Manfrotto 468MGRC3を三脚につけてみた

ベランダに設置しっぱなしの三脚、タイムラプス用の撮影の合間を見つけて、Manfrottoのボール雲台 468MGRC3を取り付けてみました。

出来心でつい…

出来るのか試したくなってやってみました。
ボール雲台に重量級望遠レンズは危険ですオススメしません!

最大耐荷重:16kgとは書いてありますが、緩んだ瞬間レンズが傾いて倒れる危険性大です!
個の組み合わせではおおよそ6.5kg程度ですが、三脚座のある超望遠は重心高も高くなるため、耐荷重的に問題なくともおすすめはしません。

ただ、きちんと調整すれば、フリクションである程度の角度まではその体勢を維持できます。
あくまで、特定の角度までなら維持できる、というだけです。逆に言うと、この組み合わせでホールドできるので、200-500mmクラスの3kg未満の重量の望遠レンズであれば、使えそうな感じです。

このあたりは自己責任で。個人的にこのクラスの重量級望遠レンズは、ビデオ雲台、もしくはジンバル雲台が理想と考えています。

ちょうど陸自のUH-1Jが飛んでいたので、この組み合わせで撮影。x2テレコンで1200mm、更にクロップもしています。

遠い…でもシャッタースピード1/320sで、ブレなく撮影はできました。ただ、フリクションでレンズ位置をホールドできるとは言え、ある角度からは維持できずカメラがカックンしそうなので、常にカメラをホールドできる環境でないと、ちょっと怖いですね。

タイムラプス用のD810と、AI Zoom-Nikkor 100-300mmだとちょうどよいです。

このくらいのの組み合わせちょうどよい

耐荷重ギリギリとか、ある程度余裕があっても、組み合わせは慎重にしなければなりません。
そういえば、先日観艦式の撮影に行った際に、お隣のおじいちゃんは、EOS 7DIIにEF 100-400mmでしたが、恐らく1万円もしない細い三脚に、セットで付いてきたと思われる小さなボール雲台据えていたんですよね。
いくらなんでも…あれちょっとしたことで倒れるか、雲台がカックンして終了するぞ…と思いました。カメラに金をかけていても、三脚や雲台がペナペナな人、意外と多いです。特に高齢の方はそういう組み合わせだったりします。三脚重いのでしょうけど、機材壊しちゃいますよ…

電動アシスト自転車のシートがボロくなったので交換してみた

先日、嫁チャリこと電動アシスト自転車の大容量バッテリが劣化で使えなくなって交換した話を書きましたが、もう1点劣化してきたのがあって、表題の通り、シートなんです。

11年近く乗るとボロボロ…

御覧の通り、ひび割れて、表皮が剥がれ始めました。
このまま乗るのもみすぼらしいし、上からカバーをかけたところで、クッションの劣化は隠せないので、交換することにしました。
自転車がPanasonicなので、というわけでもないですが、特段こだわりもないので、似たようなブラウンでPanasonicから販売されている交換用シートを購入してみました。

Panasonic ソフトクッションサドルNSSS045-T

では交換してみます。

大昔の自転車は、シート自体と高さ調整の支柱が一体でフレームから外れるので、よくシートを外されてどこか捨てられる、何てイタズラ、よくありましたね。
それもあってか、今はステー部分は自転車のフレームから簡単に抜けなくなりました。
交換自体は、シートとステーを固定しているボルトを外して行います。なお、工具は13mmの六角ナット用のソケットまたはレンチを準備する必要があります。

交換自体は簡単です。まずは傷んだシートを取り外します。

あとはナットを緩めて上に引っ張るだけです。が、長年着いていたので結構固着気味だったりします。

同じメーカーなので、構造自体は大きく変わる感じはないですね。新しい方がややコストがかかっている感じはあります。
新しいシートを支柱に差し込んで、ナットを締結すれば閑静です。

新しいクッション、座り心地もよいですね。ここが変わるだけでだいぶ印象が変わります。座っていて楽です。
次はそろそろフロントブレーキを変えないとですね。

Panasonicの自転車なんで、写真もPanasonicで撮りました(笑

【MNG…】再びManfrotto 468MGRC3を買う

実は前回買ったManfrottoのボール雲台、468MGRC3、試しているうちにバキッと音がして、締め付けが出来ない不具合が発生し返品となりましたが…
再びManfrottoアウトレットストアで半額以下で出ていたので、懲りずに再購入しました。

