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ニコンプラザ新宿のNikon Z 8の先行体験会に行ってきた

5月26日(金)発売のNikon Z 8の先行体験会があるということで、予約してニコンプラザ新宿に行ってきました。
こういうのに気軽に行けるのは、東京住みの特権ですが、住んでしまうと案外都心方面っていかないんですよね私の場合。

2年ぶりの新宿エルタワーへ

先行体験会は予約制。なおZ 8発売日の5月26日以降は、予約無しで触ることが出来るようです。

日曜日はサービスセンターやその他の展示は定休日となるため元々やっていなくて、先行体験会のためだけに開いているようです。
本当はNIKKOR Z 600mm f/4 Sも試したかったんだけどね。

待ち時間の間に試したZ 30が良かった

NikonのZシリーズで最もコンパクトなZ 30。EVFを省いたカメラで、発売当初に電気屋で見た時はあまりピンとこなかったけど、こうしてLUMIX GX7MK3を並べると、ほとんど同じサイズ! もちろん、マイクロフォーサーズのGX7MK3のほうがレンズはコンパクトになりますが、以外にもボディサイズはZ 30とGX7MK3、グリップの厚みの違いはあれど、センササイズほどの大きな差はないんですね。

PanasonicはGX7シリーズを辞めてしまったので、今後このシリーズが復活しなければ、Z 30はその後継としても良いのかなと思いました。
SmallRigのグリップも使いやすいですね
実はこの後触ったZ 8より、Z 30のほうが楽しかったのはナイショです(笑

Nikon Z 8を試す

順番が来たので、試しました。

Nikon Z 8
最初に装着されていたのはZ 24-200mm

一見してわかるのは、1996年のフィルムのF5以来伝統だった、左肩にあるドライブモードダイヤルがなくなり、ボタン+コマンドダイヤルに変更されたこと、左肩の出っ張りがなくなりました。Z 9ではダイヤルとボタンと両方使えたので、今後はこのタイプになるのでしょうね。
また左肩の四葉のボタンは、Z 9でフラッシュモードボタンだった部分がWB(ホワイトバランス)になっています。

レンズマウント横のファンクションボタンは、Z 9の3つから、他のミドルクラスと同様2つになっています。
シンクロターミナルがなくなりました。
それ以外は、基本的にZ 9を踏襲しています。したがって、Z 9ユーザーなら特に迷わず操作撮影できます。
グリップは握りやすく、縦グリがなくてもしっくりきます。望遠レンズとの組み合わせは、Z 100-400とZ 400/4.5が用意されていましたが、重量感のあるZ 100-400でも違和感なく構えられました。ただ、やっぱり望遠主体なら、Z 9のほうがバランスは良さそうです。

飛行機モードは、なにせ背景が黒い幕の部分にブルーインパルスのT-4の模型がぶら下がっているだけだったので、これで試せと言われても(笑
羽田空港辺りで撮影会をやったほうが良いんじゃないかな?

ファインダや使い勝手はZ 9と同じで、これならZ 9との組み合わせでも違和感ないですし、もちろんファースト機としても十分な性能です。

以下、対応してくれたニコンの方とのやり取りです

Q.飛行機モードは旅客機だけじゃなくて戦闘機も対応するか?
A.戦闘機にも対応します

Q.飛行機モードはZ 9に搭載する予定はあるか?
A.今のところ予定はないけど、やろうと思えば対応はできるのではないか

注:対応できるか、対応するか、わかっているのは開発部門と思うので、広報的に発表されたこと以外は答えられないと思われる

Q.バッファはZ 9と同じ?
A.Z 9のほうが多い
注:スペック上は連続撮影コマ数で大きな差はないし、実際のところZ 8でも十分確保されている

Q.連写する場合SDカードだとバッファ開放が遅い?
A.はい、連写ではXQDかCFexpressをおすすめします。あくまで汎用性を考えてのSDカードスロット搭載です。

Q.要望ですが、DXモードにクロップした際の表示がZ 9と同じで右上に小さく表示されるだけで分かりづらい。Z 9でも何度もDXのまま撮ってしまうことがあったので、動画撮影で赤枠が表示されるように、DXクロップ時にも枠が表示されるようにして欲しい
A.要望として伝えておきます

