飛行機撮りのAFモードは何が良いかな~と、Nikon Z 9のFW Ver2.00で増えた設定を見ながら、色々いじっています。
あとは、実際に撮りに行くだけなのですが、月曜日まで外出できないわけで…。
とりあえず、新たに追加された機能を色々割り当ててみました
ワイドエリアC1,C2モード追加
AFモードに新たに追加された、ワイドエリアのカスタムモード、被写体検出機能を併用可能、かつAFエリアのカスタマイズが出来ます。
とりあえずC1に[13 X 3]、C2に[C19 X 7]を割り当ててみました。
オートエリアだと、背景によっては引っ張られることもあるし、ただ2機以上の編隊の場合、中央に被写体が入らないこともあるので、色々考えた結果です。多分正解はないでしょう。Fn1にダイナミックAF[M]+AF ONを設定してあるので、適宜切り替えつつ、という感じにしたいです。
プリキャプチャ
フルサイズ一眼では初めての搭載というプリキャプチャ。ハイスピードフレームキャプチャ撮影時(C30/C120)に、シャッター半押しから全押しでシャッターを切った場合に、最大1秒遡って記録することが可能です。
この手の機能は、実はNikonはかつてのNikon 1シリーズに搭載していました。私も以前持っていた、初代モデルのNikon 1 V1(2011年発売)には、最大90秒の「先撮り」機能がありました。またOM-SYSTEM(旧OLYMPUS)のM4/3のカメラでもおなじみの機能です。
なぜこの機能が今までフルサイズ機なかったかは不明ですが、やはりセンササイズと読み出し速度とかが関わってくるのかな?
遡れるのは最大1秒だけですが、これがあれば、例えばこう言うのは↓簡単に撮れますね。
戦車の発砲炎を捉えられるのはごく一瞬、単に連写しているだけでは、コマとコマの間のタイミングとなってしまって、撮れなかったりします。
もう10年前の写真ですが、うまく撮れたのはごくわずか。
ちなみに2022年の富士総合火力演習も、コロナウイルス感染対策のため、一般客を入れずにYoutube配信実施されます。
今後、一般客を入れる演習が再開されるか、微妙そうな感じですね。あれは相当自衛隊側にも負担がかかっていましたので。
話を戻すと、ハイスピードフレームキャプチャ撮影(C30/C120)では、画質はJPGのNOMALに固定され、RAWで撮影できない、C120ではサイズSのみ(11.4Mピクセル)になるなど、制約はあります。ただ、実際にハイスピードフレームキャプチャで撮影しても、撮って出しで割りと使えそうな画質なので、とにかくチャンスを狙いたい場合には使えそうな機能です。
自分は上記の設定にしました。この手の機能で欲しいのは、本来レリーズしたいタイミングより遅れてレリーズしてしまうことでの撮り逃しを防ぐことが多いので、レリーズ後記録時間は短めの1秒に設定。3秒や最大記録時間も設定できますが、C30でも100枚以上一気に撮れてしまうので、ムダを省くためにもこの設定に。
本当は、RAWで秒30コマまで撮れればよいのですが。8.3K60p動画に対応できるのだから、スチルもRAWで秒30コマは行けそうな気がしますが、動画とスチルではセンサの使い方が違うのでしょうね。でもFW3.00があるとしたら、ぜひネイティブにRAWで秒30コマまで撮れれて欲しいですね。そのポテンシャルはあるんじゃないかな。
ファインダーの高フレームレート表示
なんだ、120fps表示できる実力はあったのか…
デビュー時、Z 7/6と同じ解像度、60fps表示で、フラッグシップ機の割に低スペック。もちろん見やすさはかなりよく、一眼レフから乗り換えて違和感ない感じでしたが、動き物を見ると、場合によってはカクカク感がなくもないな…という感じでしたが、EVFの実力としては、120fps表示が可能だったのですね。なぜ最初からなかったのかは不思議ですが、こういう部分もファームウェアの調整が必要なんですかね。
とりあえずONにしていますが、これにより解像度が目減りすることはないようです。また、バッテリ消費が多くなるという記載もマニュアルにはないようです。特に弊害がないなら、高フレームレートで問題なさそうです。
その他、少しずつカスタマイズして行きたいと思います。早く飛行機撮りに行きたいな。
全然記事と関係ありませんが、濃厚接触者で只今小学校に投稿できない娘、なにやらリビングでブツブツつぶやいているので見てみたら、デジカメの動画で実験の解説を撮っていました。YouTuberごっごね。時代やね。