったのは、群馬県の町田酒造とのコラボです。

いつものメガネのラベルにコラボした酒蔵の蔵元のお顔も入っていますね。
そしてスペックは全て非公開です。

そういえば、町田酒造のお酒はうちでは買ったことがないですね。お店では飲んだことがあるのですが。今度買ってみなければ。

純米酒であること、火入れしていない要冷蔵の生酒であること以外は一切非公開です。精米歩合も記載がありません。
先入観なく飲んでほしいということでしょう。

冷やした状態でいただきました。上立ち香はふわっと濃厚な果実、バナナを思わせます。
口に含むと、爽やかなバナナの甘みと苦みがあり、割とアタックも強めでアルコールっぽさを感じさせます。旨味はほどほど。温度帯が上がるにつれて、甘味と苦味と辛さのバランスが程よくなり、よりバナナっぽさが増しますが、辛さも苦みも適度にあって、決して甘いだけではないですね。
個人的に少し温度を上げるのが理想のバランスです。
お店にはこの1種類しかありませんでしたが、他の酒蔵とのコラボも試してみたいですね。十六代九郎右衛門とのコラボとか飲みたいなぁ。


2025年の今しか買えません! ぜひ!

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IIJmioの回線をdomocoからauにMNPで変更した

かつて一番つながる日本の1番手のdocomoでしたが、この2年、回線品質低下が著しく、auやSoftbankの方が良いと言われる始末。
IIJmioのようなMVNO回線だと、元々本家キャリアよりパケット優先度が変わるから仕方ないと思っていましたが、docomo契約者も繋がらないという始末。キャリア回線自体がパケづまりになっているのだから、MVNOはさらに悪いですね。職場の昼休みなんかだめなときは本当に繋がらないので。

IIJmioはdocomo回線網のタイプD以外に他にau回線網のタイプAが選択できるため、タイプDからAに切り替えてみることにしました。元々大学生の頃初めて持った携帯は、今のauの前身である北海道セルラーで、妻と結婚を気に妻と同じdocomoに乗り換え、その後IIJmioのDプラン(docomo回線網)に乗り換えて現在に至ります。

切り替えはMy IIJmioアプリから

docomo回線のタイプDからau回線のタイプAへの遺構は、HPからも行えますが、アプリのMy IIJmioを使うのが楽です。

ご契約内容からSIM機能変更/交換で、回線の変更が可能です。
うちにはまだ自分も妻も娘もeSIM対応機がなく物理SIMなので、ここから変更を依頼し、SIMカードが届くのを待ちます。
電話番号は回線網が変わるので、MNPで番号を引き継ぐことが可能です。
また、我が家ではシェアプランを使ってパケットを家族でシェアしていますが、例えば私がタイプA、妻や娘がタイプD回線であっても、パケット容量自体はシェア可能です。
なので、ダブルSIMスロット付きの端末なら、回線状態に応じてタイプDとタイプA両プランパケットをシェアし、使い分けることも可能です。
私は今回はMNPでタイプAに切り替えましたが、両方契約して片側は音声通話対応SIM、もう一方はデータSIMという手もありますね。

数日程度でSIMカードが届きます

eSIMならすぐ切り替えできますが、物理SIMなので変更してから新しいSIMカードが届くまでおおよそ数日でした。

届いたら、まず回線開通手続きを電話で行います。この操作をすることで、10分程度で今までのSIMカードが使用できなくなり、新しいSIMカードが有効になり、MNPなので同じ電話番号で新しいSIMが有効となります。

開通手続きを開始したら、スマホの電源をシャットダウンし、SIMカードを交換します。
後は起動するだけ。APNの設定も、最近のSIMフリー端末は主要なSIMのAPNに自動対応していますし、元々IIJmioのままなので、APNは特段設定する必要はないです。

ダウンロード速度は概ね良さそう

久しぶりのau回線、まだauを使っていた頃は初めてガラケーからスマホに切り替えた十数年前なので、本当に久しぶりです。
23区内、ほぼ埼玉に近い地域ですが、日曜の16時半で回線速度はとりあえず悪くなさそう。
あとは、職場の昼休みや都心方面、地方でどの程度使えるか楽しみです。