逆にニコンの方からこんな質問をされました。
中の人.もしD500のミラーレス版が出たら欲しいですか?
Yamaro.いや、フルサイズのほうがクロップも出来るし汎用性高いのでいらないですね。
ただ、この質問は答えが分かれるでしょうね。APS-Cセンサなら価格を下げられますから。ただ、Zマウントはフルサイズセンサの性能を余すところなく使えるマウントなので、あの大きなマウントにAPS-Cは、なんだかもったいないのですよね。

とまあ15分で確認できるのはこの程度でしたが、やり取りや要望を伝えられて満足しました。
発売日が待ち遠しいですね。

数年使ってボロボロのカメラストラップをETSUMIに交換した

先代のPanasonic LIMIX GX7MK2からの使い回しのストラップ、多分6年近く使ってますね。表面がボロボロになってしまいました。

LUMIX GX7シリーズに似合う細身のストラップがもうボロボロ

本当はお店で選びたいけど、都堺に住みながら都心に出るのが好きではなく、結局通販に頼りました。


そういや今までのストラップもETSUMIだったかな?
そう高価なものでもないですが、ヘタに高いストラップより使いやすかったりしますから。

真っ黒じゃないのがいいなと思って、デニムにしてみました。質感はまぁまぁかな。値段なりでしょう。紐をまとめたり長さ調整する部分が安っぽいプラスチック感むき出しで、そこだけが残念ですが(ここは黒でも良かったかも)、太さも太すぎずちょうどよいし、しなやかさもちょうどよいです。
いつものように「ニコン巻き」で取り付け。
ストラップは適度にクタったほうが使いやすいので、後は馴染んでくればよいですね。

3年半ぶりの飲み会でした

アサブロから自前サーバーのWordpress版ブログに切り替えて3年半近くになりますが、実は昨日飲み会してきまして、その飲み会も3年半振りでした。

おっさんなので刺し身と日本酒が美味しいのです

何だYamaroこの前も飲み会してただろうって? ええ飲み会自体は先週も行ったけど、3年半ぶりなのは大学時代の友人との飲み会、これが実に3年半ぶりでしした。
アサブロで最後に書いた記事以来なんです。3年半、長かったなぁ。

今回はサラリーマンの聖地新橋でした

ところで、最後に行った店が、甘いものが食べたいというおっさん2名のため、HOOTERS銀座でした。初めてです。しかも銀座にあるんか…

フライドピクルス!?

初めて食べたよフライドピクルス。なんでもHOOTERSの人気メニューらしいです。ピクルスってハンバーガーとかに入っているアレだよね~、と思って食べたら、これが意外と行けました。ピクルスの酸味とディップソースがいいじゃん。ちょっと油っぽいけど。

ってことで、久々の飲み会でした。

スローパンク? 自転車の虫ゴムを交換してみた、が…

通勤に使っている嫁車の電動アシスト自転車。後輪は、3年ほど前にタイヤとチューブも交換しましたが、やはり2,3年使っていると発生するトラブル、パンクです。
ただ、明確にすぐ空気が抜けるというよりは、かなりゆっくりと抜けていく感じです。
パンク修理する前に、まずは簡単にできる、そして案外見落としがちな、虫ゴムの交換をしてみることにしました。

虫ゴムとは?

ママチャリのタイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ

多くの自転車に採用されている、タイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ、上の写真だとオレンジ色のゴムキャップの部分を外して空気を入れますが、このゴムキャップの左にあるローレット加工されたナットは、ゴムキャップを外しただけで空気が漏れてこないようにするための逆止弁のついたバルブを固定しています。
この中に、虫ゴムという逆止弁があり、このゴムが劣化すると逆止弁の働きが弱くなって空気が漏れます。

空気がゆっくり抜けていくスローパンクの場合、もちろんチューブにごく小さな穴が空いている場合も多いですが、このバルブの虫ゴム劣化も疑われます。
パンク修理は手間がかかりますが、虫ゴムは安価で簡単に交換できるので、まずは虫ゴム交換を行ってみました。

