SmallRig Nikon Z 9 専用 L型カメラブラケット 3714 etc…

届いたのはもっと前なんですが、忙しくて開封が遅くなってしまいました。

SmallRig Nikon Z 9 専用 L型カメラブラケット 3714 etc…

Nikon Z 9用のL時ブラケット、去年予約していたものです。
先に、パン軸&チルト軸調整可能モニターマウント(コールドシュー互換) 2905が届きまして、他が来ないな~なんて待っていましたが、先月末に中国から届きました。

SmallRig、カメラ用のリグやケージなどのアクセサリメーカーとして、最近頭角を現していますね。日本のアクセサリメーカー、何やってるんだよ…と思わなくもないですが、もはや開発体力、生産能力、どれをとってもチャイナに敵わなくなってきている気がします。カメラメーカーが、未だ日本ブランドが席巻しているのは奇跡ですが、いつ買収されるやら…。

とまあ製造業に携わる身としての愚痴はこれくらいにして、初めて買ったSmallRigの製品、もはやチャイナだからと馬鹿にできない品質。逆に国産や欧米ブランドのアクセサリのほうが、今や安っぽいものも多い気がします。
外箱だけでも、品質の良さがわかります。もはや怪しげな製品感は全く無いですね。Nikonも、フラッシュなど自社でも販売しているアクセサリも、社外メーカーと提携を発表したくらいで、このSmallRigも、マイクや外部レコーダー、フラッシュ等とともに専用ケージが他社推奨アクセサリーに入っているのです。
つまり、Nikonのお墨付きということです。重ね重ね、こういう商品が国内メーカーで出せていないのが、何だかもどかしい…

よく考えられた製品、拡張性も良い

ノーブランドのD810のL字ブラケットは持っていますが、SmallRigは流石に作りが良いです。

取り付けネジを回すプレートが仕込まれている

カメラボディに取り付けるためのネジを回すプレートも、底面に仕込まれています。よくコインを使って回すので、こういうのが仕込まれているのは便利ですし、痒いところに手が届いていますね。
そして、Z 9にも動画撮影を意識したのか、三脚ネジ穴とは別に、ビデオカメラでは当たり前の回転防止のピン穴もあるんですね。
こういう拡張性が高そうなアクセサリって、男心くすぐるものがありますね。

SmallRig Nikon Z 9 専用 L型カメラブラケット 3714 + パン軸&チルト軸調整可能モニターマウント(コールドシュー互換) 2905 + コールドシューマウント 2736

SmallRig Nikon Z 9 専用 L型カメラブラケット 3714、アルカスイス互換のプレートで、縦横どちらにも対応可能で、装着状態のままバッテリ交換や横の端子にアクセス可能です。

Z 9のアクセサリシューに取り付けているのが、パン軸&チルト軸調整可能モニターマウント(コールドシュー互換) 2905で、外部レコーダーや外部モニタなどを取付可能です。

SmallRig パン軸&チルト軸調整可能モニターマウント(コールドシュー互換) 2905

非常にしっかりとした作りで、重ためのレコーダやモニタを付けても、簡単に傾かない感じです。ネジのローレット加工もしっかりとしていますす、しっかり締め付けや緩めができるように、穴も空いています。
当面は、ここにスマホのホルダーを付けて、スマホ動画撮影併用とか、スマホをモニタ代わりにする、ということも考えています。
どんな感じになるかは、またやってみたらアップしたいと思います。

L字ブラケットの横についているのが、コールドシューマウント 2736です。

SmallRigコールドシューマウント 2736

ここにはマイクを取り付けることを想定していますが、汎用シューなので、ここに2台目のフラッシュをつけて、リモート発光で、1つはバウンス、1つは直射、なんてことも可能ですね。

ブラケットにはセンターの指針もあります

ブラケットには、カメラの光軸がわかる指針もあるので、しっかり中央にマウントできます。
いや、これは社外推奨アクセサリのブランドに選ばれるわけですね。国内ブランドも、負けじとしっかり作って欲しいですね。
さて今年は運動会とかあるかな? これを使って動画撮影したいですね。

