「Nikon Z 8」タグアーカイブ

所沢航空記念公園に行ってきた

もう10日ほど前ですが、夏休み中に所沢航空記念公園に行ってきました。

ここは日本で最初の飛行場である所沢飛行場の跡地でもある、実は日本の航空機の歴史を語る上で重要な場所でもあります。
うちの近所にある練馬区の光が丘公園も、元々は成増飛行場だった場所。どちらも戦後米軍に接収された後、日本に返還されて公園となっているのが興味深いです。

もちろん、ただ公園に来ただけではなく、この8月いっぱいで改装のため一時閉鎖となる所沢航空発祥記念館に訪れました。その写真は後日公開します。展示終了となる機体もいくつかありました。

野外ステージでは、とあるバンドがリハーサル中でした。

この撮影の次の日から3日間の公園だったようです

ということで、写真編集中です。

【群馬】丸美屋自販機コーナーに行ってみた

夏休みの足尾日光日帰り、寄りたくて行ってきました。

丸美屋自販機コーナー、以前も通ったときに気にはなっていたけど、今回夜なので、ここで夜食ということにしました。
有名なのはうどんやそば、ラーメンの自販機ですが、トーストやパンなどいろいろはいった自販機、なぜか似つかわしくない(笑)ハーゲンダッツの自販機、普通の飲料水の自販機もあります。

自分は唐揚げラーメンを買ってみました。

スープは結構アツアツなので、自販機から取り出す時注意です。唐揚げラーメン、でっかい唐揚げに当り!の煮卵が入っていました。
スープはややしょっぱめ、麺はソフト麺っぽい感じですが、300円なら悪くないですね。

妻はトーストを買っていました。

こちらもかなりアツアツで取り出し注意です。
如何にも自家製のハムとチーズを挟んだトーストで、美味しかったですよ。

外にはハンバーガーの自販機もあり、これは買ったら店内の電子レンジでチンして食べるシステムです。

パンやお菓子の自販機もあり、面白いですね。

昔山梨と長野の県境あたりにもっと大きな自販機とゲーセンのお店に行ったことはありますが、ここは小ぶりながらも面白いですね。
トラックドライバーがさっと買って食べて出ていくのが印象的でした。

ちょっとレトロな自販機、いかがでしょう? 通りがかりに是非寄ってみてください。


始めてみませんか?自販機コーナーw

【夏休み】家族で栃木県の足尾に行ってきた その2 & 日光東照宮方面にも行ってきた

夏休み行ってきた栃木の足尾。

足尾銅山の遺構+妻の鉄オタ成分を満たすものといえばこれです。

銅山精錬所へかつて伸びていた貨物路線と踏切跡。すでに間藤駅から踏切間の線路は撤去されています。道路を挟んだ反対側は今でも線路が健在です。

鉄橋下の橋、2024年に見た時はてっきり撤去工事かと思っていたら、そうではなく橋の欄干を直していたんですね。

この先は立入禁止なのは今も変わりませんが、橋を直したということは、今でも古河機械金属が鉱山施設としてしっかりと管理している証でもあります。

2025年8月、欄干がきれいになった橋

間藤駅

妻が気になった間藤駅に行ってみました。ここが現在、第三セクターのわたらせ渓谷鐵道の路線の終着駅となっています。

駅舎はキレイですが、無人駅です。
実質的に、ここの住人や古河機械金属の社員さんが使うんでしょうね。

この前に旧精錬所跡まで見に行きましたが、時間の関係で車から眺めるだけにとどめました。また機会があれば、もう少し早くから撮影に出かけたいです。

日光東照宮へ

息子が日光東照宮へ行きたい、というので、行ってきました。流石にこちらは観光地だけあって、一気に外国人観光客が増えます。それでも車はなんとか停められるのが北関東でも北の方だけあります。

ここはまだ東照宮ではなく別の場所でしたが、東照宮はものすごいチケット待ちの列でして、どうしようかと思いましたが、30分程度並んでなんとか入れました。
今度は余裕を持っていきたいですね。

献上された酒樽、ええなぁ。みんな大好き新政もありました。

終了1時間前だったので、色々足早ではありましたが、まだ栃木に住んでいた頃に行った時は陽明門の改修工事中だったので、ちゃんと建物を見られたのは良かったです。

ということで、午後5時。まだ蒸し暑さの残る時間ですが、これで足尾・日光の日帰り旅はおしまい。

さて、帰りのルート、宇都宮方面経由で東北道で戻るか、また足尾・群馬経由で戻るか迷いましたが、ちょっと寄ってみたいところがあって、後者を選択しました。
その話はまた次回に。

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【夏休み】家族で栃木県の足尾に行ってきた その1

もう先週の話をつらつら綴っていきます。

栃木県出身の妻、足尾に行ったことがないという。娘が修学旅行で足尾銅山観光に行ってきて、妻も行ってみたいということで、お盆休み中に行ってきました。

途中寄った群馬県の草木ドライブインで、まんじゅうやらを購入。

ここはレトロな昔ながらのドライブイン(ようはお土産屋+食堂)ですが、ここで買うよもぎまんじゅうやくるみまんじゅうが絶品(作ってい売っているおっちゃんも面白い)ので、ぜひ古き良きドライブイン、行ってみてください。
息子は瓶のコーラの自販機、初めて見たようです。

北上して足尾へ入ります。
この日の天気は曇り時々雨でしたが、運よく雨は降っていないので、観光バスでは行かないであろう足尾鉱山の遺跡を見てきました。

足尾の良いところは、ちゃんと解説の看板が立っていること。そして最近はQRコードも付いていて、更に詳しい解説も見られる…はずなのですが、電波がないwww、携帯電波が届かないんですよね

かつてこの斜面に建物があったとか、今となっては森に戻りコンクリの壁や階段が残っていてかろうじて分かる程度ですが、かつては栄えていたんですよね。
時代の移り変わりは早いものです。

続いて鉱山施設として今も稼働中のものと使われなくなったシックナーをご案内。

わたらせ渓谷鐵道の車両に、隠れ鉄オタの妻は興奮していましたが、ここが唯一、足尾でも近くで稼働している様子が見られるシックナーです。

続いて、自分も何度も足尾に通っているけど行くのは初めての足尾銅山観光へ。

トロッコに乗る、というのは知っていましたが、あくまでトロッコは鉱山内へ入るためのもので、通洞坑に入ったら、後は歩きながら見学なんですね。

トロッコの走行距離は意外と短いです。帰りは歩きです(笑) 

人形が…リアルすぎないところが返って良い味を出しています。よくぞこんなに掘ったものです。
そして明治から大正時代はほぼ人力、徐々に機械化されていくも、だんだん銅の産出量が減り、閉山に至るまでがよくわかります。

もっと早く来ればよかった

鉱山を出た後は資料館も見学できます。そして、長年この廃墟は何だったのか、ここにちゃんと資料がありました。

中央川沿いの今はない建物は溶接工場だった

こういう資料、先に見ておけば…昔の足尾の様子のジオラマ、手前の川沿いの赤い建物、あまり触れられているHPもなくなんだかよくわからなかったのですが、しっかり「溶接工場」と書かれていますね。

ここで2005年、今から20年前に撮影した溶接工場の写真をご覧ください。

この後この建物は老朽化による倒壊が進み、ついに取り壊されてしまいました。
ストリートビューには、2014年、半壊している様子が写っていますね。

現在取り壊された後には何かを建造している様子でした。写真、撮っておいてよかったです。まさに資料なんですよね。

お土産屋さんのは行っている建物はかなり古かったけど、賑わっていました。息子はアメジストを買ってもらいました。

なかなかレトロな食堂も併設されていましたが、それとは別に大食堂はすでに閉鎖されていました。

色々時代を感じさせますね。古い施設だけど、思ったより見応えはありました。
足尾は交通アクセスが良くないため、外国人観光客がほぼいないのが印象的でした。日本人で賑わっているのも今となっては面白い光景です。
外国人観光客がほぼいない理由の1つに、車がないとアクセスが難しい、日光のさらに奥で遠い、そして何よりも食堂など食べるところが皆無なんですよね。ほぼないんです。
この日も当てにしていた唯一の食堂が休みでした。コンビニも離れている上に、今年(2025年)の8月いっぱいで閉店だそうです。

そんなわけで、足尾に行く際は、食料は持っていったほうがいいですね。

続く…


2005年撮影の足尾の写真、他にもありますのでよろしければどうぞ↓

横須賀で英空母プリンス・オブ・ウェールズを見てきた(その2)

予約していたYOKOSUKA軍港めぐりの11便に乗りました。
お盆休みに英空母来港とあって、この日の便はすべて満員御礼だったようです。

本当は右舷側に座りたかったけど、まあよいか。
この日は風が強く、動画撮影も試みたのですが、風圧でカメラがブレにぶれてだめだったので、船上では写真中心です。

フネは動くので、パッパッと撮っていきますが、なにせ風が強くって体が持っていかれる…。

ファンネルや船体に紋章やイラストが描かれたフネは海外に多いですが、主砲に描かれているのは珍しいですね。

ノルウェーとイギリス艦艇、停泊後の式典か何かがあったのかな、ずらりと人が並んでなにかの準備中でした。
海上自衛隊の艦艇は右から護衛艦まや(DDG-179)、護衛艦くまの(FFM-2)、そして護衛艦あまぎり(DD-154)、新旧入り乱れていますね。特に古いあさぎり型護衛艦は、まだ数年以上使われるようで。ご苦労さまです。

そして英空母HMSプリンス・オブ・ウェールズです。しっかりアメリカ海軍横須賀基地のバースに収まっていました。

艦載機も見えますね。いずれ高い場所から拝みたいですが、さて行けるかな? 実は8月末に抽選で見学ができるということで申し込みしましたが、執筆時点では結果が出ていません。当たったら見学、当たらなかったら松島基地航空祭かな、なんて思っています。

そしてさらに珍しいのが、何と攻撃原潜が停泊していたこと。

米海軍のヴァージニア級攻撃原潜「ミズーリ」(SSN-780)で、ヴァージニア級は初めて見ました。コネチカット州グロトンのニューロンドン海軍潜水艦基地所属ですが、横須賀に来ている目的は不明。船体にワイヤー状のものが巻かれているようで、消磁作業中でしょうか? 吸音タイルの継ぎ目が見えていて、それなりに痛みはあるようです。
この艦はヴァージニア級のBlockIIで2010年就役、15年経過していますが、現在アメリカでは原子力潜水艦の整備拠点が減って整備が間に合っておらず、ずっと整備待ちの艦艇があるくらいなので、こちらは酷使されていそうですね。

遠方に米海軍補給艦が。1隻離れて停泊中の潜水艦は「たいげい」で、最新型にも関わらず、試験潜水艦となっていて、新装備品のテストの従事しているそうです。
なぜ名前がっわかったかと言うと、ハッチの横に建てられた隊員の名簿が入った看板に「たいげい」と書かれていました。
もちろん作戦に従事する艦艇ではないから、見えても問題ないんでしょう。

掃海母艦「うらが」の窓に貼られた海将補旗(左の桜2つ)と第一代表旗(司令不在の意)

掃海母艦「うらが」(MST-463)の窓には、海将補旗(左の桜2つ)と第一代表旗が、第一代表旗は、司令不在を意味し、港内停泊時のみ使用されるものだそうです。
お盆ですしお休みなのか、陸でのお仕事があるのでしょうね。
この掃海母艦「うらが」、当初は機雷破壊用に退役艦から外した76mm砲を搭載する予定だったのが、砲の状態が悪く見送りとなり、以後搭載予定のまま28年を迎えます。
おそらく今後10年程度で退役するでしょうけど、後継艦の話は聞かないですし(なさそう?)、砲を搭載することも恐らくないでしょう。そのための人員と予算を確保してまで、といったところなんでしょうね。

新井堀割水路を通って戻ります。

その時時で見られる艦艇は違いますし、何なら入出港するタイミングのものも見られたりしますので、ぜひYOKOSUKA軍港めぐりを体験してみてください。

賑やかで観艦式のようでした。ノルウェーのフリゲートは、8月19日から22日にかけて東京国際クルーズターミナルを訪れる予定。行きたかったけど平日なんですよね。近くで見たいのですが。

横須賀で英空母プリンス・オブ・ウェールズを見てきた(その1)

2025年8月12日、横須賀にイギリス海軍空母「プリンス・オブ・ウェールズ」と随伴の45型駆逐艦「ドーントレス」、そしてノルウェー海軍のフリチョフ・ナンセン級フリゲート「ロアール・アムンセン」が入港しました。

ということで、前日は栃木県の足尾や日光東照宮に出向いていたのですが、その話はまた今度にするとして、先に横須賀の写真を。3時間睡眠で夜のうちに出発し、夜明けの横須賀へ。

天気は曇り、時々雨もぱらつく。東京湾へ入ってくる英空母プリンス・オブ・ウェールズをどこで撮るか悩みました。観音崎あたりか、馬堀海岸か。ただ天候が悪く、視程もいまいちかもしれないと思い、安牌のヴェルニー公園へ。ただ、ここからだと、英空母はどうせ米海軍側に停泊するだろうから、頭しか見えないかなと。
かといって某公園は既に脚立で場所を占領している輩がいて治安悪い。そこで撮りたくはない。煩わしいことは嫌なのでね。

日も昇り、と言っても曇りですが、先に護衛艦「ゆうぎり」が出港。かなり船体にサビが出ていて、任務が忙しいんだろうなと。昔はこんなにサビサビの状態の護衛艦にお目にかかることはまずなかったのですが。

朝撮った護衛艦「おおなみ」では真っ白の制服を着た隊員が登檣礼のスタンバイ。

そして午前8時、やっと英空母プリンス・オブ・ウェールズが入港しました。

予想通り、頭しか見えませんね。これは数年前に来た英空母クイーン・エリザベスと同様ですが、さすが空母だけあって船体が大きいので、米艦艇や建造物の隙間から、艦載機はよく見えました。統合電気推進の通常動力空母で、アイランドを前後に分けているのが独特ですね。
英国の艦艇はかっこいいですね。

動画はXにNikon Z9のN-RAWで撮ったときに同時生成されるHDプロキシ動画を貼っておきました。N-RAWの動画データは後で編集してYoutubeにアップしますね。

1時間弱経過後、随伴艦である英駆逐艦ドーントレスが入港。こちらは空母を守るための艦隊防空を任務として、日米のイージス艦と同様、長射程の防空ミサイルアスター30を搭載しています。

こちらは海上自衛隊側のバースに入っていきました。

こちらもXにプロキシ動画を貼っておきました。

英45型駆逐艦は防空艦ですが、既に各国トレンドになっている3~4面固定アレイではなく、回転式のレーダーを搭載しています。
でも船体が今どきのステルス艦型なので、古臭さは感じないのが不思議です。

煙突部分に入っているマークについては、軍事評論家の岡部いさく先生が解説されています。

こういうマークは欧州の艦艇ではよく見られます。

続いてノルウェー海軍のイージスフリゲート、ロアール・アムンセンが入港。

主砲には熊のマークが。こちらも岡部いさく先生が解説されています。

こちらはあまり詳しくはわからなかったようです。どなたか取材で明らかにしてください(笑

フリチョフ・ナンセン級フリゲートはスペインのイージス艦をベースとしているものの、レーダーがフリゲート用の小型のSPY-1Fを搭載していて、他のイージス艦よりも探知距離は低下しています。採用例はこの艦型のみです。既にAESAレーダーが主流の中、古いPESAはあまり魅力に写らなかったのでしょうね。
搭載ミサイルもSM-2のような長射程の艦隊防空用ではなく、個艦防空レベルのESSMとなっています。

こちらも簡易に入港シーンを。

小型化したSPY-1Fレーダーとはいえ、パッシブなので内部は導波管でそれなりにスペースをとっていると思われます。結構頭でっかちなマストです。

これらの海外艦艇のホストシップだった護衛艦「てるづき」も入港しました。

この後はあらかじめ予約していたYOKOSUKA軍港めぐりの船に乗ってきましたが、その写真は次回に。
この日の軍港めぐりは全席満員御礼だったようです。夏休み期間ですしね。

ヴェルニー公園で米駆逐艦マイケル・モンスーアや体験航海の護衛艦あさぎりの出入港を動画撮影した

先月2025年7月20日、横須賀のヴェルニー公園で米ミサイル駆逐艦「マイケル・モンスーア」や体験航海を行う護衛艦「あさぎり」と特務艇「はしだて」を撮影してきましたが、動画でも撮っています。

だら~っと長回ししたのをかいつまんでいますが、それでも27分もあるので、ながら観でどうぞ。

色域情報、何かバグっているかなぁ。環境によって色が濃く見える場合は、色域がズレているかもしれません。本当はHDRでアップしようと思ってBT.2020に設定したけど、どうもうまく行かなくって。動画関係は本当に難しいと言うか、あまりに色々な方式が乱立しすぎていますからね。
書き出した動画はうちの環境では正常に見えるのですが、Youtubeにアップしたものは全画面にすると色域が変わってしまいますね。

【追記】HDR版アップしました

色がおかしい件は、やはり色々設定に不備があったようです。こちらで記事にしています。

今度はHDR版再生可能です。再アップロードしたものがこちらになります。

【百里基地】25/7/25 「レゾリュート・フォース・パシフィック」の記録 その2

午後の部、ですが微妙に午前も入っています。
ということで25日の1stの上がり、3SQのF-2は捻ったけど、三沢のF-16は捻らず…。なんでも28日(月)はF-16もかなり低い位置で捻ってくれたそうで、やっぱり月曜にすればよかったかなぁと思いつつ、まあこれは運次第なので仕方ないですね。

珍しく2ndの上がりは12時ちょい前に、しかもR/W21上がりでライトターンは珍しいですね。3SQのF-2だけでF-16の動きなし。
この日時のこの時間だと、この捻りをアップで撮るのは難しいですね。

さらに13時には先に上がった機体が降りてきたり、また別の機体が上がったり。

この日は3SQ捻ってくれましたねぇ。気合入っていますね。
ここで撮影ポイント移動します。

金曜日だし、まさかもう米軍に動きなし?と思ったら、ついにKC-135T (59-1462/91462) が動き出しました。これが撮りたかったんだよ~!

後継のKC-46Aがトラブっていてなかなか引退できないKC-135、まだしばらくは見られそうです。
そして3rdと言っていいのかな? 3SQのF-2B (43-8128) にプラスして、ついに米軍のF-16も上がりました! ただし2機だけです。

F-2もF-16も離陸からアフターバーナー全開です。

15時半、先に3SQのT-4 (16-5670)とF-2B (43-8128) が帰ってきました。

何度かタッチアンドゴーを実施。色々上がりと戻りがバラバラなんですね。上空ではどんな訓練を行っているんだろう?

そしてこの後1時間以上動きなし。なかなか帰ってこない。いつもより訓練時間が長いですね。17時過ぎにやっと帰ってきました。まず先に戻ってきたのは3SQのF-2です。

続いて、やっとF-16も帰ってきたよ~。タッチアンドゴーを実施してタッチダウン。

ちょっとこの日のF-16は大人しかったなぁ。

更に30分経過し、やっとKC-135も戻ってきました。

やっぱり4発機はダイナミックで良いなぁ。これでも全長はB767ベースで双発のKC-767やKC-46より短いんですよね。
F-16やKC-135のように古い機体はそろそろ引退に近づいています。F-16ですらもう結構な年数が経過しているんですよね。

ってことで、F-16の機動はいま一歩でしたが、暑い中来た甲斐はあったかなと。
30日までの訓練ですが、日中はかなり暑く、2Lの水筒を持っていったけど空になったくらいです。本当に水分・塩分補給はしっかりと行って、少しでも頭痛や目眩を感じるようなら、涼しい場所に避難しましょう。紐付きの帽子は必須ですね。

ヴェルニー公園からマイケル・モンスーアや体験航海の護衛艦あさぎりを眺めてきた

横須賀早朝撮影を終えた後、ヴェルニー公園へ移動。午前6時でもかなり明るく既に暑い!

この週末(19・20日)は32歳以下を対象とした護衛艦「あさぎり」と特務艇「はしだて」での体験搭乗が行われていました。

まずは朝日を浴びた米駆逐艦「マイケル・モンスーア」をじっくり観察。

TACANアンテナに足場が組まれていて、もうしばらく改修作業を行っているのかな?と思いましたが、執筆現在(22日)足場が外されているようです。もしかしたら出港が近いかもしれなく、この日に見られてよかったです。
やっぱり特異なデザインですよね。ただその分、不具合も多く、ステルス重視で砲身が隠れたAGSも、砲弾が高価過ぎて開発中止となり、今後取り外される予定。
新造時にはない衛星関係のアンテナやTACANなどのマストも、すべて平面アンテナだけで構成できずやむを得ない措置のようですね。

新旧潜水艦はおやしお型とそうりゅう型。背景にマイケル・モンスーア、やっぱり特異感半端ないですね~

そして護衛艦「あさぎり」(DD-151)は体験航海に向けて準備中。真後ろから見ると、煙害を避けるためにオフセットされた後部マストや射撃指揮装置2型のレドームが特徴的です。

ヘリコプター格納庫にはお起きは旭日旗をモチーフとした横断幕?が張られていました。
執筆時点で現役の護衛艦としてはもっとも古い1988年就役。一度練習艦となったものの、護衛艦不足により護衛艦籍に戻されました。2番艦「やまぎり」は2度目の練習艦となっていますが、本艦は古すぎるからなのか、現在も護衛艦籍のままです。2027年度までにあさぎり型護衛艦は1,2隻の退役が予定されています。
おそらく本艦も向こう2年で退役するでしょう。
ちなみに本艦は舞鶴所属で、なぜ舞鶴所属艦が横須賀で体験航海を行ったかは謎です。

午前8時頃から、体験搭乗者が乗艦し始め、8時半にはタグボートがぐるっと回ってきました。いよいよ出港です。
先に特務艇「はしだて」が出港。こちらはタグボート無しで行けるみたいです。

こちらは動画も撮りましたので、編集したらアップします。

1時間ほど経過し、先に護衛艦「あさぎり」が戻ってきました。
航行し、真正面を撮れる機会はなかなかないので。何なら動く「あさぎり」を見られる機会も今後ないかもしれないので。

個人的に優美なデザインが多い海上自衛隊の護衛艦の中で唯一、あさぎり型は野暮ったい感じであまりデザインは好きではないのですが、今や希少なVLS(ミサイル垂直発射装置)ではない、古典的な箱型発射機の護衛艦も良いですね。

そして特務艇「はしだて」も戻ってきました。こちらのほうが公開時間が結果的に長かったですね。YOKOSUKA軍港めぐりの船もちょうどそれに合わせたかのように戻ってきました。この時間の乗客はラッキーですね。

ということで、出港と入港を楽しめました。
もう体験航海なんて年齢はとうに超えてしまったので(笑)、こうして外野から眺めています。
今年(2025年)は観艦式の年ですが、既に艦艇不足で作戦任務が多く、観艦式の訓練に割く時間がないということから、中止が検討されているようです。
こればっかりは時代や情勢から仕方ないですね。

最後にもう一度、マイケル・モンスーアを眺めて帰りました。この艦艇も今後見る機会は少ないだろうな。

横須賀の早朝

現在横須賀に来ている米海軍の斬新なステルスデザインを採用したズムウォルト級ミサイル駆逐艦2番艦マイケル・モンスーア(USS Michael Monsoor DDG-1001)を見たいと思っていてなかなかチャンスが無いなぁと思っていましたが、この週末珍しく子供たちの予定がなく、妻のお出かけしたらのお言葉に甘え、早朝の横須賀に行ってきました。

日の出の時間、例の場所から。

ギリギリ日の出に間に合った。結構早起きしたんですけどね。

少しずつ空が明るくなってきました。
カメラを少し右に振ると…

遠方に

遠方にマイケル・モンスーアが見えますね。特異なデザインです。手前は海上自衛隊のもがみ型FFMまや型イージスDDG、いずれもこの数年で登場した新世代の艦艇です。

露出を上げてマイケル・モンスーアをクローズアップ。ほぼ平面で構成された徹底したステルスデザイン。そしてタイコンデロガ級イージス巡洋艦すら凌駕するサイズです。

足場が組まれているのを見ると、しばらくここで改修工事を行うと思われ、もうしばらく横須賀にとどまると他所されます。
元々就役当初はもっと出っ張りや露出するアンテナがない、平面アンテナだけで構成された艦でしたが、衛星用レドームやらTACANらしきアンテナが付いているのを、すべて平面アンテナで構成出来ないとか、追加装備でやむを得ない、といった感じなのでしょうね。
そして砲塔が露出しないAGS 155mm砲2基は、搭載砲弾があまりに高価であることから、結局搭載されたものの実用化できず、今後撤去が予定されています。
したがってこの姿を見られるのはお志らくこれが最後じゃないかな?

一方海上自衛隊のもがみ型は、ズムウォルト級ほどではないにしろ、現実的な船体と上部構造物の徹底したステルスデザインを採用しています。元々は低コストで数を揃えるために兵装を削った護衛艦でしたが、今までの護衛艦より徹底したステルスデザインで、急に先進的に見えてしまうから面白いですね。
ただ兵装は貧弱で、今までにないUAVやUUVによる掃海機能を持たせていることからも、単独行動より後方支援を主体とした艦であることがわかります。正面を切っていく戦闘艦ではないということですね。

さて日の出の時間です、太陽が顔を出しましたので、このために持ってきたPC-Nikkor 28mm F3.5にレンズを切り替えました。1980年発売の古いシフトレンズですが、実は2005年まで販売されていた息の長いレンズ。HPにも情報が残っているくらいです。
カメラがミラーレスになり、絞り込みのままでのファインダの確認が容易になったので俄然使いやすくなりました。

午前4時51分

日の出時間はもう少し早いのですが、ちょうど雲があり、そこの切れ間から顔を出した瞬間を撮影。光芒も出ています。これが撮れてよかったと思う瞬間。
日の出は夕暮れと同じマジックアワーですね。
この日は前日にも行った体験航海のため、最古の護衛艦「あさぎり」と、特務艇「はしだて」が停泊し既に出向準備していました。

早起きしてよかったな~


PC-Nikkor 28mm F3.5は発売期間が25年と長かったからか、比較的中古でもよく見ます。ただそれだけに状態はピンキリです。専用レンズフードは当時別売りだったために数が少なくプレミアが付いています。が、フードがなくても割と逆光フレアに強いレンズです。