Manfrotto 468MGRC3
再びManfrotto 468MGRC3

今度こそ、色々試してみて、締め付け不具合が発生しないことを確認。ちゃんと使えればガッチリ感はさすがに良いです。
↓これの半額以下なら、まあ損じゃないでしょう。


スライディングプレート357PLV付属

付属品のプレートは357PLVで、最近多いアルカスイス互換のものより幅広の4.4cmのプレートです。

スライディングプレート357PLVが付属

スライディングプレートとあるように、アルカスイス互換プレートのように上からはめ込むのではなく、横からスライディングさせて挿入します。

スライディングプレートなので横から挿入する

このプレートは横から挿入して、中央の真鍮のロックを通過すると、そこからは外れなくなる構造で、あとは位置を決めてプレートを固定できます。
ちょうどこれをつけるべき三脚を使用中なので、使用感はまた別途試すとして、問題はこのプレートなんですよね。
同じManfrottoでも、先日買ったビデオ雲台のナイトロテックN8のものと互換性はないんですよね。この357PLVのほうが幅が広いんですよ。

このように、RC3をアルカスイスクランプに変換するプレートは存在しますが、割と高価で(雲台より高い!)選択肢も少ないです。もう少し探してみるとして、かと言って上のクランプをアルカスイスに変えてしまうというのも、せっかく安く買った雲台なのに本末転倒だったりします。

とりあえずは、このままで使ってみたいと思いますが、Nikon Z 9だけはアルカスイスのL字プレートをつけっぱなしなので、着脱が面倒ですね…

今年も富士山を撮っています

タイムラプス用の富士山写真を、インターバルで撮る季節がやってきました。

カメラ、斜めになっとるやん…

微妙に傾いています。まあ、動画に編集する際に修正はできますけどね。でも基本は肝心。
今年は晴れていても、結構霞んでいます。数年前だともう少し視程が良かったのですが。

カメラは相変わらずNikon D810ですが、すでにシャッターは30万回近く、元々の耐久20万回を1.5倍超過しています。
そろそろシャッターがやばいかも。電子シャッターが使えるボディに切り替えたいのもありますが、夕陽とは言え太陽光直射なんですよね。これがセンサにどう影響するのか?
あと、大量に撮った画像を、メモリーカードを取り出してPCに取り込む、という作業もちょっと億劫です。D810に入れているFlashAirをカスタマイズして、FTPでNASに画像を飛ばすという手もありますが、どうもこれがうまくいかず。

Nikon Z 9なら、FTPで画像を飛ばすことも簡単にできますし、何ならNX Tetherで直接PCに取り込めますし、メカシャッターがないので耐久も気にしなくてすみます(前述のセンサが夕陽の直射でどうなるかわかりませんが)。
ちょっと、Z 9で試してみようかな? 今週末は使う予定がないので、これでうまく撮れれば、その後の編集までのワークフロー的にも楽なんですよね。

上の写真は、レンズがAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sです。その前にAF NIKKOR 70-300mm f/4-5.6Gを使っていたのですが、周辺の解像力と逆光体制の悪さで、さらに古いマニュアルレンズに変更したところ、こちらのほうが画質が良かったので、そのまま使っています。AF要らないので、むしろ都合が良いですね

電動アシスト自転車のバッテリのセルバランス崩れが発生したため交換した

子供の保育園と送迎で使っているPanasonicの電動アシスト自転車、元々妻のですが、今は自分がメインで使っています。
もう10年前以上に買った自転車で、途中妻が仕事で使っていたため、大容量バッテリを追加購入していました。

元々が3.1Ahという容量の低いものに対し、13.2Ahと大容量で、これ1本で通勤で1週間充電しなくても走れる容量でした。
ところが、コロナ禍で電車通勤を完全にやめて、自転車通勤に切り替えたので、この2年バッテリを酷使したのもあり、容量自体が新品時の半分程度になってしまいました。
Panasonicの自転車の場合、メーカーは非公開としていますがバッテリチェックボタンを長押ししていると、バッテリの劣化度(最大容量)がわかります。

  • 長押し5つ表示…新品時の容量80~100%
  • 長押し4つ表示…新品時の容量60~80%
  • 長押し3つ表示…新品時の容量40~60%
  • 長押し2つ表示…新品時の容量20~40%
  • 長押し1つ表示…新品時の容量0~20%

あくまでもメーカー非公開情報で目安です。
数年間使ったバッテリ、距離もかなり乗ったので、最終的には長押し3つの状態となり、通勤で1週間充電しなくてよかったバッテリは、3日程度で空になるまで劣化していて、そろそろ買い換えないとなぁ、でも4万円以上という高額で悩んでいたら、ついに充電器にかけたところ、こんな表示になってしまいました。

