妻チョイスのお酒です。雨降(AFURI)、最近良く見かけるようになりましたね。
日本酒も飲みやすい低アルコールタイプが増えてきました。この「桃色かすみさけ」もアルコール度数は8度です。
公式HPによると、低精白製法による精米歩合90%と、ほとんどコメを削っていないお酒です。酒米は雄町。硬度150という超硬水である雨降山地下水を使用し、酵母は協会系の天然赤色酵母をしようしています。ご覧の通り、日本酒でありながら桃色のお酒になるというわけです。このあたりは群馬の「流輝」のももいろと同様ですが、精米歩合が90%というのがこの「雨降」の特徴ですね。
瓶内二次発酵しているので、開栓は慎重に。吹き出しはしませんが、ガスは割とありますね。ポンと開栓。
冷やした状態でいただきました。上立香はフレッシュなマスカット系。口に含むと、まず酸味は穏やかに、そして甘みも想像よりは控えめ(と言っても普通の日本酒からしたら甘い)ですね。まず爽やかな甘みが口いっぱいに広がり、続いて柑橘系の酸味、穏やかな苦みが調和します。後味はさっぱり。
面白いことに、2日目以降、更に甘みが増してより濃厚な味わいに。ジューシーで酸味も程々にあり、なおかつ甘い~。これは氷を浮かべて飲むのも良さそうです。
どちらかと言うと辛口が苦手な人向けですが、たまにはこういうさっぱりしたお酒もよいですね。
雨降の桃色かすみさけは大手通販にはなさそうですが、こんなのもありました。これ飲んだことないな~
ノーブランド品
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行きつけの酒屋さんが雨降AFURIを扱い始めたそうです。そういえば、お店で飲んだことはあるけども、買ったのは初めてだったりします。
桃色のお酒です。妻がこういう低アルコールの甘い日本酒が好きなので、これをチョイスしてみました。
吉川醸造は神奈川県の酒蔵です。意外と神奈川の酒造って、関東圏でも余り見る機会はないかもですね。
ジューシー、低アル原酒、酒米は岡山県産雄町です。雨降山の地下水で仕込んでいます。硬度150とあり、かなりの硬水です。軟水が多い日本では珍しい硬水ですね。酵母は天然赤色酵母とあります。メーカーのHPのスペックと若干違い、日本酒度はより低い超甘口の-70、アミノ酸度も3.2とやや大きめ。
最近低アルは流行りのようで、たしかに昔の日本酒みたいにアルコール度数が高くガツンと来る日本酒よりも、こういったライトな日本酒のほうが好まれる傾向にありますね。
伝統を守る一方、時代に合わせた酒造りも必要ですね。
このような桃色のお酒は、私がよく買う流輝の桃色を連想しますが、さて違いは?
桃色かつうすにごり
上立ち香はフレッシュなぶどうを思わせます。口に含むと…お、桃色の流輝と違うぞ。流輝が桃ジュースなら、こちらは香りの通り、甘みたっぷりのぶどう系の甘み。ですが酸味もあとから来るので、しつこい甘さではなくさっぱりとした後味です。他の酒屋のレビューではいちごやブルーベリー系と評していましたが、このあたりの表現はなかなか難しいですね。とにかくフレッシュな果物系です。数日経過すると、甘みが少し落ち着き、味わいの深さ、特に旨味が出てきますね。それでもやはりフレッシュさは保たれています。
なので、今回一升瓶で買ったので、味わいの変化と共に長く楽しめました。
これは通常の雨降も試さねば!
同じ名前のラーメン店AFURIが、吉川醸造の雨降AFURIを商標権を侵害したとして訴えています。AFURI社は海外で日本酒をAFURI(漢字では阿夫利と書く)ブランドで販売していることから、吉川醸造の雨降AFURIを訴えたようです。この訴訟がどう発展するかわかりませんが、とにかく今ある雨降AFURIを楽しみたいと思います。
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