キャップを外し、更にローレット加工されたナットを外すと、虫ゴムの付いたバルブが露出しますので、これを抜き取ります。タイヤの空気が一気に抜けます。

外したバルブ類と新しい虫ゴム

ホームセンターで買ってきた交換用虫ゴム、概ね200円前後で売っています。写真の商品はゴムとキャップだけですが、バルブとセットになったものもそんなに高くはないので、バルブごと変えてもよいかと思います。

古いゴムをバルブから外した

まずは古いゴムを外しました。引っ張ったら裂けました。確かに劣化はしているようです。安いものなので、1,2年で定期交換してよいでしょうね。

新しいゴムを挿入

新しいゴムをバルブに挿入します。結構硬めで嵌めにくいです。裂けないように、ゆっくりねじ込んでいきます。
あとはバルブをチューブに差し込んで、ナットを着けて空気を入れるだけです。
ちなみに、虫ゴムレスのスーパーバルブもあるので、定期交換が面倒ならこれに交換してしまうと、チューブの寿命まで交換しなくて済みそうです。

交換して、通勤で1往復してみましたが…ダメでした。やっぱり空気抜けてきてる。これはチューブの方ですね。ってことで素直にパンク修理します。とほほ…

嫁車の電動アシスト自転車のFブレーキシューを交換した

一生懸命旧車のMiyata Ridge runnerのメンテナンスをしていますが、実はその割にあまり乗っていなくて、通勤と親子スイミングへ通う際には嫁車の電動アシスト自転車を使っています。車も嫁車なら、自転車も嫁車がメインです(笑

そんな電動アシスト自転車も11年使っています。コロナ禍で自転車通勤に切り替えて、昨年度までは子供の保育園送迎もしていたので、その走行距離と坂道の多い通勤ルートでのブレーキの負荷たるや!
新車時からのブレーキもかなり減っていたので、交換しました。

本当はロードバイク用? SHIMANO R50T2

今回取り付けたのはSHIMANOのR50T2です。本来はロードバイク用で、シングルピボットブレーキのママチャリには合わない、という話もあるのですが、まあとりあえず着けてみました。

実は買ったのはだいぶ前で、交換しようと思いつつすっかり忘れていまして(汗
一般的なママチャリ用のブレーキシューと違うのは、ボルトの取付座面が球面座となっていて、取り付け角度調整ができることでしょう。一般にママチャリのリム部分は角度が垂直に近いようですが、この機構があれば、ぴったりリムの角度に合わせられますし、少しトーイン気味にすることで、回転するホイールをブレーキシューが挟んだ際に、ピッタリ面で当てることができるようになります。

ブレーキレバーを握ってリムにシューが軽くあたった状態でボルトを締めればOKです。角度を微調整したければ、少しボルトの締付けを弱めて微調整も可能です。
タイヤに当たらないよう、またリムからはみ出ないよう調整して完了です。

さて通勤で使ってみましたが、制動力は以前より少し向上したかな?程度ですが、コントロール性が良くなったように感じました。ブレーキレバーの握り具合にリニアに追従する感じ。あとは雨の日の制動力がどの程度か気になりますね。

Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換した

最近チャリンコの整備をチマチマやっていて、少しずつ自転車沼に使ってきている気がしないでもない今日此の頃。
今回は、旧車Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換します。

ダイワサイクルに行ってきた

お目当てのブレーキシュー、なかなか見つからず、ホームセンターや自転車店を巡り巡って、ダイワサイクルでやっと見つけました! 後述しますが、旧車ゆえ、ブレーキシューもその辺でよく売っているタイプとは違うんですよね。
ああ、新しい自転車も欲しいな… 値段見ると、わりと現実的なものでも、ライトユーザーなは自分には十分です。

旧車ならでは?のカンチブレーキ

正式名称はカンチレバーブレーキ、だそうです。古いMTBやロードバイクなどに採用されている方式で、構造がシンプルで泥づまりしにくいのが特徴とのことですが、90年代後半以降、SHIMANOからVブレーキが販売されて以降は、調整が簡単であることとブレーキ制動力の持続性が良いことから、Vブレーキが主流になったようです。現在、新車でカンチレバーが採用されているのは稀なようですね。自転車屋巡りして、新車を色々見ましたが、確かにカンチブレーキを採用した新車はありませんでした。

