ペンタックス645D発表に想う

すでにカメラファンならご存知、ペンタックス初の中判デジタルカメラ、645Dと55mmレンズがついに正式発表されました。

デジカメWatch

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100310_353556.html

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100310_353736.html

ペンタックス

http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/medium/645d/feature.html

http://www.camera-pentax.jp/645d/

まずは発表おめでとうございます。

一時期の開発凍結宣言から開発復帰、そして発表、5年かかりましたがやっとデビューさせた、開発者の方々の苦労が報われたと言っていいでしょう。

コダック製の4000万画素CCD(しかもローパスフィルタレス!)でサイズが44mm×33mm、本来フィルムではその名の通り6×4.5cmサイズですが、35mm判デジタル一眼レフにおけるAPS-Cサイズと同様、フィルムより一回り小さいフォーマットです。

というわけで、フィルム時代のレンズは使えるものの、やや望遠気味になってしまいます。

詳細はリンク先の記事をご覧いただくとして、残念なのは結構高価だったこと。実売80万円は、中判デジタルであることを考えると高いとは言えないけど、だからといってアマチュアがおいそれと買える値段でもないです。

個人的には60万円台を考えていたんですけど。

この価格だとユーザーは極めて限られてしまいます。少なくとも、従来のフィルムの645愛用者全員か買い換えられる値段じゃないですし。

もう1つ、アマチュア中判カメラユーザーが、デジタルをどう思うか、これ結構重要。

アマチュアだと、実際のところフィルム時代からそうだけど、そこまでの解像度を必要としているか、という話なんですよね。

自分なんかはフィルムの中判で撮る意義って、解像度それ自体より、その大きいフィルムそのものなんですよ。

特にリバーサルフィルムだと、35mm判はルーペを使うかスライドプロジェクターを使わないと小さくてなかなか楽しめないけど、中判ならルーペがなくても結構楽しめるし、ルーペがあれば更に楽しめる。これは結構魅力なんです。

対してデジタルの場合、いくら中判で解像度が高くとも、見るディスプレイの大きさと解像度は限りがあるわけで。

つまりポスターサイズの印刷目的があれば、中判デジタルもよいのだけど、そうじゃない場合の中判デジタルのメリットって何だ? という話になるんです。

もちろん大きいファインダーで、じっくり腰をすえて撮る行為そのものを楽しむ、というのもあることはあるんですけど、そのために80万円もする中判デジタルである必要があるのか? 難しいところですね。

とはいえ、早くいろいろな作例を見てみたいですね。作例を見れば考えも変わってくるかもしれないし。

4000万画素ともなると、編集するパソコンのスペックもかなり要求することですね。

なにせRAW+JPGで1枚50~60MB、TIFFなら120MB、ちょっと古いパソコンならあっという間にメモリ不足のスワップ発生しまくりなわけです。

カメラ自体も気になるところですが、どのような層がどのくらい買うのか、そしてどう使うのか、それも気になりますね。

なんとなく、中小の写真館あたりが大判の代替として導入するのではないか? そんな気もします。

個人用としては高価でも、業務用として考えれば中判デジタルバックより安いですし。

早く店頭で試してみたいなぁ。

最後に1つ突っ込ませてくれw

カスタムイメージの「リバーサルフィルム」モードって何だ?

「非常に色が濃く陰影に富んだ、風景写真に人気のあるフィルム銘柄をデジタルで再現したモード」って、つまりベルビアですか。

それはそれでいいとして、それをイコールフィルムってするのにはちょっと抵抗があるんだけど。フィルムだっていろいろ種類があるわけで。

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