SONY Xperia 1 II SO-51A 2世代前のフラッグシップ機を安価に買ってみた

早いもので、手持ちの初代Xperia 1(docomo版SO-03L)も今年の半ばには4年を経過します。
既に大型アップデートは2021年で終了(Android11まで)、docomoの修理対応期間も2023年末までです。短い!

個人的に、今使っていて特段遅いと感じることもなく(その前に使っていたXperia XZは2年半程度で遅くなったものですが)、バッテリも特に大きな劣化を感じることもなく、今すぐ買い換えたいという感じでもなかったのですが、ここに来てdocomoオンラインショップで、Xperia 1 II(SO-51A)が大幅値下げで48,400円の在庫一掃セール(2023年2月執筆時点)となり、古い機種とは言え、今のよりは1世代新しいわけですから、買い替えることにしました。
修理対応機関も、販売期間が長かったせいか、2026年2月まであります。そこまで使わないと思うけど。
しかし相当在庫がだぶついていたのでしょうね。もはや中古端末と変わらない価格で新品が手に入るわけです。しかも新規契約やMNPだけでなく、白ロム(端末のみ購入)でも同じ値段ですからね。
本当は余計なソフトが入っていないdocomo版SIMフリー版が欲しいのですが。

投げ売り価格のXperia 1 II (SO-51A)

ということで、初代Xperia 1は、この春小学4年生になり、塾に行くことになった娘との連絡手段用にすることとして、3年半ぶりの新しいスマホです。
もっとも、Xperia 1のVも噂され始めたので、購入早々3世代前になりそうですけどね。
でももはや、最新最強は高価かつオーバースペックです。さすがに19万円とか、パソコンにだって出さないのに、3,4年しか使わないスマホに出せませんわ。

さて、初代との違いですが、大きな違いは、メインメモリが6GBから8GBへ、内蔵ROM(書き込めるのにROMってのもおかしな表現ですが)が64GBから128GBへ。ROMが増えたのは良いですね。64GBだと、ソフトのインストールだけで8割くらい使ってしまうので。
望遠カメラが135判換算52mmから75mmへ(個人的には52mmでいてほしかった)、カメラレンズがカメラファンならビビっと来るCarl Zeiss T*へ(肝心のSONYの一眼αシリーズは、最近Carl Zeissブランドのレンズを出さなくなりましたが)なったことでしょうか。またPhotography ProによるRAW撮影(DNG形式)も可能となりました。個人的にはこれが良かったです。って、まだ1枚も写真を撮っていませんが(笑

昔はCarl Zeissってだけでテンション上がったものですが…
Xperia 1で不満だった標準のカメラアプリから、Xperia 1 IIではPhotography Proになって使い勝手が向上

回線がこの世代から5G対応となりました。Xperia 1 IIは初代5G対応機で、最新の5Gのミリ波には非対応ですが、ミリ波の5G回線、ほとんどないし、そもそも5Gどころか4G LTEですら、フルスペックで通信できることが稀ですからね。
それなりに増えてきている5Gエリアも、帯域の関係で速度が4Gと変わらない”なんちゃって5G”も多いみたいです。この2日使ってみて、まだ5G表示になったことはありません。ちゃんとIIJmioの回線設定も5Gにしたのですけどね。

後、細かいところでは初代Xperia 1で不評だったイヤホンジャックレスから、3.5mmイヤホンジャックが復活、ワイヤレス充電Qiに対応、バッテリ容量増加ということで、現在のミドルスペック機並みには使えるはずです。
ちなみに、ワンセグ・フルセグチューナー搭載は、このII世代で終了。今や配信の時代ですからね。そもそも今の初代でも、テレビチューナーなんて一度も使ったことがないですしね。

さて、久しぶりにスマホのデータ移行をしなければですが、今や銀行やネット系のセキュリティ関連に電子マネーと、密接に連携されているスマホですから、この移行が結構面倒ですね。

起動画面は初代と変わらない

今までの初代は娘用にアカウントを作って、色々ロックをかけて…とこちらも環境構築しなければですね。