【久保本家酒造】生酛のどぶ 生 (2023BY 仕11号 +14)

このお酒も先日行った飯田酒店で購入したものです。

このお酒、最近行っていない通勤ルートにある酒屋さんでいつも置いてあり、またこちらも最近行っていないご近所の居酒屋さんに置いてあるので、最近は飲んでいなかったのですが、今回買ったのは、飯田酒店のオススメもありましたが、なんといっても珍しく「生酒」であること。
通常、「生酛のどぶ」は火入れ酒なのですが、こちらは火入れしていない生酒となります。このため、蓋には通気口が設けてあります。

【久保本家酒造】生酛のどぶ 生 (2023BY 仕11号 +14)

醪を目の荒いザルで濾しています。ということで澱が沈殿しているのがこのお酒の特徴です。
酒米は阿波山田錦・日本晴を、精米歩合65%で。日本酒度はラベルに判子が押されていて、今回は+14とかなり辛口です。
ちなみに、以前は無加水の生原酒として販売していたようですが、こちらは加水はしているそうです。

澱が沈殿

酒屋のご主人には、まずは澱を絡めないで飲んでみて、とアドバイスがありました。いつもすぐ混ぜたがるYamaroですが(笑)、今回はこのアドバイスに従います。

上立ち香はやはり仄か。まずは上澄みのみ。口に含むと、ああ、ドライでさっぱりとした印象ですね。甘みは薄めですが、旨味が膨らみますね。渋みもほどほど。

そして澱を絡めて飲んでみると…ああ、自分はやっぱり澱を絡めたほうが好き。ドライさが際立つ上澄みから一転、クリーミーな澱の柔らかさと苦みと、そして甘みも出てきますね。生酛らしい酸味はややクリーミーな澱に隠れた印象ですね。いわゆる生酛っさはあまり感じません。

そしてこのお酒は、やっぱり燗が良いかなと思い、ぬるめの燗に。ああ、これが正解かも。ややドライだった感触が、甘みが引き立ってきました。辛口の酒ですが、甘みが顔を出してきました。これがまたクリーミーな澱と絡んで絶妙。生酒なので保管は冷蔵ですが、ぜひ燗にしてみてください。
かなり温度を上げても、燗酒にありがちなむせ返る酒臭さが出ないのも、この生酛のどぶの美点です。どの温度帯でも美味しいですが、ベストはやっぱり燗酒。
まだ暑い時期ですが、たまには燗酒もよいですよ。


生酛のどぶの生酒、通常の火入れと大きく味わいに差はありませんが、よりフレッシュさを感じました。通販でもどうぞ。

【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)

先日埼玉県は志木市の飯田酒店にやまね酒造の若林氏が来ているということで、「やまねのどぶろく」とともに買ってきたお酒です。

【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)
【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)

去年も購入しています。

前回の購入から1年以上経過し、その進化も気になるところです。
今回はやまね酒造の若林氏から直々に解説頂きました。

やはりこだわりのポイントは、若林氏が修業した新政酒造発祥の酵母である協会6号酵母(通称新政酵母)を使用し、木桶仕込み、絞らずに袋吊りで滴る酒を集めた無濾過生原酒であること。
ただし、やまね酒造は現時点で日本酒製造免許を持っていないため、日本酒の製造は出来きません。
このため、「やまねのみのり」は発芽玄米を10%加えることで、その他の醸造酒、という扱いで販売してるそうです。

【やまね酒造】やまねのみのり(発芽玄米Ver.)

日本酒製造のための酒造免許は、「酒税の保全上酒類の需給の均衡を維持する必要がある」との理由から、もう何十年も新規交付されていないからで、現在免許を持っている酒蔵から受け継ぐ(買収や廃業する酒造からの移管)しか手段がないのが現状です。
日本酒消費量が低迷する中、こうした時代錯誤な決まりには感心しませんが、「やまねのみのり」のように、日本酒の原料にプラスして副原料を添加することで、「その他の醸造酒」となり、これだと酒造の免許は取得できるそうです。
いわゆる「クラウトサケ」と呼ばれている、日本酒に近いその他の醸造酒となっています。
若林氏もいくつか酒蔵引継ぎなどの交渉は行ったようですが、実現していないのが現状です。

アルコール度数は製造ロットで大きく変わるようですが、今回は11度となっています。一般の日本酒よりやや低めです。
酒米は、ゆくゆくはやまね酒造の所在地である飯能産を使いたいとのことでした。

リンゴジュースのような色合い

生酒なので、冷やした状態で頂きました。
上立ち香は以前のものよりフルーティさを感じます。口に含むと…瑞々しいリンゴのような酸味と甘みです。そして木桶仕込みらしい木桶の風合いがとてもバランスが良いです。強すぎず弱すぎずですね。
そして旨味がふわっと押し寄せて、さっぱりと引いていく後味。苦味は少なめです。
去年飲んだものは、冷えた状態ではややあっさりとした味わいでしたが、今回は冷えた状態から見事なバランスです。言われなければ発芽玄米が入っていることは分からないですね。それくらい滑らかです。
温度が上がるとより甘みが増しますが、決して甘すぎず、旨味と複雑味とのバランスはくずれません。