4G回線でこの程度速度が出ればひとまず実用

auは従来の4G回線の周波数帯を使った5Gを展開しているようなので、5Gでの繋がりやすさも良いそうで、今日は検診で池袋に行くので、どの程度使えるか楽しみです。


あまりにエアコンがカビだらけなので徹夜で分解して洗浄した【オススメしません】

家電でも特にエアコンは、基本的に素人が分解するのはやめた方が良いのですが、一応こう見えて(どう見えて?)試作技術屋さんな私、普段も仕事で機械の分解組み立てをしていますので、ついつい自分でバラしたくなります。

普段は外装とルーバーのみ外しているのですが、今年13年目のダイキンうるさら、カビだらけなので、洗浄しやすく極力バラしました。

じゃーん、これでラジエターの下の方に溜まっていたカビをスチーム洗浄機で綺麗にできました。
加えてカビだらけのファンも洗浄剤とブラシでゴシゴシやったのですが(もちろん下に袋を取り付けて洗い流せるように)、ファンにぎっしりホコリとカビの塊が詰まっていて取り切れず。結局夜通しで格闘しましたが、多少残ってしまいました。

本当は、もっとバラしてファンの部分も外して洗浄したかった…のですが、うるさらは複雑で難易度高いですね。これ以上はリスクが有りバラせませんでした。
なので、下からファンをゴシゴシこすり、スチーム洗浄機で洗い流すようにしました。プロならちゃんとバラせるでしょうね。
子供と親子スイミングも夜あったので、帰ってから結局徹夜で洗浄して復元しました。取り切れない汚れが多少残りましたが、これ以上はお金を払ってでもプロに頼んだほうがいいですね。ホント骨の折れる作業です。ずっと脚立に乗ったり降りたり、しんどいです。

汚れは取りきれず、それでも大まかには取れたので、復元して試運転。風量がかなり強くなりました。というよりファンの溝が埋まるくらいにゴミとカビが詰まっていれば、ソチャ風量も弱いですね。
購入当時の最上位機種で清掃機能はあっても、こんなにホコリが詰まるんだな…。

エアコンは電装部分は危険なので、素人は決して手を触れないでくださいね。

そして半日近く清掃に費やすのなら、3万円程度払って洗浄してもらったほうが楽で確実です。


こういうのもいずれは欲しいな~

今回はゴミ袋を使いましたが、専用品も案外安いので、買っておこうかな。

“自衛艦の名称等を付与する標準”に艦種記号「CG」と「CVM」が追加された(ただし種別は護衛艦のままです)

どうやら昨年2024年10月28日付で訓令が出ていたようです。

誰もこの件について言及していなかったので、いつの間にか護衛艦に艦種記号が更新されているとはね。

そもそもこの「記号」に書かれているものは何を示すかと言うと、艦艇の種類を表しています。海上自衛隊の艦艇の記号は、基本的にアメリカ海軍の分類をベースとしています。
例えば、これまで「護衛艦」と呼ばれていた艦艇でも、大小さまざまな護衛艦があり、日本語ではどれも「護衛艦」としか呼ばれていませんが、他国海軍は「巡洋艦」「駆逐艦」「フリゲート」といったように用途や大きさなどで区別されています。
ただ、第2次大戦期までと違い、2025年現在は戦闘艦の種類は少なくなっていて、すでに現役の「戦艦」は存在しません。よく戦闘艦を何でも「戦艦」と呼ぶ方もいますが、あれは間違いなんです。戦闘艦であっても「戦艦」ではないのです。
じゃあ見た目でその種類がわかるか、と問われると、実は何と呼ぶかの基準はないので、これは大きいから巡洋艦だろう?と思っていても、その海軍の分類としては「駆逐艦」だったりもします。
自衛隊の場合はミサイル艇のような小さな戦闘艇を除き、戦闘艦はすべて「護衛艦」と呼ばれています。
戦後海上自衛隊設立以来、これまでなかった艦種記号が2024年に追加されたわけですが、今回これが明らかになったことで、時代が変わったと思われ、ミリオタ界がざわついているわけですね。

