廃墟となった母の実家を見に行った

母方の祖母が亡くなって7,8年ほど経ちます。うちは両親とも青森出身で、父の実家は売却解体されて現存しませんが、母の実家は現存しているのは、Googleストリートビューで確認していました。

夏休みの函館帰省の際、青森到着時に時間があったので、様子を見に行ってきました。
最後に来たのは30年ほど前、正月の帰省の際に、そのお迎え準備をしていた祖父が、車に載せていたお米を持ち上げた際に心臓発作を起こし(元々持病があった)、ニトロ服用も間に合わず亡くなり、ここでお葬式を行いました。
その後、自分も高校生になり、母もここへは帰省しなくなりました。祖母もその後施設に入るようになり、そのまま施設で亡くなったため、この家は少なくとも10年以上使われていない状態です。

母方の祖父は大工もやっていたようで、実は2階部分の道路側は増築されています。よく見ると増築された2階部分は、元々あった部分より窓のサッシが新しいのがわかります。
その祖父は内装工事中に亡くなってしまったため、2階部分の一部は内装未完成状態でした。しかし当時から祖父母2人暮らしだったのに、何で増築していたかはわからず。
昔の田舎の家なので、親戚一同集まってもいいように広げていたのかな?
道路側のトタンの構造物はガレージで、これも祖父が1人で作ったものです。最後はここに車を停めた後亡くなったようです。

現在、母の姉夫婦が管理(物置代わりに)しているそうです。全国にはそうした事情の廃屋がたくさんありそうですね。
周辺の様子はこんな感じ、海に近い場所です。ここで帰省したときは釣りとかカニを採ったりしたなぁ。

この辺りの風景は30年前から大きく変わっていないです。子供の頃もっと広いと感じていたのですが、実際来てみるとそうでもないというのは、子供の頃の記憶あるあるですね。