“自衛艦の名称等を付与する標準”に艦種記号「CG」と「CVM」が追加された(ただし種別は護衛艦のままです)

どうやら昨年2024年10月28日付で訓令が出ていたようです。

誰もこの件について言及していなかったので、いつの間にか護衛艦に艦種記号が更新されているとはね。

そもそもこの「記号」に書かれているものは何を示すかと言うと、艦艇の種類を表しています。海上自衛隊の艦艇の記号は、基本的にアメリカ海軍の分類をベースとしています。
例えば、これまで「護衛艦」と呼ばれていた艦艇でも、大小さまざまな護衛艦があり、日本語ではどれも「護衛艦」としか呼ばれていませんが、他国海軍は「巡洋艦」「駆逐艦」「フリゲート」といったように用途や大きさなどで区別されています。
ただ、第2次大戦期までと違い、2025年現在は戦闘艦の種類は少なくなっていて、すでに現役の「戦艦」は存在しません。よく戦闘艦を何でも「戦艦」と呼ぶ方もいますが、あれは間違いなんです。戦闘艦であっても「戦艦」ではないのです。
じゃあ見た目でその種類がわかるか、と問われると、実は何と呼ぶかの基準はないので、これは大きいから巡洋艦だろう?と思っていても、その海軍の分類としては「駆逐艦」だったりもします。
自衛隊の場合はミサイル艇のような小さな戦闘艇を除き、戦闘艦はすべて「護衛艦」と呼ばれています。
戦後海上自衛隊設立以来、これまでなかった艦種記号が2024年に追加されたわけですが、今回これが明らかになったことで、時代が変わったと思われ、ミリオタ界がざわついているわけですね。

ところで海上自衛隊の戦闘艦は一律「護衛艦」なわけですが、実は船体記号は分けられていて、対外的には区別されています。なぜ日本向けに護衛艦と呼ばれているかと言うと、海上自衛隊設立当時、攻撃的な印象を避けるため護衛艦とされ、これが継続して使われています。戦車が「特車」なんて言われていた時代です。でも戦闘機は戦闘機と呼ばれていたわけで、この辺の配慮の違いがよくわかりませんが。

これまでは以下の艦種記号が使われていました。

艦種記号種別名称(対外的な種別)用途
DDG (Guided missile Destroyer)ミサイル駆逐艦スタンダード対空ミサイルを搭載した艦隊防衛を行う戦闘艦艇
現在はすべてイージス艦となっている
「まや」型、「あたご」型、「こんごう」型
DD (Destroyer)駆逐艦俗に言う汎用護衛艦と呼ばれる、中型戦闘艦艇
「あさひ」型、「あきづき」型など
DDH (Helicopter Destroyer)ヘリコプター駆逐艦ヘリコプターを多数(3機以上)運用できる艦艇
「いずも」型、「ひゅうが」型
DE (Escoat Vessel またはDestryer Escoat)護衛駆逐艦・駆逐艦護衛艦主に日本近海で運用される装備がある程度限定された小型の戦闘艦艇
「あぶくま」型
FFM (Frigate Multi-purpose / Mine) (多目的・掃海)フリゲート従来のDEを置き換えるコンパクトで掃海機能などをもつ多機能な戦闘艦艇
「もがみ」型

これに今回追加されたのが、CGとCVMの2種類となります。

ただし、この表にもあるように、あくまで種別は「護衛艦」なんですね。

CG (Cruiser Guided-missile)

Cruiserは、アメリカ海軍では巡洋艦に当たる艦種になります。2025年9月現在、アメリカ海軍で現存する巡洋艦は、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦のみで、初めてイージス・システムを搭載した戦闘艦として有名ですが、80年代から90年代前半にかけて就役し、すでに30年を超える艦齢により退役が進んでいます。後継艦も当初巡洋艦でしたが、計画がなくなってしまい、代わりに現在も生産が続くアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の後継と同じDDG(X)に統合される見通しです。

さて自衛隊では現在イージス・アショアの代わりとしてミサイル防衛のために建造中のイージス・システム搭載艦(ASEV)に、この”CG”の艦種記号が適用される予定で、上の表を見ると艦番号は191からと定められているため、このイージス・システム搭載艦の1番艦はCG-191の艦番号となることがわかります。


