昨年末、栃木のいつものお店で買ってきたお酒です。せっかく栃木に来たので、地元の酒を買いました。
出た!吹き出し系(笑) 瓶内二次発酵のスパークリングです。栓にガス抜き穴はないタイプなので、要注意ですね。
酒米は瓶には書かれていませんが、色々な酒屋のサイトを見ると、栃木県産ひとごこちのようです。ただし、2023BYもそれを使っているかは不明です。
精米歩合55%の純米吟醸。アルコール度数は14%と僅かに低め。
さて瓶内二次発酵なので、酵母が生きているお酒です。ゆっくりと開栓すると、シュワシュワとガスが抜けていきます。吹き出すほどではないですが、泡が上がってきたら栓を一旦締め、落ち着いたらまたゆっくり栓を開ける、これを何度か繰り返しました。
強烈な吹き出し系ではなかったです。が、これは発酵具合によるので、油断は禁物。
シュワシュワによって溜まっていた澱は自然に撹拌されました。
細かい澱が絡むと、そこは雪景色のよう。いや違うかw
上立ち香は葡萄系の爽やかな甘そうな感じ。口に含むと…おや、割とさっぱりしていて、甘み、酸味、辛さ、苦味と程よくバランス、どれも強くはなく、炭酸の爽快感がありますね。いわゆるドライな感じ、ではあるけど、ほんのり甘みはあるので、辛すぎるということはないです。切れはあるけど、割と余韻は残り、ゆっくり引いていく感じですね。
大那、久しぶりでしたが、いいですね。そう、最近、新規開拓をしていて、大那は買っていなかったけど、栃木のお酒、どこもいいんですわ。もっと積極的に飲まないと。