写真の通り、露出した金属ワイヤがが特徴です。この露出部分が多いために、ワイヤが錆びやすいという欠点もあるようです。確かにそうですね、もうワイヤも交換しなければですね。
今回はブレーキシューだけですが、ワイヤも後で交換します。

今回購入したのはSHIMANOのM65T。カンチレバーブレーキシューは、写真のように種から金属の棒が出ているのが特徴です。Vブレーキなど一般的な自転車は、シューはボルトナットで固定していますが、こちらはブレーキレバー自体にネジがあり、そちら側で固定します。
新しいシューはやや長く、取り付け向きの指定があります。外したシューは、残量はまだ十分ですが、経年劣化で割れが発生しているため交換します。

構造自体はシンプルで、Vブレーキよりもわかりやすい、が取り付け調整が大変ですね。まずブレーキシューの前後位置(ホイールリムとの隙間)と、ブレーキワイヤの関係異性、ブレーキを掛けた際の当たり面や角度、とにかくこれらを全ていい塩梅に調整する必要があり、シンプル構造故に、きっちり調整するのが至難の業でした。
ただ、一応私、業種は全く異なりますが、試作開発系の仕事をしているので、基本仕事では工具を使います。こうした調整も、それなりにこなせてしまうのは、長年の仕事の経験ですね(自慢

ということで、良い塩梅に装着できたと自負していますが、普段工具を使ったことのない人は、素直に自転車店で交換したほうが良いですね。

古いので、まだまだメンテナンスが必要なRidge runner

前後とも交換し、試乗してみました。いい! 明らかに制動力が違います。リアなんか、ギュッとレバーを握るとタイヤロックします。
そのレバーも経年劣化でみすぼらしいので、オリジナルのまま塗装するか、いっそ交換するか。レバーもピンキリで色々ありますしね。
グリップもボロボロなので交換、いやいっそハンドルごと…とパーツを見るとあれもこれも欲しくなりますね。

でもまずはブレーキワイヤ、次に変速ワイヤですね。
フロントディレイラーが不調で3速のトップに入りづらいのは、調整して変速できる時もありますが、根本は変速ワイヤも交換しないとだめそうです。こちらもブレーキワイヤの次です。
こうしてあちこち交換していると、そのうち新車買う値段を超えそうです(笑

初めて串カツ田中に行ってきた

妻が飲み会なので、子どもたちを連れて、初めて「串カツ田中」に行ってきました。

妻はもう最近、揚げ物がちょっと…となっているので、ここぞとばかりに行ったわけですが、串カツ以外の居酒屋メニューも割とあって、小学生以下の子供はたこ焼き無料とか、ジャンケンでソフトドリンク無料とか、なるほど大阪のお店だけあるなぁ、となりました。確かに子供連れや若い人たちが客層の中心なのもわかる気がしますね。

ハイボールは子供がサイコロを振ってくれて、メガハイボールになりました。

お店の雰囲気づくりは子供連れていくには良い感じなので、たまに行くにはいいかもね。

【備忘録】旧車Miyata Ridge runnerの現状確認

息子が小学生になり、保育園送迎というミッションがなくなった今、通勤で使っている自転車を嫁車の電動アシスト自転車から、自分のロードバイクに変えようかなぁと思いつつ、30年ほど前の旧車故にあちこち整備しないと、通勤車として使えないなぁと。

ということでまずは現状把握。とりあえずチェーンだけは交換しましたが、やるべき整備がこたんまりとありますね。
いつもマンションの屋内駐輪場でしか見れていないので、子供を公園で遊ばせついでに、日中の明るい環境でじっくりと現状を確認しました。
このために、LUMIX G Macro 30mm F2.8を買ったのもあります。

まずはブレーキ。ワイヤ交換は必須ですし、ついでにシューも交換せねば。レバーやハンドル、グリップも変えたいけど、まずは重要保安部品からですね。
変速ワイヤも交換したいです。現状、フロント側のディレイラーの動きが渋く、3段のうちのトップギヤに入らないです。まずはワイヤの調整が必要ですが、長年のグリスと泥の堆積でスプリングの摺動も渋くなっていそうです。ここは、この後パーツクリーナーである程度洗浄し、グリス塗布しておきましたが、根本はワイヤ交換ですね。
あちこち錆びてきている部品も、サビ落としをしたい。
サドルも変えたいけど、とりあえず後回し。

