日本のラリードライバーと言えば、自分の世代にとっては、パリ・ダカールラリー(パリダカ)で日本人初の総合優勝の篠塚、「パリ・ダカの篠塚」と言われたくらい、ラリーストとして有名な「シノケン」こと篠塚建次郎氏ですね。
2024年3月18日、膵臓がんで75歳で亡くなられたとのこと。御冥福をお祈りいたします。
そこで思い出すのが、2011年2月18日に、福島のアルツ磐梯(2023年より星野リゾート ネコマ マウンテン)の駐車場で、NEXCO東日本が主催したウィンタードライビングスクールに参加した際に、ゲストとして呼ばれたのが篠塚建次郎氏でした。
眼の前にあの篠塚が!と感動しましたね。
当日の天候がかなり吹雪いていまして、それでいて気温はやや高めだったので、駐車場を使ったコースはシャーベット状態でした。
この日は参加者の車に、篠塚氏に助手席に乗って、自分はコースを運転しながら指導を受けるというものでした。
走って言われたのは「時々流しハンドルをしているから、しっかりハンドルは握ってね」「この車アコードだよね? アコードってマニュアルあるんだね」
ああ、もう13年も前になるとはね…。
このあと、篠塚氏やその他のラリードライバーの走行が披露されました。さすがの腕前!
動画は当時手持ちで動画を撮れる唯一の一眼レフだった、妻のNikon D5000を借りて撮ったラリードライバー氏による実演。篠塚氏ではなくもう1人のドライバーが運転。
最後にちらっと映る白いジャンパーの人物が篠塚氏です。
こうした貴重な経験も思い出として残るわけですね。歳を取るのを感じます。