NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRでこれはないだろうという欠点の1つ、レンズフードのゴム縁が付いていなこと。
これ、ないが問題かというと、元々全長が長い望遠レンズ、フードをぶつけやすいのと、レンズを縦の状態で置く機会が多いこと。そのために、フードにゴム縁があると、フードを傷から守ることが出来ます。
縦にして置くのは一時的ではありますが、重いレンズを一時的に足元に立てて置くことは、撮影現場でよくあることです。なので、全長の長い望遠レンズのフードには、ゴム斑がついている件が多いです。
ライバルのSONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのレンズフードALC-SH157にはちゃんとゴム縁がついています。フードも立派です。
対して、なんでNikonはそれが出来ないんですかね? これはAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRでも指摘していたことです。
溝ゴムをフードに取り付ける
ということで、自分でゴム縁を取り付けることにしました。調べると、やはり同じことを考えてDIYされている方がいるんですね。
これはナイスアイディア、ということで真似てみました。
まずはホームセンターで「溝ゴム」を買ってきました。
このサイズの溝ゴムを買ってきました。サイズ的にもぴったりです。
これを動画にあるように、少し長めにカットして、レンズフードの縁にはめて最終的に長さを調整します。
両面テープを使わなくても、ゴムの力だけで結構しっかり着きますが、部分部分に薄手の両面テープを貼り付けました。きれいにやりたいなら全周着けたほうが凹凸がなくなります。
実際にレンズを立ててみました。
これこれ、これですわ。これが出来ないと。Nikon、何でこれをケチるかな? 当然中の人は分かっているはずなんですよ、こういう使い方をすることは。
単にコストダウンなんでしょうけど、これがSONYとの差ですよ。あちらはフード自体もしっかりしています。
HB-109も、ロックスイッチがついて外れにくくなったのは良いことなので、もう少ししっかりしたレンズフードにしてくださいよ~。
といことで、簡単でオススメの施工です。Z 180-600mmユーザーは是非この加工を行ってみてください。