ところで海上自衛隊の戦闘艦は一律「護衛艦」なわけですが、実は船体記号は分けられていて、対外的には区別されています。なぜ日本向けに護衛艦と呼ばれているかと言うと、海上自衛隊設立当時、攻撃的な印象を避けるため護衛艦とされ、これが継続して使われています。戦車が「特車」なんて言われていた時代です。でも戦闘機は戦闘機と呼ばれていたわけで、この辺の配慮の違いがよくわかりませんが。

これまでは以下の艦種記号が使われていました。

艦種記号種別名称(対外的な種別)用途
DDG (Guided missile Destroyer)ミサイル駆逐艦スタンダード対空ミサイルを搭載した艦隊防衛を行う戦闘艦艇
現在はすべてイージス艦となっている
「まや」型、「あたご」型、「こんごう」型
DD (Destroyer)駆逐艦俗に言う汎用護衛艦と呼ばれる、中型戦闘艦艇
「あさひ」型、「あきづき」型など
DDH (Helicopter Destroyer)ヘリコプター駆逐艦ヘリコプターを多数(3機以上)運用できる艦艇
「いずも」型、「ひゅうが」型
DE (Escoat Vessel またはDestryer Escoat)護衛駆逐艦・駆逐艦護衛艦主に日本近海で運用される装備がある程度限定された小型の戦闘艦艇
「あぶくま」型
FFM (Frigate Multi-purpose / Mine) (多目的・掃海)フリゲート従来のDEを置き換えるコンパクトで掃海機能などをもつ多機能な戦闘艦艇
「もがみ」型

これに今回追加されたのが、CGとCVMの2種類となります。

ただし、この表にもあるように、あくまで種別は「護衛艦」なんですね。

CG (Cruiser Guided-missile)

Cruiserは、アメリカ海軍では巡洋艦に当たる艦種になります。2025年9月現在、アメリカ海軍で現存する巡洋艦は、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦のみで、初めてイージス・システムを搭載した戦闘艦として有名ですが、80年代から90年代前半にかけて就役し、すでに30年を超える艦齢により退役が進んでいます。後継艦も当初巡洋艦でしたが、計画がなくなってしまい、代わりに現在も生産が続くアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の後継と同じDDG(X)に統合される見通しです。

さて自衛隊では現在イージス・アショアの代わりとしてミサイル防衛のために建造中のイージス・システム搭載艦(ASEV)に、この”CG”の艦種記号が適用される予定で、上の表を見ると艦番号は191からと定められているため、このイージス・システム搭載艦の1番艦はCG-191の艦番号となることがわかります。


また名称は「天象、気象、山岳、河川、地方の名」とあることから、この命名規則は従来から変わるところではないようです。護衛艦は概ね旧海軍に存在した艦名を使用するため、イージス・システム搭載艦改め新型護衛艦も、初めての名称ということはなさそうです。

いずれにしろ、国内向けの名称はあくまで「護衛艦」ですが、対外的にはGuided-missile Cruiser、すなわちミサイル巡洋艦となります。護衛艦として初めて「巡洋艦」となるわけで、アメリカ海軍の巡洋艦が今後消えていくのに対し、海上自衛隊では巡洋艦が登場するのが興味深いですね。

蛇足ですが、DDの記号はDestryer、すなわち「駆逐艦」を表しますが、なぜ1文字のDではなく2文字のDDとなっているかについては、米海軍の規則で2文字以上と定められているためで、海上自衛隊もこれに則っているようです。
が、誘導ミサイル(Guided-missile)のGが、ミサイル巡洋艦ではCG(Cruiser Guided-missile)で2文字なのに、ミサイル駆逐艦ではDDG(Destryer Guided-missile)と3文字になっているのは不思議ですね。

CVM(Cruiser Voler Multipurpose)

もっとミリオタ界隈がざわついたのが、CVMという艦種で、CVはアメリ海軍の記号では 航空母艦(Aircraft carrier)となるため、ついに海上自衛隊もF-35B戦闘機の搭載対応を行った「いずも」型護衛艦を空母の名称に変更するのかと思われました。が、上の表にもあるように、あくまで「護衛艦」であることに変わりはないようです。