このお酒を飲んでふっと思い出したのが、まさに新政酒造のお酒。もちろん新政No.6の無双の境地とまでは行きませんが、あのテイストに近いものを感じさせました。新政酒造で修行しただけありますね。木桶が熟れてきた感があります。
着実に進化を感じさせます。いやなかなかですよ。日本酒として作れないのが本当に惜しいくらいです。
ますます今後の発展が楽しみですね。

様々な自然保護活動、やまねの保護を始めとする動物や昆虫の観察や保護活動など、本当に多忙に動き回っている若林氏とやまね酒造を応援したいと思いました。
ゆくゆくは日本酒が作れるようになる事を願います。

audio-technica AT-F7で聴くカール・ベームのロマンティック

クラシックのレコードを聴くのに、久しぶりにaudio-technicaのMCカートリッジAT-F7を装着したけど、針圧を無意識に1.5gに調整して再生したら、なんだか音がスカスカだったという話。

audio-technica AT-F7で聴く「カール・ベーム指揮 ロマンティック」

結果的には針圧間違えていまして、AT-F7の推奨針圧は2.0g(1.8~2.2g)でした、というの気づくのに少し時間がかかってしまいました。

先日買ってきたレコード、カール・ベーム指揮のウィーンフィル演奏、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」(ロンドンレコード SAL1112)。ブルックナーの交響曲第4番は、演奏時間がブルックナーの交響曲の中では比較的短いとは言え、約70分弱あります。
レコード盤は、一般的に収録できる時間は片面30分ですが、レコードはCDと違い内周も外周も回転数は一定です。LPレコードは毎分33 1/3回転の一定回転なので、外周と内周では針がレコードの溝をトレースする速度が変わることになります。つまり、内周になるほど溝をトレースする速度が遅くなるため、音質的には不利になります。
レコードの原盤作成では、この音質差をいかに少なくするかが腕の見せ所のようです。

カール・ベーム指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 ブルックナー 交響曲第4盤「ロマンティック」(ノヴァーク版) ロンドンレコードSLA1112

さて「ロマンティック」は演奏時間が70分弱と、一般的なLPレコードの60分よりも長いので、盤によっては2枚組になっていたりすることもあるようですが、このロンドンレコードの「ロマンティック」は1枚に収めていて、A面の第1楽章と第2楽章の演奏時間はトータルで45分を超えるんですよね。つまり、LPレコードとして、かなり無理をしている感じはあります。

で、冒頭のカートリッジの針圧を間違えた話なんですが、最初演奏したときに、あまりにスカスカな音に、ああ無理な収録時間がたたって溝の振幅とれなかったからなんだろうな、元々中古のレコードだし…と思っていました。
そして演奏時間が進むにつれて、どんどん音も悪くなっていき、いやいくらなんでもこれはないよな~と思っていました。

そしてふと、「あれ、針圧って1.5gだっけ?」となりまして。

レコードを再生するためのカートリッジ(いわゆる針と溝の振動から発電するためのケースが一体化した部分)は、適正針圧があり、カートリッジによってバラバラです。
無意識に1.5gに針圧を設定していましたが、昔使っていた同じような形状のaudio-technica AT-F3IIが1.5gだったので、それに無意識に合わせていました。
しかし、audio-technica AT-F7の適正針圧は前述の通り2.0gだったんですよね。

ちゃんと2.0gに合わせたら、それはもう別物のようにちゃんと芯のある音で演奏できまして。ああ、レコード再生ってこんなちょっとしたことで大きく音が変わるのね、と思った次第。

とは言え、やはり片面45分ってのは少々無理があるようですね。B面も32分あり、やはり一般的なLPレコードより少し長めですが、それでも音質的にはB面のほうがよく感じます。
このレコードはちょっと極端ですが、昔のレコードしかない時代はなかなか大変だったな、収録時間の制約がなくなった現在はこんな悩みもなくなったなぁ、と思った次第。
まあ、レコードはレコードの良さってのはありますから。

そしてカール・ベーム&ウィーンフィルの演奏は…格別でした。カール・ベームは日本でも人気の指揮者だったそうですが、日本人の感性に合うのかな? 繊細かつ厚みのある演奏ですね。これはリマスターされた音源でも聴いてみたいですね。


中古レコードの値段は千差万別、一期一会ですね。私はもっと安いお値段で購入しています。

・LPカール・ベームブルックナー交響曲第4番ロマンティック&ウィーンフィルハーモニー管弦楽団帯付き.キングレコード:1978年発売
ノーブランド品

とある学校の文化祭に行ってきた

あえて文章としてはどこかと書かないけど、写真を見れば分かる人はわかる、とある学校の文化祭に行ってきました。
娘の志望校なんですわ。ああ、もう受験とか考える年令になってしまったのね。
どんな様子か、そもそも通えるか、どの通学ルートを使うのかを見るためでもあります。

