「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」タグアーカイブ

牛久大仏を見に行ってきた

週末行ってきたところ。茨城の世界一といえば牛久大仏。当初行く予定の場所が、勘違いによって行けなかったので、急遽変更しました。

入場前から圧倒的な存在感

でっかいよね…。子どもたちと来たのは3年ぶりくらい。妻と来たのは10年近く前かな?

コロナ禍とあって、入り口のお清めの水の柄杓は撤去されていました。

それにしても暑い! ってことで大仏の中に入りました。

子どもたちが願い事を書きたいというので。

6歳時は不思議なことを書いていましたが(笑) でも書きたいことはしっかり書いていました。そしてちゃんと結べました。成長したね。

3階は、胎内仏に法名(戒名)等を納めて永代供養が出来ます。宗派は問わないそうです。うちも実家の墓は青森にあり、墓参りが次第に困難になりつつあります。
そもそも墓も要らないのでは、という考えもあると、こうした胎内仏での永代供養は理に適っているのでは?と思うことも。
親もいい歳になってきたので、色々考えなければならないですね。

息子が大爆笑のおサルのステージを2回も見て…

夕方まで楽しみました。人も密にならなくて、良い場所ですね。暑さにはまいりましたが…

すぐ近くのあみプレミアム・アウトレットからも存在感を放つ大仏。

あみプレミアム・アウトレットから望む

夜は頭上の衝突防止灯が光るけど、全体ライトアップすると面白いのに~。
ということで、1日遊んで疲れました。あみプレミアム・アウトレットでもお買い物を。適度に空いていて良かったです。

カメラは久しぶりにD850とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRで。この組み合わせはやっぱり安定感ありますね。ただ、Z 9のブラックアウトフリーに慣れると、D850のミラー動作ですらかったるく感じます。サブ機にもブラックアウトフリーのZが欲しい所です。

富士山と御殿場の夜明けをタイムラプス化してみた

先日御殿場旅行した際に、コテージからインターバル撮影した富士山と御殿場市街です。
カメラはNikon D810、レンズはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRです。別にD850でも良いし、むしろD850なら電子シャッターも使えるので、シャッター消耗もないのですが、このカメラで慣れてしまっているので。壊れるまで使い倒します。

夜明けが一番ドラマチックなのに、夜中から撮影開始してしまったのがちょっと失敗。
AC電源供給のため、電源コードも持っていったのですが、残念ながら外にコンセントがなかったため、本体とバッテリグリップのエネループでまわしましたが、午前6時半にバッテリが切れてしまいました。

たとえバッテリ駆動だとしても、エネループではなくEN-EL18系のバッテリと組み合わせれば、もう少し持ったかもな…とちょっと後悔です。
そして撮影開始も午前2時位から、もう少し撮影間隔も刻んで(今回は45秒毎でした)撮ればよかったなと思います。
たまにしかやらないので、前回の教訓が結びついていない悪い例ですね。

ともあれ、そもそも着いたときには濃霧で視界不良状態だったので、翌朝富士山が見えただけでもラッキーです。自然が相手なので、一期一会です。難しいですね。

午前3時後半から午前5時くらいに掛けてが一番ドラマチックに風景が変わります。上の写真は、午前3時10分から午前5時17分まで、これだけ変化します。
ここだけもう少し刻んで撮ればよかったな。

バッテリが切れなければ、尻切れトンボ感がなくてよかったんだけどなぁ…。

次回行けるのはいつかな?

御殿場へお泊まりお出かけしてきた3【富士山とめんたいパーク伊豆】

今回泊った場所の良いところ、ベランダから富士山がよく見えるところですね。

タイムラプス用にNikon D810を設置したが…

着いた当初は濃霧で富士山は諦めかけていたのですが、夕方から少しずつ晴れて見えるようになってきたので、タイムラプス用にインターバル撮影しました。
一応、AC電源取れたらと思って、EH-5b+EP-5Bも持っていたたけど、コンセントは外になかったので、やむなくバッテリのみで撮影。ただ、本体搭載とバッテリパック(単3エネループ8本)だけでは、明け方までに電池残量が尽きてしまいました。
こうした撮影でも、Z 9なら大容量モバイルバッテリを併用することで、バッテリでも長時間撮影できるので、そろそろそういう撮影方法も検討しないとですね。
最も、D810でもEN-EL18系のバッテリを使えば、もう少し持つとは思います。そろそろエネループでの運用も潮時かな…。

一応明け方までは撮れたので、そのうちタイムラプス動画にするつもりです。

しかし富士山周辺、御殿場周辺は天候がコロコロ変わるのがよくわかりますね。

午前中の3時間でこれだけ表情が変わるのです。最後の写真なんか、まるでその雲の中にUFOでもいるのか!?って感じですね。
お面白いです。

めんたいパーク伊豆へ

めんたいパーク、茨城県大洗は行ったことがありますが、伊豆にも出来ていたのですね。ということで、御殿場から車で40分、行ってきました。
いや~、めんたいパークってこんな感じだったっけ? 子供が遊べる展示がたくさんありました。
明太子をここでキャラクター化してテーマパークにしてしまうとは、かねふく、恐るべし。

明太子に顔が付いてるんですよ(笑 そしてここの2階は子供の遊べる屋内の広大なスペースがあります。暑くて外で遊ぶのが危険になるくらいな昨今、こういう場所は助かりますね。
おみやげも買いました。まんまとかねふくの戦略に乗りました(笑)。子どもたちは楽しかったようなので、良かったとしましょう。

御殿場へお泊まりお出かけしてきた2【富士山の見えるコテージ】

週末の御殿場旅行、お泊り先は、どことは言いませんが、3年ほど前にも来た、富士山の見えるところです。

ホテル棟とは別の、コテージをとりました。と言うのも、ベランダでBBQができるから。
しかも炭の着火などは全てやってくれて、こちらは後は焼くだけでOKです。
ホテル棟と違って、子供が多少騒いでも心配ないし、何より部屋が広い! 6人まで泊まれるタイプなので、4人家族には十分な広さです。
ベランダも広いし、雨が降ってもできるので、良いですよね。この日は、雨ではないけど、ずっと霧が出ていて、残念ながら着いた当初は富士山は全く見えませんでした。

が、子供らとホテルにあるプールで泳いだ後、BBQを始めると、少しずつ霧が晴れてきました。富士山が所々で顔を出すようになってきました。

気がつけは、御殿場市街も見えるように。本当にこのあたりの天候はコロコロ変わりやすいです。富士総合火力演習が、この場所なわけですが、コロコロ天気が変わってたっけなぁ。一般公開はもうやらないのかな?
ということで、買ってきた御殿場高原ビールとともに、BBQを楽しみました。やっぱり炭火で焼くと美味しいね。

この後温泉に入り、ラウンジで妻と娘を待ち(ついでにウイスキーを嗜む)、卓球したりFUJINON双眼鏡で御殿場や星を見たりしました。

ちょうどタイムラプス用に、ベランダに三脚据えて、D810を設置していたので、この時は三脚なしでしたが、Z 9の、というよりZ 24-200mmの内蔵手ぶれ補正がよく聞くので、案外手持ちでも星は何とか撮れました。まあZ 9の高感度耐性はそれなりなので、ISO25600まで上がるとノイズだらけですが…。この辺り、もう少しノイズ耐性は頑張ってほしいな。SONYのα1は、より高画素ながら、もう少しマシみたいなので。

ともあれ、家族で宿泊を満喫したのでありました。

Nikon Z 9に旧型のNissin Air 1が使えるか試した

Nikon Z 9用のアクセサリは、概ねNikon Fマウント時代のものが使用可能です。
そのうちスピードライトについては、ちょっと古い純正のSB-900、サード製ではNissin Di866 MarkIISIGMA EF-610 DG SUPERが問題なくTTL調光できることを確認しています。

では旧製品のワイヤレスコマンダーのNissin Air 1は使えるかな?というのが今回のお題です。
せっかくなので、ワイヤレスコマンダーを使う状況でもある、マクロ撮影を行ってみました。

ベローズのPB-4にEL-NIKKOR 80mm F5.6を引っ張り出してきました。
まずベローズの方ですが、Z-F変換のマウントアダプタのFTZ IIを装着し、中間リングのPK-12を挟めば、問題なく使えました。
ただし、Z 9は縦側の寸法が大きいため、バッテリ室の部分が当たらないよう、ベローズのマウント側はレールの後ろ側にセットしておきます。

そして、旧型のワイヤレスコマンダーNissin Air 1、問題なく使えましたね。この手の撮影ではマニュアル発行し調整が基本です。マニュアル発光での光量調整も問題ないようです。
受信側は、Nissin Air R、フラッシュはNissin Di866 MarkIIの組み合わせです。受信機が1個しかないので、そのうちもう1個は増やそうと思っています。
せっかくなので、お花を撮ってみました。

難しい…。色々角度や距離を変えてみましたが、難しいですね。
一方、ミラーレスとベローズの組み合わせはなかなか勝手がよく、特にZ 9はスターライトビューがあるので、f16に絞っても、プレビュー画面上で明るく見えるのが有り難いですね。

たまにはこういう撮影も楽しいものですね。

動画や日常スナップ用にNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRを導入

レンズやアクセサリ類を売却し、新たに導入したのが、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR。Zマウント用の高倍率ズームレンズです。
既に先月より、本ブログの写真でも、このレンズを使っています。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR ブラック 01
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

高倍率ズームは、これまでマイクロフォーサーズ用のLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.や、FマウントDXフォーマット用のAF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR IIは使用経験がありますが、フルサイズ用は、フィルム時代からを含めて初めての導入となります。
高倍率ズームは、フィルム一眼レフがAF全盛期に入った1992年に発売したTamronの28-200mm(Model 71D)が有名ですが、実はNikonは1985年にMFレンズでAi Zoom Nikkor 35-200mm F3.5-4.5S、という高倍率ズームを発売しています。しかも解放f値はF3.5-4.5と、高倍率ズームにしてはかなり明かるめです。なので、案外Nikonにとって高倍率ズームは歴史が長いのですね。

Zマウントレンズは、安価なものから高級レンズまで、どれも評価が高く、S-Lineではない本レンズも例外ではないようです。
Twitterのフォロワーさんの作例や、いろいろなブログを見て、これまでの高倍率ズームとは一線を画す画質、そして軽量コンパクトというのが決め手となりました。
動画撮影にも高倍率ズームがあれば便利かなと思いまして。
スナップ写真でも、純粋な記録写真の場合、明るい解放f値も必要ないですし、それよりもレンズ1本で様々な画角をパッパッと撮れることを第一とした場合、こういうレンズは便利ですからね。
それでも今までFマウントでこの手の高倍率ズームを使わなかったのは、やっぱり画質に対するネガが大きいのと、暗いズームでファインダが見づらくなるのが嫌だったからで、ミラーレスのZならその点を払拭してくれると期待した上での購入です。

新しいZ 24-120mm f/4Sも気になりましたが、まだ出たばかりでややお値段高め(それでも予想よりは安かった)のと、VR(手振れ補正)非搭載(フルサイズのZならボディ内手振れ補正があるのでまず問題なさそうだけど)、せっかくなら高倍率ズームを試したかった、ので、見送りました。どうせ標準ズームを買うなら、頑張ってf2.8が欲しいですし。

軽量コンパクトなレンズ

Fマウントの大三元の標準ズーム、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと並べてみました。


それぞれ設計思想が異なるので、単純に比較はできませんが、24-200mmの方が二回り位コンパクトなのがわかります。AF-S 24-70mm f/2.8Eは、ミラーボックスがあり、かつ口径の小さいFマウントで、最高の性能を得るために、光学性能を最優先で設計されているため、ちょっとした望遠レンズ並みに大きくなっていますが、Zマウントの24-200mmでは、大口径のマウントを生かしつつ、f値を抑えて軽量コンパクトに仕上げています。
両者の設計思想はだいぶ異なるといってよく、この両者で優劣を決めることはできませんが、望遠端200mmまで使えて、これだけコンパクトなのは、レンズ1本で済ませなければならない場合には重宝します。
AF-S 24-70mmが1,070gもあるのに対し、Z 24-200mmは半分近い570g! この差は大きいですね。
Z 9がそこまで軽くないので、全体としてのバランスはややカメラ側に重心が行く感じですが、バランスは思ったほど悪くないですね。

光学断面図を見ると、レンズマウントギリギリまで後玉があり、かつ径も大きく、このレンズはZマウントだからこそ出来たレンズと言えます。

逆に、それだけFマウントは光学的に制約が多かったということでもあります。

特にライバル他社と比較して、ズーム倍率を若干抑えた24-200mm(CanonやSONYは24-240mm)としているのも、小型化と高画質化に寄与しているように思います。

速くはないが静かで滑らかなAF

AF-S 24-70mmf/2.8Eは、超音波モータを採用し、従来のG型の超音波モータより1.5倍にAF速度がアップ、爆速AFを実現していますが、Z 24-200mmは、Zマウントの殆どのレンズで採用されている、STM(ステッピングモータ)をフォーカス駆動に使用しています。
STMはパルス制御により、回転速度を自在に変えるのが得意なモータです。このため、動画撮影も重視されるミラーレス一眼用のAF用モータとして採用例が多く、特にNikonはNikon 1シリーズやZシリーズでは、多くのレンズにSTMを採用しています。
ただしSTMは、超音波モータより瞬発力は劣るようで、超望遠レンズのような大型のフォーカシングユニットを駆動するモータには、超音波モータやリニアモータの採用が多いようです。

この焦点距離くらいだと、STMでもAF速度に問題はなさそうです。無音でスーッと合います。動画も滑らかに被写体を追従する印象ですね。
動作音もほぼ無音です。スパッと切れの良いAFではないです。ここは価格なりです。
AFは、速くもなく遅くもなく、といったところですが、滑らかにスーッと合う印象です。特に動画撮影では、ウォブリング(AFが行ったり来たり)もなくスーッと合うので、不自然さがありません。
Fマウントの超音波モータの場合、スチル撮影前提なので、動画撮影しようとすると、カメラ側で速度を抑える設定にしても、AFが不自然に速くて行ったり来たりを繰り返すのと、カタカタ動作音も発生するので、このレンズのAFの滑らかさは動画撮影にも向いていますね。

S-Lineレンズではないため、レンズ鏡胴部にAF/MF切り替えスイッチがないのが不満ですが、このレンズでMFが必要なのは、かなり周辺が暗い状況でAFが合わないとき、位でしょうね。
もちろん、コントロールリングのフォーカス割り当てで、フルタイムMFが可能です。

ズームリングも適度な重さがあり滑らか

スチルと違って、動画ではズーミングしながらの撮影も多くなります。
これまで、動画はLUMIX GX7MK2/3にG.VARIO 14-140mmを使用してきましたが、ズームリングの動きがぎこちなく、グリスが抜けたような印象で引っ掛かりがあったりします。値段なりと言えば値段なりの作りですし。
その点、Z 24-200mmは、完ぺきとは言わないまでも、ずっと滑らかにズーミングできます。重さも適度で、引っ掛かりもありません。重心移動も少ないのもよいですね。
広角端でズームロックするスイッチがありますが、ロックせずカメラを下に傾けても、自重でレンズが伸びてしまうこともないです。

最大5段分の手振れ補正はよく効くが、動画では少し不満も

Nikonの24mmからのズームレンズでは、今のところ唯一、手振れ補正(VR=Vibration Reduction)を搭載。
一般にレンズ内蔵の手振れ補正は、望遠側ほど効果が大きいため、200mmまでの本レンズでは、ボディ側の手振れ補正では不十分と判断したのでしょう。
今のところ、その他のZマウントの標準ズームには、VRは搭載されていません。
5段分の手振れ補正は、望遠側ほど補正能力の高さを感じる一方、広角側はもう一歩と思うことも。
他メーカーなら、ボディとレンズ双方の手振れ補正を協同させる機能がありますが、現時点で、NikonはZ9とのシンクロVRは24-200mmは非対応で、レンズ側のVRに依存します。
特に望遠側では効きを実感できますが、広角側ほど弱くなる印象です。ここは、早くシンクロVRにも対応してほしいところです。

また、動画撮影時は、手振れ補正がよく効く分、補正の範囲を超えると、いきなり大きくフレーミングするような挙動をすることもあります。
Z 9は4K60pまでなら、電子手振れ補正も併用できるため(そのぶん画角は狭くなります)、併用ならそのあたりもう少し滑らかに動作します。
手振れ補正はCanonに後れを取っている感じがあり、シンクロVRはぜひ早めに対応して欲しいですね。

