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カメラを落とした! 原因推察と修理までの流れ

ちょっと前ですが、Nikon Z 9を落としてしまう(落ちてしまった、といったほうが良い)トラブルに見舞われました。

経緯としては、ちょうど百里基地に展開する米空軍のF-35A戦闘機撮影のため、撮影ポイントに移動でした。
レンズは、AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR(以下ロクヨン)をマウントアダプタのFTZ II経由でNikon Z 9に取付けていました。
レンズは5kgを超える非常に重いものなので、レンズ側のストラップを肩から斜めがけにして、ボディはレンズに装着した状態です。
この状態で移動中、ゴンという音がすぐ後ろでなりまして、連れの方が「カメラが!」というので振り返ると、歩道脇の草むらにZ 9 + FTZ IIが転がっているではないですか!
慌てて拾い上げると、一見草むらがクッションになって大丈夫かなと思いましたが…

しっかり打痕が付いていました。
ただ、落としたにしては、液晶など表示画面やファインダも割れていないし、SmallrigのL字プレートも特段傷はなし。

そして一度カメラをレンズに取り付けて電源を入れるとファインダに何も表示されず、肩液晶(有機ELですが)にこんな表示…

Err”

ああ、あっぱり壊れたか…
しかし、気を取り直して、一度レンズを外し、FTZ IIの接点に水滴がついていたのでふき取って再度装着、電源を入れると…電源入った。
ファインダも液晶面も表示できている。
さすがフラッグシップ機。頑丈だな!なんて思っている余裕はないけど、とりあえず撮影続行。もしダメだったら、サブ機のZ 8に切り替える予定でしたが、重量級レンズのロクヨンで撮る場合、Z 8より重く大きいZ 9のほうがバランスが取れるので、Z 9で撮りました。
撮影データ自体も…問題なさそう。ピントもちゃんと出ている。特段不具合はなさそうです。

Nikon Z 9落下後の撮影。ちゃんと撮れて、ピント精度も問題なかった


とは言えカメラは精密機器、分からない程度のゆがみや割れはあるかもしれません。特にマグネシウム外装はきわめて変形しにくい頑丈な材質ですが、強い衝撃が入ると割れることもあり、その割れはぱっと見てもわからない場合があります。
目に見えない細かな割れに対しては、探傷浸透剤やX線検査をしないと分からないため、やはり精密検査は必要です。

結局その日は1日問題なく撮影出来ましたが、落下品として数理に出すことにしました。

ちなみに落下原因は推測ですが、移動中にマウントアダプタFTZ IIのリリースレバーと体が触れてスライドして、外れてしまったのだと思います。それ以外考えられないので。
これがネイティブなZマウントレンズなら、まず体がカメラボディのレンズリリースボタンに触れて落としてしまう事故は発生しないはずで、このあたり、マウントアダプタという中継が悪さをした典型です。もうレンズストラップを使って移動するのはやめて、レンズの三脚座を持って移動することにします。
FTZ IIのリリースレバーも、体が触れてスライドしないよう、改修したいと思います。

クレジットカードの携行品補償で修理する

ちょうど今年の初めに、クレジットカードの携行品補償に加入しました。
クレカで買ったものでなくても、持ち物を使用中に破損させたり、盗難にあった場合など、10万円までの補償が出る仕組みです。(免責は1000円)
カードの保険会社に確認した所、補償が使えるようなので、ありがたく使用することに。入っていてよかった!
修理見積金額の分かるものと、破損状況の写真、購入時の金額が分かるもの後日提出する必要あり、こちらは申込用紙と共にカード会社に提出しました。

カメラはNikonのサイトからネットで修理依頼をかけ、落下品修理の場合、状態に関係なく初期見積ではNikon Z 9は94,000円の見積金額となっていて、この金額をカードの保険会社には提示しています。