仕事でリチウムイオンバッテリを扱っていたので、なんとなくピンとは来たけど、セルバランス崩れということです。

これはリンク先のPanasonicのページに書いてあるように、バッテリ内のセルが劣化した状態で、こうなるともう充電不可能で使えなくなります。
自転車のバッテリに限らず、多くのリチウムイオンバッテリは、内部に1つではなく複数の筒型の乾電池のようなバッテリが並列接続されています。
リチウムイオンバッテリは非常にデリケートで、並列接続されているバッテリセルの電圧が均一になっていないと、電圧の低いセルに電流が流れてしまい、発熱、最悪発火の可能性があるため、バッテリセルの電圧は厳密に制御されています。

このバッテリセルの電圧は、バッテリの劣化でばらつきが大きくなり、ある程度であればバッテリ内部のバランサーによって、電圧差をなくすように充放電する制御回路が入っていますが、この制御でもセルのバランスが均衡に出来なかった場合は、上の動画のようにセルバランス崩れ(それを最終的に直せないくらいにセルが劣化した)となります。

残念ながら、これは寿命です。

ラクマで中古良品を購入

新品があまりに高価なため、同じ型式ではないけど、今の自転車に使える型式で劣化度が少ないものを、ラクマで調達してみました。

長押しで5つ表示

長押しで5つ表示、つまり新品時の80%以上の容量があります。
実際搭載して走ってみたら、通勤1往復で1,2メモリ減っていたのが、1つも減らないくらいに持ちます。新品当時の感覚と同様です。
あと半年もしないで、子供の保育園卒園で送迎もなくなりますが、まだしばらくは自転車通勤したいと思っているので、後2,3年は乗れそうだな。

本当は自分の自転車も買い替えたいんですけどね~

【加藤嘉八郎酒造】大山 特別純米 生詰 やまとなでしこ

息子がアトピーで通っている皮膚科からちょいっと行ったところにある酒屋。
ここは「やまねのどぶろく」の山根酒造のお酒を扱っていることで知ったのですが、住宅街にぽつんとあって、扱っているお酒は多くないものの、日本名門酒会のお酒を扱っているだけあり、そのラインナップは面白いのです。
店番をしているおばあちゃんが人懐こくって、めちゃくちゃ話しかけてきます。
お目当てにしていた、寝かせたお酒(単に売れていない在庫が良い感じに古酒化したもの)は綺麗サッパリ売り切れになっていたので、冷蔵庫内のお酒を調達。

おばあちゃんオススメのお酒を買ってみました。

【加藤嘉八郎酒造】大山 特別純米 生詰 やまとなでしこ

初めての銘柄です。ラベルの女性は酒造の営業の奥様なのだとか。
「やまとなでしこ」という言葉も近年あまり聞かなくなりました。そんな時代じゃないか…

山形県の酒造です。「大山」ブランドを展開している酒蔵で、この酒は大山のひやおろしを2年間熟成させたそうです。

【加藤嘉八郎酒造】大山 特別純米 生詰 やまとなでしこ

酒米は山形県産「出羽の里」を精米歩合60%で。その他スペックはわかりませんが、まあ気にせずに開栓してみましょう。

ほんのり淡黄色

上立ち香は爽やかなマスカットです。口に含むと…じわっと広がる甘み、決して濃い味ではなくスーッと甘味と酸味、旨味が広がりますが、その後にどーっしりと押し寄せる辛さ。ラベルにある「やわらかさのなかに味わいの巾と力強さが両立した…」とありますが、この力強さが結構あとからくるんですよね。
最初の口当たりは本当に気品を感じる優しい味わいなのに、後からどっと押し寄せる感じがあります。ツンデレならぬデレツン?
おしとやかな女性と思ったら…、まあこの辺にしておきましょう(笑

ということで、ベースのお酒はこの柔らかさを主体としているのかな? 2年間の熟成により味わいと深みが増したのかな? これはベースとなったお酒も飲んでみたいと思いました。
じっくり味わいたいお酒ですね。

令和4年度国際観艦式を見てきた(遠くから)

令和4年度(2022年度)の観艦式は、一般募集はなく、代わりに観艦式初のYoutube配信となりました。
最後に行われた観艦式は2015年で、運良くイージス護衛艦「きりしま」に乗艦できました。
2019年の観艦式は抽選から漏れてしまいましたが、台風の影響により中止となったため、観艦式としては7年ぶり、国際観艦式としては日本は20年ぶりの実施となりました。

