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これで完?Z 180-600mm用のレンズケースにNikon CL-L2を買ってみた

前回の記事で書いた、NIKKOR Z 180-600mm用のレンズケースとして、Nikonのレンズケース、CL-L2を発注し、結構前に届いていたのですが、忙しくて開梱したのは本日です。

送られてきた箱が大きい。でもこの箱がさらに箱に入れられて届いたんですよね…。別にこの箱に希少性もないので、そのまま送ってもらっていいのですが。

では開墾します、いや開梱です。

我が家の600mmレンズを並べてみた

写真右のAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRが入るレンズケースだけあり、高さは結構ありますね。そして写真左のNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRNikon Z 8は余裕で入りそうです。どちらも運べるということで、汎用性は高いですね。
ただ、AF-S 600mmは普段Loweproのレンズトレッカー600AW IIIで運んでいるため、今後上の写真の2本のレンズを持っていく時は、600AW IIIを背負って、さらにCL-L2を肩がけすることにはなります。
ただ、AF-S 600mmを持っていかずZ 180-600mmとZ 24-200mmでボディ1台だけなら、CL-L2はスリムなので、持ち運びは随分楽になりそうです。

まずは、CL-L2の対応表にも書かれている中で最大級の、AF-S 600mm f/4Gを入れてみましょう。

さすがにAF-S 600mm f/4Gだとギリギリサイズ。三脚座の出っ張りが気になります。ただ、三脚座にアルカスイスプレートを取り付けているので、これを外せば多少手出っ張りは抑えられるでしょう。

さて、本命のZ 180-600mmは余裕で入ることは確定ですが、Z 8とセットで入れてみましょう。

Nikon Z 8 + NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRは高さも余裕が

余裕でした。写真ではZ 8ですが、Z 9でもOK。何ならグリップ付きのZ 8も多分問題ないです。ボディと一緒に入るのは大きなメリットです。これだけで望遠撮影に出かけられます。
ただし、このままだとレンズが細いので(AF-S 600mmと比較して)バッグの隙間に余裕があり過ぎて遊んでしまうので、付属の詰め物を入れてみます。

これがZ 180-600mmに合わせたかのようにぴったりです。更にカメラの上の空間にも余裕があるので、付属のポーチ(フィルタやキャップのケース?)が入ります。
ということで、このカメラバッグ、メーカー問わずオススメです。ってNikonって黄色で入っていますけどね。SONYのボディ+FE 200-600mmにもちょうどよいですね。

しかし、まさか最終的な答えが、同じNikonの望遠用汎用レンズケースになるとは。バッグ(レンズケース)は奥が深いな。

これってバッグ沼じゃん(笑

と思わずにはいられないです。Nikonって昔からカメラ・レンズバッグ類に力を入れていて、ラインナップも豊富ですが、あまり宣伝してないので、すっかり見落としていました。

恐らくFマウント望遠レンズの終息と共に、このケースも生産終了になると思われ、買うなら今がチャンスと思います。
同じようなサイズのZマウント用のCL-L3はやや値上がりして1万円台後半です。もっとも、それでも安い部類と思います。

私は楽天のコジマで購入しました。

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ニコン Nikon レンズセミソフトケース CL-L2
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Amazonは執筆時点で在庫1個(ちょっと前まで品切れ)。製品も古いことから、売れてしまえば在庫補充されず販売終了かもしれませんね。

後継のCL-L3もコンセプトは同じで、対応はZマウントレンズの望遠ですが、汎用なので実際はレンズマウントは関係ないです。

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ニコン Nikon レンズケース CL-L3
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CL-L2がディスコンになったら、CL-L3もおすすめですね。

Japan Mobility Show 2023行ってきます

4年ぶりなんですね、開催するのは。

4年ぶりの開催はモーターショーからモビリティへ

今回からモーターショーはモビリティショーへ名称変更。自動車だけでなく、色々見た限り、クルマを中心とした技術展っぽい感じですかね。

カメラはNikon Z 9のみ持っていきます。本当はZ 8のほうが軽いので良いけど、バッテリの持ちが不安で…。先日、TDSに行ったときに3個のバッテリを使い切ったのもあって、更に追加バッテリも買わないと、1日撮影には不安なんです。後やっぱりグリップや縦位置撮影はZ 9のほうが優れています。

そんなわけで、今回は1日ゆっくり見てきます。

【名倉山酒造】名倉山 純米吟醸 Code-N 流-NAGARU- 無濾過生詰

久しぶりに行った酒屋にて、この酒屋と言えばこの銘柄ってのがあるのですが、今回は買ったことのないブランドのお酒を買ってみました。
福島県の酒なら、そうそう外れはないでしょう。

【名倉山酒造】名倉山 純米吟醸 Code-N 流-NAGARU- 無濾過生詰

クジラが入ったラベルがオシャレです。
きれいなあまさを追求した名倉山ブランドで美酒(Nectar)を造り続ける事をコンセプトとしているシリーズで、名倉山(Nagurayama)の頭文字である「N」と、夏をイメージした渚(Nagisa)の「N」、全てのキーワードに『N』が成り立っている事から、Code-Nと名づけられているそうです。

ちなみに、ラベルの下に「NAMAZAKE」と入っていますが、実際には生詰(1回火入れしたお酒を一定期間貯蔵した”ひやおろし”を、更に火入れはせず詰めたお酒)であって生酒ではないそうです。

【名倉山酒造】名倉山 純米吟醸 Code-N 流-NAGARU- 無濾過生詰

純米吟醸ですが、精米歩合は麹米45%、掛米55%と大吟醸に近い削りとなっています。酒米は夢の香と山田錦を使用しています。
酵母は福島県の「煌酵母」を使ったひやおろしのお酒です。日本酒度は-3とやや甘口。

これを買った酒屋さんいわく、今特に人気になっているお酒の1つだそうです。

わずかにガス感があるきれいな色のお酒

1回火入れですが、生詰とのことで、生酒に近い感じです。開栓時に少しガス感あり。
冷やした状態でいただきました。上立ち香は華やかな吟醸香。口に含むと、おおお!?なんだろう?甘味が立ちますが、酸味との織りなし方が絶妙。ジューシなりんごのような、それでいて甘すぎず、でも後半味わいに膨らみが出て、旨味がぐっと来ます。苦味、雑味は控えめです。

ひやおろしのお酒、どっしり感が強くなる物も多いですが、これはフレッシュさを保ったまま、より味わい深くなる方向に持って行っていて、面白いアプローチです。
そしてこの酒蔵のお酒、また買いたいなと。福島に行きたいなぁ。

【国分酒造】芋焼酎 安田

私にしては珍しく焼酎の哨戒、いや紹介(笑
元々日本酒をよく飲むようになる前は、焼酎好きでした。もちろん今でも好きですよ。

ということで、こちらは栃木県宇都宮の目加田酒店で買ってきたお酒。目加田酒店は、宇都宮でも数多くの種類のお酒を扱うお店で、日本酒、ワイン、焼酎を取り揃えています。
妻がたまたま日本酒をここで買ったので、じゃあ自分は焼酎でも、ということになりまして。

【国分酒造】芋焼酎 安田

この「安田」、最近酒屋でよく見かけるようになった焼酎ですが、国分酒造が2013年(平成25年)に販売を開始した、比較的最近の酒です。
原料となる芋は、100年以上前に栽培されていたけど、その後ほぼ絶滅仕掛けていた品種「蔓無源氏」を2003年(平成15年)に復活させて、それを原料に使用しています。
さらに、安田酒造は業界初の芋100%の麹で作った焼酎を作っており、「蔓無源氏」を使った「芋麹100%」で作った焼酎が、杜氏の名字からとった「安田」ということだそうです。

今回は水割りからいただきました。
陶器のグラスに注ぐと…これまでの芋焼酎とは根本的に異なる上立ち香です。芋焼酎は、サツマイモが原料だけに、当然そういった香りがするものが多いですが、これはサツマイモというよりは果物系、ライチあたりでしょうか? まるでフレッシュな日本酒のようですが、もちろん焼酎らしい力強さもあります。

1:1で割った水割り、香りは水割りでも十分フルーティ、口に含むと、最初に瑞々しいジューシーな甘味が立ちます。確かに後味は芋焼酎なのですが、爽やかな味わいで、芋焼酎としては口当たりがよく後味もさっぱりしているのが特徴です。
これが非常に飲みやすく、今までにない感覚です。ソーダで割るのも良いみたいです。今度やってみたいと思います。

一升瓶で買ったので、時間をかけてじっくり味わえるのも焼酎の醍醐味です。ストレート、ソーダ割り、色々試したいですね。

Medical-NIKKOR 120mm F4(IF)用のDC電源LD-2を入手

以前、Medical-NIKKOR 120mm F4(IF)とAC電源のLA-2を入手しましたが、残念ながら電源のLA-2は故障していて、そのうち修理しようかと思っていましたが、今回乾電池で動かすためのDC電源LD-2を入手しました。
単3電池8本で動きます。

Medical-NIKKOR 120mm F4(IF)用DC電源LD-2

電池であれば、構造も単純ですし、何ならAC化の改造もしやすいですね。
問題は使えるかどうか。
何しろ、Medical-NIKKOR 120mmは1981年に販売され、1998年まで売られていましたが、殆どの個体は80年代製造。私の個体はS/N:180945なので、ごく初期の個体と思われます。
40年前後経過しているものが多いので、レンズ本体はともかく、こうした電源周りのアクセサリが枯渇しています。
レンズ単体だけなら比較的入手しやすいのですが、専用の電源やコード類、アタッチメントレンズといった付属品が欠品しているケースが多いのです。
当方も2倍撮影が可能なアタッチメントレンズがないため、手に入れたいとは思っています。

話はそれましたが、コード類はあるため、これが断線していないことを祈りつつ、接続してみました。
さて光るかな?

電源ON! キュイ~ンとコイル鳴きの音を発していますが、イチかバチかでシャッターを切ると…光った!

ということで、早速ベランダの花を撮ってみました。

カメラはNikon D850です。Medical-NIKKORは電源ユニットと、カメラ側のシンクロケーブルを接続すれば、どのカメラでも使用可能。何ならZマウント機でも可能ですが、シンクロターミナルを備えているのは、今のところNikon Z 9のみで、他のカメラは別途アクセサリシューからシンクロターミナル端子を取り出すホットシューアダプタを使用すれば使用可能です。

今回は撮影倍率を入れてみました。描写はやや固めかな? 構造上絞り設定がなく、撮影倍率が上がるほど絞られ、1x(等倍)ではf32まで絞られます。
とはいえ、現代なら感度をコントロールできますし、レンズ本体のあるISO/ASA設定で光量もある程度コントロールできます。
実際の使っている様子は、そのうち別途記事にしたいと思います。

元々医療用の記録撮影用として開発されたMedical-NIKKORは、先に200mmが販売され、これは焦点距離が長くワーキングディスタンスも大きいことから、手術などの邪魔にならない距離から撮影、という至上命題を満たすレンズでしたが、その後に出た120mmはワーキングディスタンスが200mmほどはとれないため、どちらかという本来の医療用途よりは学術用途などの接写用として入手した人も多かったのではないでしょうか? 現在でも比較的流通しているのは、そこそこの数が売れたからでしょう。

とりあえず、レンズ内蔵のフラッシュが生きていることがわかっただけでも、コレクションとしての価値がちょっとは上がったかな?

【せんきん】仙禽 線香花火

妻が買ってきたお酒を勝手に開ける第2弾w

【せんきん】仙禽 線香花火

夏の終わりに出る限定品、「線香花火」 ラベルは爽やかなイメージで、日本酒に見えません。

【せんきん】仙禽 線香花火

仕様に「アッサンブラージュ」とあります。美術用語で「一般の彫刻概念から逸脱するような立体作品」だそうですが、このお酒は酒米の山田錦を主体として作ったお酒「モダン仙禽」と「クラシック仙禽」のブレンドのようですね。なるほど、方向性の違うモダンとクラシックシリーズを仙禽では販売していますが、その2種類をブレンド下とのことです。
無濾過原酒で、火入れはしていますが要冷蔵の仕様となっています。
しかし最近の仙禽はかなり意識高い系になっていますね。

日本酒らしい薄黄色。別の酒蔵のおちょこでごめんなさい(笑

冷やしていただきました。上立ち香からは酸味を感じます。
口に含むと、爽やかな酸味は仙禽らしいですが、わりかし後味はどっしり。アルコール度数13度とやや低めですが。ただ全体としては爽やか系で、ライチのような爽やかな酸味と甘味のあとに、苦味~どっしりと来ます。とはいえ、全体としては軽めでキレは良いので、後味のどっしりは最初の口当たりの軽さから相対的に感じるだけで、決して重苦しい感じではないですね。

ちょっと気温的には涼しくなってしまいましたが、これは8月後半出荷なので、残暑残る9月中に飲むのがおすすめのお酒ですね。

BRAUNのシェーバーの替刃の偽物が存在する

学生の頃からBRAUNの電気シェーバーにお世話になって早四半世紀…。だいたい10年近く使って本体を買い替えていますが、その間に何度かは替刃を交換することになります。
BRAUNは概ね1年半毎の交換を推奨していますが、替刃は結構お値段が高く、何なら本体の1/3~1/4位の値段がするので割と高価です。

ここ何年かは、日本向けリテールパッケージより若干安い、海外向けの英語表記のパッケージの替刃を買っています。
基本、中身は一緒のはずで、これまで特段トラブルはなかったのですが、前回買った替刃だけは、何かおかしい。
具体的には、網刃を支えている外周の部品のメッキが剥がれてきて、最終的には網刃が外れて浮いてきてしまう状態に。今までにこんな低品質はなかったです。
結局、この替刃は半年程度でこんな状態になったので、日本向けリテールパッケージの替刃に買い換えました。

ダメになった替刃と、買い替えた日本向けリテールパッケージの替え刃を比べてみると…

そもそも部品形状が違いました。ダメになった替刃(写真右側)は、網刃を支える部品のメッキが安っぽい。正規品は艶消しなのに対して、艶のあるギラギラメッキです。調べてみると、最近はそもそも互換品も売っているんですね。

レビューを見ると、評判はあまり良くないですね。恐らくかなり使い込んだ純正刃よりは切れ味は良くなるでしょうが、同然純正より品質は落ちるのでしょう。

互換品の商品写真を見ると、ダメになった替刃と同じ、ギラギラメッキなんですよ。
この替刃、買ったときは海外リテールパッケージでしたが、中身は互換品だった可能性が浮上しました。互換品とは謳っていなかったので、互換品を海外リテールパッケージに詰めた偽物だった可能性が高いです。
最初から互換品と書いて売っていれば、品質の低さも値段なりと思いますが、今回ダメになった替刃は、リテールパッケージに入っていたので、偽物と言っていいでしょう。
ちなみに、購入履歴から販売した業者を調べたら、とっくに消えておりました。悪質ですね。

ということで、リテールパッケージであっても、海外版は偽物の可能性があることは、知っておいたほうが良いですね。
日本語のリテールパッケージが一番安心ということになりそうです。


互換品、どうせ剥がれる安メッキならしなくたっていいぜ!みたいなのも普通に売られています。

こちらが日本語パッケージの正規リテール品。正規品のほうが探すのが大変だったり。


替刃の値段、いい値段ですが、互換品はもうシェーバーの性能放棄しているようなもの。高出力のスポーツカーに聞いたことのないブランドのベーシックタイヤ履かせるようなものです。慎重に純正品を選びたいですね。

豆苗の成長を暖かく見守る(カメラですが…)

たまに食べたくなるなる豆苗さん。そしてカットした後はまた育てて生やせる楽しみも。

いつものようにベランダで撮ってます

こんな感じでシャッター耐久20万回を遥かに超えて、50万ショット以上使っているNikon D810を据えて、レンズも往年のAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを使用しています。
またしてもシャッターを消耗させてしまいましたが、もうこのカメラは壊れるまでこんな使い方です。頑丈ですね。100万ショットも行けるかしら?

ってことでいつものようにタイムラプスです。
実は今回2回目の成長だったので、あまり生えてこないですね。1回目は結構伸びたのですが。ということで、たいむ思ったより地味でした。

只今3回目の成長中ですが、多分あまり生えないので撮影は辞めときました。

【せんきん】仙禽 オーガニック ナチュール 2023 ZERO:nigori

栃木帰省した際に買ってきたお酒。というかこれは妻が買ったお酒ですがw

【せんきん】仙禽 オーガニック ナチュール 2023 ZERO:nigori

ラベルはいつもの仙禽ですが、オーガニックナチュール? どうやら、日本酒の古くからある製法、生酛造りで、それも江戸時代の製法に近いやり方とのことです。ただ、全てが古いやり方ではなく、品質自体は現代のもの、だそうです。
木桶を使用し、酒母は蔵付き酵母で培養、精米歩合は90%(大昔は精米ではあまり削れなかった)、有機栽培のお米「亀の尾」と「ドメーヌさくら」を使用しています。

【せんきん】仙禽 オーガニック ナチュール 2023 ZERO:nigori

絶対に振らないでください、とあるように、火入れしていないお酒ゆえに、まだ活性しています。ただ、キャップはガス抜きの付いた回転キャップなので、ここは安心です。
とはいえ、慎重に開栓しましょう。
あ、アルコール度数はやや低めな13度、加水していない原酒でこの度数です。

ゆっくり瓶を回して撹拌して注ぐと、程よい濁り

ゆーっくり撹拌し、澱を絡めてから開栓も慎重に。幸い、少し泡が出た程度で吹き出しはなし。ここはガス抜き穴が効いていますね。これがないと、恐らく吹き出したでしょう。割と吹き出し事故、多いみたいですから。

上立ち香はさっぱりとした酸味を感じます。口に含むと…おお?思ったより甘味は控えめで、アルコール度数13度と低めな割に結構アタックは強め。ただし微発泡のため、爽やかさはありますね。そしてどっしり感はすぐに落ち着きます。澱を絡めたら苦味はそれなりに多め。ほんのり甘味と酸味で、カルピスウォーター系な乳酸菌ですが、酸味も生酛系としては控えめでしょうか。木桶感も、よく味わうと確かにありますが、ことさらそれを強調はしていません。

少し温度が上がると、控えめだった甘みが上品に立ってきました。このくらいがちょうどよいバランス。透明なグラスに注いで数分あたりの温度が絶妙に良いですね。
全体としては、さっぱり感のあるお酒で、夏にピッタリでしょう。もう9月後半とは言え、まだ残暑感は結構あるので、まだまだ季節に合っているお酒ですね。

今週末も栃木に行く予定なので、また何か物色したいと思います。

ポータブルバッテリ 富士倉BA-80とNikon D810で何時間インターバル撮影が出来るか試してみた

前回はミラーレス一眼のZ 9で、ポータブルバッテリ 富士倉BA-80を使って、ほぼ23時間程度インターバル撮影できることを確認したわけですが、では一眼レフだとどうか?
一眼レフでも、Nikon D850のように、メカシャッターを使わず電子シャッターでインターバル撮影できるカメラもありますが、ここは純粋にメカシャッターとミラーのアップダウン動作を行うとどうなるかも含め、Nikon D810でインターバル撮影してみました。

Nikon D810やD850は、まだUSB給電には対応していない時代のカメラです。フルサイズ機でUSB給電に対応するようになったのはここ何年かですからね。
それまでは外部給電する手段の1つとして、ACアダプタを使用する方法があります。D810やD850、何なら最新のミラーレスのZ 8も、バッテリはEN-EL15シリーズを使うため、パワーコネクター EP-5BACアダプター EH-5dでACコンセントからカメラへの給電が可能です。

ただこの2点、結構良い値段です。互換品もありますが、ちょっと怖いので純正品を使っています。

この組み合わせでBA-80から給電、パワーバッテリパックを使っているので、カメラ本体にもバッテリEN-EL15を搭載し、8時51分に撮影開始、23時3分に両方のバッテリ切れとなりました。時間にして14時間強、これはミラーレスのZ 9との組み合わせよりも持たないですね。


実際の撮影では、一眼レフのほうが消費電力が少ないのですが、インターバル撮影ではZ 9では消費電力の大きいEVFを使わなかったこと、D810ではミラーとメカシャッター動作が思いの外電力を消費していること、そしてAC給電なので、バッテリBA-80からAC電源に変換して出力、ACアダプタでまたDC(直流)に戻しているので、効率という点ではUSB給電より悪くなりますね。

ただ、出力が低いとは言えAC出力もできるのは便利で、繋ぐ機器が小型の扇風機やパソコンやカメラ、ガラケーのACアダプタ程度なら、80Wの出力でも何とかなりそうです。

ということで、BA-80、インターバル撮影に最適ですね。災害用以外にも活用させていただきます。