Nikonのカメラの場合は、こちらから修理見積もりの確認ができます

「ショック・落下の修理品」を選択
Nikon Z 9のショック・落下の修理品の金額は見積もり時点で¥94,281

この見積金額を保険会社に提示しています。
実際の金額は、修理進行とともに不具合個所を洗い出して確定します。
マグネシウム外装は欠けが発生したため、交換をお願いしています。ここは前述の通り、目視で分からない割れなどが発生している可能性もあり、また微妙な変形も考えられます。

なお、保険会社からは、実際にかかった修理金額ではなく、見積時点での金額から支払額を決めるとのことです
これは一般的な保険もそうで、車なんかも修理するしないはユーザーに託され、見積金額から支払額が決定されますね。

そして保険の方ですが、支払い申込書と破損状況の写真、見積もりを送付してから1週間後、平日昼に何度か電話がかかってきて(機密の関係で勤務中は個人携帯持ち込めないので出られない)、留守電に「保険金の支払いの件でお電話いたしました。また改めさせていただきます」と何度も同じ留守電が。
これが2週間続いて埒が明かないので折り返し電話したら「お支払いします」とのこと。だったら留守電にその旨入れるよと!
このあたり、保険屋さんによってDX化が進んでいないなと思いました。ネット上でやり取りできる保険屋とそうでない保険屋、この違いは今の時代大きいですよ!
今回は、見積金額から免責の1000円を引いた、93,281円が支払われることになりました。最大10万円までの保険なので、助かりました。

実際の修理金額は…

今回、Nikonに火曜日に修理品が到着、金曜日には修理完了のお知らせが来ました。早い! 最初の段階では修理は3週間程度かかるとされていましたが、修理箇所が少なかったようです。

実際の修理金額は見積もりの半額以下となりました

修理金額は¥42,049と見積もりの半額以下で済みました! 思ったより安いです。つまり、あまり修理する箇所はなかったようですね。
土曜日には修理完了となったZ 9が納品されました。ただNikonの場合(他メーカーもそうらしい)、修理代金は代金引換で現金払いのみなんですよ。せめてカード払いできて欲しいですね。

修理箇所は

  • 背面カバー部組(傷の付いたマグネシウム外装)…¥8,118
  • 銅箔テープ…¥36(2点)
  • 視度調整ノブカバー…¥162

プラス交換工賃(関連系統の点検と調整、動作点検)、¥28,710に消費税と送料でした。
マグネシウム外装、もっと部品代も高いと思っていたら、1万円しないのですね。私、仕事でマグネシウム部品を扱っていて、それらはもっと単価が高い(最も特注品というのもありますが…)ので、さすが量産品は部品代が安いな、と思った次第。

この金額なら、現行品ならちゃんと修理したほうがいいと思いました。

きれいな姿で帰ってきました。
それにしても、落としたのに外装修理だけで済んだのが良かったです。ファインダや液晶が割れなかったのも幸いですし、イメージセンサがズレてしまうこともない(手ぶれ補正内蔵なので、強いショックでセンサがズレてしまう不具合は、わりとSONYなんかではあるみたいなので)のも良かった。
ここはフラッグシップ機の面目を保った感じでしょうか。

今回、人生で2回目のカメラ落下でしたが、いずれもNikonで、撮影の致命傷にならずに済んだのが幸いでした。SmallRigのL字プレートを装着していたのも、ショックの分散に繋がったかもしれません。
ほんと、落下には気をつけないとですね。機材が高価なだけに。そして使わなかったけど、サブボディとしてZ 8も持って行っていたので、本当に万が一のときでも撮影は継続可能。別にプロではないので、撮れなくても食いっぱぐれないけど、時間をかけて行った遠征先で撮れないと悲しいですからね。

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2023に行ってきた その2

展示飛行は午後から、ということで早めに昼食をとってから見てきました。

飛んだのは2機、6機ぐらいで編隊飛行してくれればいいのに~。まあ飛ばす側も事情があるんでしょうね。
この手のイベントの訓練に、本来の任務、訓練の時間を割いてまでできないのでしょうね。自衛隊は任務が多様化する一方、予算はなかなか増えないという事情もあります。
大きな予算は増えても、正面装備に回されがちですし。

