CP+2026が木曜日より開催されています。
Nikonのブースに私の作品…というか息子が年長さんの頃にパシャパシャZ9で撮った写真も展示されるようなので、確認に行ってくるとして、今回のNikonの目玉はZ9II…ではなくNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIですね。Z9IIはもう少し先になりそうですが、組み合せる新しい大三元の望遠レンズはAFモータがより高速化されたシルキースウィフトVCM(SSVCM)、クラス最軽量の998g(三脚座を外した場合)を実現しています。
個人的には15年前に購入したAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIを現在も使用していますが、以前より使用頻度は低いものの、このクラスのレンズは人気でモデルチェンジも比較的早いので、次買うならこれなんだろうなぁとは思います。価格はついに40万円台に突入しましたが、こればかりは現在の物価高を鑑みると仕方のないところでしょうね。
歴代のAF NIKKORの70(80)-200mm f/2.8レンズのスペックを表で比較してみました。
こうしてみてみると、概ね6年前後で改良されていることがわかります。重量は進化に従い重くなり、でも軽量化技術も入って拮抗していますが、今回のZのII型はレンズ枚数をI型より減らし特殊ガラスなどを多く採用したのが大きく効いているのか、三脚座取り外し時に998gと400g近い軽量化を成し遂げたのは驚くべきことですね。Nikonも軽量化、やれば出来るじゃん!
さらに最短撮影距離を縮め撮影倍率を上げ、絞り羽根が歴代9枚だったのが11枚に増えるなど、大改良されていますね。
| Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S | Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D | AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW> | AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF) | |
|---|---|---|---|---|
| 発売年 | 1988 | 1992 | 1996 | 1998 |
| レンズ構成 | 11群16枚 (EDレンズ3枚) | 11群16枚 (EDレンズ3枚) | 11群16枚 (EDレンズ3枚) | 14群18枚 (EDレンズ5枚) |
| レンズコーティング | スーパーインテグレーテッドコーティング | スーパーインテグレーテッドコーティング | スーパーインテグレーテッドコーティング | |
| 撮影距離情報 | なし | あり | あり | あり |
| ズーミング | フォーカスリング一体直進式 | フォーカスリング一体直進式 | ズームリングによる回転式 | ズームリングによる回転式 |
| フォーカシング | A-M切り換えリング | A-M切り換えリング | A-M切り換えリング | M/Aモード AF時の常時MF可 |
| フォーカス機構 | IF方式 | IF方式 | IF方式 | IF方式 |
| AFモータ | AFカップリングによるボディ側駆動 | AFカップリングによるボディ側駆動 | AFカップリングによるボディ側駆動 | 超音波モータ |
| 手ブレ補正 | なし | なし | なし | なし |
| 最短撮影距離 | 1.5m | 1.5m | 1.5m | 1.5m |
| 最大撮影倍率 | 0.16倍 | 0.16倍 | 0.16倍 | 0.16倍 |
| 絞り | ボディ駆動式9枚 | ボディ駆動式9枚 | ボディ駆動式9枚 | ボディ駆動式9枚 |
| アタッチメントサイズ | 77mm | 77mm | 77mm | 77mm |
| 重量 | 1,200g | 1,200g | 1,300g (三脚座含む) | 1,580g(1,450g:三脚座取外し時) |
| AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) | AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRII | AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR | ||
|---|---|---|---|---|
| 発売年 | 2003 | 2008 | 2016 | |
| レンズ構成 | 15群21枚 (EDレンズ5枚) | 16群21枚 (EDレンズ7枚) | 18群22枚 (EDレンズ7枚,蛍石レンズ1枚,高屈折レンズ1枚) | |
| レンズコーティング | スーパーインテグレーテッドコーティング | ナノクリスタルコート | ナノクリスタルコート,レンズ前面にフッ素コート | |
| 撮影距離情報 | あり | あり | あり | |
| ズーミング | ズームリングによる回転式 | ズームリングによる回転式 | ズームリングによる回転式 | |
| フォーカシング | M/Aモード AF時の常時MF可 | M/Aモード AF時の常時MF可 | M/Aモード AF時の常時MF可 | |
| フォーカス機構 | IF方式 | IF方式 | IF方式 | |
| AFモータ | 超音波モータ | 超音波モータ | 超音波モータ | |
| 手ブレ補正 | VCMによるレンズシフト方式 3段 | VCMによるレンズシフト方式 3.5段 NOMAL/ACTIVE切り替え | VCMによるレンズシフト方式 4段 NOMAL/SPORTS切り替え 三脚ブレ補正対応 | |
| 最短撮影距離 | AF時:1.5m MF時:1.4m | 1.4m | 1.1m | |
| 最大撮影倍率 | 0.18倍 | 0.11倍 | 0.21倍 | |
| 絞り | ボディ駆動式9枚 | ボディ駆動式9枚 | 電磁絞り9枚 | |
| アタッチメントサイズ | 77mm | 77mm | 77mm | |
| 重量 | 1,480g (三脚座含む) | 1,540g (三脚座含む) | 1,430g (三脚座含む) |
| NIKKOR Z 70-200 f/2.8 VR S | NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II | |||
|---|---|---|---|---|
| 発売年 | 2020 | 2026 | ||
| レンズ構成 | 18群21枚 (EDレンズ6枚,非球面レンズ2枚,蛍石レンズ1枚,SRレンズ1枚) | 16群18枚 (EDレンズ1枚,スーパーEDレンズ1枚,ED非球面レンズ1枚,非球面レンズ2枚,蛍石レンズ1枚,SRレンズ1枚) | ||
| レンズコーティング | ナノクリスタルコート,アルネオコート,レンズ前面にフッ素コート | メソアモルファスコート,アルネオコート,レンズ前面にフッ素コート | ||
| 撮影距離情報 | あり | あり | ||
| ズーミング | ズームリングによる回転式 | ズームリングによる回転式 | ||
| フォーカシング | M/Aモード AF時の常時MF可 | M/Aモード AF時の常時MF可 | ||
| フォーカス機構 | マルチフォーカス方式, IF方式 | マルチフォーカス方式, IF方式 | ||
| AFモータ | ステッピングモータ(STM) | ボイスコイルモータ(SSVCM) | ||
| 手ブレ補正 | VCMによるレンズシフト方式 4段 NOMAL/SPORTS切り替え 三脚ブレ補正対応 | VCMによるレンズシフト方式 6段 NOMAL/SPORTS切り替え 三脚ブレ補正対応 | ||
| 最短撮影距離 | 0.5m (焦点距離70mm) 0.63m (焦点距離85mm) 0.68m (焦点距離105mm) 0.8m (焦点距離135mm) 1.0m (焦点距離200mm) | 0.38m (焦点距離70mm) 0.38m (焦点距離85mm) 0.5m (焦点距離105mm) 0.6m (焦点距離135mm) 0.8m (焦点距離200mm) | ||
| 最大撮影倍率 | 0.2倍 | 0.3倍 | ||
| 絞り | 電磁絞り9枚 | 電磁絞り11枚 | ||
| アタッチメントサイズ | 77mm | 77mm | ||
| 重量 | 1,440g(1,360g:三脚座取外し時) | 1,180g(998g:三脚座取外し時) |
こうして並べると、そろそろVR IIからリプレースしたい気持ちもあり、でも使用頻度を考えると…なんですよね。
ただ24-70mm f/2.8と70-200mm f/2.8クラスにもAFモータがSTMからSSVCMに変更されていることから、今後発売されるある程度高価なレンズは今後SSVCM化されるのは必至でしょうね。何せライバルメーカーはもっと安価なレンズでもリニアモータ(VCMもリニアモータの一種)が採用されていますからね。
II型が40万円台となると、俄然コスパが良いのはI型ですね。これとて特段AFが遅いわけではないのと、画質は流石に良いです。