ところでアメリカ海軍の空母の艦種記号がなぜ”CV”なのかは諸説あり、CはCruiser(巡洋艦)、Vはフランス語の飛行を意味するVolerからとったと言われていますが、AIのCopilotに質問したところこんな回答でした。

これが正しいかはわかりませんが、巡洋艦に近いサイズからCruiserのCを、当時まだ主力だった飛行船をZとしていたことから、そうではないという意味で使われていたVからとった、う~ん、何だか釈然としませんが、「V」が飛行機を意味する記号として使われていたということのようですね。

では海上自衛隊ではどうかと言うと、これも稲葉義泰が海外向けに書いた記事で答えが出ていました。

そして明確に「航空母艦ではない」と取材で回答が得られているようです。

海幕広報室は、きっとこういう質問が来るであろうから予め用意しておきました的模範解答ですね。CVMは”Cruizer Voler Multipurpose”であり、対外的には「多目的航空巡洋艦」あるいは「航空機搭載多目的巡洋艦」となりますかね。
ただ、「米海軍のものとは一切関係ない」といいつつ、寄せてきているのが自衛隊らしいといえばらしいな。
だって、英語のCruiserとMultipurposeを使うはともかく、あえて間にフランス語のVoler(飛ぶ、飛行する)を使う意味は常識的に考えるとおかしいですからね。普通なら航空機はAircraftのAとかを使うでしょう。

とはいえ、ある意味「多目的航空巡洋艦」というのは正しいでしょうね。空母と言うには戦闘機の搭載運用能力は物足りないですから。
かつての旧ソ連のキエフ級空母は、ソ連内では航空巡洋艦と呼んでいたようですから、ソ連的にもキエフ級は戦闘機(失敗作のVTOL機Yak-38)の運用能力はそれほどでもないのと、政治的配慮もあったようですね。

護衛艦「いずも」型は、艦種記号がDDHからCVMに変わるものの、あくまで護衛艦は護衛艦で、従来「ヘリコプター護衛艦」と呼ばれていたものが、今後「航空機搭載多目的護衛艦」と呼ばれるようになるのでしょう。長ったらしいので結局護衛艦「いずも」型とこれからも呼ばれるのかな?

【百里基地】2008年1月21日の記録

もう17年以上前、当時栃木に住んでいましたが、今でこそ茨城空港近くまでの道路が良くなりましたが、当時はまだ高速も近くまで開通うしておらず、下道をのんびり3時間以上かけて通った記憶。
何だか近いようで遠かったので、それほど頻繁に百里基地に通っていたわけではないけど、当時はまだまだニワカでしたね。

2008年当時、百里基地にはワシの204SQと梅の305SQとF-15Jの飛行隊に、偵察機のRF-4E/EJを装備した501SQ、まだ白と黄色の機体だった頃のUH-60Jを装備した救難の構成でした。
まさかこの後にイーグルが去り、F-4EJ改ファントムIIだけの基地になるなんて夢にも思っていなかったですね。

当時の撮影機材は、Nikon D300にAF-S Zoom-Nikkor ED 80-200mm f/2.8D(IF)にテレコンTC-20EIIという構成でした。APS-Cとx2テレコンで、これでもフルサイズ換算600mm相当で撮影できました。画質も、D300の1200万画素程度ならテレコン挟んでもなんとかなりました。

何故か当時はまだテレコン入れたら絞らないといけない、という固定概念により、f11まで絞っていたりして、シャッタースピード控えめだったので被写体ブレの嵐でした。なんでもっとシャッタースピード上げなかったのか…。まだまだ未熟でしたね。捻りを撮ろうだなんてあまり考えていなかったというか、まだ撮影ポイントがよくわかっていなかったんですね。

今見ると色々懐かしいのが、当時浜田茨城空港建造中で、あちこちで工事していましたし、ウェスト降り(今で言う茨城空港側滑走路)が主体で機体もかなり近かったですね。
なので、超望遠レンズがなくても、降りや上がりは比較的近くで撮ることができました。今は入れない撮影ポイントも多いですが、この時代はまだ撮影しやすかったですね。

この時代に戻ってちゃんと撮りたいなぁなんて思うことも。
でもそう思えるのも良い思い出かな。

UGREEN NASync DXP4800 Plusの写真内テキスト認識は使える?