展示飛行も終わって、ここの主役、SH-60Kをじっくり観察。

8422号機は2008年製造だそうです。一般にヘリコプターは運用方法や飛行時間によりますが、海上を飛ぶ機会が多い哨戒ヘリの場合は、かつては概ね20年程度でした。
が、やはり新しい機体の導入数が減っているため、寿命延長改修を行っています。
次世代のSH-60Lは、2023年度予算で6機調達が決まっていますが、トータルの取得数はSH-60Kより削減が予定されていて、K型も寿命延長改修をして長く使われそうです、一方で初期型は退役も始まっているようです。陸自だけでなく、海自のヘリ事情もなかなか厳しいようです。

そうそう、今回は資料館の見学も可能となりました。去年まではコロナ対策で、確か入れなかったはず。食堂も今年からですしね

帰投は動画主体で撮ったので、スチルはあまり撮っていません😅

その動画も肝心なところで失敗気味…動画撮影時のカスタム設定のボタン位置、すっかり忘れていて、AF/AEロックしたつもりがAFしていたとか…動画撮っているのについ瞬間をシャッターで押してしまいそうになったり、間違えて停止ボタン押してしまったり…。まだまだ慣れませんね。

しかし暑かった! 持っていった水筒840mlだけでは足りず、500mlのペットボトル2本消費。でも食堂が使えたので、しっかり食べて塩分補給もできたのが幸いでした。
この時期は水分補給と塩分は大切ですね。

ってことで皆様お疲れ様でした!

【百里基地】23/7/13の記録 日米共同訓練「ノーザン・エッジ23-2」のF-35A来日!

日米共同訓練「ノーザン・エッジ23-2」で、アメリカ・アイルソン空軍基地(アラスカ州)所属(テールコード:AK)のF-35Aが今月7日から百里基地に展開しています
これはどこかのタイミングで行かねば! ということで、行ってまいりました。いや休み取れてよかったよ。

しかしながら13日の天気は曇り時々雨、結果的にほぼ曇り、時々晴れ間が出たり、雨がぱらつく感じでした。もうなんだか梅雨というより完全真夏ですね。

早朝からお疲れ様です!

早めに行って正解でした。1stの上がりが遅い百里基地所属の3SQと比べると、なんと午前7時には1stでAKのF-35Aが上がってくれました。

もう! 何で曇天なんだ! ほんとついてないですね。前日までは晴れていたのですけどね。
ところでやらかしてしまいました…

移動中、望遠レンズのストラップを首から下げていたのですが、どうやらマウントアダプタFTZ IIのリリースレバーが体に当たってレンズからボディが外れてしまいました…。

カメラが落ちてしまいました。落ちた先は草だったけど、アスファルトにも当たったようで。Nikon Z 9のマグネシウム外装に欠けと傷が…。
このあとレンズに装着し直したらErr表示…。万事休す、予備機のZ 8に切り替えようと思いましたが、濡れた草のところに落ちて、接点が濡れていたかな? 接点拭いたら直りました。そしてカメラも動きました。ということで、そのまま撮影続行。このあたりの頑丈さは流石に上級機です。
ロクヨン(AF-S 600mm f/4G)装着時のストラップ掛けての移動は、少し考えなければですね。

気を取り直して撮影は続行。更に8時にも上がります。

やっぱり曇りだ…。晴れていればなぁ。

SKYMARK いい捻りだ

移動して降りを撮ります。
雲の切れ間に晴れ間も見えたけど、基本曇り。うむむ。ここからはテレコンを入れて、850mm相当で撮影しています。

ただでさえ曇天なのに、4機のフォーメーション進入時はさらに霞んでいました。非常に厳しい状況。
でも見れただけ良いか~。

そして3SQのF-2も。米軍に刺激されて?、なかなかに良い捻り。

重ね重ね、天気さえ良ければね。

そして15時位にF-35Aが更に上がる。

いやーなかなか熱心に訓練している。時間も長く、さすが世界一の空軍、訓練時間も自衛隊より長いのでしょうね。

そして、この上がったF-35Aが降りてくるところを見ようと思ってずーっと待っていました。
1時間、帰ってきませんね。
そしてさらに30分…やっぱり帰ってきません。

