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ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その2

飛行展示が大幅に縮小されたためか、観客数も近年の自衛隊イベントに比べると、比較的少なかったですね。おかげでゆっくり展示機を見ることが出来ました。
ヘリコプターフェスティバルなので、館山航空基地所属機以外に、県警、消防庁や陸空自衛隊ヘリの展示もありました。

お久しぶり!OH-1

久しぶりに見ることが出来たOH-1。国産偵察ヘリですが、2015年の事故でエンジンに不具合が見つかり、長期間飛行停止していました。
2019年に飛行再開となりましたが、エンジンの対策部品の調達が遅れていることから、現時点で飛べる機体はまだ少ないようで、そのうちの1機であることから、貴重な飛べるOH-1ということになります。
現時点においては、偵察システムも古くなってきていますが、特に改良の話は聞こえてきません。そもそも飛べる機体が少ない上に、攻撃ヘリも退役が進んでいて、陸上自衛隊のヘリ部隊は冷遇されている感じがしますね。

10時時点。このくらいの観客数がちょうどよいなぁ

要人輸送ヘリEC-225LPスーパーピューマⅡ

固定翼機はアメリカ製が多い中、日本は官民問わず、何気にヨーロッパのヘリは多いですね。陸上自衛隊では唯一のヨーロッパ製の機体、EC-225LPです。
木更津駐屯地の特別輸送ヘリコプター隊所属機で、以前木更津駐屯地見学で見せていただきましたが、今回は初めて格納庫内ではなく外で見ることが出来ました。
といっても要人輸送機は機密度が高いので、中は窓越しにしか見えませんが、内装は要人輸送機だけあって豪華です。

これから減勢する汎用輸送ヘリUH-1J

立川駐屯地から来たそうです。汎用ヘリとして、全国の陸上自衛隊駐屯地に配備されている機体です。傑作ヘリUH-1の国内改良型で、富士重工製です。後継の改良型UH-2の部隊配備が2021年より開始されているため、この機体も90年代の初期生産機から退役が始まったものの、数は以前多く、まだしばらく主力ヘリでしょう。
計器類がアナログメーターで、近くにいた隊員さん曰く「もっとも自動化が進んでいないヘリです」という古い機体です。この写真の機体は2005年製のようで、UH-1Jでは若い方の機体(最終生産は2007年)ですが、それでも17年経過しているため、後継機の開発が遅すぎた気がしますが、とにかくもう10年くらいは飛ぶのでしょうね。

続く…

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022に行ってきた その1

更新が遅れて申し訳ございません。ぼちぼち編集しつつ、先日行ってきた海上自衛隊館山航空基地で行われた「ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA 2022」に行ってきました。

直接車では行けませんが、パークアンドライド方式で、イオンタウン館山の専用駐車場に停めて、そこからバスで移動…だったのですが、館山航空基地直通バスは満席、次のバスは1時間後…、途中までの”渚の駅”たてやままでのバスならすぐ乗れる、ということで、渚の駅から歩くこと20分、館山航空基地に到着。
途中、渚の駅の臨時駐車場があって、そこに停めたほうが近かったというオチ…。
今回初めていったので、勝手がよくわからなかったですね。

哨戒機USH-60Lの展示

今回、新型コロナの第7波の影響か、飛行展示が大幅縮小されたのと、飲食の屋台がが一切なくなってしまったのか、観客は比較的少なめ、お陰でゆっくる見ることはできました。展示自体も少なかったですが、それでも入って目の前に、現在厚木基地で試験中の新型哨戒機、XSH-60Lが展示されていたので、早速見てみました。
※勘違いしていましたが、この機体は8901号機のため、L型ではなくK型の試験機でした。USH-60Kですね。早とちりしてしまいました。

柵もなく近くで見られた!新型機とは言え、ベースは現行主力のSH-60K哨戒機を改良しているだけに、SH-60JからKになった時ほどの大きな変化はなく、むしろぱっと見ではほとんど区別は付きません。というかこれがK型ですね…。FDRが古い時点で気づけとw

続く…

初めてSnapBridgeからZ 9のファームウェアを更新してみた

Nikon Z 9の最新ファームウェアVer2.10が発表された日、娘も私も新型コロナウイルス感染で寝室隔離されていたので、当然カメラを触るどころではなかったのですが、やっと隔離も一段落しましたので、自室に置いてあったZ 9のファームウェアアップデートを実施しました。

今回、初めてスマホアプリのSnapBridgeからのバージョンアップを実施してみました。

SnapBridgeでZ 9にファームウェアを転送中

SnapBridge上でのファームウェア更新が表示されるのはタイムラグがあるようで、例えば公開当日だと、まだSnapBridge上には更新表示が出なかったりしますが、流石に1週間以上経過してたため、SnapBridge上にも更新の表示が出ていました。