Androidスマホのバッテリ異常消費の正体(Google音声サービスのアップデート不具合と対処)

先月後半辺りから、手持ちのスマホ、Xperia 1(SO-03L, Android11)のバッテリ消費が異常に早くなってしまいました。
バッテリ使用量のログを取得できるアプリ、Battery Mixを参照してみると、午前5時に充電ケーブルを外し、職場に出勤した辺りから、加速度的にバッテリが消耗しているのがわかります。

お昼時点で残量は24%に

わずか7時間の間に、殆ど使っていないスマホのバッテリ残量が24%、普段はお昼時点で80%台なので、明らかに異常です。
ツイートしたところ、フォロワーさんよりこんな情報をいただきました。

Googleの音声サービスの不具合が出ているとのことです。
試しにリンク先のHPの情報を元に、「Googleの音声サービス」の「アップデートのアンインストール」を実施してみました。

2日ほど様子を見てみましたが…

やっぱりダメ…

ダメじゃんorz(←久々にこれ使った

ってことで、他の原因を探りつつ、妻の個人スマホ(Xperia 10II)、仕事スマホ(機種知らないけどAndroid)でも同様の問題が出ているようなので、やはりAndroidに起因する問題であることは確かです。
いろいろ調べた結果、やはりGoogleの音声サービスがアップデートをし続ける(いつまでもアップデートが終わらない)ことのよる不具合のようです。
以下の方法で、当方のXperia 1と妻のスマホのバッテリ異常消費が解消されましたので、記録しておきます。
なお、スマホのバッテリ異常消費の原因は様々で、このケースが当てはまるかはわかりませんが、参考までに。

Googleホームアプリから「オフラインの音声認識」を更新する

まず、Googleホームアプリのボタンをタップします。

Androidスマホなら、検索すれば出てくると思います。
Googleホームが表示されたら、右上のアイコンをクリックすると、下記の様な画面が出るので、「設定」をタップします。

アイコンをタップ→設定をタップ

設定画面が表示されたら、「音声」をタップします。

設定の「音声」をタップ

さらに音声の「オフラインの音声認識」をタップします。

音声の「オフラインの音声認識」をタップ

オフラインの音声認識が表示されます。
一般的に、日本で購入できるAndroidスマホであれば、English(US)と日本語(日本)が表示されるはずです。

通常ならこの表示

通常なら、上記のような表示になっているはずですが、私のスマホでは、この表示でEnglish(US)の部分が、「アップデート中」のままとなっていました。(画面は残念ながらキャプチャしていません)
これが原因と踏みまして、まずはアップデート中のEnglish(US)をタップし、アンインストールを行います。


まずはアップデート中のままの音声をアンインストールする

アンインストールは不安ですが、問題ありませんので、このままアンインストールをします。
アンインストールが完了すると、その言語は完全に消えるわけではなく、「アップデートあり」の表示となります。

アンインストールしたEnglish(US)は「アップデートあり」の表示に

English(US)をタップすると、最新バージョンの言語がダウンロードできると表示されます。

最新バージョンをダウンロードする

「ダウンロード」をタップし、ダウンロード開始します。
ダウンロードが完了したら、念の為、スマホの再起動を行いましょう。以上で完了です。
なお、今回の事例は、English(US)で発生していましたが、日本語その他の言語で発生する場合もあるかもしれません。手順は同様です。

バッテリ消費がいつもどおりに

以上の対応を行った後の結果です。

いつもどおりの消費量

この日は充電を終了したのが、いつもの午前5時ではなく7時でしたが、バッテリ消費は6時間でこの程度でした。GPSも切るXperiaのSTAMINAモードで、更にバッテリ消費を抑えたら、90%以上をキープ。ちなみにSTAMINAモードにしていないと、80%台です。

とりあえず、今回はGoogleの音声サービス不具合でしたが、バッテリの異常消費は時々発生しますね。個別のアプリの問題だったりすることが多いですが、Android(Google)に起因する問題は面倒ですね。すぐに対応されないのも厄介です。

