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よこすかYYのりものフェスタ2024に行ってきた【スチル編】 その2

よこはまYYのりものフェスタ2024の続きです。

海上自衛隊横須賀基地一般公開で、処分艇の搭乗で十分満足しましたが、せっかくなので艦艇も見学します。

まずは潜水艦「うずしお」(SS-592)です。実はこう見えて(どう見えて?)潜水艦の甲板に乗るのは初めてだったりします。

現役潜水艦は動向把握できないよう船体に艦名は書かれないため、公開時は立派な看板が立てられます

ところで見学待ちで並んでいる最中に、「うずしお」で潜望鏡と潜舵の動作デモンストレーションがありました。
待ち時間にこういうのは嬉しいですね。

潜水艦、割と中に入って見学できると思っている人が多いのですが、潜水艦は高く狭い場所をタラップで降りて乗り込まなければならないのと、最高機密の塊なので、不特定多数に見学してもらうのは困難です。
なので甲板に乗るだけですが、一般の水上艦艇と違って、潜水艦は甲板が完全に平らではないため(それでも輪切り状態では丸い涙滴型よりはマシですが)、船体の端に行くほど傾斜があります。
もちろん柵は設置してありますが、気を付けないと落っこちそうです。

実は潜水艦「うずしお」は、現役の「おやしお」型では練習艦となった潜水艦を除くと、最古参の潜水艦です。
潜水艦の定数が就役当時16隻だったのが22隻に増えたため、当初の予定よりは長く現役を務めています。それでも諸外国の潜水艦よりはかなり早めの退役なのですが、古参だけに、アクリル整?の舷灯カバーはひびが多く入っていました。
「おやしお」型潜水艦は、自衛隊では初めてセイル部分に水中吸音材を貼り付けています。米英の潜水艦では、この吸音材が剥離してしまった写真を見かけますが、海自潜水艦ではこうした剥離は長年の運用で見受けられないので、接着だけでなくリベットかボルト留めしているっぽいですね。

水上艦とは全く別物の船体、面白かったです。
今年、まだ新しい潜水艦「たいげい」が試験艦となったため、作戦可能な潜水艦22隻を維持すべく、1年現役も延長される見込みで、退役は来年度末(2026年3月?)になるでしょうね。

続く…