都立の中高一貫校なので、規模が大きい上に敷地も広い! まるで地方の学校みたいです。なんなら自分の函館の母校より広いんですからびっくりです。

写真は、個人情報が多分に含まれるので、あまり掲載できませんが、さすが、レベルの高さをうかがい知れました。自分等が子供の頃とは大違い、まして地方との差を感じさせますね。
高校の方の展示はさすがレベルが高かったけど、中学も本当にこれ中学生?と思えるくらいの資料の出来栄え。こうした生徒がやがて社会人になると、我々オッサン世代の出る幕はなさそうです(笑

娘は漫画研究部が気になったようですが、これは高校生からみたいですね。自分も入っていた放送局(放送部)はないようです。

そして、通学ルートはバスか電車かの1択、いずれも通学片道数十分といったところで、チャリンコで15分かからない通勤をしている自分からすると、かなり遠いのは否めないですが、こればかりは仕方ないですね。バスのほうが安いけど、早速行きは渋滞で30分遅れの洗礼を受けました。渋滞を気にしたくない、本数が多くて楽なのはやっぱり電車ですね。
地方は地方で車送迎という選択肢もあるんですが、そうなると親も大変で。

ま、後は競争倍率数倍を勝ち抜けるかですけどね。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

夏休みの帰省の函館で買ってきたビール。
一時期、地ビールは規制緩和でたくさん醸造所ができたものの、国産大手の味に慣れていた消費者からあまり受け入れられず、撤退した業者も多かったですが、こうした食文化も熟してきたのか、最近はまた地ビールが増えてきている印象。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

函館は観光地故に、こうした地ビールも比較的売りやすいでしょうね。
今回買ったのはアルト(ALT)で、ドイツ西部のデュッセルドルフ地方を発祥とする上面発酵ビールです。近年の製法では下面発酵(ラガービール)が多いそうですが、この上面発酵は比較的高めの温度で発酵し、酵母が上に浮いてくるために上面発酵と呼ばれているそうです。

【マルカツ興産】はこだてビール アルト ALT

カナダの麦芽を使っているそうで。アルトビールはタンクで熟成中に、酵母の下にあるビールに圧力がかかることでゆっくりと炭酸が溶け込んでいくことで、まろやかな味わいになるのだとか。

濃いめの赤銅色でにごりあり

要冷蔵なので冷やした状態ですが、適温はある程度温度を上げたほうが良いそうです。
香りはフルーティさよりもややビターな感じがありますね。口に含むと、これはコクが結構あるタイプですね。ホップの苦み渋みが割とありますね。
温度が上がると、ああこれが本来の目指した味なんだなと。甘みが出てきて、やや強かった苦味や渋味とのバランスが良くなりました。
アルトビールはやはり温度を上げて飲むビールですね。色々調べると、小さめのグラスで飲むのが良いそうです。

ビールは…国産大手を飲む限りは単純だけど、本場の製法でいろいろな種類と飲み方を知ると、本当に奥が深いですね。


いろいろ試したくなるのが地ビール。ちょっとお高いですけど、特別なひとときに。

ビックカメラでZマウントレンズを色々試した雑感

ここ最近カメラ屋や電気屋にあまり行けていなかったので、商品を試すなんてのができていなかったけど、先日久しぶりにZマウントレンズ、色々触ってきました。

Zマウントレンズをお試ししてきた

所詮短時間ですし、背面液晶のプレビューなので細かいところまではわからないけど、ここ1,2年発売されたレンズは全く試せていなかったので、良い機会でした。

NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

標準ズームレンズが異常なほどにラインナップされているNIKKOR Zですが、TamronのOEMと言われているNIKKOR Z 28-75mm f/2.8、S-Lineではないですが、評判は悪くないですね。
展示機のNikon Z 8に取り付けてみましたが、軽い! f/2.8ズームとは思えない565gの軽量さは、Fマウントの同クラスの半分近くです。

Zマウントレンズは、S-Lineでなくとも解像力はどのレンズも安定して高いのはもちろんですが、S-Lineとの差は球面収差の出方なのかなと思わせます。
AFのスピードはまあまあで、やっぱりS-Lineよりは球面収差が多めなのかな、ただ解像感を損なうものではなく、ボケのが距離と撮影距離で傾向がちょっと変わる印象はありますね。

レンズを触った質感的には、やっぱり価格が大きく違うNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sよりも安っぽい感じはあるので、仕事や屋外の厳しい条件でガンガン使う用途よりは街角スナップ向け、あるいは動画向けで、初めてf/2.8通しのズームを買うのなら良さそうなレンズですね。