同様の問題でお困りの方は、ぜひ確認してみてください。

【永井酒造】水芭蕉 Artist Series 2020 片岡鶴太郎

群馬旅行で、永井酒造の直売店で購入したお酒です。

【永井酒造】水芭蕉 Artist Series 2020 片岡鶴太郎

片岡鶴太郎? ラベルの絵を片岡鶴太郎が書いたそうです。
なぜに片岡鶴太郎が?ということですが、そもそもこのArtist Seriesは、永井酒造が、群馬県尾瀬の水芭蕉を再生するプロジェクトとして始めたもので、売上金の5%がプロジェクトに寄付されるのだそうです。
この辺の経緯は、コチラの記事に詳しく書かれているので参照していただくとして、まずこの見た目、いかにも日本酒っぽくない、ワインのような佇まいです。
透明な瓶から見えるお酒の色味もやや黄色みがかっていて、白ワインかのようです。

【永井酒造】水芭蕉 Artist Series 2020 片岡鶴太郎

今回買ったのは、シリーズの中でも「食中酒(スティル)」です。本当は、食前酒のスパークリングとデザート酒も欲しかったですが、他の水芭蕉のラインナップも買いたくて。

日本酒としてのスペックは、純米酒であることと、アルコール度数が15%となっていることしかわかりません。

注ぐと、華やかな吟香です。口に含むと、まず鮮やかな甘味と強すぎない酸味と旨味が広がります。でも甘いだけでなく、後味に適度に辛さも出てきますね。
とにかく吟香が華やかなので、ワイングラスで飲むと、より香りを楽しめそうな感じです、

色はごく僅かに黄色みが買っている

今回はお猪口でいただきましたが、次回はワイングラス飲んでみよう。ワイングラス、洗うのが面倒(割れそうなので気を使う)なのが玉に瑕よね…

引退ではないよ 中島みゆき2020ラスト・ツアー「結果オーライ」のCD&BD届きました

中島みゆき 2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」【初回盤2CD+Blu-ray】

2019年に発表された、中島みゆきの”ラスト・ツアー”
ラストツアーということは、これが最後のコンサートツアーということで、当然抽選に申し込んだわけですが、初日の東京新宿文化センター大ホールは外れてしまいました。
それ以降の開催の公演もいくつか抽選は申し込んでいたのですが…。
10都市11会場24公演を予定していたツアーは、2019年末から広がり始めた、COVID-19の影響により、8公演で中止となってしまいました。

中止となったツアーは、再公演されることはなかったため、残念ながら、多くのファンがラスト・ツアーを見ることが叶わなかったということになります。

ツアーがラストであって、コンサートはラストではない

平日に届いたので、まだ楽曲は聞けていませんが、BDを見てみました。
みゆきさんもお年を召されたなぁ(失礼)というのが率直な感想。考えてみれば、自分の親と同世代ですからね。全国各地を回るコンサートツアーは、肉体的精神的に大きな負担となるのは言うまでもありません。もともと、みゆきさんはかなり緊張するタイプのようですからね。

ただ、BD内でも語っていましたが、”ラストツアー”と銘打っちゃったから、中島引退するの?と思われた方がたくさんいるみたいだけど、あくまでツアーがラストで、コンサート自体はやるよ(意訳)、というコメントも入っていますから、COVID-19が落ち着いた頃に、コンサートはやってほしいですね。

ただでさえ中島みゆきのコンサートとか夜会のチケットは手に入りづらいですが、機会があれば後もう1回だけでも行ってみたいです。
トークも楽しいですからね(歌とトークのギャップ!)。

その昔、TOKYO FMで放送していた「中島みゆきのお時間拝借」を聞いて以来ファンとなりましたが、ラジオもまた復活してほしいですね。


CDはBlu-spec CD2仕様、Blu-rayディスクのカッティング技術を用いて製造されたCDで、より高精度にピットを生成できて、ジッタ低減ににながっているとのこと、もちろん一般的なCDプレーヤーで再生可能です。