F-2はタッチアンドゴーしていましたが、結局このあと17時半まで粘ったけど、F-35Aは帰投せず、ここで自分は時間切れ。
このあとF-35Aが戻ったのは更に1時間半後だったようで、粘って待っていた方々は、ほぼほぼナイトな撮影になったようです。

帰投を見れなかったのは残念でしたが、撮影仲間にも会えて、撮影も楽しめたので良しとしましょう。
次行けるのは…暑いけど来月にはまた行きたいな~

サクッとアトラス航空を撮ったり

所要があり、ついでなのでちょこっとだけ横田基地で撮ってきた。

アトラス航空のB767-300ER。B767は中型旅客機のベストセラーで、1980年代から2000年代にかけてのボーイングの主力販売機種の1つでした。
現在は、後継機種のB787シリーズにその座を譲り、既に旅客機型は製造されていませんが、軍用型としては、航空自衛隊が運用する早期警戒管制機のE-767や給油機のKC-767、KC-46はB767-200ERをベースとして製造されています。
特にKC-46は最新の給油機で、これから一定数製造されるので、まだまだB767は現役なんですね。

さてアトラス航空のこの機体は、コンチネンタル航空の機体として1995年に登録されたものの、恐らく運用されずにベトナム航空で運用され、その後いくつかの航空会社を経て、現在のアトラス航空が運用しています。アトラス航空は米軍の輸送業務も請け負っているので、こうしてよく横田基地に飛来します。
機齢は28年になるので、そう遠くない将来引退するかもしれませんね。

これだけサクッと撮ったら雨が降ってきたので避難。そうしているうちにKC-135給油機が飛んでいきました…。取り逃しました。KC-135もどんどん引退するから、撮りたいんですけどね。

羽田に降りる旅客機、海外の機体も増えてきたかな

撮ったのは先月ですが、自宅ベランダから技量維持のため、AF-S 600mm f/4GにテレコンバーターTC-20EIIIを装着し、1200mm相当で撮影した、羽田空港に降りる旅客機を撮影。
ちょうどうちからは、15時以降南風の場合、東京都上空に入り旋回して羽田空港のA滑走路に降りる機体を見ることが出来ます。

この日は天気が悪く、RAW現像で明瞭度などを調整したのでちょっと画質はいまいちです。

カナダエア B787-8 (C-GHPT)

へぇ、カナダ航空も羽田に来るんですね。羽田~トロント間の定期便は今年の5月から再開とのことだったので、多分それでしょう。

ハワイアン航空 A330-200(レジ番号見えず)

ハワイアン航空、ホノルルから来ているのでしょうね。少しずつ日本からの観光客も増えてきているのでしょうか?

ANA 鬼滅の刃 じぇっと -壱- B767-300(JA616A)

なかなか近くで見る機会がない鬼滅の刃じぇっと、DHC-800型ターボプロップ機でも鬼滅版が出るようなので、それも撮ってみたいですね。やっぱりちゃんと空港に出向かないとだめですね。

久しぶりに1200mmを手持ちで撮ると、まあ難しいのなんの(笑
定期的に撮らんとだめですね。

Nikon Z 9 FW:C Ver4.00の暗所AFを試す

動画AFにて、Nikon Z 9とFW Ver3.10と4.00の暗所でのAFを比較してみました。

確かに今回は、かなり安定して合焦するようになりました。
それでもまだ一眼レフのD850ほどスパッとは合わないですね。暗くなるほどAFはゆっくりです。

それでも合わないで行ったり来たり、という頻度がかなり減ったので、やっとそれなりにまともになってきた印象です。
ところでZ 8も同じ感じなのかな? 今度テストしてみたいと思います。
ホント暗所AFはZシリーズの鬼門ですね。一眼レフのDシリーズは本当に暗所に強かったのに…

サクッと編集してアップしました

Nikon Z 9 C:Ver.4.00公開開始!

