【大和川酒造店】弥右衛門 カスモチ原酒 しぼりたて生酒

以前は甘口で苦手だったカスモチ原酒ですが…最近は美味しく飲めるようになった不思議。

【大和川酒造店】弥右衛門 カスモチ原酒 しぼりたて生酒

カスモチ原酒とは、カスが醪(もろみ)を、モチはもち米のことを指すのだそうです。酒米は弥右衛門ではおなじみ、福島県産の「夢の香」ですが、これのもち米版ということなのかな?

通常のお酒の倍近い麹ともち米を使用したお酒、ということで、濃厚な甘さが持ち味です。こちらはさらに、冬季限定の火入れしていない生酒で、通常のカスモチ原酒は甘すぎてちょっと苦手な部類ですが、こちらは生酒だからか、フレッシュさもあるため、私もぎりぎり美味しく飲める甘さです。

とにかく、米の甘さが芳醇で際立っているのが特徴ですが、生鮭のこちらは若干の酸味も感じられるのがよいかな。通常のカスモチ原酒はとにかく濃厚な甘さなので。

【大和川酒造店】弥右衛門 カスモチ原酒 しぼりたて生酒

甘いので濃い味の料理に合うとのことですが、個人的には食前酒かな。そして甘いからと油断すると、アルコール度数は17度なので、もちろん普通の日本酒並みにあるので、要注意です。

軽く飲むのが良いですね。

【富久千代酒造】鍋島 五百万石 純米吟醸 生酒

裏鍋島と一緒に買った「表鍋島」? オレンジラベル。
タイトル通り、酒米は五百万石、精米歩合は50%と限りなく大吟醸に近い、純米吟醸です。

【富久千代酒造】鍋島 五百万石 純米吟醸 生酒

鍋島の真骨頂、バナナを思わせる香り、フレッシュさとスッキリとした酸味、切れ味の良さなど、これぞ鍋島と言ったところです。

フレッシュさは、プチプチの微発泡も相まって、飲みやすさと口当たりの良さを演出しています。裏鍋島がもう少し芳醇さを押した感じと違い、こちらは口に含んだときから爽やかさが引き立っています。

【富久千代酒造】鍋島 五百万石 純米吟醸 生酒

この日は、行きつけの小料理屋の酒の肴のテイクアウトのおかけで、酒が進みまして、1日で開けてしまうという…。

外出自粛で、酒の消費量が全体的に増えているようですが、うちも例外じゃないな…。程々に飲みたいと思います。

mora春のDSD祭りで「カルミナ・ブラーナ」を買ってみた

GW休みに入りましたが、恐らくGW開けも、もうしばらくテレワークが続きそうです。

さてテレワーク中は、子供らを見ていなければならないので、リビングで仕事していますが、子供らがテレビを見ていないときは、ラジオを聞いていたりします。
ラジオも、元々NACK5かTOKYO FMをよく聞いたりしますが、仕事中だと、ナレーションがうざいなぁと感じる時もあり、最近はナレーションが比較的少なめなNHK FMを聞いたりもします。特に2時からのクラシックは、基本曲名のナレーションしか入らないので、いいんですよね。

さて先日、そのNHK FMを聞いていて、この曲タイトルなんだったっけ?ってのが流れてたんですよ。大昔なら、曲名のナレーションを聞きそびれたら、そこで終了でしたが、今はネットでちゃちゃっと検索すればよく、NHK FMのHP(NHKラジオはらじる☆らじるっていうんですね)を見て、タイトルが分かりましたとさ。

それが、今日のブログのタイトルの「カルミナ・ブラーナ」、ドイツのカール・オルフの作曲で、発表されたのは、第二次大戦が始まる少し前だそうです。

曲を聞いて既視感(既聴感?)があったのは、ENIGMAの「Screen Behind The Mirror」に使われていたからですね。


元々、高校生ぐらいから割とクラシックは聞いていたのですが、今回久々に買ってみようかなと、moraのHPを見たら…

春のDSD祭りですって。「カルミナ・ブラーナ」を検索してみると、ありました。

https://mora.jp/package/43200003/OBXX00032B00Z/ (価格は2020年5月17日まで)

山田和樹X仙台フィルハーモニー管弦楽団のカルミナ・ブラーナ。春のDSD祭りで500円! お安い!。ちなみに、同じ音源でDSDではなくFLAC版(24bit/96kHz)だと1,527円ですから、約1/3で買えてしまうのです。更にこの音源、収録の仕方が面白いのです。

[録音]

2016年10月13日(木)

仙台市 東京エレクトロンホール宮城

マスターレコーダー:SONY PCM-D100

録音フォーマット:DSD2.8MHz

ワンポイントステレオ収録

https://mora.jp/package/43200003/OBXX00032B00Z/

ええっ、DSD録音できるとはいえ、民生用のポータブルレコーダーのSONY PCM-D100で収録したの!?

