娘を塾の合宿で送迎した後、池袋まで歩いていこうと思って歩いたら出くわした廃墟です。

ヤシの木が生えていて、なんとなく現役の時はちょっとおしゃれな感じだったのかなと思わせる、築60年以上は経過していそうなアパートです。
昭和30年代の映画に出てきそうな雰囲気ですね。
ストリートビューでは最古で2013年の様子が残っています。
このあたりがギリギリ現役だったのかなと思わせます。緑がすごいですね。
が、今は12月、緑は少なめです。夏は緑で室内に光が入らなそうですね。

入口はロープが張られています。管理はされているようで、2020年頃まではロープもなく、木々も選定されているようで、一定の管理はされていたように見えます。
ただ、その頃には入口に鎖と錠前があり、もう住人はいなかったようです。
現在はガラスも割れています。

一部最後まで現役だったであろう部屋はアルミサッシに改装されていましたが、この写真の部分は昔からそのままの木造サッシです。だんだん開け閉めしづらくなるんですよね木造サッシ。私が子供の頃はまだ木造サッシの古い建物も現役だったので、懐かしいです。
それにしても蔦がすごいですね。

これだけ蔦やら木々が生えていると、夏場はお隣さんとか…大変そうですね。
ちなみにお隣さんも今は一般民家ですが、ストリートビューで昔を見ると、政治思想強めな診療所でした。まあありがちですよね、小さな診療所やお店では。
こうした裏路地を歩くのも悪くないですね。