「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」タグアーカイブ

ARCASWISS モノボールP0 モノボールフックスを「クイック」に交換してみた

前回の続きです。

ACRASWISSのモノボールP0 モノボールフィックスの棚ズレ品を格安で手に入れましたが、アルカスイスとは言えクランプの「モノボールフィックス」は28mm幅で、世間巷でよく言われているアルカスイス互換プレートの38mm幅の「モノボールクラシック」ではないため、汎用性という点では劣ります。

そこで、このクランプを「モノボールクラシック」に交換します。
なお、以下の方法はイレギュラーなやり方で、本来はメーカー(ARCASWISSの日本の代理店であるKPI)に依頼するべきものです。
ここからは全て自己責任となります。

クイックを入手する

ARCASWISSに拘る必要はないのですが、せっかくクイックセットデバイスが単品売りされているので、ちゃんとARCASWISSで揃えます。

クイックセットデバイス「クイック」〈4961360089936〉を購入

まずはこれを購入しました。

クランプ部分が2段になっていて、アルカスイスプレートのクラシックと、モノボールフィックスの両方に対応します。
クランプはレバー式とノブ回転式の2種類があり、自分はノブ回転式の方が好きなので、そちらを選択しました。

ちなみに、ARCASWISS純正のクイックセットデバイスには、本来はアルカスイス互換と言われているプレートは互換性の問題があり、全てが取り付けられるわけではないのでご注意ください。今ではKIRKなど本家より優れた互換クランプもあるので、そういった組合せも面白そうですね。

クイックセットデバイス「モノボールフィックス」を取り外す

まずは雲台に取り付けられているクランプ、クイックセットデバイス「モノボールフィックス」を取り外します。
中央の六角のテーパーボルトを外します。しかしこのボルト、硬くて外れない! 調べるとどうやらネジロック剤(ネジの緩み防止接着剤)、それも中強度以上と思われるものが塗布されているらしいです(AIに聞いたところそう答えました)。
そこで、まずはドライヤーでこのボルトを熱し、ネジロックが柔らかくなり剥がれる状態にします。やりすぎは禁物ですが、結構熱くなるくらいに温めました。

この状態で、なりべく大きめのレンチを使ってしっかりトルクを掛けられる状態でボルトを緩めていきます。
かなり硬いですが、何とかボルトは回りました。決してL字レンチは使わないこと。多分外せません。なるべく大きめのレンチでしっかりトルクが掛けられる状態で外しましょう。ボルト頭を舐めないようにご注意ください。

何とか外せました。

ボルトのネジ山を見ると、もちろんネジロック剤が付着していました。この太さで(M6)中強度のネジロック着いていると、まあ硬いですね。でも高強度のネジロックではないだけマシです。あれは本当にかなり炙って長いレンチを使わないと取れないので。

ネジを外したらクイックセットデバイスを引き抜きます。ボルト1本を抜いても、ノックピン2本で回転しないようになっているため、少し力を入れて上に引き抜きます。

雲台側には中央にM6ネジ穴(最初インチネジと思っていたけど、M6でした)、クランプの廻り止めに3mmのノックピン穴があります。
ちなみにこの雲台は上部が回転するため、このネジ穴とピン穴が空いている面は少し高くなっていて、ここが回転します。

購入したクイックとものボールフィックスの底面。クイックにもノックピン用の穴が空いています。これを有効活用できるので、今回純正のクランプを買った次第です。
面白いのは、何故かクイックの方は底面が平面ではないんですね。なので、ピンを入れるにしても長めのものが必要です。
ちなむに外したモノボールフィックスのノックピンは圧入されているため、簡単には外せません。外しても流用するには短いですから。
また厚みが違うため、外したボルトもクイックには短いため流用できません

クイックを取り付ける

外したモノボールフィックスからボルトやノックピンは流用できないので、別途準備します。
クイック自体にはインチの三脚ネジ穴があるので、一般的な雲台に取り付ける場合は3/8インチまたは1/4インチの雲台ネジが利用可能ですし、本来はそういう使い方をするものですね。

まずはホームセンター3軒周ってやっと見つけたボルト。

雲台側のネジ穴深さと、「クイック」のネジ穴の深さを測り、20mmの長さのものを購入。
ステンさらキャップM6x20です。これがなかなか売っていなくて、頭頂部が六角ではなくプラスのなら売っているのですけど、それだと締め付けトルクがあまりかけられないので、六角のものにしています。
仕事だとこういうのは「六角テーパー座ボルト」なんて言ったりします。

