GWに第一酒造で買ってきたお酒です。
【第一酒造】開華(かいか) 生酛 特別純米
クラシックな雰囲気漂うラベルですね。生酛造りは天然の乳酸菌を酒母に取り込んで、山卸しという米屋米麹をすりつぶす作業で乳酸菌を育てやすい環境にしていく、日本酒の伝統的な製法です。つまり手間がかかる上に、乳酸菌の育て方によっては酸味が強くなりすぎたり酵母が駄目になってしまうこともあるそうです。
そんな手間のかかる製法を現代も行っているのが生酛づくりのお酒、大好きなんですよね。乳酸菌が強い生酛造りの酸味が好きなんです。その酸味も酒によって傾向がかなり違います。
【第一酒造】開華(かいか) 生酛 特別純米
精米歩合59%、アルコール度数15度、酒米は日本名門酒会のHPよると自家水田による「ひとごこち」を使用しているようです。
淡黄色よりちょっと濃いめ
これは常温から飲もうかな、ということでまずはそのまま常温でいただきました。
注ぐとふわっと生酛らしい乳酸菌を感じさせる柑橘系の上立香。口に含むと、適度な乳酸菌の酸味とともに甘みと旨味がぐっと押し寄せる。そして最後にこれまた適度な辛さと苦みがでます。どちらかと言うと辛口系のお酒なんですが、ことさら辛さを強調するわけではなくバランスが良いですね。
やはりここは温めてみようと温燗にしてみました。いいです。これこれ、ぐっと旨味と甘味も出てきて、中庸のバランスに。アルコール臭さもあまり鼻につかないです。
温め過ぎないこのくらいがバランスが良いですね。こういうお酒を普段のみにしたいですね。
開華、東京でも自分の行く酒屋近辺だとあまり見かけないんですよね。ってことでまた栃木、佐野方面に行ったら買ってこよう。
一升瓶で買えばよかったなぁ。一升瓶のラインアップは残念ながらないそうです。燗酒部門で金賞受賞のお酒です。冷やしても温めても美味しい懐の深いお酒です。
¥2,950
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夏休み連休も終わって、今日から通常運転です。もう一週間休み欲しい…
さいたま水族館から、実は車で30分程度で行けると知って行ってきたのが、栃木県は佐野市の第一酒造。
ここも以前から行ってみたいと思っていた酒蔵。創業延宝元年(1673年)と、栃木県内で一番古い酒蔵なのですが、今まで飲んだことがないのです。
昨年、直営のきれいな売店が出来て、飲食スペースも出来たりと、なかなか魅力のある場所になりましたが、如何せんCOVID-19の蔓延と重なってしまったのが惜しいです。
当方ワクチン接種2回目も先月完了しましたので、感染対策はしっかり行っていってきました。
第一酒造「開華」の酒蔵
ここはお酒のみならず、甘酒や甘酒フロート、ソフトクリーム、おつまみなども置いています。時々見学会や酒蔵茶屋などのイベントも行っているようです。
直営売店では量り売りも
直営売店内は、ガチャガチャもあり(日本酒版と日本酒じゃない版あり)、有料試飲もあります。甘酒なんかもここで買えます。
量り売りは毎月内容が変わるようで、8月は開華 特別純米 原酒 生酛仕込でした。会員登録でお安くなるとのことで、登録しました。
瓶は300ml、720ml(四合瓶)、1800ml(一升瓶)を選べます。次回からは空き瓶を持っていけば、そこに詰めてもらえます。いいですねぇ。というわけで、四合瓶で購入しました。
他にも、通常販売酒も種類も多いので、にほんしゅすきには楽しめる場所ですね。ドライバーじゃなければ、有料試飲もしたかったです。
娘は甘酒をいただきました
娘が甘酒飲みたいということで買ってきました。うん、美味しい!
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