外装は値段なりだが防塵防滴

見た目は正直…、高級感はないです。安っぽくもないですが。ただし、防塵防滴(に配慮)となっているのはよいですね。

フードも大三元レンズのようなガッチリさはなく、そこまで剛性のないごく普通のタイプです。もっともこの値段だとこんなものでしょうね。
かつての一眼レフ用AF-S 28-300mmよりも定価では若干安くなっていて、コスパもよいです。

画質インプレ

外れレンズがない、どのレンズも画質が驚くほど良いZマウントとは言え、所詮高倍率ズーム、便利さや動画撮影優先で考えていました。
撮りました→ナニコレ本当に高倍率ズームなの!? となりました。絞り開放でも抜けが良いですね。

逆光でもなかなか抜けが良い描写

f値が暗く、f5~f6.3とは言え、過半数のズーム域で開放f値はf6.3となる、かなり暗いレンズです。Fマウントではまずあり得ないスペックです。
こんなに暗いレンズだからなのか、f値を欲張らなかったからなのか、開放で撮って割と立体感が出ます。もちろん暗いので大してボケませんが、ボカす必要のない被写体ならこれで十分です。
暗いレンズなので、殆ど開放か、せいぜい絞ってもf8までしか使わないので、絞りはほぼ開放でも問題なさそう。
広角側も中間も望遠側も、どの焦点距離でも絞り解放からしっかり解像力があるのが良いです。基本高倍率ズームは、望遠側ほど1段絞って使いたいな、と思わせる位の解像力低下と収差があるものですが、このレンズはどの焦点距離でも、画質が安定しています。

歪曲は、Z 14-30mmと同様、自動補正が入っていて、切ることはできません。なので、素の状態では、恐らく歪曲はあるでしょうけども、補正をされていても画質や解像力はほとんど気にならないですね。

湾曲補正により画質低下は殆ど感じない

最短撮影距離は広角側で50cm。これだけ聞くと、あまり寄れないな、という印象かもですが、望遠端での最短撮影距離は70cmで、望遠にしては寄れます。撮影倍率は0.28倍で、実際にはこのスペックはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S(最大撮影倍率0.22倍)より大きく、テーブルフォトのように被写体からあまり離れられない、という状況以外では、実用上はほぼ問題ないレベルです。実際使っていて、不便さは感じません。

f8に絞ればほぼ解像力はピークに

解像力は、絞り開放から結構よいね。私が好きな繊細な描写とは違う方向ですが(それをこのクラスのズームレンズに求めるのは酷)、被写体や光線状態によって、やや線が太い描写になることもあれど、どの焦点距離でも安定しています。
特にこの手の高倍率ズームの望遠は、コマ収差や非点収差が多めで、解像力低下とはまた違った画質低下がありますが、本レンズはそういったネガもほとんどないです。なので安心して200mmも使えますね。

望遠側も不満のない画質

そんなわけで、想像していたより遥かによく写るレンズで、日常スナップ用に常用決定です。
ここぞというときには、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRですが、通常撮影では、この1本で事足りますね。
便利と引き換えに画質のネガな部分があって、避けてきた高倍率ズームでしたが、、本レンズはごくごく一般の標準ズームのように使えるので、使用機会が増えそうです。これに明るい単焦点が1,2本あれば、もうそうそう不満なく撮影できてしまいそうですね。

手持ちのAF-S 200-500mm f/5.6E ED VRとこのレンズの2本で、広角から超望遠まで、2本で撮れてしまうのはかなりメリットが大きいです。
実は、この組み合わせで、先日のYOKOSUKA軍港めぐりで撮影しましたが、いやはや便利。Z 9とD850を使ったので、レンズ交換なしでこの2本で撮れるのは便利です。
良いレンズです。Zマウントの望遠も、200-600mmの開発が予告されていますが、それが発売されれば、幅広い焦点距離をカバーできて完璧ですね。

まとめると、

●良い点

・小型軽量
・全域絞り開放から高倍率ズームを意識させない、抜けの良い画質
・逆光耐性もそこそこ良い
・24mmからのズームレンズで唯一手振れ補正(VR)内蔵で望遠側の手振れに強い
・上級レンズほどではないにしろ、防塵防滴に配慮

●いまいちな点

・開放f5-6.3と暗いf値で、50mm辺りからf6.3なので、絞りのコントロール幅は狭い
・外観は値段なり
・AFは遅くはないが速くもない

と言ったところでしょうか。

あと、Z 9との組み合わせでは、ボディの方がオーバースペックな気もします。
せっかくレンズが小型なので、ボディもそれに見合ったものが欲しくなります。値段もこなれてきた初代のZ 6もよいし、クロップ耐性やZ 9と同じ画素数ということで、Z 7系も良いかななんて思います。
Z 6/7系はいろいろダメ出ししてきましたが、サブ機として使う分には問題ないかな。
ただ、やはりブラックアウトフリーのZ 9に慣れてしまうと、ちょっとそれ以外のミラーレスはもどかしい気もしますし。

というわけで、どちらかというと動画のために買ったレンズなのに、スチルも結構いけるぞ、となってうれしい誤算です。Zマウントユーザーなら1本持っておいて損はないレンズですね。

幼児でいるのも後1年か~

子供の成長は早いですね。息子6歳の誕生日でした。

リクエストの、妻お手製チョコレートケーキ。そして誕生日プレゼント。着実に増えるLEGO。

やっぱりD850みたいな一眼レフで撮ると、撮った感があるんだよね。Z 9は電子シャッターしかないから、どうも撮った感がね…。
もちろんそれは撮影結果とは関係ないのですけどね。フィーリング行って大切。

【埼玉】小鹿野町の廃屋と馬頭尊

先日行った小鹿野町三山の廃吊橋のすぐ近くにあった廃屋。

倒壊し始めている廃屋

既に倒壊が始まっていて、カラーコーンと柵が設置されていました。

建物の中央は完全崩壊

建物の中央は完全に崩壊して、左右の建屋がかろうじて屋根の一部を支えている状況。この屋根の倒壊も時間の問題でしょう。
ここが現役国道であれば、この状況は危険で問題となるでしょうけど、既に旧道化し、しかもこの先の道路も崩壊し車両通行止めの状態なので、そのまま放置されているのでしょうね。
写真中央の奥に見える家屋は現役です。

細い旧国道299号線

こうしてみると、旧道となった国道299号線の道幅はかなり狭いですね。いわゆる「酷道」です。車のすれ違いは困難です。大型車の通行も、現役当時はしていたのかもしれませんが、すれ違いは相当苦労したでしょうね。
旧道となった今、ガードレールも該当も古びでいます。そんな場所でもしっかり電気は通っているのだから、電気インフラってすごいですよね。

2階にはテレビが

倒壊部分のクローズアップ。かろうじて倒壊していない2階の部屋の一部に、懐かしい家具調テレビが見えます。年式からして、1970年代の製品で、Web掲載の解像度ではわかりませんが、等倍で確認すると、NATIONALの文字が見えます。ナショナルは現在のPanasonicの日本国内旧ブランド名で、2008年に松下電器産業からパナソニック株式会社となったため、国内のブランド名も、全てPanasonicに統一されました。今や、ナショナルブランドの製品も古くなってきて姿を消しつつあります。

テレビの年代から推察するに、この建物が生きていたのは、恐らく1980年代までといったところでしょう。それ以降空き家となった可能性が高そうです。

脇には馬頭尊が

建物の横には馬頭が。
「馬頭尊」、または「馬頭観音」は、地元で道路管理をしていた証として、各地に存在します。馬頭観音は仏教由来ですが、馬頭尊は神道由来と言われています。
つまりこの道は、国道299号線の旧道である以前から、長くこの地の主要道路として管理されていたということが分かります。
写真を等倍で確認すると、一部の文字が摩耗で消えかかっていますが、一文字目の「大」から大正時代のどこかの年の三月、「荒本庄竹」氏が建立したようです。そして石碑の横には真新しい花も備えられており、現在もしっかりと管理されているようです。管理者も、その隣の廃屋の持ち主かのかもしれませんね。

こういう発見があるのも、廃墟散策の醍醐味かな?