さて転送ですが、途中、BluetoothからWi-Fiに接続が切り替わるのですが、どうもこれがうまく行かず、何度か転送が止まってしまいました。どうもZ 9は未だSnapBridgeの接続切り替え(Bluetooth↔Wi-Fi)が不安定だったりします。D850でも初期の頃はそんな感じだったような気がするので、やっぱりWi-Fi接続ってどうも信頼性に欠けるのは、どこのメーカーも一緒だな、なんて思ったり。
また、転送中にカメラがスタンバイに入って、そのタイミングで転送が止まることも。転送中にスタンバイに入るなって話です。

SnapBridgeからの転送が完了すれば、後はこれまでのメモリカードからのファームウェア更新と変わりません。というか、SnapBridgeからの更新も、あくまでカメラのメモリカード側に更新ファイルを転送しているだけですから。

更新は相変わらず時間がかかりますね。ミラーレスになって、FWのファイル自体も大きくなっていますから、更新も時間がかかりますね。

更新完了し、Ver2.10に

無事Ver2.10に更新されました。さて更新内容は、小さな被写体のAF追従性向上や、C-AF時の瞳・顔認識時のピント精度向上、AFの背景張り付きの改善など多岐にわたっていますが、高周波フリッカー低減が大きなトピックでしょうか。

「高周波フリッカー低減」機能を追加、AF性能を向上静止画撮影モードに、新たに「高周波フリッカー低減」機能を追加。露出モードがS(シャッター優先オート)またはM(マニュアル)のとき、「高周波フリッカー低減」機能をONにして、シャッタースピードの設定ステップ幅を最小1/96段※まで狭めることができます(通常は1/3段または1/2段)。シャッタースピードを従来よりも細かく設定することで、高周波LEDを使用した看板や照明が画角内に入る場合でも、フリッカーの発生を抑えた画像が得られます。
また、小さな被写体に対するAF追従性や「コンティニュアスAF」時の「瞳AF」/「顔検出AF」のピント精度などを向上。より確実、かつ安定したAF撮影を実現します。

https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_9/

だそうです。近年、LED照明が増えてきましたが、こうした照明はスイッチングにより光量制御していたりするので、その高速点滅による縞状のフリッカー低減が可能です。
今のところ、こうしたフリッカーで困った経験はありませんが、照明の種類によっては顕著なんでしょうね。

さて実写でどのくらいFW更新の改善具合を体感できるかな?

御殿場へお泊まりお出かけしてきた3【富士山とめんたいパーク伊豆】

今回泊った場所の良いところ、ベランダから富士山がよく見えるところですね。

タイムラプス用にNikon D810を設置したが…

着いた当初は濃霧で富士山は諦めかけていたのですが、夕方から少しずつ晴れて見えるようになってきたので、タイムラプス用にインターバル撮影しました。
一応、AC電源取れたらと思って、EH-5b+EP-5Bも持っていたたけど、コンセントは外になかったので、やむなくバッテリのみで撮影。ただ、本体搭載とバッテリパック(単3エネループ8本)だけでは、明け方までに電池残量が尽きてしまいました。
こうした撮影でも、Z 9なら大容量モバイルバッテリを併用することで、バッテリでも長時間撮影できるので、そろそろそういう撮影方法も検討しないとですね。
最も、D810でもEN-EL18系のバッテリを使えば、もう少し持つとは思います。そろそろエネループでの運用も潮時かな…。

一応明け方までは撮れたので、そのうちタイムラプス動画にするつもりです。

しかし富士山周辺、御殿場周辺は天候がコロコロ変わるのがよくわかりますね。

午前中の3時間でこれだけ表情が変わるのです。最後の写真なんか、まるでその雲の中にUFOでもいるのか!?って感じですね。
お面白いです。

めんたいパーク伊豆へ

めんたいパーク、茨城県大洗は行ったことがありますが、伊豆にも出来ていたのですね。ということで、御殿場から車で40分、行ってきました。
いや~、めんたいパークってこんな感じだったっけ? 子供が遊べる展示がたくさんありました。
明太子をここでキャラクター化してテーマパークにしてしまうとは、かねふく、恐るべし。

明太子に顔が付いてるんですよ(笑 そしてここの2階は子供の遊べる屋内の広大なスペースがあります。暑くて外で遊ぶのが危険になるくらいな昨今、こういう場所は助かりますね。
おみやげも買いました。まんまとかねふくの戦略に乗りました(笑)。子どもたちは楽しかったようなので、良かったとしましょう。

御殿場へお泊まりお出かけしてきた2【富士山の見えるコテージ】

週末の御殿場旅行、お泊り先は、どことは言いませんが、3年ほど前にも来た、富士山の見えるところです。

ホテル棟とは別の、コテージをとりました。と言うのも、ベランダでBBQができるから。
しかも炭の着火などは全てやってくれて、こちらは後は焼くだけでOKです。
ホテル棟と違って、子供が多少騒いでも心配ないし、何より部屋が広い! 6人まで泊まれるタイプなので、4人家族には十分な広さです。
ベランダも広いし、雨が降ってもできるので、良いですよね。この日は、雨ではないけど、ずっと霧が出ていて、残念ながら着いた当初は富士山は全く見えませんでした。

が、子供らとホテルにあるプールで泳いだ後、BBQを始めると、少しずつ霧が晴れてきました。富士山が所々で顔を出すようになってきました。

気がつけは、御殿場市街も見えるように。本当にこのあたりの天候はコロコロ変わりやすいです。富士総合火力演習が、この場所なわけですが、コロコロ天気が変わってたっけなぁ。一般公開はもうやらないのかな?
ということで、買ってきた御殿場高原ビールとともに、BBQを楽しみました。やっぱり炭火で焼くと美味しいね。

この後温泉に入り、ラウンジで妻と娘を待ち(ついでにウイスキーを嗜む)、卓球したりFUJINON双眼鏡で御殿場や星を見たりしました。

ちょうどタイムラプス用に、ベランダに三脚据えて、D810を設置していたので、この時は三脚なしでしたが、Z 9の、というよりZ 24-200mmの内蔵手ぶれ補正がよく聞くので、案外手持ちでも星は何とか撮れました。まあZ 9の高感度耐性はそれなりなので、ISO25600まで上がるとノイズだらけですが…。この辺り、もう少しノイズ耐性は頑張ってほしいな。SONYのα1は、より高画素ながら、もう少しマシみたいなので。

ともあれ、家族で宿泊を満喫したのでありました。

御殿場へお泊まりお出かけしてきた1【時之栖】

予約したのは3ヶ月前、その時点でCOVID-19の状況は不明でしたが、お出かけも問題なさそうな状況でしたので、家族で御殿場にお泊り旅行をしてきました。

東京はこの日から最高気温35℃とのことでしたが、御殿場はさすが富士山の麓、ここだけ物凄い霧でした。ただ気温は低くて27℃くらいなので、過ごしやすかったです。関東とはこんなに気温差があるなんて。

チェックインまで時間があったので立ち寄ったのが、御殿場高原「時之栖」
夜BBQをするのに、ビールを現地調達しようと思いまして、御殿場高原ビールもあるしね、ということでちらっと立ち寄りました。
ホテルもあるけど、飲食関係尾のお店やらお土産屋やら美術館やら、なにやら色々集まっている感じでしたね。

家族写真ばかりなので、あまりお伝えできる写真は撮っていないけど、割と見るところとグルメはあるようなので、時間があるときゆっくり見ましょう、といったところかな?

地図を見ると、宿泊地だけでも複数あり、キャンプ場やスポーツグラウンド、美術館や温泉なんかもあるみたいです。1日遊べる感じですね。

ということで、ビールを買って宿泊地へ向かいました。続く…

Nikon Z 9で夕方の被写体撮影で思うところ

【お知らせ】本ブログのサーバーの調子が悪く、同じドメインのHPの方は問題ないのに、WordPressのブログはアクセスできない、と言う症状が断続的に続いています。
昨日サーバーメンテナンスが入ったようですが、その後も時々ダメなこともあるようなので、見れなくなった場合は少し時間を置いてお試しください。

写真は週末の夕方に何気に撮った、いつもの光が丘清掃工場の煙突。

Nikon Z 9 + FTZ II + AF-S NIKKOR 200-500mmf/5.6E ED VR (380mm 1/400s f5.6 ISO7200)

夕方ですが、まだ肉眼でもはっきりと見える状況。写真ではRAW現像時にすこし明るさを落としていますが、実際肉眼で見た感覚はこれより明るいです。
ここで問題なのは、この明るさでZ 9のAFは合焦が微妙なのです。

この状況では、オートエリアAFにしているのですが、コントラストが低い白い煙突とは言え、一眼レフであれば、D850やD810でも合焦可能でした。
ところが、Z 9だとどうしても煙突で合焦せず、下に写っているマンションで合焦させてから、フォーカスロックで撮影しています。はっきり言って、これはフラッグシップ機ではかなり問題ですね。カタログスペック上だけでは