自転車はこだわらなければパーツは安価なものから一通り揃っているので、チマチマ少しずつ交換しようと思います。
オリジナルを保てる部分は残しつつ、少しずつカスタマイズしようと思います。
しかしあれもこれも交換となると、ほんと究極はフレーム以外全交換とか、そうなると新車買ったほうが安上がりではとも思い、とても悩ましいですね。
SHIMANOのHPを見ていますが、あまりに古い自転車なので、ディレイラーなどの保守マニュアルもあまりなかったりします。

自転車もハマると沼ってのは、カメラに通じるものがありますね。

LUMIX G MACRO 30mm F2.8でお花をスナップ

なかなか日中試せなかった、LUMIX G MACRO 30mm F2.8ですが、子供を公園で遊ばせついでに、その辺にあるお花を撮ってみました。
やはりマクロ域ともなると、AFだけで撮ることが難しく、適宜MFに切り替えて撮影しました。

MFの操作性はもう一歩

AFの性能が向上した現在でも、マクロ撮影はMFのほうが便利です。被写界深度が浅くなるのと、AFではどこにピントの主体を置くかは被写体自動認識でもまだ難しく、ここの自動化は将来でも難しいでしょう。
ということで適宜MFに切り替えますが、レンズ自体にAF/MF切り替えスイッチはありません。LUMIX GX7MK3はカメラボディ側に切り替えレバーがあるので問題ないですが、マイクロフォーサーズもカメラによっては切り替えレバーがなく、メニューから切り替える機種もあるので、このあたりやはりレンズ側に切り替えスイッチは欲しかったですね。

加えて、フォーカスリングはバイワイヤ式ですが、リングの回転速度で大まかに2段階でフォーカス速度が変わる仕組みで、この速度切替の間の速度で回すと、突如フォーカスが速くなったり、逆に遅かったりと、このあたりリニアに行かないのが不満です。ボディによってはリニアに切り替えられるのかな?
この点もバイワイヤ式フォーカスとしては一世代前感があります。

とは言え、ボケ味はなだらかで、ボケに縁がつくようなケースは少なく、マクロレンズとして優れた描写を発揮します。一般のレンズも寄れるレンズが増えてきましたが、やはり寄ることを主体としたマクロレンズは、最短撮影距離付近の画質は一味違います。
ただ、このレンズはワーキングディスタンスがあまりないため、相当被写体に近づかないと高倍率撮影できません。焦点距離が30mmなので、そこは仕方のない部分ですが、レンズ先端から2cmまで寄らなければならないため、影ができやすいのは難点です。

なので本格的にマクロで撮りたいぞ~という人には、マイクロフォーサーズでは焦点距離45mmあたりが、適度にワーキングディスタンスも撮れるのでおすすめかも知れませんが、気軽にスナップするには、画角的にも30mmのほうが便利なのは確かです。

LUMIX G MACRO 30mm F2.8で桜スナップ

関東は桜もそろそろ終わりになってきましたね。

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.での撮影、なかなか出来ていませんが、最後の桜を少し撮ったので、アップしておきます。

東武東上線沿いの桜です。
M4/3における30mm、フルサイズでは60mm相当の画角ですが、使い勝手は良好ですね。標準レンズとして使えます。
このレンズと、手持ちのSUMMILUX 15mm F1.7があれば、もう大抵のスナップは問題ないですね。

解像力もボケ味もなかなか良いです。特に上の写真右上のボケを見ると、二線ボケの傾向もなく、まろやかですね。球面収差はやや補正不足気味にしている感じで、ここにはアップしていませんが、前ボケはもう少し固めです。マクロレンズとして良好なボケ味を持っていますね。
マクロレンズに外れなしといいますが、このレンズも良好な描写で、おすすめの1本ですね。

強いて言うなら、MF時のフォーカスリングの操作性が、若干リニアさに欠けることでしょうか。欠点はそれくらいですね。