KIRIN SPLING VALLEY 芳醇469

前から気にはなっていたビールです。
お値段は、エビスやプレミアム・モルツよりも1.4倍ほどお高いビールです。

名前の由来は、1870年に、日本が鎖国から開国へと移行して間もない横浜で創業した、日本で初めて商業的に成功した醸造所「スプリングバレーブルワリー」。
その意志を引き継いだのがキリンビールで、2012年オンラインショップ限定のクラフトビールを販売、そして2021年3月、全国販売に至ります。
詳細は公式HPを。

全国販売するにあたって、クラフトビールによくある瓶ビールでは価格が高くなるのと、重量に寄る物流コストが嵩むため、缶ビールという形態になったのでしょうね。
お値段が、市販プレミアムビールの1.4倍、かつ瓶のクラフトビールよりは抑えた価格、というのがツボですね。

KIRIN SPLING VALLEY 芳醇469

写真撮影しながら、泡が少し引くのを待っている状態。色は見ての通り、濃い琥珀色です。
香りは豊か、飲めば確かに一般のビールよりぐんと濃いラガー感がありますが、後味はスッキリしています。クラフトビールらしい、ツボを抑えてつつも、好き嫌いの分かれる個性はあえて抑えめにして、純粋に麦芽の味を楽しみつつ、飽きのこない味を目指したようですね。

お値段も絶妙です。
当然、缶ビール化による味の弊害はあるでしょう。瓶で飲んだほうが確実に美味しいのだけど、お値段が…。難しいところですが、気軽に楽しめるというコンセプトが良いですね。
エビスビール、プレミアムモルツもよいけど、流石にそれらよりお高いだけの味ではあります。
エビスやプレモルが、日本の一般的なビールの高級版的な味付けとしたら、こちらは間違いなく欧州のクラフトビール寄りの味付けです。


妻作成、こどもの日メニュー

こどもの日に合わせていただくクラフトビール、たまにはクラフトビールを楽しむのもいいですね。