VRAMを食うDavinci Resolveのために、グラボをRTX 3060にしてみた

Nikon Z 9が来てから、スチルだけでなく動画も色々撮っていきたいなと思っているのですが、4K60pのProResやら8Kで撮るのは良いとして、その動画編集をDavinci Resolveで行う際に、レンダリングでソフトが落ちたり、GPUの処理エラーが頻発しまして。

特にGPUのメモリ不足(VRAM)は深刻で、せっかく編集してレンダリング中にソフトが落ちると萎えますからね。

PCでゲームはしないので、画像編集だけならそこそこのグラボで良い、とずっと思っていまして、10bit出力可能ということで、ここ最近はずっとグラボはQuadroシリーズを愛用してきました。K620→K2200→P2000と使ってきましたが、近年はGeforceも10bit出力可能となり、またCUDAコアも価格に対してGeforceのほうが優れていたりしますので、ついにGeforceに移行することにしました。
ちなみにYamaroが最後にGeforceを使ったのは、大昔のGeforce2 MXだったりします。四半世紀近く前の話ですね…。

VRAM 12GBのGeforce RTX 3060

で、中古ですがこちらにしてみました。最近グラボは値上がりがひどいですね。RTX 3060は、ミドルローエンド、つまり中の下クラスなのですが、大昔なら上級グラボが買える値段です。今やCPUよりもグラボのほうが高価ですね。
RTX 3060は、ミドルローエンドですが、VRAMが12GBと、上級のRTX 3080の10GBよりさらに多いので、パフォーマンスはRTX 3080の半分以下とはいえ、動画編集のようにVRAMを作業にはもってこいです。
なので、どちらかというとゲーマー向けではなく、動画編集向けのグラボなんでしょうね。

GPUの補助電源8ピン電源使うグラボは初めてだったり

これまでのQuadroは、どれも補助電源を使わないものばかりでしたが、初めて補助電源の8ピンを使うグラボを買いました。分厚いですが、今はこれが普通なのか…。

Davinci Resolve使用中も余裕のVRAM

早速Davinci Resolveでレンダリングしてみましたが、12GBのVRAMがあると、GPUメモリ不足による処理落ちしなくなりました。今までのQuadro P2000は5GBなので、やはり容量不足だったようです。
これでひとまず安心して、動画編集できますね。