-6.5~19EV(スターライトビュー有効時:-8.5~19EV)

※静止画モード、シングルAFサーボ(AF-S)、ISO 100、f/1.2レンズ使用時、温度20°C

https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_9/spec.html

となっていますが、これを開放f値f/5.6のレンズに当てはめると、-1.5~EVとなるわけです。
D850では

-4~+20EV(ISO 100、常温(20℃))

https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d850/spec.html

となっていて、レンズは何を使っているか書かれていません。が、いずれにしろ、スペック上ではZ 9は勝っていますが、実際のところ…D850のほうがずっと暗所AFは強いです。困ったものですね。
個人的に思うのは、Z 9の像面位相差AFは、ちょっと暗いとあまり有効ではなく、ほとんどコントラストAFに近い挙動を示していますが、そのコントラストAFも少し暗いとイマイチなのかな、と思っています。

後はノイズでしょうか。上の写真を等倍にしたものがこちらです。

等倍ではノイズが目立つ

ISO7200、高画素機であればこんなものかなとも思いますが、あまりD850から進化を感じないというか、これでもノイズリダクション「弱め」なんですが、もう少しディテールは残ってほしいなと思います。

あと、Z 9のRAW画像、ノイズリダクションが大雑把にしか設定できないのも不満です。

Z 9のRAW画像はノイズリダクションの細かい設定が出来ない

何でこんな仕様なんでしょうね? 高効率圧縮RAWの採用などあって、これまでのNikon機とRAWの仕様が異なるからでしょうか?

次のファームウェアアップデートの噂も出ています。AFの修正と改善が入るようなので、暗所AFはもうひと踏ん張りして欲しいところです。

茨城空港航空広場のファントムがお色直ししたので見てきた

航空自衛隊百里基地に併設されている茨城空港が2010年に開港し、その横の航空広場に2011年から展示されている2機のファントム。
設置から10年以上経過し、展示機の塗装が色あせてきたことから、2022年1月にクラウドファンディングにより塗装費用が募られ、目標金額に達したことから、塗装が行われました。
塗装途中は見てきましたが、完成したファントムを見るのは、この日が初めてとなりました。

本当は、F-2の撮影をしたかったのですが、残念ながらこの日はノーフラ、「魔金(魔の金曜日)」に当たってしました…。気を取り直してファントムを撮影です。

RF-4EJ (87-6412)とF-4EJ改 (37-8319)

お色直しが完了した2機は、褪せた色が復活し、往年のカラーが蘇っていました。

手前のRF-4EJ (87-6412)は、F-15J戦闘機の導入により余剰となったファントムを、偵察機に改修した機体になります。写真の412号機は、改修された全15機のうち、2号機から8号機目までの限定改修型と呼ばれる機体で、長距離斜め写真(LOROP)撮影用ポッド運用能力のみ運用可能な機体です。垂直尾翼にJ/APR-6レーダー警戒装置の半球形センサが入っていないタイプです。
元々戦闘機だっただけに、スパローやサイドワインダー対空ミサイルの運用能力が残されている他、機首のM61バルカン砲も使用可能です。実際に、AIM-9Lサイドワインダーを搭載していたこともあります。

奥のF-4EJ改 (37-8319)は、導入時から近代改修された機体です。レーダーが改修された他、国産のAAM-3対空ミサイル宿も運用可能となります。

ディテールもなかなか良く再現されていますね。機体の注意書きもちゃんと残っています。
今回は、環境にやさしい水性塗料を使ったとのこと。最近水性塗料の耐退色性も向上したそうで、向こう10年、どの程度まで色が保たれるか気になるところです。

こうしてじっくりディテールを観察できるのも、この公園の展示機の醍醐味ですね。

末永く展示されてほしいですね。あと20年もすると、F-15JやF-2も並べられるのかな?

【サイボクに行ってきた】AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D編

このシリーズ?最後に登場するのは、Fマウントの名レンズの1つ、AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dです。

何度か紹介していますが、DC(Defocus-image Control)機構を採用し、球面収差の補正量をコントロールすることで、前ボケや後ボケの特性を調整できます。
DCリングをR側(リア側)に回せば、球面収差の補正が補正不足側となり、後ボケが柔らかくなる反面、前ボケは固く二線ボケ傾向になります。
どちらのボケを重視するか調整できますし、中立にすれば普通のレンズとして使えるほか、過剰にDCリングを回せば、ややコントラストが低下するけどふわっとしたソフトフォーカス気味な描写も得られます。
遊び心満載のレンズです。