さてどこから何を見ようか? 結構迷いました。
当初の案は、百里基地から観艦式へ向かうF-35Aを撮影後、千葉へ移動して観艦式帰りの艦艇を撮影する、というものでした。
これは安牌ですが、千葉への移動が距離が長く時間がかかるのと、今回の観艦式は一般客を乗せないために、従来までとの変化もあるだろうと思いました。スケジュール的に。ちょっと読めない。
結局、観艦式が行われる相模湾を拝める場所に行くことにしました。

8時、周辺は釣り客で賑わっていますが、同業者はまだ来ていない? ここから撮るのは初めてです。ここまで来るのに、ゴツゴツした岩場を、600mmと200-500mmに24-200mmレンズ、カメラボディ2台に三脚、かなりの重量の荷物を持って上がるのは結構きつかった…。
まあ、距離的にもあまり良い絵が撮れるとは期待していませんが、近場で見られるのは良いな。
無線は、観艦式用にプリセットをカスタマイズしていきましたが、これがビンゴ! よく入りました。

相模湾で準備に入る艦艇。先日木更津で見学してきた護衛艦「もがみ」型は、遠方でもそのシルエットが分かりやすいですね。
かなり遠方、かつ600mmの望遠レンズだと、視程はこんな感じ。なので雰囲気を楽しみましょう。

米軍のヘリやP-1哨戒機、鳶を撮りつつ、観閲艦となる、護衛艦「ひゅうが」と「いずも」が現れました。

動画も少し。この時、Z 24-200mmも使いたく、それが使えるボディはZ 9のみなので、AF-S 600mm f/4GにはD850を取り付けていました。なので動画もD850で撮りました。

4Kですが、元々視程が良くないので、あまり意味は無いか…。

この後観閲艦が受閲艦隊の列へ向かい、Youtubeの配信と無線を聞きつつ撮影はしましたが、何せ遠方過ぎる故に、目視では状況がよくわからないですが、そこはYoutubeの配信と無線で楽しみました。

国際観艦式の配信はアーカイブでも見られます

観閲艦内の放送も、無線でそのまま流していましたね。
航空機も小さく…小さすぎやね(苦笑 まあ見えたことは見えた。F-35Aらしき機体や、受閲を終えて帰投するV-22オスプレイも。
陸自の飛んでいるオスプレイは初めて見ました。しかもJG-1701は初号機ですね。
AH-64Dアパッチ・ロングボウも久しぶりに見ることが出来ました。陸自はE型にはアップグレードしないのかな?

受閲を終えた艦艇が横須賀に戻っていきます。

受閲を終え横須賀に向かうインド海軍フリゲート「シヴァリク」(F47)

インド海軍の艦艇、フリゲート「シヴァリク」、インドは武器システムをロシアからも西側からも導入して、政治的にはうまいことやっている(でもインテグレーション的に問題もありそう)感じですね。この艦も、ロシア系のレーダーや対空ミサイルを搭載する一方、イスラエル製のレーダーだったり、主砲がOTO76mm砲と言った具合に、西側の装備もあったりします。政治的に複雑な事情があるんでしょうね。就役が計画通りに進まないのはインドの常識です。

ブルーインパルスの展示

お待ちかねのブルーインパルスの登場! こちらも無線でバッチリ状況は聞けましたが…、やっぱり遠すぎた。観閲艦は、どんどんこちらから離れていくため、ブルーインパルスの距離も必然的にここからは遠くなります。
こちらも記録的写真にしかなりませんでした。

いやぁ遠い! おまけにお昼になり気温が上がったので、海上の水蒸気も増えたのでしょうね。視程も悪化しました。
受閲艦に向けての展示なので仕方ないですね。

恒例!?呼ばれていない米空母が見切れる件

以前も、呼ばれていない米空母が見切れる事案がありましたが、今回もでした。ロナルド・レーガンが現れた!

