「Nikon Z 8」タグアーカイブ

奥多摩の旧小河内廃線散策

写真1枚目のダムを建造するために建造された東京都水道局小河内線の遺構。現役で使われた期間はたったの5年半と短かったけど、重要な役割を果たした貨物線でした。

その後、西武鉄道へ譲渡され、奥多摩観光鉄道として計画するも頓挫。更に奥多摩工業に譲渡されるも、鉄道線として使われることはなく現在に至っています。
1952年(昭和27年)に開通して73年経過していることになります。

鉄道として使われなくなって65年以上経過しているものの、トンネルは今でもしっかりとしっかりしており、レールもしっかり残っています。
が、さすがに半世紀以上経過し、外に露呈している部分は土砂に埋もれつつあります。逆にトンネル内はしっかりとレールが残っています。

昭和27年に完成したトンネル内は、後に資材置き場として使われていたようですがそれでも古いものです。残された机の上にはなにかの動物の頭蓋骨が☹️

頭蓋骨とともに置かれた雑誌は比較的最近の2011年頃と思われます。

そして国道の上を通過する鉄橋へ。
すっかり木々に埋もれていました。自分が初めて訪れた20年以上前よりもさらに草が生えていますね。

2003年に初めてここに来たんですよね。

一旦戻り逆側のトンネルを散策。
トンネル内は風通しが良いため、今でもしっかりとしていて荒れていない、レールも埋もれずに残っています。

トンネルを抜けると…やっぱり森でした。こちらはレールがほぼ土砂で埋まり、わずかに露呈している部分がある程度でした。

使われなくなって60年以上、静かに眠るレールを拝み、もと来た道?いやレールを戻りました。

日本にはこうした廃線や廃トンネルが数多くありますが、どのくらい持つのでしょうね?
案外頑丈で、自分が生きている間にはまだ存在しそうですね。

令和7年度自衛隊音楽まつりに行ってきた

今年も自衛隊音楽まつり当選しましたので、金曜日の18時の公演に行ってきました。

ちょっと早めに日本武道館へ

今年は海外からのゲストが米海兵隊のみと少し寂しい感じでしたが、高市内閣発足で目玉とも言える小泉進次郎防衛大臣の挨拶もありました。
この手のイベント事に、まさにぴったりの人材。防衛大臣になってから、迂闊にあれこれ決められない分、ボロが出ないというか、それともこのポストがハマって覚醒したのか?
まだ総理大臣には早いと思うけど、大臣ポストでの経験の積み重ねで将来に備えているでしょうね。

今回は動画も少し撮り、写真も何枚か撮りといった感じで音楽を楽しみました。動画は気が向いたらダイジェスト化してアップかな?

ラストのこのシーンはカッコいいですねぇ。

敬礼!

観閲式は無期限中止になりましたが、音楽祭はぜひ続けてほしいイベントです。

【東京】鳩ノ巣周辺は中々の絶景です

東京都なんですよ奥多摩は。鳩ノ巣周辺の廃墟散策、廃墟がなくても中々の絶景スポットでもあります。

先日行った際はまだ紅葉には早かったです。2025年は11月中旬から下旬にかけてが見頃と思われます。
絶景ですが、一歩先が崖な場所もあります。柵はありません。十分注意しましょう。
撮影に際しては、カメラと三脚をセットして、自分はなるべく崖に近づかないようにしました。

最近はデジタルカメラも手ブレ補正、高感度耐性の良さから三脚を使わない人も増えました。が、カメラの基本感度で、三脚に据えてじっくり撮るのも良いです。
Nikon Z8は高画素機、積層型CMOSセンサで電子シャッターのみなので、センサの熱ノイズはどうしても出やすいカメラです。でもこうしてISO64という低い基本感度で撮影すれば、そうしたノイズは気になりません。
少なくとも実写ではノイズの影響は感じないですよ基本感度だと。ベンチマークテストでグレーカードで比較するとノイズはあるかもですが、それは実写とかけ離れた世界です。
カセットテープだってラジオだって、音源があればノイズはマスキングされ目立たないのと同じ理屈です。

あと、Nikon Z8はベイヤーセンサの高画素機なので、木の葉のように高周波成分の多い被写体は、明瞭度を落としたほうが逆に絵に精細さが出ます。明瞭度は輪郭をくっきりさせる効果はあるけど、木の葉のように細かい描写だとその輪郭が目立ちすぎてうるさい絵になるんですよね。

さて紅葉、イチョウ以外はまだまだ色づきが始まっていなかった11月上旬の奥多摩の鳩ノ巣、ごく僅かに色づいているものもあったので、135mmで抜いてみました。
かなり演出入っています(笑

実は実際はもみじの赤はそのままですが、周りの葉っぱは緑だったので、ガッツリ色温度をいじってみました。お遊びです。実際にはこんなに黄色っぽい葉っぱではないです。
AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで、DCリングは過剰に回してみました。こういう幻想的な柔らかい写真になります。

来年は…11月後半に行きたいな。今年はもう予定が立て込んでて難しいです。

場所はここです。


高速連写も風景も、何でもOKなカメラです。

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【小澤酒造】澤乃井 しぼりたて一番汲み

11月、新酒の季節になりました。先日奥多摩に撮影に行きましたが、帰りに当然寄るのが「澤乃井」でおなじみ、小澤酒造です。

紅葉はもう少しといったところですが、ここは素晴らしい紅葉の景色が楽しめる酒造の庭で、お酒も飲めるし食事も楽しめます。この日も観光客で大賑わい。
そんな澤乃井園で新酒買ってきました。

新酒、色々出ていましたが、まずはこれ。新酒第一号解禁、清酒ヌーボーだって。じゃあ買ってみますかとなりました。

今シーズンの新酒、澤乃井の本醸造一番汲みです。久しぶりに本醸造を買いました。火入れもありましたが、こちらは生酒です。

本醸造なので醸造アルコール添加。これを嫌う日本酒好きも多いのですが、それは安酒の醸造アルコールが不味いからで、ちゃんとした日本酒の醸造アルコールは味を整え辛さを出すと言った目的もあり、ただ安く作るために醸造アルコールを入れるかそうじゃないかで味わいはだいぶ変わります。
こちらは精米歩合65%とわりかし削っています。アルコール度数は19度でやや高め。お店の表示ではやや辛口だそうです。

【小澤酒造】澤乃井 しぼりたて一番汲み

令和7年度(2025年度)のしぼりたてです。無濾過生、瓶内でまだ発酵しています。今回は四合瓶でキャップが回転式でゆっくり開けられますが、一升瓶は栓なので開栓注意となっています。

酒米や酵母、日本酒度などの情報は非公開。さてどんな塩梅かな?

薄黄色のお酒、ごくごく微発泡 おちょこは澤乃井のではなくてすみません

要冷蔵なので冷やした状態で。
開栓時にガスが抜ける感じはありません。ものすごく活性している感じではないですね。上立ち香はラムネのような爽やかな甘みを感じますね。
注いでもシュワシュワまではいかないですが、微発泡感は残っている様子。口に含むと…えええ、これ本当に醸造アルコール入っている!? スッキリと爽やかなシャインマスカットのような甘みが広がり、ごくごく微発泡なガス感があり爽快、後からアルコール度19度らしい辛さも出てきますが、そこまでアタックは強くないです。
こんなに爽やかで華やかな本醸造はあまり飲んだことがないです。ホント、ヘタな純米酒よりよっぽど爽やかです。スイスイ入ってしまいます。でもアルコール度数やや高めなので要注意です(笑

もちろん醸造らしく少し重みはあとから来るものの、華やかさと爽やかさ、瑞々しいフレッシュさが際立っているので、そのバランスをとるための醸造アルコールという後味で、こんなにバラエティに飛んだ味わいは中々です。気に入りました。これは、来季もまた買いに行こうと思うし、火入れ版も飲んでみたくなりました。
澤乃井園、今週来週くらいが紅葉のピークになりそう、駅からすぐの場所です。駐車場もありますが昼間は激混みなので、電車がおすすめです。飲めますしね。


なんと通販で買えるようです。他のお酒とともにどうぞ。良い意味で本醸造のイメージが変わりますよ。

【東京】奥多摩の鳩和荘と旧一心亭 ふたたび

前回の訪問から4年半。

紅葉の時期に来てみたいなぁと思って4年経過してしまいましたが、行ってきました。鳩ノ巣駅横の駐車場に停めました。

紅葉の時期故に、日中は道路が混むと思い早朝に。
前回来たとき、駐車場は無料でしたが、この4年半でいつの間にかタイムズの有料駐車場に。しかも土日祝日の8時以降は最大料金なしになっていました。
観光客が増えたからなのか、以前よりも奥多摩は有料駐車場が増えましたね。

1枚目の看板の民宿は現役です。が2枚目の看板はすでに崩壊してガワのみになっています。
3枚目の橋からは、日中素晴らしい景色が楽しめますのでぜひ。

そして、本当は紅葉と絡めて写真を撮りたかったのですが、紅葉はイチョウくらいで、紅葉はまだ青々としていました。奥多摩の紅葉のピークは、今年は11月下旬になりそうです。

鳩和荘へ

上のリンクにある4年半前のブログの写真と合わせてご覧いただければと思います。入口は大きな変化はありませんが、ひさし内側の木の板がより大聞き剥がれてきていますね。

前回は一部の窓が開きっぱなしでしたが、今回は塞がれていました。ただ前回は塞がれていた窓が、塞いでいた板が外れてしまっていたりと、やはり年月を感じました。
2000年頃に閉業したと思われる鳩和荘ですが四半世紀経過し、あちこち老朽化が目立ってきていますね。
ただ渓谷に建造されたこの建物、解体もかなり大変そうです。ちなみに現在は所有が奥多摩町に変わっているようですね。

そして前回通れた道路は一部こうして塞がれていました。

まだ新し目の板で塞がれています。この先は鳩和荘の建物が多くありましたが、今回塞がれたことで、その多くを拝むことが難しくなりました。建物も老朽化しているための措置でしょう。この周辺は渓谷のハイキングコースにもなっていますが、ここのルートは危険と判断されたのでしょうね。

1999年秋のNational/Panasonicの暮らしの特選カタログは前回より色褪せが進んでいました。
柵の隙間から向こうが見えます。もう通れない場所になってしまいました。

旧「一心亭」

通れる道を下っていくと、ここから現在別の場所で営業している「一心亭」の以前の建物が現れます。最初に現れるのは旧一心亭の屋上です。
そう、ここは渓谷の斜面に建物があるので、ダンジョンのように入り組んでいるのです。
ああ、せっかく紅葉目当てで来たのに、紅葉はまだ青々としていますね…。

2007年9月の台風により多摩川が増水した際に、1階部分が水没した旧一心亭、復旧してしばらく営業したものの、現在移転したのは、このロケーションからすると残念ですが、増水によるダメージは大きそうですから、仕方ないのでしょうね。

ここからは素晴らしいロケーションで、お気に入りなんですよここ。

本当に良い場所なんですよね。駐車場がないとか、中々営業が難しかったのでしょうけど。紅葉がもう少し進んでいたらなぁ。

再び鳩和荘へ

旧一心亭と鳩和荘は隣接しています。滝の横にある階段を上がると、その先は立入禁止になっていました。
この先は4年半前のブログではまだ通れたので、そちらの写真をお楽しみください。

だんだん日が昇ってきました。
最後に、渓谷に佇む鳩和荘の浴場への建物を。

本当によくここに建造したものです。重ね重ね、ロケーションは最高なんですよね。やがて緑に飲み込まれていくのでしょうね。

次こそは、次こそは紅葉ピークの時に行きたいですね。

入間航空祭2025に行ってきた その2

入間航空祭2025の続きです。

2025年は午前中にブルーインパルスの飛行展示実施。ブルーインパルス狙いの観客も多く、今年は去年より入場者数が1万人多い26万人とのこと。

天気はブルーインパルスの飛行時間、やや厚手の雲が来たのが残念。
とは言え、第1区分で予定の演目はこなせたようです。今年はブルーインパルスの飛行は天候に恵まれないことも多かったので、今回は晴れてよかったですね。

うーん、背景は青空なのに、太陽が雲に隠れてコントラストが出ない写真ばかりですね。
このとき雨雲が接近しているとアプリがお知らせしてきました。実際に雨が降る感じではなかったけど、厚手の雲が入間基地上空にきていましたね。

こんな感じで向こうは曇り空ですね。

それでも次第に雲の切れ間から陽が差してきて、だんだんとスッキリした天気になってきました。

黒い雲がこんな感じで部分的に残っていましたが、低くはなかったので雨が降ることはなかったです。
視程は良かったので、ブルーインパルスの飛行区分は第1区分、フルでの演目が出来ていましたね。

結果的には、普段取れないダイナミックな雲とこういう写真が撮れたので良しとしましょう。
なにせ、今年の松島基地航空祭はドン曇りでしたからね。

主にレンズは850mmぶち抜きと、24-200mmの”引き”で撮影。あえて180-600mm望遠ズームでの撮影は少なめにしておきました。
たまにはこういう撮り方もいいね。望遠ズームレンズだと、どうしてもズーミングでフレーミングを整える撮り方になってしまいます。
単焦点望遠の良さは、そうしたフレーミングだけに集中できるのは良いですね。

13時までだったので、毎年恒例の帰投は外から。ちょっと離れたところで撮りましたが、遠すぎました。豆粒なので、大幅トリミング。
今回、プログラムには書かれていたゲスト機の小松基地からのF-15Jは残念ながらキャンセルでしたが、代わりに成田から来た成美エアクラフトのHondaJetが素晴らしい捻りを披露。F-15の代わりに捻ってくれましたね。

ということで、今年の航空祭も残すところ来月の百里基地航空祭を残すのみ。晴れるといいなぁ。

入間航空祭2025に行ってきた その1

仕事が忙しくてブログ更新が遅れましたが、毎年恒例、11月3日は入間航空祭でした。行ってきました。入間”基地”航空祭ではなく、入間航空祭です。

2024年ははC-1輸送機ラストの航空祭であり、またコロナ禍以来久しぶりの入間航空祭とあって、25万人が訪れる大盛況でした。
2025年は例年よりプログラムが短縮され、ブルーインパルスを含むすべての演目が午前中で終了、航空祭自体も13時までとなりました。
日本周辺を取り巻く情勢の厳しさもあるのでしょうね。観閲式や観艦式は当面の間獅子しないことが決まりましたが、こうした基地祭や駐屯地祭も今後は規模が縮小される可能性がありそうですね。
とは言え、実施はされましたし、2025年は昨年を上回る26万人が訪れたようです。別名「人間航空祭」なんて言われる所以です。関東圏で最も交通の便が良いですからね。

入っていきなり埼玉県警のR34スカイラインGT-Rのパトカーが停まっていることに気付いて飛行機そっちのけで撮影w
白黒パンダPCは全部で5台導入(覆面は1台)され、高速道路交通警察隊に所属していますが、四半世紀近く経過してなお、写真の個体の走行距離は16万kmとのこと。
一般に高速取締のパトカーは走行距離が延びるのが早いのですが、かなり大事に乗られているようですね。今はイベント参加がメインなのでしょうね。

去年華を飾ったC-1輸送機ですが、最終号機031号機と、その奥に002号機が。002号機はスペシャルマーキングのままですね。
ただこの2機、奥の方に置かれて近づけない状態でした。せっかくなんだから、もっと近くに並べても良かったのに。
退役したC-1輸送機、今後の去就が気になるところです。

では航空機の飛行展示をを。2025年のプログラムは、去年に比べるとやや寂しい印象。飛行展示は午前のみとなりました。

まずはC-2輸送機による空挺展示から。C-1よりぐっと大きくなった機体、このサイズ感はA400Mと並び、もう少し時代が早ければ販売にも力が入れられていたかもしれません。残念ながら、現時点では海外販売は難しそうで、22機+αの調達予定数の生産が完了すれば、それ以上の製造は難しそうですが、果たして…。

嬉しいゲスト機? たまたまですが、米軍のオスプレイがが上空通過。

米軍機ですね。

恒例のT-4練習機によるシルバーインパルスの飛行ではなく、通常機3機による飛行展示となったのは残念。CH-47J(LR)も今回は消火用の放水バケツではなく2つの荷物をスリング。
C-2輸送機は今回から主役で207号機と、今年導入されたばかりの218号機による2機での展示。C-1輸送機ほどのダイナミックな機動ではないけど、あの巨体にしてはなかなかの機動ですね。
面白かったのは、多用途支援機U-4の3機による編隊飛行という、今までにない展示もありました。

全体としては、時間が短くなった分テンポの良いプログラムだったことは確かです。晴れているのに入間上空は雲がかかって、機体に陽が当たらず写真的にはちょっと残念ですかね。せっかく晴れたのになぁ…。

このあとブルーインパルスの飛行展示に。今までは午後だったのが、今回は午前中でした。続きはまた。


そろそろモデルチェンジの声も聞こえてきますが、Nikon Z9はただ今キャッシュバック実施中。ぶっちゃけ航空機撮影なら今ので十分すぎますので。

休みをとって撮影に行くはずが…息子の学級閉鎖で動画編集デーに

昨日は流れて平日開催になった、子供たちの小学校の運動会でしたが、実は息子のクラス、10人近く休んでいて、運動会後も早退した子が出たとか。
そして本日、学級閉鎖になってしまいました。本当は撮影に行く予定で有休を取っていたのですが、1日家で過ごすことに。トホホ…

ということで、せっかく出来た時間で運動会の動画編集をしました。

毎度、動画編集は本当に難しい。
今回もNikon Z8のN-RAW 4.1K 60pまたは8.3K 60pで動画撮影、Davinci Resolveで編集しました。
4.1Kもオーバーサンプリングできれいに撮れるはずですが、面白いことに8.3Kで撮った動画を最終的に4Kで出力したものが一番画質が良かったです。
8.3Kなら、ダイナミックズーム(いわゆるデジタルズーム)を使っても最終出力が4Kなら余裕があるのでしょうか、より高精細です。

世の中に8Kディスプレイがほぼ出回っていないため、8.3K RAW動画なんてのはオーバースペックだなんてNikon Z9で8.3K動画が撮れるようになった時は言われたものですが、結局画素数に余裕があれば、トリミングにも余裕が生まれるということですね。

この日は3年生の息子が徒競走でダントツ1位でした。実は本当ならサッカー教室の仲間で同じく足が速い子と一緒に走る予定でしたが、その子はインフルエンザで参加できなくて、結局息子が1位になりました。もしその子が休んでいなかったら、かなり白熱のデッドヒートだったと思います。

それはさておき、もう動画切り出しでも十分満足行く画質ですね。特にRAW動画であれば、スチルと同様に色々いじれるので。
スチルと同じように、RAW動画もソフトが進化すれば画質も進化します。
N-RAWの標準画質設定で十分綺麗ですね。

さて編集が終わり書き出しも出来たので、親向けに動画をアップしますか…


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運動会の撮影用にManfrottoのXPROフルードビデオ一脚MVMXPROA4が安くなっていたので買ってみた

子供たちの運動会、自分は動画担当なのですが、年々撮影環境が悪くなって、三脚を据えての撮影が厳しくなり、去年はManfrottoのビデオ一脚をレンタルして使ったところ、これがなかなか良い塩梅でした。


ただ、使用頻度はそれほど高くはないため、今年もレンタルしようと思っていたところ、とある場所で価格コムよりも1万円以上安く、いや正確には価格コムに掲載されている業者で会員割引があり、その割引が1万円以上だったので、これはレンタル3回分で元が取れてしまうので、購入することにしました。

ManfrottoのMVMXPROA4、アルミ一脚です。本当はカーボンのものが欲しかったけど、かなり安かったので文句は言いません。それにManfrottoの場合、カーボンでもアルミとさほど差がないんですよね。。
MVMXPROA4が重量1.2kgで耐荷重8kg、カーボンのMVMXPROC5が1.0kgで耐荷重5kgです。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1029985.html

去年借りたタイプの後継品になります。ただこの一脚自体も発売から年数が経過していて、既にManfrottoのHPでは掲載終了のようですが、深堀りすると末尾にUSとつくモデルが掲載はされています。
日本では2016年11月発売の製品です。日本向けは、輸入代理店でアウトレットが販売されているので、もう在庫限りっぽいですね。

一脚の下に小さな三脚形状の脚が取り付けられ、軽いカメラなら自立できるようです。FLUIDTECHという油圧ボール機構で滑らかなパンや傾けが可能です。去年借りたものはだいぶヘタっていたのか、油圧機構とは言えやや抵抗感がなくスルスル動いてしまうきらいがありましたが、今回の新型のFLUIDTECHは滑らかにパンできます。改良されているからか、新品だからかわかりませんが、この滑らかさなら動画撮影にも威力を発揮しそうです。
これが人の多いの狭い場所での撮影に有効で、全高192cmと身長より高い位置にカメラを設置できます。そのままではファインダや画面見えないですが、そのために外部モニタを持っているので、モニタを見ながらの撮影ですね。
ビデオ雲台は手持ちSmallRigのがあるので、それを取り付けました。

SmallRigの比較的軽量なビデオ雲台とNikon Z8にNIKKOR Z 24-200mm、これで足を縮めた状態であれば、何とかギリギリ自立できる状態です。
ですがメーカーも自立は保証しないので、あくまで安定のためのミニ三脚と言ってよいです。
また耐荷重的にも大型望遠レンズをつける用途には不向きですね。せいぜい300mmクラスの望遠レンズまでにとどめたほうが良さそうです。

これに外部モニタをクランプと自在アームで取り付けて撮影に挑みたいと思います。
今年は娘が小学生最後の運動会ですしね。


「木更津航空祭」2025の地上展示を眺めてお話をしたり

木更津航空祭、飛行展示は午前で終了し、午後はCH-47JAチヌークの地上滑走と体験搭乗、音楽隊や地元の航行のチアリーディングなどの展示、航空機の地上展示となります。
なので、飛行展示が終わった段階で帰る人も多く、この時間はゆっくり地上展示を見られるし、昔は口が硬かった自衛隊の皆さんも、最近は機密に触れない範囲でかなりざっくばらんに話を聞けるので、割と面白い話が聞けたりするんですよね。

ヘリ主体の航空祭ですが、やはり多いのはシュペルピューマ(スーパーピューマ)ですね。AS 332 シュペルピューマからEC225シュペルピューマ MkII+(現H225)へと発展、日本では陸上自衛隊の要人輸送機として、また消防庁や警視庁、今回は来ていませんが海上保安庁も採用しています。
実はサイズ的にはUH-60と大差ないのですが、こちらのほうが大きく見えるのはキャビンがUH-60系よりも高いからでしょうか?

サイズ的に小さずぎず大きすぎず、エンジンの出力も大きく余裕があることから官民問わず多く使われているベストセラーのヘリコプターです。

そしてHondaJetは2機飛来。
成美トラスト保有のJA817Rは現在売り出し中の機体で7億円だそうです。共同運用も1口○千万円で募集していました。こちらは成田から顧客依頼による飛行だそうです。

もう1機のJA10YAは、オンリーユーエア所有の機体で、こちらも顧客依頼による飛行だそうです。お金持ちいるんですよ。
こちらは最新型の航続距離が少し長くなったHondaJet ELITE IIで、日本登録機体はまだこの1機のみ、去年導入されてまだ飛行時間は100時間程度とのこと。機体もピカピカでまだまだ新車ですね。
1時間100万円+αだそうです。宝くじ当たったら遊覧飛行を依頼したいですね(汗)
実際の費用はこちらをご参考に

最新のUH-2汎用ヘリも。こちらはUH-1Jの後継機として、今後続々と就役していきます。ベースは民間のSUBARU BELL 412EPXで、元々BELLのベストセラーのヒューイを発展改良させた機体で、SUBARUとBELLの共同開発機となっています。

これまでの陸上自衛隊導入のUH-1シリーズはエンジンが1機でしたが、UH-2は2機搭載となり冗長性が向上して出力も向上しています。
とは言え1100hp級のPT6T-9ターボシャフトエンジン2機で、同じUH-1系でも米軍のUH-1Yヴェノムは1機最大1800hp(定格1500hp)ですから、ややパワーに余裕がないんですよね。このため、このヘリの重武装化は難しいと言われています。
今後攻撃ヘリが廃止される中、汎用ヘリの武装化も検討されているようですが、どうなんでしょうね?

三菱HCキャピタル保有のロビンソンR66、TURBINEと書かれているように、これまでロビンソンのヘリと言えば小型でレシプロエンジン(ピストンエンジン)のイメージでしたが、このR66は多くのヘリで主流のガスタービンエンジン化されています。

パイロットの方曰く、ガスタービンは軽量でパワーもあるし、何より燃料ジェットエンジン用のJP-1で、各空港で入手しやすいとのことでした。
航空機は今はジェットエンジンやガスタービンエンジンが主流で、レシプロエンジン派は今や小型機を中心とした少数派で、特に日本ではジェット燃料のほうが入手しやすいそうです。なるほど。

オスプレイ、今年も見られてよかったね。

そして今年も航空自衛隊の2トン半トラックが見られてよかった。軽く30年を超える車齢です。まだまだ現役でいてくれ~

ということで今回は帰投は見ず早めに帰途につきました。おしまい。