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【百里基地】20/12/1の記録2

これがYamaroにとって、飛んでいるファントム最後の撮影。が、ちょっと撮影ポジションを誤ったかも。ついでにレンズのテレコンも外したほうが良かったかも。
もう後の祭りですが、とにかくラストはラスト、ということで。

COVID-19のせいで、本当ならいろいろな場所でお披露目するはずだった青スペマファントム、実は今回飛んでいるところを見たのが初めて。そして最後に。

上手く撮れなかった…。この撮影はほとんど記録的意味合いですね。

動き出すF-4EJ改 (07-8436)

青スペマ(スペシャルマーキング)ファントム、タキシング開始。この日、黄色は飛びませんでしたが、去年散々撮ったのと、青が動くのを初めて見れた、というだけで満足してしまった。

先にノーマル塗装2機が上がりますが…

355号機と395号機のフォーメーションテイクオフ。600mm(ロクヨン)にx1.4テレコンで850mm、長すぎた…
テレコンなしで良かったですね。

続いてスペマ436号機テイクオフ。

12時過ぎ、順光になるかなと思っていった場所が、まだ微妙に逆光気味。そう、12月の光線状態を見誤りました。これなら、上がりを午前中の場所で撮ったほうが良かったか? まあどちらが良いか微妙かな?
ひねりを向こう側で撮りたかったな…

スペマのお腹にも、Phantom Foreverを確認。なのでセンタータンクレスなのね。

うーん、やっぱりテレコン外すべきだった…。

スペマタッチダウン。少し光線状態は良くなったかな。でもレンズが長すぎた。失敗したなぁ…。

続いて355号機、395号機がフォーメーションでタッチダウン!
ここでもレンズが長すぎて、切り取りが中途半端に。こういうときはズームのほうが便利ですね。
ただ、ズームできないからこその単焦点の絵の切り取り方、というのはあるので、難しいところ。

とにかく、これが自分に撮って、飛んでいる姿を見たラストとなりました。消化不良なところもあったけど、泣いても笑ってもラストはラストです。
とにかくこの日、休みを取れたのが良かったです。

続く…

さらばシシマル! 百里基地から安息の地へ

12月に入り、いよいよラストまで1ヶ月を切った301SQのファントム。

2020年12月1日、世界で5000機以上生産されたF-4ファントムIIで、世界で最後に生産されたファントムが、三菱重工がライセンス生産し、航空自衛隊に納入した17-8440(440号機)となります。

F-4EJファントムII戦闘機は、航空自衛隊では140機導入され、最初に納入されたのは、アメリカ製の機体で301号機(飛行開発実験団所属)と302号機(退役後、百里基地に展示中)で、1971年(昭和46年)導入、そして最終生産機となった440号機は1981年(昭和56年)に導入された機体です。

1980年に入ると、航空自衛隊にも現在も主力のF-15Jイーグルが導入され始め、ファントムは早くも旧式となりましたが、多くの機体は改修され、F-4EJ改として活躍しました。
その後も、後から登場した国産のF-1支援戦闘機が先に退役後も、長く航空自衛隊の戦闘機として運用、西側では運用各国が続々と退役されている中、2020年まで運用されることとなりました。

そのファントムの最も新しい機体がこの日、最後のフライトを迎えることになりました。航空自衛隊浜松基地の浜松広報館「エアーパーク」で展示される予定となっており、そのために移動するのです。

逆光ですみません。午前中は逆光になってしまいます。しかし、この瞬間を見たく、あえてここで撮りました。飛んだ時の写真は、他の方がたくさん撮ってくれているはず。

そしてJ79エンジンが咆哮し、いよいよ最後のTKOFへ。

コパイが向こう側の隊員に手を降って、テイクオフ。A/Bを炊いて、あっという間に飛んでいきました。

シシマルの愛称で親しまれた440号機は、来年以降、浜松で展示されますので、見に行きたいと思います。

この瞬間に立ち会えて、本当に良かったです。

思い入れのあるファントム414号機

Twitterにも上げましたが、4月14日な本日は、F-4EJ改ファントムIIの414号機の写真を上げてみます。

なぜ思い入れがあるかというと、初めてプラモで作ったファントムが、たまたまオジロの414号機だったから。

ハセガワの1/72キットで、部隊マークの中でも、ひときわ大きい302SQのオジロマークがやっぱりかっこよいよね、ってことで、414号機のデカールを採用した高校生だったYamaro。

あれから月日が流れ、就職して色々あって関東へ。車で行ける範囲に百里基地があって、通い出すこと十数年。

特にここ数年は、ファントムが退役しつつあるとか、梅組のイーグルがいなくなってファントムランドになったとか、百里基地はすっかりファントム最後の地として定着し、ファントム最後の姿を撮ろうと、足繁く通っています。

まさか、プラモで昔作ったファントムの414号機を見ることができて、とても感動したものです。

自分にとっての、414号機最後の撮影となったのが、2018年5月11日となりました。今は301SQに移動して、ケロヨンスペマとなった315号機と供に訓練する様子を捉えたのが最後となりました。

2018年度内に退役したと思われ、FlyTeamに掲載されている414号機の写真も、2018年7月末が最新となっています。

302SQのオジロファントムも2018年度で一杯で退役、または301SQに移動しています。その301SQも今年度いっぱいで、全てのファントムが退役します。

早くCOVID-19騒動が落ち着いて、撮影に行きたいですね。

302SQのファントムラストフライトから1年と1日

いやうっかり忘れていましたが、昨日3月19日は、百里基地の第302飛行隊のファントムのラストフライトから1年経過していたのですね。

もう1年と1日が経過しました。早いですね。

そして、今月は偵察機部隊の第501飛行隊のRF-4E/EJ偵察機もラストフライトを終えました。残念ながら仕事の都合がつかず、RFのラストフライトは見られませんでしたが、2020年度は、いよいよ最後のファントム運用部隊、ケロヨンの第302飛行隊もラストイヤーとなります。

今年も休みが取れたら、できるだけ百里基地にファントムを撮りに行きたいですね。あ、新たに第3飛行隊のF-2A/Bが配備されているので、そちらも撮りますけどね。