Nikon Z 8登場から半月、Z 8で新規追加された機能がNikon Z 9にも反映される? と思いや、Z 8で搭載されたHEIFや飛行機専用被写体認識モードの追加はありませんでした。
とはいえ、メジャーバージョンアップでVer3.10から4.00になり、さらなる機能追加と改善がありました。

とてもたくさんあって追いきれないくらいです。

オートキャプチャーがFW C:Ver4.00最大の目玉かな?

■ 静止画撮影関連

  • 静止画撮影メニューに[オートキャプチャー]を追加しました。
    キャプチャー条件としてモーション距離被写体検出を設定し、設定した条件でカメラが被写体を認識すると自動で連続撮影を行います。
    ※ キャプチャー条件[距離]は NIKKOR Z レンズ装着時に使用できる機能です。NIKKOR Z レンズ以外のレンズを装着している場合、動作しないことがあります。
  • ハイスピードフレームキャプチャー撮影時でプリキャプチャー機能を使用する場合に、プリキャプチャー機能がキャンセルされるまでの時間を 30 秒から 300 秒に延長しました。
  • 静止画撮影メニュー[スロット2 の機能]で[JPEG+JPEG 分割記録]選択時の画像サイズ設定に[サイズ L]を追加しました。
  • オートブラケティング撮影時に選択できる補正ステップ幅を追加しました。
    ※ [オートブラケティングのセット]を、[AE・フラッシュブラケティング]、[AE ブラケティング]、または[フラッシュブラケティング]に設定している場合です。この変更は、[インターバルタイマー撮影]>[オプション]>[AE ブラケティング]>[補正ステップ]にも適用されます。
    ■ 動画撮影関連
  • 動画撮影メニューに[オートキャプチャー]を追加しました。
    キャプチャー条件として、モーション距離被写体検出を設定し、設定した条件でカメラが被写体を認識すると自動で動画記録を行います。
    ※ キャプチャー条件[距離]はNIKKOR Zレンズ装着時に使用できる機能です。NIKKOR Zレンズ以外のレンズを装着している場合、動作しないことがあります。
  • N-Log 動画撮影時に[ISO 感度設定]>[M モード時の ISO 感度]に低感度を追加しました。
  • ハイレゾズーム速度の設定内容を変更しました。
  • スローモーション動画機能を追加しました。
    ■ 再生関連
  • 再生時の i メニュー項目[送信指定(PC)]、[送信指定(FTP)]の機能を変更しました。また、同メニュー項目に[優先送信指定(PC)]と[優先送信指定(FTP)]を追加しました。