広角が一昔前のような28mmからスタートをどう考えるかによるレンズですね。

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NIKKOR Z 70-180mm f/2.8

実はAI AF Zoom Micro Nikkor ED 70~180mm F4.5~F5.6Dの代替になるのではないかと思わせるのがこのレンズで、ちょっと注目しています。
というのもNIKKOR Z 70-180mm f/2.8の撮影倍率は70mmで0.48倍、これはZoom Micro Nikkorの70mmでの撮影倍率0.31倍を上回るんですよね。逆に180mm域はZoom Micro Nikkorは0.75倍と逆転し、Micro Nikkorの面目を保っています。

まずやっぱり軽さ、これは大きいです。Zoom Micro Nikkorよりも軽量(795g)かつ明るい、もちろんNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの半分近い重量で大幅に軽いレンズ、コンパクトでまるでf/2.8通しの中望遠ズームには思えないですね。

撮影した感じは、とにかく軽いので望遠ながらスナップにも使えそうな印象、AFスピードは速くもなく遅くもなくでしたが、やはり完璧なボケ味と解像力の両立を図ったNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sと比較すると、やはりボケ味にすこし線の太さを感じます。繊細さは当然値段が倍以上するS-Lineが上回りますね。

このレンズはMicro Zoom Nikkorの代替と考えれば、割と納得できる価格と思います。近接の描写も悪くない感じでした。S-Lineのほう仕事レンズ、こちらはスナップレンズですね。

レンズに手ぶれ補正は入っていませんが、200mmまでならNikon Zのフルサイズ機であればボディ内手ぶれ補正があり、想像以上に効きは良いです。Z 8の5段分でもちゃんと補正されている印象で、一昔前の一眼レフ+手ぶれ補正内蔵レンズよりもしっかり効いている印象があります。
残念ながら現時点でZマウントのAPS-Cボディにはボディ内手ぶれ補正が入った機種がないため、そういった機種ではお勧めしませんが、フルサイズ機ならこのレンズはおすすめですね。
スナップなら重たいS-Lineを持ち出すより、このレンズがぴったりでしょう。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sは次狙っているレンズです。
学生時代に買ったTamron SP AF 90mm F2.8 Macro (Model172E:通称タムキュー)を四半世紀使っていて、画質は今でも不満はありません。
当時新品がニーキュッパと、カメラのキタムラでお安くなっていたのを購入。
ただ、この時代のTamronらしく質感は安っぽく、最近外装がヤレて来た感があるのと、ZマウントではAFが使えないのです。
Tamronは事実上最後の一眼レフ用のタムキューとなったModel F017を最後に、ミラーレス一眼用は販売しておらず、その動向が気になるところで、個人的にはタムキューのZマウント版が出てくれるなら欲しいなと思っていました。最後のModel F017とその1つ前のF004は、AFの超音波モータや基板の修理部品が部品供給元の生産打ち切りで一部不具合が修理不能となっていて、中古でも手を出しづらいです。オークションでAF不良の同レンズが割と出回っていることから、不具合もそれなりにあるんだと思っています。

タムキューが出ない以上、S-Lineレンズとしては比較的安価な本レンズはかなり気になるのですが、1点だけ、ポートレートの被写体距離と背景によっては、口径食と非点収差の影響でボケがグルグルボケになってしまうという特性もあるようです。

狭い店内で試しただけでは、このグルグルボケは再現できませんでした。そしてさすがS-Line、とろけるボケとピント面のなだらかさは格別でした。
AFは速くもなく遅くもなく、手振れ補正(VR)の効きはかなり良いですね。
ということで次の購入候補ですね。まあ、まだしばらく先ですが。とにかく触れてよかったです。

そしてやっぱり気になるZ 30

サイズ感が良いのよねZ 30

以前ニコンプラザ新宿で触って、割とお気に入りだったZ 30、再び触ってみましたが、やっぱり良いな。小気味よいシャッターとサイズ感。
AFは2世代くらい前感は拭えませんが、じゃあこの手のカメラで激しい動体撮影するか?と問われると、それはないですよね。スナップには必要十分だったりもします。
SNSではヤレ被写体認識の精度がどうのこうのとか書かれていたりもしますが、みんながみんな動体撮影するわけでもないし、何が何でも最新のAFでないと写真が撮れないわけでもないですし。
もう少しだけスリムになってくれたら、M4/3のLUMIX GX7MK3とほとんどボディサイズは変わらないんですよね。
レンズはDX 17mmと標準ズームがあればいいかなあといった感じなので、GX7MK3がだめになったら、検討したいですね。

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短時間のお試しでしたが、通販の時代であっても実店舗で触って確認できるという良さは何物にも代えがたいですね。自分で確かめてみるのは大事です。

【やまね酒造】やまねのどぶろ(令和6年8月製造)

埼玉県飯能市の山奥にあるやまね酒造、新政酒造で修行をした若林氏が創業した酒造です。小さな酒造で、現時点では日本酒製造の免許がないため、主にどぶろくなど「その他の醸造酒」を販売しています。

2021年よりお酒の販売を開始し、当時直売所で購入させていただきました。

瓶で販売するどぶろくは、ガス抜きの穴が空いている関係上通販ができないため、苦肉の策ということで冷凍バージョンも販売していました。
うちはYamaroも妻もどぶろく好きなので、いつでも買いたいのですが、何せやまね酒造は飯能市の山奥、車で1時間半近くかかります。なかなか購入が難しいのです。

ところがこんな書き込みがありました。

飯田酒店、志木市、ここなら買いに行ける距離だ! ということで、雨が降ったり晴れたりの微妙な天気の中ですが、妻と一緒に買いに行ってきました。

やまね酒造の若林氏の熱いトーク、そして飯田酒店も初めてでしたが、各種お酒のラインアップが豊富で、かつ店主も熱心に説明してくださいました。
飯田酒店もリピート決定だな!

さて買ってきたどぶろく、早速飲みました。

【やまね酒造】やまねのどぶろ(令和6年8月製造)

やまね酒造のどぶろくは、試行錯誤されているようで、最近は酵母を新政酒造で使われているのと同様に協会6号を使用し、木桶で仕込んでいます。

2021年に飲んだどぶろくはアルコール度数が6度でしたが、今回は3度とかなり抑えられていますね。

プチプチ微発泡

香りは仄かに木桶の香りがしますが、以前のものより木桶感は落ち着いた印象。ここは好みが分かれるところですが、このくらいが丁度良いかも。
口に含むと、まずプチプチとした発泡感、柔らかな口当たり、甘みは思ったより控えめで、旨味と苦みがまろやかに訪れます。
微発泡と米の粒の大きさが絶妙で、柔らかさが際立ちます。
濃厚な甘みのものが多いどぶろくですが、今回は甘さはやや抑え気味で大人な味わいです。アルコール度数が低いので、スイスイと飲めますね。その分アタックは弱め。
個人的に、アルコール度数はもう少しあっても良いかなと思うけど、これはこれで。

試行錯誤の末に、木桶と6号酵母仕込にたどり着いたそうで、今後の更なる発展に期待です。
そしていつか日本酒製造が出来ると良いなと思いました。がんばってくださいね!


やまね酒造代表のの若林氏、とにかく多才で、やまねの保護研究活動をはじめ、民泊にBBQ場もやっていますし、体がいくつあるんだというくらい活動されています。
現在、お酒は通販で買えませんが、今後も注目の酒蔵です。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

夏休みに函館で買ってきたお酒です。普通に地元のスーパーに売っているんです。さすが地元! ちゃんと冷蔵コーナーで売っているお酒。こういうのが大切ですね。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

今北海道の酒蔵がアツイ! 温暖化で北海道で酒米が多く作られるようになって、酒蔵も増えました。箱舘醸造もまだ若い酒蔵ですが、良いお酒を作っていますね。
本州でも取り扱う酒屋さんが増えてきたのは良いことです。
今回は折角なので別誂(べつあつらえ)の純米吟醸、磨き四割五分(精米歩合45%)を買ってみました。

【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分【箱舘醸造】郷宝 純米吟醸 別誂 磨き四割五分

酒米は北海道七飯町(函館の隣の町です)産の「きたしずく」、箱舘醸造も名前は箱舘(函館の旧表記)ですが、隣の七飯町の酒蔵です。
ちなみに、現時点で箱舘醸造の郷宝ブランドを含めた日本酒全て、要冷蔵商品となっています。生酒か火入れかの表記はありませんが、恐らく火入れしていたとしても極力抑えめなんでしょうね。

薄黄色でガス感はない

開栓すると、上立ち香は仄かな吟醸香で、いわゆる柑橘系とかではないですね。
口に含むと…なんてまろやかなんだ! こんなにまろやかなお酒はそうそうないぞ。ふわっとライチを思わせる甘みがまず広がるけど、このあたりがまろやかでふわっと上品に押し寄せます。酸味は弱め、あとから旨味、苦みが来ますが、これもまろやかで、余韻もスーッと綺麗に引いていきます。この感覚は他にあまりなく、びっくりしています。
本当に上品なお酒ですよ。いつまでも口の中で転がしたくなる味わいです。
他の郷宝とも一味違う感触ですね。これは飲み比べも楽しそうだ。

郷宝、函館土産として持ち帰るにはクール便が必至ではあるものの、ぜひお土産にもどうぞ。何なら暑い夏ならチョコレート系のお土産も溶けやすいので、一緒にクール便で!


通販でも扱うお店が増えてきました。ぜひ一度お試しください。

防衛力抜本的強化の進捗と予算 -令和7年度概算要求の概要-を読む

8月30日、防衛省より発表された「防衛力抜本的強化の進捗と予算 -令和7年度概算要求の概要-」は、日本を取り巻く安全保障環境が大きく変わり、自衛隊もそれに対応すべく大きく変化し始めたことを端的に示している内容となりました。

こちらから資料を確認することができます。

令和6年8月30日付で公開された「防衛力抜本的強化の進捗と予算 -令和7年度概算要求の概要-」

個人的なトピックを拾ってみました。

民間海上輸送力の活用(p8)

これによると、現在民間船による輸送は「ナッチャンWorld」「はくおう」の2隻でしたが、これが8隻たいせになるようです。

よくみると、「民間船舶6隻を確保」とあります。つまり「ナッチャンWorld」と「はくおう」を廃船し更新するのではなく、この2隻は継続使用(2025年までの契約なので契約更新)の上で、更に6隻を追加するものと読めます。
個人的には、ナッチャンWorldがまだ見られるのは嬉しい限りです。6隻の民間船は、これまでの2隻のような高速船なのか?、中古なのか新造なのかも気になりますが、契約期間や改修期間の短さから、中古の船舶と思われます。

2025年までの契約だったナッチャンWorldも契約更新される可能性が高い

潜水艦発射型誘導弾の開発・取得(p12)

文字情報のみですが、これまで開発だけだった「潜水艦発射型誘導弾」が、具体的な取得に踏み込みました。
これとは別に、垂直発射型の巡航ミサイルの導入も検討されていますが、垂直発射型はミサイルのみならず、発射する潜水艦本体からの設計が必要で、既存の潜水艦に導入不可能なので、現在最新の「たいげい」型潜水艦の次の潜水艦からの導入になるでしょう。
潜水艦発射型誘導弾は、従来の533mm魚雷発射管から発射可能なミサイルで、これまでのハープーンBlock IIでもGPSによる対地攻撃は可能でしたが、射程が短い(124km以上とされている)ので、より長射程のミサイルとなるはずです。

これに限りませんが、自衛隊の国産兵器は、開発期間が長く、開発完了して配備が始まる頃に陳腐化というジレンマがありましたが、近年は取得しつつ継続開発(改修)をしていくようになりました。これは他国なら当たり前のことでしたが、どうせ使わない戦わないという感じだった自衛隊の装備も、明日戦うかもしれない、という考え方に変わりつつあることを示しているように思いますね。

イージス・システム搭載艦(p14)

これ自体は既に公表されている装備ですが、今回具体的な船体イメージが出てきました。

AN/SPY-7アクティブ・フェーズドアレイレーダーが本来陸上配置だったイージス・アショア用ですから、かなりの大きさであることが分かります。
これまで日本のイージス艦は、4面のフェーズドアレイレーダーの上に艦橋がありましたが、イージス・システム搭載艦は艦橋より上にレーダーを配して、レーダーの視界を優先しています。レーダーが高い位置にあるということは、重心位置も高くなるため、復元性を確保する上で、船体も大型幅広になると思われます。

128セルのVLS(ミサイル垂直発射装置)を搭載、将来的にトマホークや高出力レーザー兵器を搭載予定となっています。
結局のところ、トマホークを登載するということは、能動的な攻撃も可能であることを示し、従来の護衛艦と同様な運用になってしまわないか懸念されるところです。本来は弾道ミサイル防衛のための装備ですが、それはあくまで表向きになりそうな…。

こんごう型イージス艦の後継艦の技術調査(p14)

ついに具体的に初代のイージス護衛艦「こんごう」型の後継艦の話が出てきましたね。

2015年の観艦式より、中央と右の艦艇がこんごう型イージス護衛艦

米海軍以外では初めて海外に売却が許されたイージスシステムを搭載した艦艇ですが、こんごう型は1番艦の予算化は1987年(昭和62年)、昭和なんですよね。
護衛艦「こんごう」の竣工は1993年(平成5年)で、既に艦齢は31年に達しています。従来であれば、もう後継艦が建造中で間もなく退役、という感じでしたが、護衛艦の艦齢は海外派遣の増加や予算不足もあり伸びる傾向にあり、従来30年に満たず退役していた艦艇も、軒並み30数年は運用する感じになっています。
実は「こんごう」型のベースとなった米海軍の「アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦」も、1番艦の「アーレイ・バーク」は1991年竣工で、まだ退役の具体的な予定は決まっていないようです。艦艇が長く使われる傾向は米海軍ですらそうなのだから、海上自衛隊はなおさらでしょうね。

「こんごう」型の具体的な除籍時期は決定していませんが、今から後継艦の技術調査となると、技術調査→予算化→設計→建造で概ね6、7年程度かかるとして、2032年前後なのかと想像します。それまでにイージスシステムのアップグレードは…恐らくなさそうですね。ここはアーレイバーク級の初期の艦と同様、ベースライン9へのアップグレードは検討してほしいところです。ただ、「こんごう」型は諸事情により米国製ではないオリジナルの兵装の割合も多く(イタリアの主砲、国産ソーナーなど)、イージスシステムとのインテグレーションなど少々面倒な要素があるのも、アップグレードしにくい事情の1つかもしれません。

艦載型UAVの取得(p16)

UAVの取得が進んでいますが、艦載型、それも小型と書いてあることから、多くの護衛艦に搭載できそうな感じです。

これは護衛艦などに登載することで、SH-60K/L哨戒ヘリを補間するものと思われます。哨戒ヘリ取得数の減少との絡みもあり、どう運用されるか、どのようなセンサを積むのかが注目ですね。サイズ的には、護衛艦のヘリ格納庫にSH-60K/Lと一緒に収まるくらいなのでしょうね。どうやって離着陸するか、カタパルトのようなものを使うのかもしれません。

衛生通信網の整備(p18)(補足:p41)

多国間の衛星通信帯域共有枠組み対応機材整備、これは西側の同盟国の衛星通信を活用することで、ワールドワイドでの活用を目論んでいるようですね。
次期衛星通信の整備も始まるようですが、トピックは既に練習艦「かしま」「しまかぜ」で運用されている商用低軌道衛星通信機材の整備ですね。

写真を見ると気づく人もいると思いますが、この商用低軌道衛星通信とはStarlinkです。
練習艦から先に導入されたのは、新人海上自衛官の退官阻止が狙いと思われます。というのも、今やスマホを使った情報社会ですが、艦艇勤務では従来個人携帯は使用できず、専用の通信回線で家族などと文字でのメールが出来る程度しかなく、情報隔離されていました。これに耐えられない新人隊員もそうですが、中堅どころもやはり情報から遮断される勤務に耐えられざず、退官者や艦艇勤務を避けるといった傾向が近年増えているようです。
もちろん、機密の観点から作戦中の情報統制はされるかと思いますが、ではどこからの作戦で情報統制するか、通信の秘密と機密の観点のバランス、難しいですしね。

以下背景はp41にも書かれています。

p41より抜粋

これで多少の隊員の精神的な改善が期待できればいいのですが。

共通戦術装輪車(p22)

16式機動戦闘車をベースとした三菱重工製の共通戦術装輪車のシリーズとして、89式装甲戦闘車の後継として24式装輪装甲戦闘車が正式化されたようですね。同様に96式自走120mm迫撃砲の後継として、24式機動120mm迫撃砲、そして87式偵察警戒車の後継として、まだ正式化されていないものの偵察戦闘型が計画されていて、これまでバラバラに開発されていた車両を、ベース車から派生させることで、開発コストを抑えているようです。

96式装輪装甲車はフィンランド製のパトリアAMVが後継車両となりましたが(日本製鋼所がライセンス生産)、こちらは三菱重工が開発していたため、系統としては別になりますね。

これにより、国産車両の空洞化は避けられたかな。全て国産である必要はないと思いますが、かといって全て海外に頼るのも調達の面でよろしくないですからね。

次期初等練習機の取得(p24)

航空自衛隊のT-7初等練習機の後継機取得が具体化してきています。

T-7練習機は富士重工製(現スバル)で、2000年に取得が決まった際は、対象機種としてスイス製のピラタスPC-7も候補に出ていました。
今回、スバル製となるのか、はたまたピラタスになるのか興味深いですが、イメージのシルエットがどう見てもピラタスです(笑)
恐らく、ピラタスPC-7シリーズまたはPC-21になるのではないかと見ています。
世界的に練習機は共通化が進んているので、個人的にはスバルが手掛けることは、ライセンス生産や整備であり得るかもしれませんが、一から作る、あるいはT-7の改良型の線は薄いのかなと思っています。

23式艦対空誘導弾(p29)

ずっと「新艦対空誘導弾」の名称でしたが、なんと去年正式化されていた!? 24式ではなく23式艦対空誘導弾となっていて、これがミスタイプとかでなければ、去年公表された試験艦「あすか」からの発射シーンは、既に正式化されていたとなりますが、どうなんでしょうね?

このミサイルは03式中距離地対空誘導弾(改)をベースとしており、火器管制レーダーによる中間指令誘導と最終的にミサイル自身のアクティブレーダー誘導による攻撃が可能で、恐らく次期FFMから搭載されるでしょうね。
米国製ESSM(発展型シースパロー艦対空ミサイル)より長射程化されていると思われますが、これにより米国製システムを登載するイージス艦は搭載兵装も米国中心とする一方で、国産の汎用護衛艦の系列、新型FFMやそれに続くDDXはミサイルも国産化が進むのでしょうね。この辺り、海上自衛隊の艦艇は2系列の装備でバランスを取っている感じですね。

予備装備品の維持

従来航空機を除いて、自衛隊の装備品は寿命いっぱいまで使い切って廃棄とされてきました。
しかし陸上戦では、例えばウクライナ紛争では、陸軍大国のロシアは古い戦車も活用しています。旧式化した装備でも、使い方によっては有効な戦力になることが証明されていますし、そもそも装備数が少ない自衛隊の兵器を少しでも維持する方向になってきたのは一定の評価をしたいですね。

昨年度いっぱいで全車退役した74式戦車は、現有の16式機動戦闘車と共通の105mm砲弾が使用可能ですし、90式戦車も列強の戦車の中では決して古い装備ではありません。米軍のM1エイブラムス戦車は、初期型は90式戦車より古いですが、現在も改良されて運用されているように、90式戦車はまだまだ有効活用できる車両です。
MLRSも然りで、これらが廃棄ではなくモスボールされるのは、いわば「備え」なんですよね。いよいよ中国の脅威が差し迫っているとも言えます。

水中発射型垂直発射装置の研究(p34)

これも具体的なイラストは初めてかな? 潜水艦発射型の垂直発射装置。
サイズに余裕がある米海軍の原子力潜水艦と違い、通常動力潜水艦にはサイズ的な限界があります。日本の最新の「たいげい」型は、世界的に見ても通常動力型としては最大級ですが、VLS(垂直発射装置)を登載するということは、必然的にその区画は全階層がミサイルで埋め尽くされることになります。

イメージ図では、セイルの後方にVLSがありますが、潜水艦の場合、この区画にエンジン、モータ、蓄電池があります。
こちらのページのイラストが参考になります。もちろん船体を伸ばせば不可能ではないのですし、弾道ミサイル原潜は、ロシアのタイフーン級を除くとセイル後方にミサイル区画がありますが、これはミサイルが大きく発射機を重心位置を中央に配したいためでしょうね。タイフーン級は例外ですが、船体が世界最大級に大きく、セイルを広報に回しても余裕があったからかもしれませんね。
VLSは実際はセイルの前方に設けられるのではないかと思います。米海軍の攻撃原潜のバージニア級も、セイル前方にVLSを装備しています。搭載数も多くないので、前方のほうが合理的に感じますが、さてどうなるやら。

川崎重工が独自に作成したイラストは、セイルが後方に、ミサイル区画は前方と思わせる構造に

川崎重工が2023年12月に独自作成したコンセプト案のイラストでは、セイルを後方に、ミサイル区画は前方になっています。そして海自潜水艦はうずしお型以降セイルプレーン(セイルの横についている潜舵)を採用してきましたが、これが船体側の先代に戻っています。セイルが後方になったことにより、潜舵の効きを維持するため船体側に移動させています。
個人的に、このイラストのほうが現実的に感じますが、韓国のKSS-IIIは通常動力潜水艦ながら、セイル後方にVLS6セルを搭載しているようです。色々考え方があるんでしょうね。

組織改編(p51)

かなり大掛かりな組織改編が入るようです。

陸上自衛隊は武器学校などが統合され、後方支援学校が新編されます。
海上自衛隊では、何と護衛艦隊と掃海隊群が統合されて自衛艦隊となり、その直下に水上艦隊、さらに水上艦群、水陸両用戦機雷戦群、哨戒防備群となります。これは大きな変化で、特に水陸両用戦機雷戦群は、海兵隊のような役割を担うのか注目です。
航空自衛隊では宇宙作戦群が宇宙作戦団が新設され、そこに3つの宇宙作戦群がぶら下がる形になります。
指揮系統の改善が図られるとよいですね。

かなり詳細に書かれていますので、安全保障の観点からも一度目を通しておくとよいでしょう。

【CASTELLO DI CIGOGNOLA】MORATTI CUVEE MORE Brut

ワインのことは全くわかりませんが(笑)、乳がんで入院していた妻が無事退院しましたので、祝杯を上げることにしました。
妻が入院中は自分も断酒していたので、久しぶりのお酒♪

【CASTELLO DI CIGOGNOLA】MORATTI CUVEE MORE Brut

って買ったのは妻なんですけどねw。時々カルディでやっているシークレットでいいのが当たったようです。
イタリアのスパークリングワイン、BRUT(ブリュット)は辛口を示し、ブパークリングワイン製造過程で添加するリキュールに含まれる糖分の割合が少ないそうです。

【CASTELLO DI CIGOGNOLA】MORATTI CUVEE MORE Brut

イタリアのロンバルディアのワイン。CASTELLO DI CIGOGNOLA(カステッロ・ディ・チゴニョーラ)、比較的若いワイナリーのようで、2000年に設立されたようです。
そう言えば、日本でもここ最近は温暖化で北海道にもワイナリーが増えてきているという話を聞きました。

白ワインとしては濃いめな色

香りはりんごを思わせる感じですね。海外のサイトを見ると、ビスケットの香り、なんて表記も見ましたが、鼻が悪い自分にはよくわかりません。ワインは葡萄だから葡萄の香りがする…というわけじゃないんですね。
口に含むと、辛口ではあるけれどさっぱりとした甘みと酸味が豊かですね。柑橘系の酸味を感じます。スパークリングですが、発泡感は程々で、炭酸でごまかしている感じはないですね。やすいスパークリングワインは、シュワシュワの発泡感でごまかしているものもあるけど、これはきめ細やかな印象です。後味はドライでさっぱりとしています。ザ・食中酒ですね。
色が濃いのは黒ブドウを主体としているからかな?
これは素直に美味しいワインです。いつも買っている千円代のワインとは流石に違うな~と思わせます。ワインは物によっては百万円を有に超えるものもありますが、一般庶民が買えるこのあたりがボリュームゾーンなのかな?

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