先週千葉に行った際に、BBQ用のお肉の調達と同時に買ったお酒です。
桃色というと、当ブログでは群馬の「流輝 桃色無ろ過」をよく紹介していましたが、こちらのお酒も赤色酵母を使用したお酒となります。
「大多喜城」というブランドのお酒を買うのは初めてです。あまり米どころのイメージがない千葉ですが、実はこうした小さな酒蔵はかなり多くあります。ほとんどが地産地消で、あまり県外に出回らないようです。なので地元で買うしかなく、こうして旅先で買うのもまた一期一会ということです。
赤色酵母は、仕込みによって発色が変わる不安定なものですが、色合いと酸味が、桃やイチゴを思わせる風味となることもあり、近年少しずつ増えてきているように思います。
アルコール度数は10度と抑えめにして、軽めのテイストで飲みやすさを追求しているようです。
その他、日本酒度や酒米銘柄は非公開です。
冷やしていただきました。上立ち香は仄かで、ことさら主張しないタイプ。
口に含むと、思ったよりもさっぱりとしています。甘みも大きくは主張せず、イチゴのようなさっぱりとした酸味が基調となっています。
濁りによる苦味、やや粗さも感じさせるけど、後味はさっぱりとしていて引きずらないですね。
個人的に、この手のお酒であれば、もう少し甘さを立たせても良いかな、とは思うけど、これはこれでしつこすぎず飲みやすいお酒ではあります。
またお出かけしたら、ご当地でお酒を仕入れたいですね。