    ■ 操作関連
  • レンズのパワーズームに対応しました。
  • [カスタムメニュー]に d6[露出ディレーモード]を追加しました。
  • 以下の[カスタムメニュー]に割り当て可能なボタン、割り当てられる機能を追加しました。また、設定のリセット機能を追加しました。
  • f2[カスタムボタンの機能(撮影)]
  • f3[カスタムボタンの機能(再生)]
  • g2[カスタムボタンの機能]
    ※ f2[カスタムボタンの機能(撮影)]と g2[カスタムボタンの機能]に割り当てられる機能に追加した[瞳の切り換え]を割り当てると、左右の瞳を切り換え可能になります。
    ※ f3[カスタムボタンの機能(再生)]に割り当てられる機能に追加した[画像送り時の拡大位置]>[ピント位置優先]に設定すると、拡大再生してコマ送りする際、各画像の撮影時のフォーカスポイント位置を中心に拡大表示できるようになります。
  • [セットアップメニュー]の[レンズ情報手動設定]の機能を変更しました。
  • IPTC プリセットの[Category]で登録できる最大文字数を変更しました。
  • [セットアップメニュー]の[電子音]のメニュー構成を変更して、電子シャッター音の音量や音の種類を選べるようになりました。
    ■ 表示関連
  • マニュアルフォーカス撮影時に表示されるフォーカス距離指標に距離表示機能を追加しました。
  • [セットアップメニュー]の[ファインダー表示サイズ(静止画Lv)]を[ファインダー表示サイズ]に名称を変更し、動画モードや再生モードにも適用される様にしました。
    ■ ネットワーク関連(NX Field にも関連)
  • [ネットワークメニュー]の[FTP サーバーと接続]に機能の変更と追加をしました。
  • 連動レリーズモードの設定方法を変更して、登録できるグループ数を 20 に増やし、グループ内でマスターカメラから制御できるリモートカメラの台数を 16 台に増やしました。
  • [ネットワークメニュー]の[カメラと接続]に[著作権情報の上書き]を追加しました。
    ■ アプリケーション関連
  • NX MobileAir との組み合わせで機能を追加しました。
  • カメラの静止画ライブビューに NX MobileAir の状況を表示する様にしました。
  • カメラの[メニュー設定の保存と読み込み]でメモリーカードに保存したカメラの設定データをスマートフォン(NX MobileAir)に保存したり、スマートフォンからカメラのメモリーカードに送信したりできる様にしました。
    ■ その他
  • [3D- トラッキング]において、[AF 時の被写体検出設定]で[オート]、[人物]、[動物]、[乗り物]を選択し、かつ被写体が検出できていない場合における小さく動きの速い被写体の捕捉精度を向上しました。
  • 低輝度・低コントラストの被写体のフォーカス精度を向上しました。
  • 低速連写でフリッカー検出時の AF ロックオンを改善しました。
  • これら以外のオートフォーカスの動作や安定性も改善しました。
  • 人物撮影時のオートホワイトバランス性能を向上しました。
  • [ファインダーの明るさ]が[オート]の時に再生モードのファインダー表示が暗くなる場合がある現象を改善しました。
  • インターバル撮影において、輝度差のあるシーンや、スターライトビューを使うような暗いシーンでも 1 枚目から適正露出で撮影されやすくなりました。
  • スターライトビューが ON の時は、ヒストグラムを表示しないようにしました。
  • 動画記録可能な残り時間が少なくなった場合の警告表示を、残り時間が 1 分未満のときに残り時間表示部が赤背景に白文字となるよう変更しました。また、動画記録中でない場合でも警告表示が出るようにしました。
  • 動画の再生画面で、タッチ操作によるプログレスバーの再生位置変更時により細かく送れるように改善しました。
  • メニュー項目などの「キャプチャ」を「キャプチャー」に変更(長音を追加)しました。
  • 以下の不具合を修正しました。
  • [モニターモード]を[ファインダー優先 1]または[ファインダー優先 2]に設定し、[レリーズモード]をハイスピードフレームキャプチャーに設定した状態で半押しタイマー OFF から復帰すると、カメラが操作を受け付けなくなる場合がある。
  • カメラで RAW 現像する時にピクチャーコントロールの調整を行うと、操作を受け付けなくなる場合がある。
  • 連続撮影中にファインダー内のフォーカスポイントの表示がまれに異常になる場合がある。
  • [画像サイズ設定]>[画像サイズ(DX)の適用]>[ON]に設定した状態で、DX フォーマット対応レンズ装着時に QUAL ボタン+サブコマンドダイヤルで[画像サイズ]の変更ができない。
  • スピードライト SB-800 を装着して発光禁止で撮影した後に、SB-800 が操作を受け付けなくなる。
  • [ヴィネットコントロール]を[しない]以外に設定した時、周辺光量低下に対する補正が適切でない場合がある。
  • 動画のフレームレートを 120p または 100p に設定して Camera Control Pro 2 で撮像範囲を DX に変更すると、FX に戻すことができない。
  • [カスタムメニュー]>[フォーカスリングの角度設定]を[ノンリニア]以外に設定している場合、[カスタムメニュー]>[AF 設定時のフォーカスリング操作]の設定が[無効]でも、フォーカスリングを操作するとピント位置が移動する。
  • [ネットワークメニュー]>[スマートフォンと接続]の[Bluetooth 通信機能]と[電源 OFF 中の通信]をいずれも[OFF]に設定して[Wi-Fi 接続]が[ON]の時、カメラの電源を OFF にしている間に通常よりも電池残量が早く減少してしまう。
  • ドイツ語、韓国語のメニュー項目やヘルプの一部に誤記がある。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/494.html