また名称は「天象、気象、山岳、河川、地方の名」とあることから、この命名規則は従来から変わるところではないようです。護衛艦は概ね旧海軍に存在した艦名を使用するため、イージス・システム搭載艦改め新型護衛艦も、初めての名称ということはなさそうです。

いずれにしろ、国内向けの名称はあくまで「護衛艦」ですが、対外的にはGuided-missile Cruiser、すなわちミサイル巡洋艦となります。護衛艦として初めて「巡洋艦」となるわけで、アメリカ海軍の巡洋艦が今後消えていくのに対し、海上自衛隊では巡洋艦が登場するのが興味深いですね。

蛇足ですが、DDの記号はDestryer、すなわち「駆逐艦」を表しますが、なぜ1文字のDではなく2文字のDDとなっているかについては、米海軍の規則で2文字以上と定められているためで、海上自衛隊もこれに則っているようです。
が、誘導ミサイル(Guided-missile)のGが、ミサイル巡洋艦ではCG(Cruiser Guided-missile)で2文字なのに、ミサイル駆逐艦ではDDG(Destryer Guided-missile)と3文字になっているのは不思議ですね。

CVM(Cruiser Voler Multipurpose)

もっとミリオタ界隈がざわついたのが、CVMという艦種で、CVはアメリ海軍の記号では 航空母艦(Aircraft carrier)となるため、ついに海上自衛隊もF-35B戦闘機の搭載対応を行った「いずも」型護衛艦を空母の名称に変更するのかと思われました。が、上の表にもあるように、あくまで「護衛艦」であることに変わりはないようです。

ところでアメリカ海軍の空母の艦種記号がなぜ”CV”なのかは諸説あり、CはCruiser(巡洋艦)、Vはフランス語の飛行を意味するVolerからとったと言われていますが、AIのCopilotに質問したところこんな回答でした。

これが正しいかはわかりませんが、巡洋艦に近いサイズからCruiserのCを、当時まだ主力だった飛行船をZとしていたことから、そうではないという意味で使われていたVからとった、う~ん、何だか釈然としませんが、「V」が飛行機を意味する記号として使われていたということのようですね。

では海上自衛隊ではどうかと言うと、これも稲葉義泰が海外向けに書いた記事で答えが出ていました。

そして明確に「航空母艦ではない」と取材で回答が得られているようです。

海幕広報室は、きっとこういう質問が来るであろうから予め用意しておきました的模範解答ですね。CVMは”Cruizer Voler Multipurpose”であり、対外的には「多目的航空巡洋艦」あるいは「航空機搭載多目的巡洋艦」となりますかね。
ただ、「米海軍のものとは一切関係ない」といいつつ、寄せてきているのが自衛隊らしいといえばらしいな。
だって、英語のCruiserとMultipurposeを使うはともかく、あえて間にフランス語のVoler(飛ぶ、飛行する)を使う意味は常識的に考えるとおかしいですからね。普通なら航空機はAircraftのAとかを使うでしょう。

とはいえ、ある意味「多目的航空巡洋艦」というのは正しいでしょうね。空母と言うには戦闘機の搭載運用能力は物足りないですから。
かつての旧ソ連のキエフ級空母は、ソ連内では航空巡洋艦と呼んでいたようですから、ソ連的にもキエフ級は戦闘機(失敗作のVTOL機Yak-38)の運用能力はそれほどでもないのと、政治的配慮もあったようですね。

護衛艦「いずも」型は、艦種記号がDDHからCVMに変わるものの、あくまで護衛艦は護衛艦で、従来「ヘリコプター護衛艦」と呼ばれていたものが、今後「航空機搭載多目的護衛艦」と呼ばれるようになるのでしょう。長ったらしいので結局護衛艦「いずも」型とこれからも呼ばれるのかな?