↓は別のものですが通販で買う場合の一例です。

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長さはこれで十分

M6x20のボルトをクイックに借りで入れてみると、長さ的には良さげな感じです。「クイック」のネジ穴の受け面は、本来はボルトで固定するためのものではないのですが、面取り加工のテーパー部分とテーパー座ボルトがよい感じに当たるので、今回は自己責任でこのやり方にしています。厳密に言うと、正規のやり方よりは座面の接触部分が少ないため、多少強度的には問題はあるかなと思いますが、まあ雲台の使い方的に鉛直方向に強い荷重がかからないから良しとします。

次にノックピンを準備します。

今回はモノボールフィックスのピン径をノギスで測っておおよそ2.95mm程度だったので、公差クラスg6のノックピンを2本準備しました。

↓は別のものですが通販で買う場合の一例です。なお公差はh7なので、もしかするとちょっと嵌め合いがきついかも?

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通販だと公差が書いていないものが多いですね。実測で2.95mmだったので、3mmのピンの場合、一般にはg6公差のものがおすすめです。

突き出し量が底面から3mmになるように圧入

ピンを圧入しました。これは職場の圧入機で入れましたが、一般家庭に圧入機がそうそうあるわけではないので、これが一番DIYでハードルが高いですね。
ちなみにピンの突き出し量は底面から約3mmです。

↓場所さえ確保できれば、DIY派なら1台あっても良いかもしれないハンドプレス

ボルトを締めて完成

クイックをボルトで取り付けました。
これで「モノボールP0 クイック」に生まれ変わりました。

早速三脚に取り付けてみました。
雲台自体も比較的軽量ですね。

このモノボールP0は一般的な自由雲台と違ってボールを保持している機構自体が傾く、倒立ボール雲台です。ボールは非球形状で、傾けるほどフリクションが大きくなるため、緩めて動かした際にがくんと傾いてしまう事故を減らせるそうです。
かなり傾けても、リングを締めるとガッチリと固定されてびくともしません。保持力は非常に良いですね。
この保持力ならフレーミングをしっかりと出来るので撮影しやすそうです。ギヤヘッドつきのモデルもあるので、それならマクロ撮影とかでも威力を発揮しそうです。
欠点はボールの動き自体はまだ新品であたりが付いていないからかもしれませんが、少し滑らかさに欠ける感じはあって、もう少ししっとりとした動きができればなと思いますが、それを求めるにはさらに上級モデルでしょうね。

というわけで、結局改造でそこそこお金はかかったものの、今後の撮影に活躍しそうです。


ギアヘッド付きだと一気に高くなりますね。

本物のアルカスイス! ARCASWISS モノボールP0 モノボールフックスを買ったが…

今年開催されたCP+2026の会場近くで開催されていた日本写真映像用品工業会 主催のアウトレットセール、KENKO TOKINAのブースで購入したARCASWISSのモノボールP0 モノボールフィックス(PDF)。忙しくて暫く放置していましたが、少しゆとりが出来たので”着手”しました。

代理店であるKPIの正規品ですが、旧製品のアウトレット棚ズレ品なので、かなりお安く手に入れました。

2019年のP0のカタログ。2026年4月時点では、1/4”ネジ仕様以外はP0+に改良されてたものが販売されています

モノボールP0は、1/4”ネジ仕様以外は既に販売終了し、現行品は摩擦制御ユニットを追加した改良版のP0+になっています。

2026年4月時点での現行品は改良型のP0+を販売中

耐荷重は20kgと、割とコンパクトながら、かなり大きめの耐荷重設定です。もちろん本物のARCASWISSなので、無名メーカーの安物のナンチャッテ耐荷重とは違うでしょうね。最も耐荷重は、取り付けるものの重心で実際の使用感は変わってくるので、余裕は見たほうが良いです。

モノボールフィックスは幅26mmクランプで汎用性はない

あまり気にせず買ってしまいましたが、実はモノボールフィックスはARCASWISSの新しいシリーズです。

だそうです。つまり、よく巷で言われている「アルカスイス互換」のプレートは、

という38mm幅のものをベースとしています。
このため、28mm幅のモノボールフィックスタイプはARCASWISSのものと言えど、一般にはあまり使われていないサイズになります。

レバー式の26mm幅モノボールフィックス

もちろん手持ちのL字プレートや汎用のアルカスイス互換プレート、もちろん純正のアルカスイスオリジナルプレート(クラシック)は、このモノボールフィックスには使用できません。
そこで、「モノボールフィックス」を、汎用性の高い38mm幅対応(28mmのモノボールフィックスにもそのまま対応)できる、「クイック」に交換します。
ただし一筋縄では行きません。調べたところ、簡単に交換できないようでした。
が、そこは今試作の仕事をしているので、メカについてはなんとかなるだろうと思い調べたところ、何とかなりそうな目処が立ちましたので、「クイック」に交換すべく着手しました。

そのお話は次回。


こんな苦労をしなくても最初からクイックを買えば良しw

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【せんきん】特別純米酒 霧降

今月上旬に妻の実家に帰省した際に、栃木のスーパーで買ってきたお酒です。

栃木県を代表する酒蔵の1つである「せんきん」は、今や人気の「仙禽」シリーズの酒蔵です。そのせんきんですが、栃木県内の一部スーパーマーケットでで流通している「霧降」というブランドがあるんですね。
スーパーマーケットで売るようなお酒なので、もちろん火入れ酒です。ですがせんきんのお酒ですから、期待しちゃいますよね。

情報によらず純粋に味わいを楽しんでほしいというコンセプトから、酒米や酵母は非公開。精米歩合60%と程よく削っています。
価格も極普通ながら、無濾過原酒、常温で販売されていますが開栓後は要冷蔵ということで、火入れの回数は少ないのかな?

まずは常温で。火入れ酒ですが、少し泡立ちがあり。上立ち香はぶどう系、やや酸味がある風合い。
口に含むと…おおおお、柑橘系の酸味、火入れ酒だけど少しプチプチガス感を感じさせるフレッシュな味わい、だけどしっかり米の旨味を感じ、後味はさっぱり。
いや、これはまさに仙禽だわ。生酒の仙禽よりは甘みやフレッシュさは控えめだけど、でもそれに通じるものがあります。
酸味が味を引き立てているので、個人的にこれかなり大好き。これをスーパーで買えるとは、やるじゃないか。

2日目、開栓後は要冷蔵だったので、冷やした状態で。フレッシュさはやや後退した感じはあるけど、冷たくても酸味と旨味はしっかりと出ているし、雑味は少なめ。アタックもやや弱めだけど、特に柑橘系な酸味と甘味は温度帯にかかわらずブレない印象です。
そこからやや温度が上がってきた辺りがこの霧降の真骨頂で、甘味と酸味のバランスが絶妙になります。

食中酒としても、食後のひとときを楽しむのにも最適なお酒です。酒屋じゃないと美味しいお酒は買えない、なんてことはないのです。これは栃木に戻ったら家庭に1本置いておきたいな、というお酒ですね。


残念ながら地元流通限定で通販もないようです。ふるさと納税の仙禽はいかがでしょう?

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【豊島屋酒造】NEON (PINK) 仕込みNo.22 純米大吟醸 無濾過生原酒

先日、立川駐屯地創立記念式典の航空祭を見てきましたが、その帰りに寄った豊島屋酒造で買ってきた直売限定のお酒です。
なお立川駐屯地の写真編集は…やる時間が全くとれないw

酒蔵限定酒、金婚や屋守を作っている東京の酒蔵が醸すお酒。まあハズレがないのはわかっていますが、特にこのNEON (PINK)は絶品なんですよ。
KAMOSHI no BA!のお酒は通販でも買えます→コチラ 仕込みタンクのナンバーは変わりますので、通販だと執筆時点でNo.29ですね。
ラベルのピンクはハンドペイントなので、瓶によって違うそうです。

精米歩合50%の純米大吟醸、酒米や酵母は非公開です。無濾過生原酒で要冷蔵となっています。では開栓しましょう。

色は極僅かに黄色みがかった透明に近いお酒

冷やした状態で開栓。上立ち香は通販ページはパイナップルとありますが、個人的にはこのNo.22はメロンに近い印象。
濁りはなく透き通っていますね。口に含むと…わお! これはすごい、何の引っ掛かりもなくスーッと入っていく、やはりパイナップルというよりは果肉の黄色いメロンですね~。甘みがとにかく瑞々しく、苦みはほぼなし。もう水w メロンの甘みを基調とし、酸味は程よく、苦みはほぼなく、旨味が後から訪れます。
アタックは…感じません。アルコールは入っているのはわかるけど、アタックは弱めです。これでも低アルコールではなく16度なので、日本酒としては平均的です。びっくりします。これは本当に飲みやすく、気がつくと…もう半分以上空けてしまいました。

2日目には少しアタックも出てきますが、芳醇なのに瑞々しく、しつこくない味わい。こりゃすごいわ。さすが屋守(おくのかみ)の豊島屋酒造です。

酒造の直売は基本的に土日のみ、やっていないこともあるので、HPをご確認ください


特約店限定の「屋守」は間違いのないお酒です。ぜひ!

【冨士酒造】栄光富士 森のくまさん 妙延 純米大吟醸 おりがらみ生酒 特濃にごり

購入した酒屋さん限定の特濃にごり、久しぶりの栄光冨士です。

森のくまさんも久しぶりに買いましたね。このラベルは熊本地震で被災した熊本城復興のために作られました。
熊本産の飯米「森のくまさん」を使用し、売上の一部を熊本城復興のために寄付しています。山形の酒蔵ですが、熊本城の復興に貢献しているんですね。

【冨士酒造】栄光富士 森のくまさん 妙延 純米大吟醸 おりがらみ生酒 特濃にごり

横置き厳禁天地無用のお酒です。活性しています。しかもこのお酒は酒屋限定の特能にごりです。通常の「栄光冨士 森のくまさん おりがらみ」よりより濁っています。
濃い緑の瓶越しに澱が確認できます。

栄光冨士は全て純米大吟醸で、このお酒も精米歩合50%、酵母は山形酵母、日本酒度-6と甘口です。生酒故に要冷蔵です。
冷やした状態で開栓します。

開栓すると、ガスが抜ける音がしますが、吹き出すほどではありません。まずは混ぜずに上澄みを。
上立ち香はまるでメロン。口に含むと…おお少しシュワシュワの心地よいガス感と共に、とてもジューシーなメロンです。酒米ではなく飯米なので、糖分が多いのですが、それでも甘いだけでなく、酸味と苦味も適度に残しつつ、後味はさっぱりキレます。心地よいですね。

澱を絡めてみました。おちょこの底が見えないくらいの澱です。米の粒が残っています。酒屋限定の特濃だけあって、通常よりもかなり澱が絡んでいますね。
この状態だと…不思議、甘みがよりボリューミーに。通常澱が絡むと苦みもそれなりに出てくることが多いのですが、澱の中にコメの糖分がしっかり残っているんでしょうね。
フレッシュで軽快な飲み口、膨らむ甘み、余韻を残しつつも最後はさーっと切れていくのが流石です。これぞ栄光冨士の真骨頂ですね。
今年のはかなり出来が良いみたいです。
この時期だけの濁り、お早めにどうぞ。


通常版の栄光冨士 森のくまさん 妙延ももちろんここまでおりがらみではありませんが、適度におりがらみです。

森のくまさんは熊本の飯米です。お米もどうぞ。

THE FILM of Nakazima Miyuki IIをPowerDVDで再生しても96kHz 24bitにはならない(条件あり)

昨年末買った中島みゆきのBlu-ray「THE FILM of NAKAZIMA MIYUKI II」ですが、あまりに忙しく見る時間もなく、未開封のままでした。
4月に入り、少し落ち着いたので、やっと開封しました。

昨今、光学ディスクメディアの取り巻く環境は厳しくなっていますね。
Blu-rayディスクについては、再生環境が年々狭まっています。REGZAやSONYはHDD/ブルーレイレコーダーの製造を終了。PCでもBlu-rayドライブの販売終了や生産終了が相次いでいます。

とは言え、こうしてまだパッケージメディアとしては発売されますし、そもそも配信で買うことも出来ないです。今後この手の販売ってどうなるのでしょうね?
Blu-rayで買う理由の1つは音質で、ここは配信ではPCMで高ビットレートというのが、映像含めたものはほぼないんですよね。

Blu-rayは規格上、LPCM(非圧縮デジタル音声)は最大で192kHzサンプリング、24bitで8ch(7.1ch)にまで対応しています。パッケージでディアとしては最高峰です。これは4K対応のUltra HD Blu-rayでも同様です。
しかし、Ultra HD Blu-rayは普及せずに再生環境は著しく限られ、PCでも再生可能なBlu-rayですらドライブの入手が次第に難しくなってきています。

せっかくPCで再生してもハイレゾ再生が難しい

今回買った「THE FILM of NAKAZIMA MIYUKI II」ですが、残念ながら手持ちのPowerDVDで再生しても、出力は96kHz 24bitにはなりません。

PCのサウンドボードでは48kHz 16bitになってしまう

残念ながら、PC環境ではダウンコンバートされてしまい、CDに近い48kHz/16bitになってしまいます。
これはPowerDVDでWASAPIにチェックを入れても同様で、Blu-rayディスクの著作権保護(AACS)のProtected Audio Path(PAP)によるものだそうです。
内蔵のサウンドボードでもPAP対応のものもあるようですが、基本的にはNGだそうです。
ではどの環境なら良いのかと言うと、HDMI経由のみLPCMのハイレゾが通るようです。USBオーディオはそもそもPAP非対応だそうで。

ということで、ハイレゾのまま楽しむには、高品質なアナログ出力をもつBlu-rayプレーヤー(レコーダーでも可)、またはHDMI入力のあるAVアンプでないと困難なようですね。
PCからでもHDMI経由で対応アンプに接続すればダウンコンバートせず再生できます。

我が家はリビングのAVアンプでハイレゾ再生はできます。が、自室のオーディオで再生したいんですよね…。困ったものです。

【五十嵐酒造】天覧山 純米酒

珍しくイオンのリキュールコーナーにあったものを購入。

割引になっていて、1本千円しなかったので買ってみました。
いつもは五十嵐酒造の特約店限定の「五十嵐」を買っていますが、スタンダードな昔からの「天覧山」は逆にあまり買う機会がなくって。
でも五十嵐酒造の酒ですし間違いはないはず。

ラベルも極めてシンプルで合理的。
精米歩合70%の純米酒、酒米は非公開、奥秩父の天然地下水を使用したお酒です。

カラメル色のお酒

製造が去年の5月と1年近く前です。お店で熟成されたか、はたまた元からこうなのか、まず上立ち香はやや熟成香を伴うカラメルのような感覚。
まずは冷や(常温)で口に含むと…ああ、この香ばしい上品なカラメルの甘みと燻したナッツのような渋み、これぞ昔ながらの寝かせた日本酒です。
これは絶対に温めたほうが良いなと思い温燗に。うん、より甘みと酸味が出てきて俄然バランスが良いです。最近のよくある芳醇で甘い日本酒とは一線を画すものの、酒好きがたまに飲みたくなる味わい。もう今は気温が上がってきましたが、冬に燗で飲みたいですね。いや、温燗ならこの時期でも旨味や酸味を存分に感じつつ、ゆっくり余韻を残す味わいを楽しめます。

ちなみに次の週にイオンに行ったら綺麗さっぱり無くなっていました。もう1本買っておけばよかったな。


一升瓶の6本セット! 飲食店向けでしょうけど、これを買って家庭内熟成させるのも面白そうです。

10年使った充電器をTOPADRE 140W 急速充電器に買い替えた

リビングで使っていたANKERの5ポート充電器、気がついたらもう8年使っていました。

Anker PowerPort Speed 5 8年突かいました


妻はスマホ何台も使っているし、娘もスマホ使うし、息子が最近学校支給のChrome Bookを充電しようとして、当然この古い充電器は65W出力に非対応なので充電できず。
時代に合わせて買い替えですね、ってことで、AmazonでセールになっていたTOPDREの140W出力タイプに買い替えてみました。

ANKERも今やライバルメーカーがたくさん出て、ライバルのほうが安くて高機能で安泰とも言えなくなってきていますね。中華メーカーも有名になると値上げするので、またそこまで有名ではないメーカーが安価に高性能品を出してきて…の繰り返しですね。

黒を買って失敗したのは、表面が光沢なので写真の通りホコリが目立つこと。でも白は汚れが目立つしなぁ…と一長一短ですかね。
時代に合わせてType Cポートは3つ。それぞれMAX 100W出力対応ですが、全ポートの合計出力は140Wです。もっともスマホだけならそんなに使わないですね。これで息子もChrome Bookを充電できます。ま、自分の充電器使えばいいんでしょうけど。まだType Aも使うので、2ポート分残されているのも良い感じです。

ホコリが目立つ! 出力が表示されるのが良いです

こんな感じで合計出力が表示されるのが良いですね。
なお、Type Cは最大100W対応なので、これを機にケーブルも100W対応に交換しました。

長めの2mで、息子のChrome Bookの充電用に。USBケーブルも古いものは買い替えましょう。100W対応非対応のケーブル色々あるので、きちんと選びましょうね。

【六花酒造】杜來 純米吟醸 おりがらみ 生原酒

美味しかったのでまたリピートで買ってきました。

2月に購入していますが、私にしては早いスパンでリピートです。何せ酒屋さん限定品なので、買えるうちに買っておけってやつですね。

製造年月、前回のは写真に入っていませんが、多分1月だったかと思います。よって別ロットですね。
もちろんスペックは前回と同様、酒米は「華想い」で精米歩合55%の純米吟醸、これを非加熱非加水で、澱も絡めて瓶詰めしています。

今回はガス感は薄い

冷やした状態から。開栓すると、前回よりはガス感は薄めでほとんどない感じです。わずかにある程度ですめ。
上立ち香は前回青リンゴ系と評しましたが、今回は少しグレープフルーツの柑橘系の要素が入っている気がします。同じお酒なのに不思議。
口に含むと…あれれ、前回とやはり少し味わいが違う気が、前回のさっぱり系な酸味より、より技レープフルーツっぽい酸味と苦みも入っていますね。青リンゴ系を基調としていますが、そこにグレープフルーツも混ぜた感じ。そしてアタックは強くはないけど程々に来ますね。不思議な味わいです。これまでにない印象。

そして2,3日経過すると、より一層味に深みが出てきました。甘みは少し抑えられて落ち着いた酸味が引き立ってきています。青リンゴが後退し、よりグレープフルーツらしさが出ます。と言ってもグレープフルーツほどの酸味ではないので、決して酸っぱさが強調されるわけではなく、あくまで上品な酸味。
不思議なことに、甘いものを食べたあとに飲むと、より甘さが引立します。普通は逆でしょ?
これは本当に面白いお酒です。杜來の定常販売のお酒も買わないとだな。


通常販売の純米吟醸もぜひ飲んでみたいです。

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【油長酒造】風の森 秋津穂 657

4月のスタートです。これをきっかけにあらゆるものが値上げされるようで、「風の森」も4月から値上げだそうです。
でも、はっきり言って今までの価格が安すぎなんですよね。有名銘柄の4合瓶が値上げで2千円オーバーも珍しくなくなった今、この味が1600円で買えるなんてのが企業努力とは言えすごいことなんですよ。
4月から10%程度値上げしたとしても、まだ1本2千円しないのです。でも値上げ前に買っておきました。

風の森の定番中の定番、秋津穂の657です。奈良県五條産の酒米、秋津穂を100%使用したお酒。

味わいのバランスシート?チャート?はど真ん中。甘すぎず辛すぎず、複雑味と繊細さのバランスの王道。もちろん要冷蔵の無濾過無加水生酒なのは風の森共通の特徴ですね。

1998年の「風の森 秋津穂 純米しぼり華」から続く伝統の味わい。もう四半世紀を超える風の森の原点です。
意外と定番って飲んでいるようで飲んでいないんですよね。そう言えば2月にはこの秋津穂657の精米歩合を70%とした試験醸造酒も買っていますね。

ここでもまずは秋津穂の657を、と書きましたが、自分でも久しく飲んでいなかったわけで。

冷やした状態から。開栓時にポンとガスが抜ける音。風の森ですねぇ。
上立ち香はマスカット系。口に含むと…ああ、ほんと中庸です。マスカット系の瑞々しい甘味と酸味、プチプチとしたガス感をまず感じ、そして適度に複雑味、苦み、程よく来る辛さ。余韻はスーッと消えていくタイプです。ああこれぞ風の森です。ぜひ最初に飲んで欲しいお酒。これをベースに、米を削らない807シリーズ、削った507シリーズ、伝統的な菩提酛のALPHAシリーズと、その味わいの変化の楽しみが広がります。
もう言うことないし、1650円(3月購入時の価格)は奇跡です。4月からの値上げは全く持って許容できる味わいです。

2,3日経過してガスが抜けるとより旨味というか味わい深くなります。辛さも少し出てくるけど、これはこれで。値上げしたってまだまだ安い、この値段で買える幸せ。これだから日本酒は面白いです。プレ酒とかもたまには良いかもですが、買える定番をしっかり味わいたいですね。


風の森の入門編。日本酒初心者もそうですが、色々飲んできた人にこそこのスタンダードを味わってほしいです。意外と飲んでいないんですよ、日本酒好きほど。

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