Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換してみた

先日、自転車のチェーンが曲がってしまい、もう寿命だろう言うとうことで、交換部品を手配しました。
やっと交換できたので、備忘録的に書いておきます。

MiyataのRidge Runner、もう30年くらい前の旧車です。十数年前に、職場の方から1万円で購入、その時点で結構古かったのですが、たまに乗るくらいなので、正直タイヤを交換したくらいで、他の整備は怠っていました。
そのツケが、走行中変速したらチェーンが外れて、ディレーラーとボディの間に食い込んでしまって、写真の通りチェーンが変形。

どちらにしろチェーンはもう寿命なので、自己交換することにしました。

とっくに寿命だったチェーン

全く自転車には詳しくないので、チェーンは伸びる、と言うのは認識すれど、いつ交換すべきかまでは把握していなかったわけで、まずはチェーンが伸びているかの確認をチェーンチェッカー兼チェーンフックを使って確認してみました。

フックが入らないということはチェーンが伸びている=寿命

このチェッカーが入ればチェーンは正常、入らなければ伸びてしまっていることになりますが、ご覧の通り入らないため、これは伸びてしまっていて寿命ということです。


チェーンを取り外す

古い傷んだチェーンを取り外します。ここで登場するのがチェーンカッター。カッターと言っても、チェーンを切断するのではなく、チェーンを繋いでいるピンを圧入したり抜いたりする工具です。

古いチェーンのピンを抜く

ネジ式で、回しながらチェーンを連結しているピンを押し出して、チェーンを分離させます。


お店でやってもらうと、工賃で3000円くらいのようなので、自分でやったほうが当然安上がりです。ピンを抜くのは、最初は少し力がいりますが、比較的簡単でした。

こんな感じで、ピンを抜いてチェーンを外しました。
新しいチェーンを並べて比較すると、同じコマ数で確かに数mmほど伸びているのがわかります。(新品チェーンはコマ数が多めになっています)
これだけのコマ数でトータルで数mmなので、一見分からないですよね。

新品チェーンを取り付ける

コマ数を古いチェーンに合わせて、新品のチェーンから余計なコマをチェーンカッターで抜き、自転車に取り付けます。

チェーンをフックで固定し(どうも写真は逆だったらしいですw)、つなぎ目に結合用のピンを入れて、チェーンカッターで押し込みます。挿入側はテーパーになっていて、置くまで押し込んだら、中心に入っている切れ目の部分をペンチで折り曲げて外せば完成です。
ピンのつなぎ目は少し渋くなっているので、注油して何度か手で折り曲げて、動きをスムーズにさせました。
最後にチェーンに薄く注油しておきました。

おお! 新品はキラキラしていて輝いて見えますね。お値段も2千円台です。


走ってみたら、うーん快適!
一方、フロント側の変速機が以前よりトップギヤに入らず、ワイヤの張りを調整をしてみましたが改善せず、古い自転車故にあちこち部品が傷んでいるのが気になりました。
チマチマ直していきたいと思います。とにかくボロいので、少しずつ部品交換は必要ですね。
色々勉強もしないと。

「Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換してみた」への2件のフィードバック

  1. フロントディレイラーがアウタースプロケットのところまで動かないのは、動きを制限するネジが閉まりすぎている(又は緩みすぎている)状態だと思います。

    ディレイラーの動きを制限するネジは2本あり、それぞれアウターとインナーのスプロケットの位置にネジで合わせます。

    ちなみにリアディレイラーも同様に動きを制限するネジが2本あるので、ズレた場合は調整した方が良いです。

    1. コメントありがとうございます。ざっとしか見ていませんが、確かにネジ周りのサビが進行しているので、その辺りをもう一度確認してみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です