【百里基地】2008年1月21日の記録

もう17年以上前、当時栃木に住んでいましたが、今でこそ茨城空港近くまでの道路が良くなりましたが、当時はまだ高速も近くまで開通うしておらず、下道をのんびり3時間以上かけて通った記憶。
何だか近いようで遠かったので、それほど頻繁に百里基地に通っていたわけではないけど、当時はまだまだニワカでしたね。

2008年当時、百里基地にはワシの204SQと梅の305SQとF-15Jの飛行隊に、偵察機のRF-4E/EJを装備した501SQ、まだ白と黄色の機体だった頃のUH-60Jを装備した救難の構成でした。
まさかこの後にイーグルが去り、F-4EJ改ファントムIIだけの基地になるなんて夢にも思っていなかったですね。

当時の撮影機材は、Nikon D300にAF-S Zoom-Nikkor ED 80-200mm f/2.8D(IF)にテレコンTC-20EIIという構成でした。APS-Cとx2テレコンで、これでもフルサイズ換算600mm相当で撮影できました。画質も、D300の1200万画素程度ならテレコン挟んでもなんとかなりました。

何故か当時はまだテレコン入れたら絞らないといけない、という固定概念により、f11まで絞っていたりして、シャッタースピード控えめだったので被写体ブレの嵐でした。なんでもっとシャッタースピード上げなかったのか…。まだまだ未熟でしたね。捻りを撮ろうだなんてあまり考えていなかったというか、まだ撮影ポイントがよくわかっていなかったんですね。

今見ると色々懐かしいのが、当時浜田茨城空港建造中で、あちこちで工事していましたし、ウェスト降り(今で言う茨城空港側滑走路)が主体で機体もかなり近かったですね。
なので、超望遠レンズがなくても、降りや上がりは比較的近くで撮ることができました。今は入れない撮影ポイントも多いですが、この時代はまだ撮影しやすかったですね。

この時代に戻ってちゃんと撮りたいなぁなんて思うことも。
でもそう思えるのも良い思い出かな。

UGREEN NASync DXP4800 Plusの写真内テキスト認識は使える?

インフルエンサーによる広告活動が終わって、何だか一気にその話題を見なくなったUGREEN NASync DXP4800 Plusですが、より一般向けでリーズナブルなNASync DH4300 Plusも発売され、ほとんどの人にはDH4300 Plusで十分な性能かなと思いました。DXP4800 Plusの性能は、Dockerとかサーバーとかをたてる用途でない限り、ちょっと過剰スペックなんですよね。

というわけで、これから4ベイNASを検討中な方は、DH4300 Plusもご検討してみては? これでも2.5GbE搭載、メモリ8GBとDXP4800 Plusと同じ容量(ただしDXP4800 Plusのようにメモリ増量は不可)、SSD搭載不可ですが、一般に十分なスペックですね。この機種もAIによる認識機能は搭載しているので、気になった人は是非。

AI認識は使えるようになったか?

使い始めたことはデータが多いため、その学習に時間がかかっていましたが、購入から半年近く経過して、学習も落ち着いたようなので、どんな塩梅か試してみました。
個人的に使いたかったのが、「写真内のテキストを認識」機能ですね。

予め「写真内のテキストを認識」をダウンロードし学習させる必要があります

ここでは、本ブログ執筆日の9月15日にちなんで「915」のテキストが入った写真を検索してみました。
やり方は簡単で、すでに認識を終えた状態であれば、NASyncアプリまたはブラウザでNASにログインし、「写真」アプリを起動して検索欄に「915」を入力するだけです。

すると、「画像に文字915が含まれて…」が表示されます。

こんな感じで「915」が含まれているであろう画像が表示されます

では実際に検索された画像に「915」が表示されているか確認してみましょう。

惜しい! F-2戦闘機の515号機でした

あー惜しい! 「915」ではなく「515」の数字が認識されたようです。こんな感じで精度は今ひとつですね。
違う画像も見てみましょう。

「9」と「5」と「1」の数字は確かに認識したけど、順番が違う

電子情報収集機のYS-11EBの159号機です。惜しいな、「9」「1」「5」の数字は確かに合っていますが、順番が違う「159」でした。
こんな感じで全く外れてはいないものの、精度としてはまだ不十分ですね。

やっと当たっているものを見つけました。

KC-135Rの91513

1960年から現役の米空軍空中給油機、KC-135Rの91513、垂直尾翼のこの小さな文字を認識してくれました。

こんな感じで、2025年9月時点での認識精度はイマイチで、まだ実用的ではないと言えます。もう少し精度アップは必要そうですね。
ソフトはまめにバージョンアップが入っているので、今後の認識能力向上に期待したいです。