とにかく機能追加と改善項目の多さに驚くとともに、ならZ 8の機能も入れてよ~と思わなくもないですが、これを見ると、ほぼ同じような性能と思われるZ 9とZ 8も、全く同一のFWではないことから、ロジック回路の違いもそれなりにあるのかなと思われます。

動画から切り出したFWアップデート中のZ 9、ピンボケやん…

実は昨日Z 9のFWアップデート前後のAF挙動や、アップデート中の動画をZ 8で撮ったのですが、見事にピンボケ…
いや正確に言うと、絞りを開きすぎて、背面モニタの「Nikon」ロゴにはちゃんちピントが合っているのですが、そこにしか合っていない…被写界深度が浅すぎた。大失敗でした…。動画撮影に使ったNIKKOR Z 40mm f/2自体、最短撮影距離付近だと、やや球面収差が多めになるのも影響していますね。
ただし、Z 9自体でFWアップ前後で、やや暗い場面でのAF挙動比較動画を撮ったので、それは後日アップしたいと思います。

何やってるんだオレ…

【百里基地】23年6月7日の記録

ちょうど仕事の谷間があったので、有休をねじ込んで行ってきました。ま、その仕事はトラブル発生で結局大忙しですが、もう有休取ったので(笑

それにしても、相変わらず3SQは1stが遅いですね。結構早めに行ったけど、割と待ち時間がありました。それでも、一発目に大胆に捻ってくれた!

近い! 鋭いツッコミだ!しかも1機目が一番ベイパーが出てくれました。ただし、上がったのは3機のみ。
600mmにテレコン無しでこんなに近いとは、はみ出ましたよ。
実はこれには訳がありました…

実は、Nikon Z 9がDXクロップになっていました。そしてこの撮影時点でまだ気づいていません。今日は近いなぁ…くらいにしか思っていません。
これはZ 8もそうですが、Nikonのミラーレス、DXにクロップしていても、右上に小さな文字で「DX」と表示されるだけです。これ気づかないんですよね。ミラーレスの利点は、クロップしてもファインダいっぱいに表示できることですが、同時に、クロップしていることに気づかないという欠点もあります。
先日のZ 8のトライで新宿のニコンプラザに行った際にも、中の人に要望はしておきました。クロップしていることが分かりづらい。動画録画中のように、画面にグレーの透過フレームを入れてくれないかと。
ファームアップでなんとかしてほしいですね。

午後の上がり。久しぶりにあの場所から撮りましたが、この日も気温が高く、陽炎でどうにもなりませんな。

だんだん撮影が厳しい時期になってきました。気温が上がれば体力消耗するし、陽炎の影響も大きいし。
上がったのは、救難U-125Aと、そしてまたしてもF-2は3機のみ。この日は低調でしたね。

お、入間の司令部支援飛行隊のT-4が。またこの日は浜松基地の第1航空団のT-4もいました。写真は撮っていないけど、陸自のUH-1Jも来ていたので、外来機が多かったですね。

3SQはこの後夕方も飛んだのかしら? 午前の機動が撮れて満足だったので、早めに帰途に就きました。その分、寄り道もしたので、その話はまたの機会に。

今更ですが…横田基地日米友好祭でKC-10を見学した動画

今後退役が進むKC-10給油機を見学できる機会はなかなかなくなってきそうなので、動画も撮ってみました。

KC-10給油機を見学

しかし、動画って難しいな…。もっとパンとかゆっくりしたほうがいいなと、撮った後いつも思ってしまいます。

手ぶれ補正、もう少し効いてくれたらなぁと思うことも。OM SYSTEMみたいに効きすぎて画面が貼り付いちゃうのも何だしなぁ…。
もっと練習しないとですね。