高知県のお酒、関東だとあまりお酒の印象はないですが、今は日本全国47都道府県で日本酒が作られているようなので、高知県のお酒は決して珍しいものではないのですよね。
ただ関東に住んでいると、なかなかこちらで出回らないですね。
ということで、今回は初めて飲む銘柄、「南」を買ってみました。

なんだか最近、緑色のラベルや瓶のお酒が好きです。ええ中身と全く関係ないですけど。
酒米に愛媛県産の松山三井を使用。聞き慣れない酒米ですが、愛媛県で飲み作られる希少な酒米なのだそうです。

珍しい酒米で精米歩合60%という程よく削ったお酒。
ラベルにありませんが、とある酒屋さんのサイトでは、酵母は高知酵母を使用、日本酒度も非公開ですが、やや辛口だそうです。昔は辛口のお酒と言えば、本当にただただアルコール分だけが舌につく物が多かったですが、現在はそんなことはなく、どっしりさの中に甘味と旨味を感じるお酒も多いです。
初めて飲む銘柄、酒屋のラベルには爽やかな酸味も楽しめると書いてあって、楽しみですね。

火入れ酒ですが、冷蔵保管推奨。冷やした状態でいただきました。
上立ち香は柑橘系、口に含むと…おお、程々に辛さは感じるけど、同時にスッキリした柑橘系の甘味と酸味、苦みと旨味がこれも押し付けがましくなくふわっと広がり、後味のキレが良いです。後味のキレが特に良いのと、比較的淡麗なのも相まって、食中としてなかなか良いお酒ですね。
なるほど、最近関西のお酒も結構飲みますが、こういうアプローチも中々です。特にこの酒米の特性なのか、淡麗なのに味わい深いというのも面白い。
まだまだ知らないお酒、たくさんありますね。
季節は秋ですが、このお酒は季節問わず飲める味わいでした。ぜひ!
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