インフルエンサーによる広告活動が終わって、何だか一気にその話題を見なくなったUGREEN NASync DXP4800 Plusですが、より一般向けでリーズナブルなNASync DH4300 Plusも発売され、ほとんどの人にはDH4300 Plusで十分な性能かなと思いました。DXP4800 Plusの性能は、Dockerとかサーバーとかをたてる用途でない限り、ちょっと過剰スペックなんですよね。

というわけで、これから4ベイNASを検討中な方は、DH4300 Plusもご検討してみては? これでも2.5GbE搭載、メモリ8GBとDXP4800 Plusと同じ容量(ただしDXP4800 Plusのようにメモリ増量は不可)、SSD搭載不可ですが、一般に十分なスペックですね。この機種もAIによる認識機能は搭載しているので、気になった人は是非。

AI認識は使えるようになったか?

使い始めたことはデータが多いため、その学習に時間がかかっていましたが、購入から半年近く経過して、学習も落ち着いたようなので、どんな塩梅か試してみました。
個人的に使いたかったのが、「写真内のテキストを認識」機能ですね。

予め「写真内のテキストを認識」をダウンロードし学習させる必要があります

ここでは、本ブログ執筆日の9月15日にちなんで「915」のテキストが入った写真を検索してみました。
やり方は簡単で、すでに認識を終えた状態であれば、NASyncアプリまたはブラウザでNASにログインし、「写真」アプリを起動して検索欄に「915」を入力するだけです。

すると、「画像に文字915が含まれて…」が表示されます。

こんな感じで「915」が含まれているであろう画像が表示されます

では実際に検索された画像に「915」が表示されているか確認してみましょう。

惜しい! F-2戦闘機の515号機でした

あー惜しい! 「915」ではなく「515」の数字が認識されたようです。こんな感じで精度は今ひとつですね。
違う画像も見てみましょう。

「9」と「5」と「1」の数字は確かに認識したけど、順番が違う

電子情報収集機のYS-11EBの159号機です。惜しいな、「9」「1」「5」の数字は確かに合っていますが、順番が違う「159」でした。
こんな感じで全く外れてはいないものの、精度としてはまだ不十分ですね。

やっと当たっているものを見つけました。

KC-135Rの91513

1960年から現役の米空軍空中給油機、KC-135Rの91513、垂直尾翼のこの小さな文字を認識してくれました。

こんな感じで、2025年9月時点での認識精度はイマイチで、まだ実用的ではないと言えます。もう少し精度アップは必要そうですね。
ソフトはまめにバージョンアップが入っているので、今後の認識能力向上に期待したいです。


拡張性を考えて今後10年使い倒したい方はこちらを。老舗のNASよりは実績がないので、そこまで使えるかは未知数ですが…

ブルーインパルスは来なかったけど…ベランダフォトをやってみた

本当はブルーインパルス撮りたかったんですけどね…9月13日の世界陸上のブルーインパルス、残念ながら天候が悪く中止となってしまいました。

が、ベランダでは準備万端でしたので…

せっかくなのでコロナ禍で外出できない時によくやっていた、ベランダフォトをやってみました。気温も8月までよりはましになりましたけどね。暑いは暑い。

ブルーインパルス中止になった後に何故か晴れ間が出る…。そして湿度はそれなりに高かったけど、気温は高くなかったせいか、案外視程が良かったんですよね。
真夏には霞んでまず見えなかった遠方の航空機がよく見えました。

これがブルーインパルスの飛行の時間だったらなぁ。

望遠バカなので、ひたすら望遠撮影で。
また富士山や煙突と飛行機絡めたいと思ったけど、なかなか来ないですね。


普段望遠レンズも手持ち撮影ですが、ベランダフォトはしっかりと三脚使っています。
使っている雲台はGITZOのフルードジンバル雲台GHFG1、400mm f/2.8~800mm f/5.6といった重量級の望遠レンズに最適です。最近の流行りはビデオ雲台ですが、個人的にビデオ用途以外ならジンバル雲台のほうが望遠レンズが安定します。どの角度でもカクンとレンズが上がり下がりしてしまう事故が構造的に発生しないので安心なんです。
これに見合う脚も欲しいよね…

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします