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ASUS ROG Zephyrus G14 Ryzen 9 4900HSのベンチマーク

PCを買い替えたら、恒例のベンチマークテストです。Cinebenchを使って、マルチコアとシングルコアの性能を測定してみました。

さすがに、デスクトップのRyzen 9 5900Xと比べると落ちますかね。
ARMOURY CRATEから、Turboモードに設定しての測定です。最初はパフォーマンスモード(名前は速そうだけどデフォルのモード)で測りましたが、Turboのほうが結果的にスコアが少し上昇しました。

メインPCのRyzen 9 5900X(3.7GHz /12コア24スレッド)は、マルチコア21195pts、シングルコア1589ptsなので、やはりデスクトップと比較すると落ちますね。
特にマルチコア性能の差は歴然で、同じRyzen 9でも、第4世代のデスクトップ用5900Xと、第3世代のノートPC用4900HSは、倍以上の差があります。
この辺りは、Ryzen 9だからと言っても過信は禁物ですが、3世代前とはいえCore i9-9880Hを上回るのだから、やはりRyzenシリーズのコスパの良さが光りますね。

シングルコア性能は、最新のCore i7-1165G7よりは下がるものの、これまた一昔前のCore i9-9880Hを上回るのですから、体感性能としても文句なく、デスクトップのRyzen 9とも大きくは見劣りしないでしょう。

6年前のdynabook R73/PBこんな結果に

試しに、今回リプレース対象となった、dynabook R73/PB(2.5GHz・ターボブースト時3.5GHz / 4コア8スレッド)を計測してみました。

さすがにCore i7とはいえ第4世代のノートPC用なのでこんなものですが、6年前のPCとしては案外悪くないです。
殆どのアプリでは、シングルコア性能のほうが体感的に効いてきますが、Ryzen 9 5900Xの半分のスコアで、実際使っていて体感性能は、今でも悪くないんですよね。Windows 11でも十分使えると思うのですが、TPM1.2なので、アップデートによるインストールは出来ません。
この辺り、もう少し緩和してほしかったですね。セキュリティ上やむなしなんでしょうけど。

Windows 11の発売日が決まったので、改めて更新可能かチェックしてみた

Windows 11のリリースが、2021年10月5日に決まりました。
それと合わせて、以前一時公開された後に、表示の仕方など説明不足のあった、Windows 11が手持ちのPCにインストールできるかどうかのチェックツール、「PC 正常性チェック」(PC Health Check)が、Windows Insider Programにプレビュー版として公開されました。

「PC 正常性チェック」 は、Windows Insider Programのメンバーでないとダウンロードできません。(メンバーでないとリンク先からダウンロードの表示が出ません)
ということで、Windowsの「設定」から「更新とセキュリティ」→「Windows Insider Program」でプログラムに参加します。

Windows Insider Programに参加

ちなみにInsider Programは、Microsoftアカウントの取得は必須となっています。

これで「PC 正常化チェック」ツールがダウンロードできるようになります。

Windows 10 64bitの場合は、当然ながら「64-bit Download」をダウンロード

Webは英語表示ですが、ダウンロードしたソフトは日本語で表示されます。
では早速、改善されたという 「PC 正常化チェック」 で、まずはメインPC からチェック。

前回のツールの時から、メインPCは更新されて、CPUはAMD Ryzen 9 5900X、マザーはASUS STRIX B550-A GAMINGと強化されています。ちなみに、以前のPC(CPU Ryzen 7 2700X / マザー ASUS Prime X470-PRO)でも、Windows 11に対応でしたので、2021年の最新マザーとCPUも当然対応しているでしょう。

AMD Ryzen 9 5900X ASUS STRIX B550-A GAMING の組み合わせは問題なくWin11をクリア

UEFIから、TPMを有効にすることさえ忘れなければ、ここ3,4年のPCであれば、ほぼ問題なくインストール可能のようです。
Windows 11のインストール要件は以下のとおりです。

  • 64bit版のみ(Win10は32bit版もあり)
  • 2コア以上の64bit対応CPU
  • メインメモリ4GB以上(Win10は64bit版で2GB以上)
  • DirectX12以上のグラフィックカード
  • UEFI必須(従来BIOSは非対応)
  • セキュアブート
  • TPM2.0以上
  • 目安としてCPU intel 第8世代Core以降またはAMD 第2世代Ryzen以降(その他特定のCPU)

今回、明確にCPUの世代で切り分けられています。概ね、ここ数年のPCならインストール可能ですが、それより前のPCは、Windows Updateによるアップグレードインストールは不可能になりそうです。
ただし、Windows 11のISOファイルをダウンロードし、直接インストールすることで、比較的古い世代のPCにもインストールは出来るようです。この辺りは、それなりにPCのスキルのある人のみ可能という、一定の制約を設けたようですね。

さてメインPC以外は、我が家のPCは古いものばかりです。
サブ機としているノートPCはどうでしょう?

まずは、東芝のdybabook R73/PB、6年前のPCで、第4世代のCore i7 4710MQはというと…

東芝 dybabook R73/PBの結果

TPMが1.2であること、CPUの世代が古いということで、蹴られてしまいました。第4世代のCore i7、今でもWindows 10で使う分には、ちょっとしたネットの確認とかであれば、何だ問題ないのですけどね…。

次にさらに古い、9年前のASUS U24A(第3世代Core i5 3210M)はというと…

ASUS U24Aの結果

TPMすら検出されず…。9年前のPCですしね。BIOSの設定項目にも見当たりませんでした。さすがに古いので、Windows 10の終了する2025年でお役御免です。(Linuxでも入れましょう)

Windows 10も2025年までサポートされるので、後4年間、PCのリプレースで何とかなるかなとは思います。
来年あたりには、サブのノートPCもリプレースかな?