「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」タグアーカイブ

最近多い垂直船首のEVER CORE

飛行機も好きですが船も好きです。何せ世界の艦船誌は30年愛読しています。

城南島海浜公園は、飛行機も船も見られてよいですね。貨物船にモーターボートがこんなに重なって見られるのもここならでは。

EVER CORE (3FHV8)

よく見かけるEVERGREENのコンテナを積んだEVER COREは、台湾の長榮海運股份有限公司(長栄海運)の所有する貨物船で、EVERGREENの海運子会社です。
EVERGREENはエバー航空も傘下に持っていますね。

このEVER COREは今治造船で建造されたコンテナ貨物船で、船籍はパナマです。
最近多い船首が垂直に立っている形状が特徴で、水面を切り裂く際に波を前方ではなく左右に受け流すためにピッチング(船体が前後に揺れること)が発生しにくいのが特徴です。これにより波浪中の抵抗を従来船首より低減しているのだそうです。
実はこうした形状は100年以上前の船にも採用されていて、決して新しいものではないのですが、解析技術の進歩で実は昔使われていた形状が見直されている、あるいは改良されて採用されているのは興味深いですね。

最近では欧州の軍艦にも採用されている形状ですが、自衛艦ではまだ採用はないですね。
個人的には従来からある船首のほうが見た目は好きです。

神加丸 (JD3630)

栗林商船のRoRo船、神加丸、こちらは従来船首です。確かに波を切る際に船首で反射波による白波が立っていますね。

【城南島海浜公園】たまには広角で飛行機を撮るのも悪くない

昨日持ち出したNikon D850AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dの組合せ、これでスナップするのも案外悪くない。何よりレンズがコンパクト(AF-Sよりもずっと軽量コンパクトで全長も短い)なので、持ち出ししやすい。
ということで、娘を早朝塾の講習に送り出した後、午前中まだ早い時間帯だったので、城南島海浜公園に行ってきました。

まだ潮干狩りのシーズンではないので、やっている人も見かけなかったけど、もう水遊びできるくらいに気温が上がっていましたね。
そして花粉?黄砂?で空が霞みがちだったので、あまり抜けの良い絵にはならなかったですが、広角レンズと飛行機、悪くないですね。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dは、元をたどるとAI Nikkor 20mm f/2.8Sという1984年発売のMFレンズから同じ光学系でAF化したレンズなので、今時の広角ズームと比べても、色収差が出るし、解像力もいま一歩ですが、でもこうやって持ち出しやすいのは魅力です。
フレア、ゴーストも出ますが、太陽光を入れた時の光芒が良い感じです。
あと、一眼レフのD850に着けて撮りましたが、ミラーレス機だとこういう太陽が入るような撮り方って、センサ焼けが心配で、どうも気を使ってしまうのですが、一眼レフならそこまで気を使わなくて済むのもよいですね。そういった点で、一眼レフも手放せないです。

望遠も持ってきました。こちらはZ9とZ 180-600mm、さすが現代のズームレンズ、ちゃんと撮れます。でも単焦点のロクヨン持ってくればよかったな…

あとはもうダラダラとスナップしながら浜辺を歩きました。もう春を通り越して、いきなり初夏が来た感じの気温でしたね。

望遠と広角の両極端ですが、楽しいですね。広角は今はスマホでも撮れるし、あえて古い広角レンズで撮るメリットはないけど、いいんです。撮っていて楽しければ。
広角なんかもうAF使わず(空主体だと返ってAFが迷って撮れない)、すべてMFで撮っていますが、どうせパンフォーカスなのでシビアなフォーカシングも必要ないですし。
ただ、モータ非内蔵のこの時代のAF Nikkorって、MFにするとフォーカスリングがスカスカなので、すぐフォーカスズレちゃうのが玉に瑕です。
そういう点だけは、AF-Sレンズや最新のZレンズに部がありますね。


最新のNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sともなると、MTFも昔のレンズとは大違い。

ニコンプラザ東京にて50mm f/1.2 Sやら各種望遠レンズを試す

この日は予定があったので、あまり多くの時間は取れなかったものの、せっかく来たのでできるだけいろいろなレンズを試してきました。

やっぱりF1.2シリーズはNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sかなぁと。バランスがいいんですよ。f1.2という開放f値と50mmの焦点距離が。
個人的に35mmが標準レンズなのですが、ボケ味とのバランスを考えると、50mmの画角が一番しっくりくる気がして。
あと純粋に手持ちのAI NIKKOR 50mm f/1.2Sと比較して遊びたいというのもありますしね。

そして望遠レンズコーナーへ。

NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S(中央)はテレコン内蔵で一番欲しいレンズ

憧れのNIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sを試しました。せっかくなので自分の撮影スタイルで手持ち撮影させていただきました。

ビルのガラス越しの情景なのでコントラストや解像力は差し引くとして、絶対的に軽いわけではないにしろ(それでも自分が使っている古いGタイプからしたら2㎏以上軽いのは魅力!)、やっぱりこの重量バランスの良さは手持ち撮影しやすい。
そして右手で切り替えられる内蔵1.4倍テレコンバーターも魅力です。本当に便利ですよこの内蔵テレコンは。

そして実際購入するとしたら現実的なレンズを。
こちらも窓越しなので、所々色が変だったり解像力がもう一歩なのはご容赦を。

NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sの軽量さは魅力です。が、自分の撮影では600mmだけでなく1.4倍テレコンも使います。
となったときにf/4に1.4倍テレコン挟んでもf5.6と1段暗くなるだけですが、元々1.5段暗いf/6.3の望遠レンズに1.4倍テレコンだとf9になってしまいます。
これがどの程度AFスピードや速いシャッターを切れるか否かに影響するかといったところです。ニコンプラザでは窓越しになってしまうので、実際の撮影状況で試してみないと何とも言えません
が、これがまともに動いて画質も悪くないなら、軽量でフットワークもよくなりますからね。
ミラーレスになって考え方も一眼レフの価値観から改めないといけないとは思っていますが、やっぱり明るい単焦点望遠レンズは魅力なんですよね。古くても一度使うともうね…。

NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sは、この焦点距離なので、自分の撮影ならテレコンいらずなんですが、戦闘機撮影ではちょっと長すぎるシーンが多くなりそうです。
野鳥撮影なら迷わすこのレンズを買うでしょうね。

最後に、今自分が最も使用頻度が高いレンズ、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRに2倍テレコンのTC-2.0xをつけてまともに動くのか、試してみました。
f13ですからね…。

さすがにやや球面収差の影響が見て取れます。それでも一昔前のズームレンズにテレコンよりはずいぶんまともに撮れるものだなと感心しました。
窓越しで薄暗かったので、感度が目一杯上がってしまっていますが、晴天下ならそこそこ撮れそうな感じではあります。AFもちょっと遅くなるけど迷わず動いています。
個人的にこのクラスの望遠ズームにテレコンは今でも抵抗があるのですがちょっとしたお遊びなら十分かなとも思います。もちろん日中撮影限定ですが。


ちょっと遊ぶなら、Zマウント望遠にテレコン、Fマウントよりは解像力の低下や収差の発生が少ないですね。
Z 180-600mmにTC-2.0x、割と使えますね。そこまでの超望遠、何に使うかと言うと微妙なところではありますが。

息子のサッカー、試合は負けちゃったけど、動きは良くなってきたなぁ

昨日も息子のサッカーの練習試合。だんだんと子供たちの成長に従って、週末のイベント事も増えてきました。

一緒に行けなかった妻に写真を送ったら、だんだん骨格がしっかりしてきて、男の子になってきたなぁと。

チームでも足が速いので、フォワードも任されることが多い。でも敵がアタックしかけてくると、まだボールを取られがち。敵をかわしながらドリブルを継続するのが課題かな。

持ち回りでキーパーも

まだチーム内でキーパー固定じゃなくて、元周りでやっているけど、投げたりキックしたりでかなり遠方までボールを飛ばせるので、チーム内でもうまい方かな。
本人はキーパー専任もまんざらではないみたいですが、どうなるかな?

この日はハーフコートで入り乱れていて、撮影は難儀しました。Nikon Z 9の3Dトラッキング、もう少し食いついてくれるとありがたいんですけどね。そこはEOS R1が羨ましいなと思ったり。

逆光と強風砂嵐のサッカーも何かいい(写真的にと言う意味で)

土曜日、息子のサッカー練習試合、たまたま行った場所が木など遮るもの一切なしの吹きさらしで、風がビュンビュンでした。

撮影場所は半逆光ぎみ、そして乾燥していて風が強く、砂がビュンビュンとび、砂嵐の形相でした。ユニフォームもサッカーシューズも砂だらけですが、写真的には映えますね。洗濯物が砂だらけですが(笑

3年生が近づいてきて、だんだんプレーも激しさが増してきましたね。遠慮がちだった息子もアタックできるようになってきました。足だけ出していたプレーにしっかり体が入る様になってきました。

こんな感じで最近は飛行機か息子のサッカー撮影、望遠レンズばかり多用しています。そしていつもZ 180-600mmのフォーカスリミッタースイッチの切り替えを忘れて「あれ近場にピント合わない!」→6m以下のフォーカスリミッター入れたままだった…となっています。飛行機撮りではフォーカスリミッター入れているので
のんびり標準レンズでスナップ撮影もしたいところですが、なかなか時間がなくって…

入間基地に飛来した英国空軍A400Mを撮ってきた

当初雪予報も出ていた関東でしたが、少なくとも市街地では雨だった2月2日。
ずーっと雨が降っていて、どうしようか悩んだけど、結局行ってきました入間基地。

とにかく寒かった。雪にはならないけど冷たい雨ってのは最悪ですね。もちろん防寒対策はしていったけど。
今回は移動なので、軍用機とはいえADS-Bにしっかりと表示されていました。

ADS-Bに機体位置が表示されていました

入間基地のHPには機種名のA400Mのみ着陸予定が書かれていたので、どこの国の機体かはわからなかったのですが、英国でしたね。

そしてこの日の入間基地の滑走路は当初R/W17運用となっていましたが、天候はずっと北風だったので、さすがにR/W35に降りるだろうと。
撮影ポジションを変えた人も何人かいたようですね。

もちろん、上のフライト経過を見てわかるように、この時点でR/W35に降りるのは確定でしたね。
雨は弱くはなっていたけど、以前視程は悪く、撮影にはいまいちでしたね。そして機影が見えてきました。

Royal Air Force A400M (ZM408)

アンカレッジからの飛来です。コールサインはASCOTでした。それにしても視程が悪いですね。
動画にしようか迷ったけど、連続写真で。

シャッタースピード、もう少し落としても良かったな。ペラをもう少し流したかったな。
雨だったので湿度が高く、フラップ付近からヴェイパー曳いていますね。

これだけのために雨天寒空の下待ったけど、久しぶりの日曜ローカル撮影ってことで、それなりに満足です。

サッカーの練習試合、逆光も良いかもね

週末の写真をやっと今見ているところです。
たまたま撮影ポジションからは逆光だった息子のサッカーの撮影でしたが、砂埃が反射してコレはコレで良いな~。

息子はこの日キーパーをやっていましたが、かなり遠くまでボールを投げられるようになっている。成長したなぁと思う瞬間。

キーパーは持ち回りですが、そろそろ固定ポジションになるメンバーを決める段階に来ているようで、息子も割とまんざらでもない感じ。実際今回もよく守れていました。

しかしこんな感じに砂埃なので、カメラとレンズホコリだらけ。清掃しないとね。

【習志野演習場】降下訓練始め2025 その2

続きです。さあここからはヘリが主役です。

後何年見られるか、AH-1Sコブラの機動を間近で! もちろんここでの主役はCh-47JAチヌークです。

風が結構あったのか、チヌークが吊るしていた迫撃砲がクルクル回っていました。こうしたスリングは危険を伴うものなんだなと実感。
とは言え、想定の範囲内ということで、無事向きも合わせて着地させて流石です。

ここからは地上戦です。迫撃砲を展開、16式機動戦闘車も登場、上空からはコブラとUH-1Jのドアガンが支援します。

地上戦は報道席側主体で展開されるため、一般観覧場所からは見えづらいのが難点です。
怪我をした隊員をヘリまで運ぶという訓練展示も。

引きずっていってチヌークに乗せていました。

そして待機していた16式機動戦闘車と10式戦車が展開。上空ではAH-1Sコブラが支援。

ほんと天気がもう少し良ければねぇ。16式機動戦闘車の発泡炎は撮り逃しました…。コブラの機動は良かったなぁ。

メインの空挺降下も。

露出が難しい…。曇天は難しいですね。

そしていよいよ展示もラスト。今回2年ぶりに来ましたが、圧巻だったのがこのチヌークの並び。いやこれ絶対映えるフォーメーション考えたでしょっ!
5機のチヌークはこの後…

なんとゲスト参加国全ての国旗が並んだ! 日本はというと、チヌークからではなく地上からいつの間にか旗が上がっていました(笑)
この旗の並びは報道、招待者席からきれいに並んで見えるようになっていました。残念ながら一般観覧場所からは見づらかったけど、この演出は良かったですね。

ヒゲの隊長こと佐藤正久氏のポストでは、このように報道招待者席からは見えたようです。

ええのう…

最後は中谷防衛大臣の訓示で終了。車両は定置場所へ戻ってきました。

でもって恒例の…

毎回恒例、戦車を洗車

ダジャレ行事w、戦車で洗車をみて終了でした。戦車の洗車は結構地味な作業なのです。

帰ろうと思ったら、米陸軍のUH-60Lが。星2つが掲げられていたので、陸軍少将のお迎えだったかな?

米陸軍のUH-60Lの増槽の位置は、陸自のUH-60JAより低いんですね。ロケット弾なども装備できるスタブウイングのため、重心を下げるためなのかな?
そう言えば、今回陸自のUH-60JAは来なかったですね。

今回は天気が残念だったのと、陸上戦が一般観覧場所から遠かったのが残念でしたが、最後のチヌークの編隊からの各国の展開が良かったですね。
毎年寒くて行くかどうしようか迷うところですが、行ってよかったかな。コブラも後何年も見られないしね。

【習志野演習場】降下訓練始め2025 その1

寒いし天気も微妙でしたが、行けるタイミングがあるならなら行こうかな、ということで、撮影仲間と一緒に行ってきました。
いや寒かったですね。
いつものように写真多めですが、記録ということで流し見していただければと思います。

今年は何と11カ国(オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、フィリピン、ポーランド、シンガポール、イギリス、アメリカ)が参加、初参加はイタリア、ポーランド、フィリピン、シンガポールだそうです。
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、北朝鮮は弾道ミサイルなど装備品を高性能化、韓国はクーデター発生中、中国が覇権主義を推進するという、日本の周辺はかなりきな臭い状況の中、アメリカのみならず、東南アジアやヨーロッパ、北米との共同訓練は大きな意義があったと言っていいでしょう。

まずば天候確認のための降下、この日は地上波の風はそれほどではなかったけど、上空はそれなりに風があり、風向きの関係で航空機の進入はかなり手前側(観客席側)になりました。
防衛大臣はCH-47JAで来場。

前半はCH-47JAからの降下。各国が降下し、それぞれ使用するパラシュートが異なる点に注目でした。

ただ、降下人数は少ないため、やや地味な展示だったかな。

そしてヘリボーン支援の攻撃ヘリAH-1Sが2機進入! かなり近くまで来るので大迫力!
続いてドアガン搭載のUH-1Jも。

AH-1Sも近い将来退役し、代替として無人機が導入されるとされています。ただ、ヘリボーンの航空支援としてどう無人機を活用するのか、難しいですね。
とは言え攻撃ヘリは対空ミサイルの餌食になりやすく、高価な割に損失も大きいとされていて、それがAH-64Dアパッチ・ロングボウの調達打ち切りにもつながったのかと思うので、今後は無人機を如何に活用するかが鍵でしょうね。

続いてC-130が進入。米軍のC-130Jに空自のC-130H。自衛隊のH型も相応に古くなっていますが、後継機はどうするのでしょうね?

これぞ降下訓練始めって感じですね。

そして再度AH-1SコブラとUH-1J、更にCH-47JAが登場。

上空で攻撃支援しつつ、ヘリボーンを実施。

続く…

せっかく光が丘公園に望遠レンズを持っていったので撮影もした

クロスバイクの荷台に簡単に取り付けられるリアバスケットを買ってみた話を昨日書きましたが…

せっかく練馬の光が丘公園に望遠レンズを持ってきたので、撮影もしたって話です。NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRとZ 8で撮影しました。

紅葉はほぼ終わり…ですが部分的に残っていました。池にはいつものカモ以外にアオサギが佇んでいたので、被写体になっていただきました。
Z 8の被写体認識、鳥モードを使ってみました。時々鳥の胴体側にフォーカスポイントが行くこともあったけど、概ね目を認識して合わせてくれました。

たまには普段撮らない被写体を撮ってみるのも楽しいですね。