拡張性を考えて今後10年使い倒したい方はこちらを。老舗のNASよりは実績がないので、そこまで使えるかは未知数ですが…

ブルーインパルスは来なかったけど…ベランダフォトをやってみた

本当はブルーインパルス撮りたかったんですけどね…9月13日の世界陸上のブルーインパルス、残念ながら天候が悪く中止となってしまいました。

が、ベランダでは準備万端でしたので…

せっかくなのでコロナ禍で外出できない時によくやっていた、ベランダフォトをやってみました。気温も8月までよりはましになりましたけどね。暑いは暑い。

ブルーインパルス中止になった後に何故か晴れ間が出る…。そして湿度はそれなりに高かったけど、気温は高くなかったせいか、案外視程が良かったんですよね。
真夏には霞んでまず見えなかった遠方の航空機がよく見えました。

これがブルーインパルスの飛行の時間だったらなぁ。

望遠バカなので、ひたすら望遠撮影で。
また富士山や煙突と飛行機絡めたいと思ったけど、なかなか来ないですね。


普段望遠レンズも手持ち撮影ですが、ベランダフォトはしっかりと三脚使っています。
使っている雲台はGITZOのフルードジンバル雲台GHFG1、400mm f/2.8~800mm f/5.6といった重量級の望遠レンズに最適です。最近の流行りはビデオ雲台ですが、個人的にビデオ用途以外ならジンバル雲台のほうが望遠レンズが安定します。どの角度でもカクンとレンズが上がり下がりしてしまう事故が構造的に発生しないので安心なんです。
これに見合う脚も欲しいよね…

東京2025世界陸上競技選手権大会でブルーインパルスが飛ぶ!けど天気が…

2025年9月13日(土)、東京2025世界陸上競技選手権大会開催に伴い、国立競技場他でブルーインパルスの展示飛行が予定されています。
本日金曜日は予行の飛行も予定されています。

https://www.mod.go.jp/asdf/news/uploads/docs/20250905_3.pdf 航空自衛隊報道発表資料より

ただ天気が今日明日とも微妙ですね。今日は予行の時間がちょうど雨予報です。

天気が微妙なので、個人的に撮影に行く予定は今のところないのですが、また自宅から見られると良いな~なんて考えていますが、この飛行経路は我が家からは遠いので、入間基地への行き帰りが狙えればいいなと思っています。

流石にこの時みたいにスモークずっと出したまま我が家の方面までは来ないかな…。また光が丘清掃工場の煙突と絡めて撮りたいです。


600mm f/4にx1.4テレコンで撮ることが多いのと、Z 180-600mもかなりよく撮れるレンズなので、将来的には800mmレンズを考えても良いかな~。

AI Nikkor 50mm f/1.2Sでぶらり撮影

子どもたちが大きくなって、公園に連れて行って遊ばせる、というミッションがなくなってしまいました…。ので、子どもを遊ばせながらスナップするということがなくなってしまったので、自ら動くしかありません。
ちょっと運動がてら、チャリンコに乗って光が丘公園へ。

設計の古いレンズだけに、いくら21世紀製造のロットのレンズでコーティングが改良されているとはいえ。フレア、ゴーストは現在のレンズよりも多く出ますし、絞り開放では球面収差や軸上色収差が出ます。でもスナップならそういう欠点も活かして撮れるし、ミラーレスカメラなのでピント合わせも拡大表示で楽です。

面白いことに、こういうスナップだと、デジタルで撮っていても、撮影枚数はせいぜい35mmフィルム1本分だったりするのが面白いです。
飛行機やスポートだと1000枚超えはざらなのにね。
本当はフィルムでも撮りたいのだけれど、あまりにもフィルム代、現像代が高額になりすぎ、ちょっと趣味で遊びながら撮るという範疇を超えてきてしまっています。
フィルム1本4千円とか、現像2千円とか、なかなか高価な遊びですね。

昔はなんだか苦手だった50mmですが、歳を取って視野が狭くなった(笑)せいか、中途半端に狭いと思っていた50mmの画角に慣れました。もちろん昔から35mmも好きなのですが、50mmもなかなかに楽しくなっています。

ぶらりスナップは、もう少し涼しくなってきたら積極的にやりたいですね。

おうちで何故かCFeカードリーダー紛失のためSanDiskのリーダーを買った

先週、松島基地航空祭から帰ってきて、写真データを取り込もうとPCの上にいつも置いてあるCFexpressカードリーダーを探したのですが…ない…
え、あんな大きなもの、なくなるわけないよなぁとPC周りをあちこち探し、物の整理もしつつ周辺のあちこちを探したのですが見つからず。
仕方なくカメラから直接取り込んだのですが、カメラ直結だとカメラのバッテリも消費するし、カメラは使えないし何かと不便なので、週末大捜索しても見つからなかったので、結局買いました。

SanDisk CFexpress Type-Bカードリーダー SDDR-F451-GNGEN 

USB3.1 Gen2の安いやつです。安いのとは言っても、チャイナの無名ブランド品は怖いので、有名メーカーで安かったSanDiskのリーダーです。
CFexpressも新しい4.0のカードであれば、それに対応したリーダーのほうが取り込みは速いのですが、まだカメラもカードもCFe4.0に対応するものは持っていないので底まで過剰性能なものは必要なし、使っているカードもPROGRADEだけでもなく、PROGRADEの高いカードリーダーも必要ないな~ってことでSanDiskです。

今回は楽天スーパーセール中で海外リテール版が安かったので、楽天で購入しています。

まだCFカード時代、SanDiskと言えばベンチマークとなるくらいの代表的なメモリカードメーカーでしたが、最近はカメラ用といえばPROGRADEとかNextrageが躍進して、SanDiskはやや影が薄いですね。CFexpress VS CFastで、あまり普及せず収束に向かっているCFast陣営だったというのもあるかもしれませんね。その後CFexpressのほうがカメラ用として普及したので、カードも出していますが、影が薄い印象は否めないですね。なのでリーダーも安いのかしら?

なくなっていたヘッドフォン見つかる

妻に貸していたヘッドフォン、SONYのMDR-1ABT、返したよと言われて見つからなかったのが、今回のカードリーダー大捜索で見つかりました。子供用品の棚に入っていた。
妻に聞いたら、前からそこにあると。えええ、あのヘッドフォンどこって聞いたときに、返したよって言われたのに…

とりあえず充電して普通に使えました。Bluetoothのヘッドフォン、なかなか音質良いのなくって。ノイズキャンセリングいらないので、こういうタイプもう出ないんだろうな。

SONY MDR-1ABT見つかった♪

松島基地航空祭2025に行ってきた

撮影から1週間、航空祭前後の激務残業で編集に手を付けられず、やっとこさ編集しました。と言っても出来高は悪天候を含めあまり高くはないです。
どちらかと言うとF-35Aのフライトと、Xのフォロワーさんが業務で基地内に入っていると言うので会いに行くのが目的でした。

松島基地自体、自分にとって行くのは初めてで、片路400kmを超えるので、これが2日工程で行ける限界かなと思いました。月曜日仕事が休めるなら、もう少しゆっくり観光も楽しみたかったのですが…

でも今回行ってみて、撮影ポイントなど自転車で走ってみて色々把握できたので、また次回行ければいきたいなとは思いました。
今回、F-2B戦闘機は百里基地所属機の墜落事故もあったせいか、直前でフライトキャンセルとなったのが残念でしたが、写真以外の収穫はそれなりにあったので良しとします。
午前中は基地外周で撮ってみました。

8時半、まずは天候確認で機体が上がります。ブルーも予備機が上がりました。
F-2Bはブルーインパルスのハンガー前で駐機していました。

天候確認でもスモーク出すのですね(笑
これがオープニングフライトも兼ねていたのかな?

ブルーインパルスの訓練飛行。
ご覧の通り曇天、かろうじて雨がふらない程度に雲も厚く、第3区分または第4区分でのフライトとなりました。

立体的な演目、くるくるローリングするような縦演目はなし。前日は晴れていたそうで、ここ最近航空祭本番は曇天が多いのだとか。残念ですね。
この天気もあってか、外周も思ったより人が少なめでした。

救難の展示、これは百里基地と同じですね。ただU-125Aはいつまで飛ぶかわからないので(いずれ無人機に置き換えられるがもう少し先でしょう)、撮れるときに撮っておきたい機体。

続いてF-35Aの訓練飛行、三沢からオジロの302SQが2機飛んできました。
F-35A、単発機で小型ですが、パワーは結構あり、機体の制御技術が高いためか、従来のF-15やF2と違った機動をするんですよね。結構小回りがきくし、機体の姿勢をクイッと変えられるのがすごいです。