ハイレゾ配信を行っていない中島みゆきの楽曲だけに、一般のCDでできるだけ高品質で聞きたいですね。

Nikon Z 9 + AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D

Fマウントの魚眼レンズ、その昔は6mmや8mmといった特殊なレンズを始め、多くラインアップされていましたが、現在では、ズームのAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDのみとなってしまいました。

もともと数が出るレンズではない魚眼レンズ、最近は中華製などサードのMF魚眼レンズも出回っていて、気軽に撮るなら被写界深度の深い魚眼故に、MFでも実用上あまり問題なかったりします。

そのせいか、カメラメーカー純正も、あまり力が入っていないように感じてしまいます。

ミラーレスに全力投球中のNikonも、Zマウントでの魚眼レンズは、執筆時点ではロードマップになく、シフトレンズのPCニッコールと合わせて、開発はしているかも入れませんが、まずは標準~望遠レンズの充実が最優先でしょうね。

というわけで表題のレンズです。Fマウントの単焦点魚眼では、最後のレンズとなってしまったAI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D、1993年に発売、2020年に販売終了、27年の長きに渡り販売されていたレンズだけに、比較的中古市場では見かけるレンズです。

Nikon Z 9 + AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D

Nikon ZのFTZ / FTZ II経由では、モータなしのレンズはAFは使えませんが、CPU内蔵のため、フォーカスポイントでピントが合えば、画面上では赤枠から緑枠になることで、合焦となります。もちろんフォーカスピーキングを使用可能ですが、魚眼の場合、亭々の場所でピントが合うように見えるため、フォーカスピーキングを使うと、画面がうるさくなってしまうので、フォーカスポイントの色が変わる表示の方が、フレーミングに集中できます。

魚眼レンズは、特徴的な写り方をするので、その扱いは少々難しいですが、ハマれば楽しいレンズです。撮りこなし甲斐があるレンズですね。
撮り方によっては、魚眼的な歪みをあまり感じさせずに撮影も可能です。
実は動画撮影にも面白かったりします。

昨年末、D850とFisheye 16mmで撮ったSky Deckからの様子、Z 9でも撮ってみたいですね。


コチラはAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dでとった写真

MFで中望遠ともなると、フォーカスアシストがあるとは言え、動き回る子供を撮るのは難しいです。
ここは、AFで撮れるD850のほうが楽ですね。
モータ内蔵のFTZ IIIも出してほしいですね。

【永井酒造】水芭蕉 純米吟醸

先日行った群馬旅行で仕入れたお酒第1弾です。

【永井酒造】水芭蕉 純米吟醸

妻が見切れていますが…

「水芭蕉」の通年酒の純米吟醸です。
酒米は兵庫県産の山田錦、精米歩合は60%、アルコール度数は15%、日本酒度+3、スペックだけ見ると、よく見かける純米吟醸の日本酒ですね。

面白いことに、適温は10℃と42℃、細かく42℃と書いているのが面白いです。この手の純米吟醸は、冷酒か冷(常温)で飲むのが適しているとされているお酒が多いですが、ぬる燗でも行けるということです。

【永井酒造】水芭蕉 純米吟醸

吟香は華やか。冷酒でいただくと、お、これは白桃系の甘みですね。。思った以上に膨らみのある甘みと適度な酸味です。アタックは強くはなく、飲みやすいです。後味は苦味も少なく、果実系のさわやかさのままスーッと引いていく感じです。キレはそこそこといったところ。
日本酒度+3で少し辛口と思いきや、辛さはあまり感じません。芳醇な甘みのほうが前に出てきます。日本酒度はあくまで比重であって、実際の甘さや辛さと必ずしもリンクしないわけですね。

ごく僅かに澱が入った、薄い黄色

そして、42℃も適温ということで、燗にしてみました。ぴったり42度というわけには行かないですが、酸味が少し強調されますが、総じて甘味と酸味のバランスは大きく変わらないですね。冷酒と大きく味の印象が変わらず、燗でもいただけるのが面白いです。温度で結構印象が変わるお酒は多いですが、このお酒は珍しく、温度によらず一貫して白桃系のお酒です。

水芭蕉の定番中の定番ですが、時々買って飲みたいお酒の1つですね。