【埼玉】元吊橋 高松橋

【埼玉】小鹿野町三山の廃吊橋の後に行ってみた、元吊橋。元、とあるのは、もう橋自体が撤去されて、吊橋の構造物だけが残っているから。

場所は、埼玉県は秩父郡皆野町です。

主塔だけの吊橋跡、手前にはフェンス

この吊橋は、1936年(昭和11年)に竣工ととても古い吊橋です。2013年頃までは、通行できない状態で現存していたようですが、その後撤去されたようです。現存していた当時はこんな橋だったようです

撤去後は、フェンスが張られて、現在の状態となっています。

大昔は、この端を通って墓地に通じていたのでしょう。
現在では、別の場所に橋もあるため、この橋は役目を終えたようです。


この撮影後、せっかくなので日本酒でも買おうと長瀞蔵に行ってみたら、あいにくのお休みでした。残念…

【埼玉】小鹿野町三山の廃吊橋

冬休みの撮影活動は、恒例の廃墟撮影から。今回は橋にスポットを当ててみました。

廃墟ならぬ廃橋、その役目を終えた橋は、全国に存在しますが、吊橋ともなると数は少なくなります。何しろ、吊っているわけですから、強度的には橋脚のある橋よりも劣るわけで、まして管理されなくなった吊橋の運命は見えていますよね?

埼玉県秩父郡小鹿野町三山に向かいました。

正確な建造時期は不明。一般的には、橋に竣工された年月の銘板があったりするのですが、この橋については確認できず。
いろいろな情報をまとめると、国道299号線の今となっては旧道となった道沿いに、1955年(昭和30年)前後に建造されたとされていますが、国道299号線が開通したのは1970年(昭和45年)なので、その頃に建造されたとも言えなくもないです。
いずれにしろ、行政すら資料が残っていないとして、正確な建造時期が不明ということです。

それでは旧道から行ってみましょう。が、いきなり車両通行止めの看板が!

なんと、国道299号線の旧道、道路が崩落していました。赤平川のカーブの位置なので、大雨の増水でえぐられたのだろうか? 修復されることなく、車両通行止めとなっています。崩落していない部分の幅は狭く、たしかに軽自動車でも通行は無理そうです。
そして、この崩落箇所から川を望むと、その奥に華奢な吊橋が見えました。まだ橋は健在でした。

橋の入口まで来てみると、だいぶ昔に設置された立入禁止の看板とバリケードが。有名な「山さ行がねが」さんのサイトでは、2010年に訪問した記録がありますが、その写真にはもう少し簡素なバリゲードで、それ以外のブログを見ると、2012年には現在のバリケードになっていたので、2010~2012年に町がバリケードを現在の形に強化したのでしょう。
また、橋板も2010~2015年頃にはまだ健在でしたが、2022年初頭現在では、橋板はほぼ欠損した状態です。

もちろん妻子あるおっさんのYamaroですから、イキって橋を渡るなんてことはしません。
幸い川岸までの高さはそれほどではないので、下に降りて見てみることにします。

橋脚はL字鋼を使っており、一見華奢に見えるけど、トラス構造となっていて、思いの外頑丈そうです。まあ金をかけていない感じはしますけどね。
そして赤い塗装は半世紀以上を経てなお健在、錆も少ないです。なかなか良質な鋼を使っていそいうです。これを見るに、個人的には建造は1955年頃というよりは、1970年頃じゃないかな?と推測しますが、さて…

川に降りてみました。赤平川は冬の感想じた時期だからか、思いの外水量が少なかったですが、梅雨時期だともっと水量は多いはずです。

川から橋を望むと、さすがにL字鋼の部分はサビが出てきています。橋脚は森と竹で風雨が遮られているのに対し、川の上の吊橋そのものは風雨にさらされますから、状態は悪くなりますね。
今すぐ崩落しそうという感じはないものの、今後台風など風雨の影響でどうなるかはわかりませんね。

橋とは関係ありませんが、川の向こうを見ると、かなり古そうな廃車が。カローラバンっぽい感じもしますが、ちょっと違うかな? この向こうは国道299号線なので、新道開通後に放置されたのでしょうか?

それでは、廃吊橋をあとにします。
道路の崩落箇所をよじ登って戻りました。

結局橋の詳しい経緯は、現地ではわかりませんでしたが、吊橋は2022年現在健在、橋板は既にほぼなし、耐風索は1本外れた状態でした。向こう10年持つかどうか…と言ったろころでしょうか?

地元の方が旧道から山道へ移動するために架けたと思われる橋は、新道開通に伴い使われなくなり、いつしか忘れ去られた存在となってしまった、こんな感じでしょうね。
橋としては、それほどのものではないけれど、人知れず撮影できて楽しかったな。