1 NIKKORの絞りユニットを買ってみた

先日、妻が久しぶりにNikon 1を持ち出したら、なんだか画面が暗いと言います。レンズは1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6、ああまさかね…とか思いながら、絞り設定を変えてみましたが…絞りが動いていない。

ああ、また壊れたか…。そう、1 NIKKORは絞り不具合の発生率が高く、以前はNikonは無料で修理受付していました。

前回修理から3年半、再発です。結局修理も単純に従来と同じ部品のまま交換しているだけで、根本的な構造的欠陥は直っていなかったのでしょうね。
すでに1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は生産完了から10年近く経過し、修理受付も終了しています。

1 NIKKOR は小型故に絞りの構造に無理があるのか、絞りを駆動させるギヤの破損、絞り羽根の機械的破損、FPC(フレキシブルプリント配線)の接触不良の事例が多いようです。
いずれにしろ、部品交換による対処療法しかないです。ということで部品検索すると、AliExpressに出てくる出てくる(笑)

AliExpressで検索すると、1 NIKKORの絞りユニットや絞り駆動用ギヤが出てくる

元々1 NIKKORもほぼMade in Chinaですからね、修理用部品の純正品なのか互換品なのか、何でもありますね。そりゃ世界一の製造大国、模倣天国(リバースエンジニアリング)です。

とりあえず修理もダメ元です。1 NIKKORは構造が細く華奢なので、ハードルは高そうですが、絞りユニット自体も千円前後で買えるので、今回はギヤだけとかではなく、絞りユニットを買ってみました。

注文から2週間ほどで届きました。

Len Partsだそうです。国内についてからの配達はヤマトでした。

実はAliExpressは初めてでしたが、Amazonで買って中国から届くのと、流れ的には同じですね。国内ではヤマトの関西空港小口オペレーションセンターに入り、そこから発送さていました。それにしても、チャイナからの箱ってテープでグルグル巻き、箱が雨などで崩れないようにしているのでしょうけど、開けづらいです。
中身はこれ。

1 NIKKOR 10-30mm用の絞りユニットと称している部品

細かいな~。モータも小さいです。正直、こりゃ壊れるよなぁ…という作りです。
交換作業自体は正月休み位に行うつもりですが、早く手を付けたい気も。が、色々調べて実際の1 NIKKOR 10-30mmを分解する動画を見つけましたが(案外見つからない)、いやぁ正直難易度高そうです。部品紛失に注意ですね。

うわぁ、部品が細かくて転がしたら見つからなそうです。
動画はあまり画質が良くなく見づらいのが難点ですが、参考にしてみようと思います。

上手く行く確率は五分五分かなぁ…