逆光ですが、護衛艦「いずも」と意図せず並走(望遠レンズの圧縮効果で近いように見えますが、実際は両艦の距離は離れています)しているように見えました。

さて帰るとしましょう。
周辺の記念撮影。岩がすごいですね。長年の波の力でこうなったんでしょうね。

最後に横須賀で艦艇の入校を見ようと思ったけど…疲れた。時間もアレだし、帰ろうか~ってなりました。

インド海軍フリゲート「シヴァリク」(F47)とオーストラリア海軍補給艦「ストルワート」

最後に横須賀港を眺めて、この1枚を撮って本人も帰投しました。

次回は3年後ですが、そのときはまた一般客が乗れるようになっているといいですね。何しろ、動く艦艇に乗れて、しかも皮下の艦艇もたくさん見られるチャンスは観艦式だけですからね。

【埼玉】榎本牧場に行ってきた

埼玉県は上尾市にある榎本牧場に、息子を連れて行ってきました。

上尾市ともなると、一般道で行けるけど、途中渋滞が多くちょっと遠い、けど1時間強で行ける場所です。

牧場裏手に花摘みが無料で出来る畑があり、今はコスモスが満開でした。

牧場内も見学。見学自体は無料です。乳牛メインですが、ブタなども飼っています。

ジェラートをいただきました。スタンダードな牛乳味。

これがなかなかの絶品でした。ぜひ立ち寄った際におすすめです。

小さいながら遊び場もあります。

うちからはちょっと遠いけど、軽く遊んでジェラートをいただくのに良いですね。飲むヨーグルトなんかもあるので、今度買ってみよう。

【3年ぶりの開催】令和4年度入間航空祭に行ってきた

コロナウイルスの流行で、2020年と21年は中止となっていた航空祭ですが、2022年は各地で復活し開催となりました。
ただし、基地によっては抽選入場となるなど、コロナ過以前と同様にはならないようで、入間基地についても、2022年は入場は抽選制となりました。
最初の抽選は外れてしまいましたが、敗者復活戦?キャンセル待ちを何とか取ることができたので、行ってまいりました。

3年ぶりの入間基地、まずかつての花形だったC-1輸送機の数がかなり減っていました。この日見ることができたのはわずか3機、029,030.031号機のみ。生産最後の3機のみとなっていました。
既に現役機は7機のみとの情報もあります。
うち岐阜の飛行開発実験団の機体や電子戦訓練機EC-1(021号機)を除けば、現役輸送部隊の機体はこの最後の3機のみなのでしょう。
輸送部隊のC-1を見られるのも、あと1,2年程度かもしれませんね。そしてC-2が主力輸送機となっていきます。


YS-11も、入間基地に残っている機体は、電子線訓練機のEA型と電子情報収集機(ELINT機)のEB型のみで、機密度の高い機体ゆえに展示されることはないため、この日は見ることはできませんでいた。
YS-11EB後継機であるRC-2は遠方に見ることが出来ました。

まずはCH-47J(LR)の展示から。

今回は消火バケットではなく、3つの貨物のスリングでした。

飛行点検隊では、退役したYS-11FCや事故で損失したU-125の代替として導入された、U-680Aが、入間航空祭初展示となりました。

入間基地、午前中は逆光なんですよね…ちょっと映えませんが。流石に飛行点検隊の機体、そんなに冒険はしませんね。

そして飛行展示のために中部航空方面隊司令部支援飛行隊(中司飛)のT-4″シルバーインパルス”、U-4多用途支援機、第2輸送航空隊のC-1, C-2輸送機が上がります。

まずはシルバーインパルスの展示飛行から。

今回、隊長機の赤いT-4を操縦した中司飛の隊長、渡辺信行2佐のラストフライトで、着陸後に消防車の放水アーチでお祝いでした。

ラストフライト後の放水。このアングルからは機体が見えなかったな…

続いて、C-1, C-2, U-4の飛行展示。

陸自の空挺部隊の展示は例年通りですが、最後に降りた隊員さんも、空挺降下が今回でラストだったそうです。空自のイベントですが、陸自にもこうして華を添えるよい機会となりましたね。

例年キレッキレの高機動を披露するC-1ですが、C-2も負けじと高機動を披露。
そして029号機はこの日野展示飛行を持ってラストフライトとなることがアナウンスされました。感無量ですね。

放水アーチをくぐるC-1 (98-1029)

飛行展示は例年より規模をやや縮小、飛行展示もお昼で終了(基地内食事NGのためかな?)でしたが、C-1の029号機もラストフライトで、演目終了後の消防車の放水アーチを浴びるといった演出もありました。人も機体も、何時かは引退するのです。

そして12時過ぎには展示も終了し、ゲスト機の帰投準備が開始されました。

まずは、百里基地3SQのF-2A (43-8530)と、小松基地306SQのF-15J (72-8963)がENGスタート。

Nikon Z 9の動画、H.265ですが、非常に綺麗です。4K60pでオーバーサンプリング対応、流石に良いですわ。でも望遠レンズ手持ちで撮るのはキツイ…。

入間基地は戦闘機部隊がないだけに、こうしたゲスト機の帰投がまた、楽しみの一つです。F-2!派手にかましたね! これぜひ百里基地航空祭でも頼みますよ🙏

Xperia 1でも4K動画は撮れるけど、画質がアレ。Xperia 1 IIIがもう少し安くなったら買い替えかなぁ。もう3年半使っていますし。

最後に、ラストフライトを終えたC-1 (98-1029)を拝んで帰路につきました。
先に引退した、2018年の入間航空祭で歌舞伎塗装を披露した026号機のエンジンカバーが使われていました。
1979年(昭和54年)製造の機体で、総飛行時間17,880時間、029号機に因んで通称”ONIKU”の愛称だった機体の引退に立ち会えたのが、今回最大の収穫でした。

お疲れ様でした~

スマホをBluetoothでDUNに対応させるCobaltBlue3が使えなくなった

【お知らせ】WordPressの不具合?で、複数画像を表示する「ギャラリー」のカラムが縦並びになってしまっています。現在修正対応中です。

昨日は3年ぶりに開催されました、令和4年度入間航空祭に何とか参加できまして、行ってきたのですが、その写真は後日ということで、今回はドライブ中に、古いサイバーナビでBluetooth接続しているスマホとの通信ができなくなってしまった、というお話を書きます。

CobaltBlue3が起動できなくなった

嫁車エスティマに搭載している、carozzeriaのサイバーナビ、AVIC-ZH09CSも購入から10年以上経過し、2021年度にてマップ更新は終了してしまいましたが、14年目のエスティマのナビを買い換えるのも気乗りしないので、もう暫く使う予定(スマホも併用すればOK)。
そんな古いサイバーナビは、専用の通信ユニットND-DC1で渋滞情報の取得などをインターネット経由で行なえ、以前はこのND-DC1に格安SIMを入れて使っていました。
SIMの契約の関係で、これに使っていたSIMの契約を切ってしまったので、スマホのBluetooth経由で接続するためにCobaltBlue3というソフトを使っていました。

詳細は以下の記事です↓

サイバーナビZH09CSをスマホ経由でスマートループに接続する

ところが、昨日、途中まで使えていたCobaltBlue3が突如起動できなくなりました。ナビとスマホはBluetooth接続できているのに、通信のみできなくなっていました。

ColbaltBlue3

Google Playのバージョンが異なります…という表示がでるだけで、ソフトの起動すらできなくなりました。ちなみに、2022年11月3日の早朝までは使えていました。その日の午後から起動ができなくなったようです。

ソフトを一度アンインストールして、もう一度インストールしてみようとGoogle Playを見ると、Google Playから消えているのです。

T-CONNECTバージョンのCobaltBlue3しか表示されない

検索しても、CobaltBlue3 T-CONNECT版のみ表示され、通常のCobaltBlue3は綺麗サッパリ消えていました。有料ソフトで課金して買ったのに!
PCのブラウザから検索してみると、Google PlayでCobaltBlue3のリンクは生きていましたが、このページからスマホにインストールしようとしても「このアイテムはご利用いただけません」と表示されてしまいます。

CobaltBlue3は利用できないとの表示

ガッカリですね。とは言え、古いカーナビはガラケーでは当たり前だったBluetoothのDUN(DialUp Network)プロファイルは、ほとんどのスマホでは標準対応していないため、別途アプリが必要です。CobaltBlue3は、定番のアプリだっただけに、突如使えなくなるのは残念です。
仕方がないので、代替アプリを入れました。はい、上の画像にある2番めに表示された「NaviGateway」です。

NaviGatewayの画面、特に設定は必要なし

こちらは有料ソフトで¥700。CobaltBlue3と違ってアプリ内課金ではなく、最初から課金しないとインストールできません。この点は、課金して使えなかったらどうしてくれる!?と不満に思いますが、とりあえず購入してインストールしたところ、問題なくナビ側で通信ができるようになりました。スマートループの情報、拾えています。すでにナビ側のDUN接続の設定が出来ていてCobaltBlue3が使えていた環境であれば、NaviGatewayもインストールするだけで、特に設定はなく使えるようです。

そんなわけで、何故か11月3日から使えなくなったCobaltBlue3に代わって、NaviGatewayはナビまたは車を買い替えるまでは、古いサイバーナビの通信のために欠かせないソフトとなりそうです。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします