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1年半ぶりに行きつけの串焼き屋に行ってきた

緊急事態宣言解除となり、感染対策された飲食店の営業時間制限も解除となりました。
周りもやっと、コロナワクチン接種2回目完了の報告を受け、先日1年半ぶりに行きつけの串焼き屋さんに行ってきました。

平日なので、客は自分と連れのみだったので、久しぶりとあって店主からも色々お話を聞けました。
2021年は半年営業できなかった、口開けした日本酒の半分以上は廃棄(自分でも飲んだみたいw)、感染対策確認が抜き打ちで来たとか、年末の会社など忘年会の予約はほぼ入らなそうとか…。

それでも、よくぞ持ちこたえてくれたな、と思います。
もともと串焼き屋なので、換気は良いですし、さらにテーブルには対面方向にアクリル板が置かれていました。

串焼き屋ですが、美味しい日本酒を取り揃えていて、それを少量ずつ(0.5合=90mlで提供)飲めるのが良いところです。

久しぶりに飲めた定番のお酒から、初めて飲んだお酒まで。
特に印象だったのは、Yamaroの地元、北海道は函館のお隣の七飯町に、2年前に新しい酒蔵が立ち上がったそうで。そこの「郷宝」というお酒は、さっぱりとしていながらも、すっと浸透していく感じが新鮮でした。
店主いわく、温暖化で北海道も酒造りに適した環境になってきたから、とのこと。
麻生さんが温暖化で北海道の米が美味くなった、というのは間違いですが、酒造りに関してはそうなのかもしれません。良いのか悪いのか複雑ですが、今度帰省できたら、買いに行きたいと思いました。

そんなこんなで、久しぶりの飲みは良かったです。もちろん食事も。
この後感染状況が落ち着いたままであることを願いつつ、また行きたいなと思った次第です。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生 雄町

去年から、おそらく一番呑んでいるんじゃないかな? 豊島屋酒造のお酒。
東京は東村山、伝説となってしまった喜劇王、志村けんの地元であり、おおよそ酒作りのイメージがない場所ですが、こここそが、東京都のお酒づくりの象徴なのかな、と個人的に思ったり。

豊島屋酒造の屋守(おくのかみ)、これに出会ってからもう6年くらいかな? 屋守の味は徹底してフルーティ、甘みはあるけどしっかり苦味もある。そして酒米は「八反錦」を使っているのですが、今回のは屋守では珍しい「雄町」。
雄町自体は、酒米としてはメジャーですが、それが屋守となるとどうなるのか?

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生 雄町

なんでも、屋守を扱う特約店12店舗のみでの販売だそうです。つまりそれ以外のお店では二次流通です。

だからといって、特段高価でもなく、定常販売の屋守よりちょっと高いくらいですかね。

さてお味、だいぶ落ち着いた屋守です。わかりやすいほどのフルーティさはないですが、根幹の酒造りは一緒です。ただ、だいぶ大人の味かな。わかりやすい軽やかなフルーティではなく、何でしょう、口に含んだ瞬間はそれほど甘みはないのですが、舌の上で転がすと甘みが出てくる、かと言って淡麗ではないです、ちゃんと米の甘みも出ていますが、そこに米の旨味も乗っかってきます。酸味も苦味も適度にありますね。
温度が上がるほど、甘みは増しますが、濃厚な果実のようなフルーティさではなく、ややあっさりめなフルーツです。
甘いけど甘すぎない、主張しすぎないのがオトナな味、という表現になりますかね。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米吟醸 無調整生 雄町

アルコール度数は16度、書かれていませんが、酵母は協会1601号みたいです。
そんな情報はどうでも良いくらい、高い次元でバランスの取れたお酒です。甘みはあるけど、すっと切れて後味が良い。
食事も何に合わせても良さそうですし、酒だけで呑むのにも良いですね。
いや、なかなかおもしろいお酒です。

東村山市の豊島屋酒造に行ってきた

豊島屋酒造

東大和南公園で遊んだ帰りに、東村山の豊島屋酒造に寄ってきました。
実はここに行きたくて、お出かけした次第。

日本酒といえば、米どころの新潟など東北や、発祥の地と言われる奈良やその周辺のイメージが強いですが、首都圏東京都内でも作られています。

自分は、行きつけの居酒屋が贔屓にしている「屋守(おくのかみ」でこの酒造を知って以来、ハマっています。
ブランドとしては、「金婚」も豊島屋酒造なんですね。

杉玉が新しく、新酒が仕込まれ始めたことを表していますね。

ここはお店も併設されていて、ここか通販でしか買えない限定酒があります。今回はこれを買ってきたのと、ガチャガチャが置いてあって、これを1回やったら、「金婚」の上撰と普通酒が当たりました。

豊島屋酒造のお酒たち

それぞれのレビューはまた後ほど。

「金婚」が書かれたタンク

豊島屋酒造、また行きたいな~。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米無調整生 おりがらみ

新規開拓もいいけど、定番もたまには飲みたくなる。

ということで、今回はアサブロ時代から度々紹介しています、東京は東村山の豊島屋酒造、屋守(おくのかみ)の純米無調整生 おりがらみを。

【豊島屋酒造】屋守(おくのかみ) 純米無調整生 おりがらみ

自分がよく言う、うすにごり系は「飲む前から美味い」。このおりがらみもまさにそうで、透明な瓶越しに見えるうっすらとした米の澱を見ながら飲めます(飲めていないw)。

とまあ冗談はさておき、屋守の定常酒として、普通に買えますし、爽やかな吟醸香で、飲み口も甘みも辛さも強すぎずバランスが良い。日本酒入門にピッタリのお酒なんです。

酒米は八反錦

広島県産の八反錦を使用し、精米歩合は麹米50%、掛米55%と純米吟醸と言っても良いのですが、あえて吟醸とは呼んでいないようですね。お値段も高くなく、いつでも買えて美味しい。最高じゃないですか。

なかなか手に入りづらい日本酒も、手に入れた時の喜びは大きいですが、結局は味ですからね。普段から買えるなら、それに越したことはないわけです。