湿度が高くてヴェイパーがすごい! 機体に周りにもふもふが出来るのがF-35のヴェイパーの特徴ですね。曇天で湿度が高いからこそ見られる光景です。
久々のオジロマークが見られてよかったな。

続いて千歳の201SQのF-15J、こちらは地上展示機が上がります。
残念ながら雲が厚く、ハイレートは行わないとのことでしたが、F-15ならではのエンジン2発のハイパワーを活かした機動を行いました。

ヴェイパーの出方は、F-15はあまりもふもふと張り付くような感じでキレイに出ないですね。
2機編隊なら良かったのにね…。

午後は基地内に入りまして、フォロワーさんと会っておしゃべりした後、基地内からブルーインパルスを撮影。

午後もわずかに晴れ間が顔を出すところがあったけど、概ね分厚い雲が出ていて、第3,4区分によるフライトで終わりました。

初めてでしたが、状況もある程度わかったのでまた来年行こうかな。次は晴れると良いですね。

あのELECOMから自転車用スマホホルダーが出ているので買ってみた

仕事が忙しく、先日の松島基地航空祭の写真は手を付けられていません。でもずっとブログ更新しないのも何なので。ってことで最近買ったものを紹介。

クロスバイク、日々の通勤移動や撮影地の足として重宝していますが、撮影地のナビや普段の走行記録用として、スマホホルダーを買ってみました。

最近、楽天で無名ブランドのQi無線充電器を買ったら充電うまく行かず大失敗! やっぱり安心と実績のANKERとかにしておけばよかった!、ということでやっぱり安心なのはちゃんとブランド名の入った商品です。
なんとあのELECOMブランドでスマホホルダーあるんですね。中華の無名ブランドのものと大きく値段も変わらないなら、日本のブランドのものを買いますね。

そっけない箱に入って届きました。そう、どうせポイする箱なんかにかけを掛ける必要はないんですよね。このあたりの割り切りが、やっと日本のメーカーにも出来るようになってきました。一方逆に中華ブランドは箱にやたら金をかけるようになりましたが、リセールが期待できるような商品ならともかく、こういう商品で箱に凝る必要は全く無いですからね。

KhodaaBloomのRAIL DISK EX LIMITEDのハンドルに取り付けました。
ハンドル取付部はがっしりしていて、ホールド性は良いですね。ただ、新品時は自転車の振動で初期緩みが発生します。これは材料特性上仕方がないので、購入後すぐは何度か増し締めをしっかり行ってください。1週間もすると馴染んできて緩みは発生しなくなりました。これはあらゆるネジもので発生する現象なので、増し締めは大切です。

スマホホルダー部は画面の大きな6.78型ディスプレイのZenfone 11 Ultraにケースを付けた状態で更に大きくなっていますが、かなり大きなスマホでもしっかりとホルダー部が広がり、バネも強めなのでしっかり固定できます。赤いレバーを倒すことでホルダー機構を固定できます。走行中の振動でスマホが外れて落下という事故も、これだけ剛性があれば多分大丈夫でしょう。

あと、自転車のハンドル以外にももちろん合うサイズの太さのものには固定できるので、例えば机にもしっかりと固定できます。
値段もそう高くないので、自転車や机、あるいは三脚のパイプなどにしっかりと固定したい方におすすめです。

国産ブランドはやっぱりしっかりした製品づくりで安心です。

【宮城】野蒜(のびる)築港跡

昨日の松島基地航空祭2025の写真の編集はこれからですが、航空祭当日、今回こんな場所に行ってみました。というよりあったんですけどね。

かつて港があった場所だそうです。その当時の遺構が残されていました。レンガの橋台が残っていました。

ここは東日本大震災で津波が来た場所です。松島基地も津波の被害を受けて、多くの航空機を喪失しましたが、この橋台の遺構は流されず残っていて、かなり頑丈な作りだったようですね。ただ、野蒜築港の資料館は津波被害を受けて、資料も一部喪失したようです。こちらの記事にこの場所のことが詳しく書かれています。

現在東日本大震災後に堤防ができ、その堤防はこんな感じで長いサイクリングロードができています。
走りやすかったですが、流石に距離は長いですね。

こんな感じで松島基地も堤防から一望できるのが良いですね。

9月も仕事が忙しいと思います。写真編集はスキマ時間で行う予定です。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします