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令和6年度自衛隊観閲式の受閲航空機を見てきた

航空機の飛来は2018年以来かな? 陸上自衛隊朝霞駐屯地で行われた令和6年度自衛隊観閲式、この手のイベントはコロナ禍以降配信になってしまい、会場で一般客が観られる機会はおそらく今後ないでしょうね。

唯一生で見られるのは航空機だけとなりました。

駐屯地から近い場所から撮影。
まずはヘリから。今年はV-22オスプレイは予定されていたものの、米軍機の事故があったために飛行停止中。
CH-47のような大型機もなく、各機種1機ずつと寂しい限り。汎用ヘリのUH-2が各種イベントに出始めていますね。
そして攻撃ヘリのAH-1Sコブラはどんどん飛ぶのを見る機会がなくなるでしょうから、まあ観られたのは良しとしましょう。

そして固定翼機が続きます。

やっぱり機種も少なく1機ずつなのは寂しいですね。
そして戦闘機。F-2AにF-15J/DJにF-35A、現役機3機種全て来ました。

予想はしていたけど、やっぱりこの場所からだと戦闘機は腹打ち気味ですね。まあ観閲式のフライトだから、特段機動もないので、こんなもんでしょうか。
晴れたのは良かったですね。

自衛隊の公式動画配信はアーカイブでも見ることが出来ます。

入間航空祭2024 その3

今回の目玉イベント、C-1の030と031号機によるラストフライト。
031号機はこの入間航空祭がラストフライトとなりました。C-1輸送機の生産最終号機です。
030号機も今年度いっぱいで退役のようですね。

当たり前のように飛んでいたC-1も、もう入間航空祭で見るのはこれが最後だなんてね。
後継のC-2輸送機の生産も佳境となった今、その役目を終えていくのは感慨深いですね。

それにしてもダイナミックな機動です。もちろん空荷の展示飛行向けではありますが。

演目を終えて着陸した031号機は、最後に消防車による放水を受けて、その運用を終えました。


海自のSH-60Kのメインローターが被ってしまったのは御愛嬌(笑)立ち位置間違えたな…
以上で航空祭の展示は終了。ゲスト機が帰投します。

まずは小松基地303SQのスペマF-15J (52-8859) が上がります。

ちょっと遠かったけど、最後にくるっと一周して帰っていきました。いいね!

そしてC-1輸送機の初号機で、長年エンジンや各種装備品のテストベット機(FTB)として活躍してきた、岐阜基地の飛行開発実験団の「銀ちゃん」こと001号機も帰投します。
これも個人的に見られる機会はもうないかな。

SH-60KとオメガことOH-1も帰投。オメガもC-1と比べたらまだ新しい機体ですが、今後数年で退役することが決まっています。代替のUAVは…何も決まっていない。

展示されていた002号機も含め、C-1はまもなく退役。最後に残った全てのC-1輸送機4機とEC-1が入間基地に集結したことは、戦後初の国産輸送機の最後としてふさわしい航空祭だったと思います。

今回地上展示のみだった002号機にスペシャルマーキングされていました。EC-1の遠方には帰投するC-130H輸送機。こちらも相応に古いけど、あと10年以上は飛ぶでしょうね。

航空自衛隊は2024年、70周年を迎えました

以上で入間航空祭は終了となりました。皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


この航空祭で使ったカメラバッグ、Z 9 + Z180-600mmとZ 8 + Z24-200mmを楽々収納可能、プラスしてレンズやバッテリ、レシーバーに食べ物飲み物も入っちゃいます。

入間航空祭2024 その2

続きです。午前の演目ラストは、U-4とC-1、C-2による飛行展示です。

ちょっと展示的には地味目だったかな~。

午後からは入間基地で5年ぶりのブルーインパルスの飛行展示。

入間基地はエプロン地区は午後からが順光で映えるんですよね。とは言え、レンズの向きが変われば光線状態も当然変わるので、快晴は快晴で光の状態は難しいことも多いですね。

とは言え晴れてよかったですね。第1区分による演目となりました。久しぶりに見た気がするな。
2018年の歌舞伎のC-1が飛んだ年の入間航空祭は快晴で、ブルーインパルスも良かったのですが、2019年は曇天でブルーインパルスも区分を下げての演目しか出来なかったですからね~。

ブルーインパルスの機体でもあるT-4練習機は導入から35年以上経過し、後継機が日米共同開発とされてますが、現在のところ完全な新規開発なのか、海外の既存機体の改修なのかは決まっていません。
T-4の純粋に練習機としての使い方は、学生が操縦するためさほど負荷がかからないようで機体寿命はまだ十分残っているようですが、ブルーインパルスの機体はそうもいかないため、ブルー仕様の機体は新造機が全て用廃となっていて、今のブルーインパルスの機体は保管機や現役練習機からのブルー仕様に改修したものです。

スタークロスはスマホの超広角でも入り切らなかったな~

何だかんだでブルーインパルスを楽しみました。これが目的の人も多く、今年の入間航空祭は観客動員数が25万人とのこと。30万人超えの年もあったので、それからすると少し減っていますが、それでも25万人という、地方都市の人口に匹敵する観客がここ入間基地に集結したみたいですから、本当にすごいことです。
それだけ交通機関が発達している、輸送能力があるということですね。

そしてこの後は、これが自分にとってはメインのイベント、C-1の031号機のラストフライトです。その写真はまた次回に。


スタークロスは入らないけど、引きのブルーインパルスの写真はこのレンズで撮影しました。Z 180-600mmと共に、このZ 24-200mmがあれば、この2本で航空祭はほぼカバーできますね。

入間航空祭2024 その1

ギリギリまで雨予報だった入間航空祭は一転して快晴となりました。ということで昨年度(2024年1月)は中止となってしまった入間航空祭でしたが、2年ぶりの開催となりました。
またブルーインパルスは入間基地に来るのは5年ぶりというのもあって、かなり混雑が予想されましたが、朝一から長蛇の列でしたね。

混みっぷりは相変わらずですね

遠くからブルーインパルスを眺めて…

朝なのでまだ陽炎が出ていない!

まずはEC-1の展示飛行です。電子戦訓練機EC-1は、1980年代にC-1輸送機を改造してJ/ALQ-5電波妨害装置を搭載した機体で、大きアンテナフェアリング(レドーム)が特徴です。特に機種の出っ張りは、通称「カモノハシ」と呼ばれていました。
機首やおしりの部分にはフェイズドアレイ方式の妨害電波発信アンテナが入っているようです。
こちらのページに詳細に書かれていますので、ご興味がある方はご確認を。 

長年入間基地に配備されていましたが、秘匿性の高い機体とされていたからか不明ですが(外観だけでは秘匿すべき機密なものはないと思いますが)、これまで入間航空祭で公式に展示や飛行を行ったことはなく、イベントではいつも駐機場の遠いところに置かれているか、格納庫に入っていた機体で、あまり日の目を浴びることはありませんでした。

既に今年度で退役することが決まっているため、餞(はなむけ)として、今回初めて、そして最後の入間航空祭での展示飛行となりました。

さすがに素のC-1のようなコンバットピッチなどの派手な飛行はなかったものの、航空祭として唯一飛ぶ姿を拝めたことは貴重な体験となりました。

一仕事終えて記念撮影。


ちなみに、後継機としてC-2輸送機ベースとしたスタンド・オフ電子戦機を開発中ですが、これが登場する前にEC-1が用途廃止となりそうですね。

CH-47J(LR)、今回は空中消火用のバンビバケットによる放水展示はありませんでした。
飛行点検隊のU-680A、うーん静か~。こちらは8の字飛行で、機体が小さいのもあってちょっと目立たない存在に。中司飛行のT-4がスタンバイ。

そしてシルバーインパルスこと中司飛の平均年齢51歳のベテランパイロッㇳによる展示飛行開始!


ブルーインパルスのような派手さや華やかさはないものの、なかなかの暴れっぷりでした。

平均年齢51歳!のベテランぞろいのシルバーインパルスの面々も一仕事終えて記念撮影!

続く…


Nikon Zユーザで飛行機撮るならまずこれでしょ。ボディ込みで全長40cm以内に収まります

入間基地ランウェイウォーク2024に行ってきた

入間基地航空祭はここ何年か毎年行っているものの(2023年度は中止)、ランウェイウォークにはずっと縁がなく、抽選ということもあって、毎回落選(笑

ところが今年は自衛隊70周年記念だからなのか、初の試みとして、抽選なしの一般開放となったため、家族で行ってきました。天気もずっと雨予報だったのが奇跡的に晴れ予報になり、結果的に素晴らしい青空の下、退役間近のC-1やYS-11を拝むことが出来ました。

ランウェイウォークは10時半スタートでしたが、先に駐機されていた機体をじっくり眺めてきました。

YS-11EA/EB

戦後初の国産旅客機として開発されたYS-11ですが、軍用機として採用されたほうが世界的に信頼を誇示できる、との観点から自衛隊でも採用されました。民間機としては90年代から2000年代に引退していきましたが、民間機扱いではない軍用機扱いの自衛隊機としては、法的にTCAS(空中衝突防止装置)義務付けられていないため、更に長く運用されており、現在航空自衛隊では最後のYS-11EA/EBが全6機、電子作戦群にて運用されています。
いずれも通称「スーパーYS」仕様で、エンジンとプロペラを改装しています。

レドームがないEA型は162,163号機が留め置かれていましたが、2機ともプロペラは外された状態で、ビニールでカバーされていました。
これがこのまま退役する直前なのか、あるいは整備中なのかは不明ですが、公式文書に令和6年度中に電子支援機YS-11EAの用途廃止が明記されていることから、このままフライトすることなく退役する可能性が高そうです。とは言え、まだ令和6年度10ヶ月近く残っているため、11月の航空祭に向けて、最後の整備を行っている!? ただ、割と前から飛んでいないようなので、事実上の用廃かもしれませんが。

一方、レドームがある電波情報収集機のYS-11EB型は、後継機のRC-2の数が揃うまでは現役でいるのかなと思っています。写真を見ても哀愁漂うEA型と違って現役感がありますね。

あまりに空がステキだったので、何枚も撮影してしまいました(笑

C-1/EC-1

輸送機であるC-1と、それをベースに改造された電子戦訓練機EC-1ですが、こちらも引退間近で、少なくともEC-1は令和6年度中に退役することが決まっています。また、030号機もIRANから3年経過するのが本年中のため、間もなく退役するのではないかと言われています。
この日030号機は、これが最後と思われる北宇都宮駐屯地の航空祭に出向いていたようです。
したがってこの日の入間基地では、EC-1(021号機)と002号機、C-1最終生産機の031号機がありました。最後の花道としての展示なのかなと個人的に思いました。
特に002号機は子どもの綱引き大会に駆り出されていましたが、やや塗装が薄くなっている気がして、まだ2023年のIRANから1年とは言え、そろそろ退役なのかもしれませんね。

それにしても、上に書いたYS-11EA/EBも、EC-1も、かつては機密度が高い機体として、航空祭などのイベントでも立入エリアから相当離れた場所に留め置かれていましたが、それも今は昔、といった感じですね。個人的にその特徴的な機種のレドームから「カモノハシ」と称されるEC-1をこの距離で見られたことは、素直に感動しました。
退役したら、ぜひ雑誌なんかで内部写真を掲載してほしいな、難しいかな?

ランウェイウォーク

息子が疲れてしまって、ランウェイウォーク自体は自分が少しだけやってきました。

天気が良かったけど結構暑くなったな。でもこの時期だから、まだ風が吹けば涼しさも感じますね。
普段歩けない場所を歩くのは爽快ですね。

C-2輸送機もすっかり自衛隊の主役となりました。こちらはもう少しで生産予定数が終了しつつあるようですが、なかなか海外への売却も決まらず、このまま生産終了に向かうのか? サイズ的には輸送機としては運用しやすいと思われますが、なかなかその国々の事情に合わせるのは難しいのかも。なにせ今まで自衛隊に特化して作ってきたので。
今後の成功を祈りたいですね。

ということで、フライトはないけど、ゆっくり見学できるのも良いですね。入場も手荷物検査なく、激混みではなくスムーズに入場できました。
さて来年はどういった開催になるかな?

【入間基地】C-2輸送機を撮ってきた

運転免許証の更新があり、府中運転免許試験場に行ってきました。前回も来たのですが、今回は手続きの自動化が進んでいましたね。更新料も現金だけでなく、クレジットカードに各種タッチ決済とQRコード決済対応。ちなみに更新自体も事前予約制となっていました。その割に結構混んでいましたが…。

で、更新も終わりましたので、せっかくなのでちょこっとだけ撮影してきました。
ちょうど車に乗っていて、入間基地にC-2輸送機が降りていったので、調べてみたら、体験搭乗があったようです。フライト時間も公開されていたので、久しぶりに入間基地へ。
入間基地、周囲が住宅地で撮影スポットが少なく、最近あまり行っていなかったのですが、たまにはいいかなと。

使用機材は215, 213号機

こんな感じで飛んでいました。入間基地のC-2輸送機のコールサインはCOSMOなので、COSMO215、COSMO213といったコールサインで飛んでいました。

動画でも撮ってみましたが、三脚なし手持ちだとブレますね。動画を撮る予定ではなかったので、三脚持ってこなかったです。

たまにはこういうのんびりした撮影もいいな。
そしてもうそろそろ先が見えてきているEC-1やYS-11も撮りたいですね。

おみたま一人旅

何しに行ったかは、お察しください(笑
結局、目的のものは撮れなかったけど、周りの人とお話したり、お買い物したり、それなりに充実していたかな?

ススキの季節です

暇だったので、ススキなんかを撮っていました。これはD3400で撮りましたが、ピントが見づらい以外は、特に不満はないですね。

これが飛んだのが、収穫といえば収穫。百里基地には珍しく、前日から居たようで。

茨城空港03L降りのSKYMARK。COVID-19の影響で、春秋航空など海外線は年内いっぱい運休、恐らく年始もこのまま運休は継続でしょうね。というわけで、今は国内線唯一のSKYMARKしか来ません。これでは空港も商売上がったりでしょう。

600mmレンズだと、手前滑走路の旅客機は長すぎですかね。

空のえき そ・ら・らで遅めに昼食とってお買い物したり。
帰りに、霞ヶ浦沿いのハス田の水面に映る空があまりにきれいだったので、車を停めて撮影。

日没直前

お昼くらいは風が強かったのですが、夕方になって風が止まりました。
水面がピタッと静寂に包まれたときに撮りました。

半日没

Nikon D3400にAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRでの撮影。逆光でもフレアやゴーストは極めて少ない。1本1万円しないレンズなのに、素晴らしい写りです。
でも、このシチュエーション、広角レンズもちょっと欲しくなってきますね。AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRも、安くて評判の良い広角ズームです。ちょっと検討したいですね。



18-55mmはキットレンズだったりもしますので、中古で安く流れていますが、新品アウトレットでも1万円ちょっとです。

10-20mmは、安いのによく写ると評判なのか、最安値(執筆時点)のAmazonは納期が少しかかるようです。こちらは中古でも人気なのか、値落ちが低いので、新品を買うのが吉ですね。