Nikon Z 9 + FTZ II + AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D

このレンズは、ついつい絞り開放で撮りたくなります。と言うか絞りいらない(笑)

やはり前回のCOMURAと比べると、写りは現代的です。ただ、このレンズ、光線状態によっては、軸上色収差の影響か、パープルフリンジが出やすいレンズでもあります。このあたりはデジタルなので画像補正可能ですが、それ以外に特に不満はありません。
レンズ内AFモータは内蔵していないレンズゆえ、Nikon ZシリーズのFTZ II経由ではマニュアルフォーカスとなってしまうのが残念。
一眼レフと違って、ボディ内手ぶれ補正が使えるフルサイズのZボディ、ピントもコントラスト式と像面位相差の併用で、より精度も良くなっているので、ぜひ価格が上がってもFTZのモータ内蔵版は出て欲しいところです。

もちろん、ZマウントのDCレンズも大歓迎ですけどね。

【サイボクに行ってきた】SUPER-KOMURA ZOOM 90-250mm F4.5 TL925編

かつて存在した、レンズメーカーの三協光機。KOMURA(コムラー)ブランドでレンズを展開し、35mm判から大判までのレンズを手掛けていたメーカーでした。
1980年に倒産したため、それから40年以上経過した現在では、中古流通も少なくなってきているものの、時々見かけるのは、現役当時それなりに売れたからなのでしょうか?

このレンズも親父がNikon Phtomic FTNで使っていたレンズです。

実はこのレンズ、親父のPhtomic FTNと共に奪ってきたレンズですが、古いレンズメーカー製だし、MFで望遠と言うので使う気にはなれなくて、持っているだけの状態でした。なにせ、純正のAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sも持っていますし。
こちらはマウント交換式で、当然ながらFマウントが搭載されていますが、Nikon純正レンズで言う非AIタイプとなるため、これまでAIガイドのある一眼レフではガイドが干渉するため装着できませんでした。
が、FTZ IIなら、非AIレンズも非公式ながら装着可能。今回晴れてZ 9で撮ってみました。おそらく世界広しといえど、Z 9と組み合わせたSUPER-KOMURA ZOOM 90-250mm F4.5 TL925の作例はそうないでしょう。

外装は全金属なのは、1970年代のMFレンズらしいですね。ズームは90-250mmと何とも中途半端です。が、f4.5通しで比較的明るいのが良いですね。
ズームリングの回転角は、90年代以降に出回るようになった70-300mmクラスと比べると異様に大きく、かなり回転させないとズーミング出来ないので、素早いズーミングには不向き。あくまで単焦点望遠を何本も持っている、と言う使い方がベストです。回転角が大きいためか、ズームリング自体はかなり軽いです。
絞りリングが2箇所あるのは、マウント交換式でプリセット絞りのカメラにも対応するためでしょうね。
Fマウントの場合、マウント側にある絞りを使用し、レンズ中央付近にある絞りリングはf22にセットします。古いNikonの機械式露出計連動爪、通称”カニ爪”も搭載しています。
フードは組み込み式で、手前に引っ張れば伸ばせますが、組み込み式故にやや短めですね。

では撮ってみましょう。絞り開放です。

正直、レンズメーカー製の、しかも70年代のズーム望遠レンズ、全く期待していませんでしたが、予想に反してなかなか良いです。まずズームらしからぬボケ味の良さ。開放では少しコマ収差があれど、あまり気にはなりません。
この日は天気が良かったので、あまり気になりませんが、条件によってはややコントラストが低下する感じもあるものの、解像力も意外なほどよく、4500万画素のZ 9でも、条件によってはなかなかの解像力が得られます。
なお、Z 9側の焦点距離設定に250mmがないため、200mmに設定しています。ボディ内手ぶれ補正も効くので、歩留まりの良い写真になりました。
フィルム現役当時より、よく撮れているんじゃないでしょうか。

Nikon Z 9 + FTZ II + SUPER-KOMURA ZOOM 90-250mm F4.5 TL925

びっくりするほど立体感もよく出ます。これ、90年代の70-300mmクラスズームよりずっとよく写ります。もちろん球面収差や軸上色収差はありますが、それが気にならないです。よく写ります。本当にビックリしています。好きな写りです。

左上の写真は、意図せず絞ったものです。と言うのも、絞りリングにクリックがないため、簡単に動いてしまいます。f8くらいに絞られていると、本当にもうカリッと解像してしまいます。これだけ見ても、やはり90年代の70-300mmクラスよりよく写っている気がします。
順光であれば、非常によく写るレンズ。ちょっとコムラー、見直しました。こりゃ、中古で出物があったら、遊んでみた気ですね、同ブランドのレンズ。