10万円もしないレコーダー、昔ならDATデンスケあたりに相当する製品ですが、あの当時のデンスケよりお安い、しかもマイクは内蔵(外部マイクも接続可能)、ワンポイント収録とあり、マイクも内蔵マイクを使ったのかな?

そんなわけで、高校生の頃は放送局員な私、生録とか懐かしいよなぁと感慨に浸りつつ、たった500円なので購入してみました。

如何にも生録しましたと言う雰囲気がいい

クラシック音源も、それこそ観客を入れないスタジオ収録もあるわけですが、これは正真正銘のライブですから、やはり明瞭度という点では、少しオフマイク気味(マイクが音源から離れていると言う意味)です。

ワンポイント収録とあるように、恐らくPCM-D100の内蔵マイクのみでしょう。
ワンポイント収録とは、基本的にステレオ収録用に1箇所からマイク2本(ステレオマイクなら1本)での収録を言います。
一般に市販されている音楽は、楽器の近くにマイクを立てて、それをマルチチャンネルで収録して、最終的にミキシングしてステレオ音源としていますが、ワンポイント収録の場合は、どうしても音源との距離や音圧が均一にはならないため、ホールで音楽を生で聞いているのとは違って、音像がぼやけてしまいやすいと言う欠点があります。その反面、ライブの臨場感は感じられますし、ミキシングをしないのでシンプルかつ不自然さがない(作られた音感がない)のです。

で、今回購入したカルミナ・ブラーナですが、流石にPCM-D100の内蔵マイクだからなのか、ややローエンドの伸びが悪い印象。低音域のでも、かなり低い低音(80Hz以下)の伸びが悪いかな、と言う感じですが、空気感はDSDならではです。

個人的に、DSD音源は、ハイレゾPCM音源のようにわかりやすい高解像度感とかダイナミックレンジの広さはあまり感じない反面、空間再現性の良さ、良質なアナログテープレコーダーのような感覚があるのですが、この音源もまさにそんな感じでした。

DSD2.8MHzは、SACDと同じフォーマットとなり、今となっては少し物足りないですが、場の雰囲気はよく感じられました。反面、やはりマイクが音源から離れていることにより、細かい音が拾い切れていない感じはしますね。

500円なら、お買い得ですから、お試し購入してみるかとはあると思いますよ。


それにしても、PCMレコーダーがお手頃価格になり、21席になってやっと生録が手軽に、身近になった感じがします。今は動画収録のために、一眼カメラと組み合わせてPCMレコーダーを使うのも一般的になっています。

私が高校生の頃の90年代、生録はカセットテープやDAT、MDを使用していましたが、何せメディアの収録時間がDATでも120分、MDだと74分(後に80分メディア発売)、カセットだとA・B面があるので、テープの薄い120分テープでも片面半分の60分、ちょっとした録音ならよくても、それこそ合唱コンクールやらクラシックコンサートの収録は、時間との戦いでした。

ちょうど、高校の体育館で、どこぞの管弦楽団が学校の創立記念でコンサートをすることになり、その音源収録を頼まれた際は、DATとMDの2台で、マイクは2本のワンポイント収録を、ネットもなかった時代、音楽雑誌に載っていたプロの録音風景を見様見真似でやったものです。なかなか予定時間に始まらなくて、DATテープがオーバーしてしまったとか(MDのバックアップがあって助かったな)、今となっては良い思い出です。これがPCMレコーダーなら、まず持って大容量メモリさえあれば、収録時間に困ることがないですから。
良い時代になったものです。

【テレワーク】JALの五輪塗装機とかUHナイトとか

私、本日からGW連休ですが、外出自粛な現在、お家でできることをしていくしかないかなぁと。掃除とか衣替えとかですかねぇ。急に暑くなってきましたし。

夕方、日々降りてくる飛行機を撮るのも、本当のテレワーク中の息抜きになっていますが、日に日にフライト数も減っているように感じますし、機体も小型のB737系が多いですね。

そんな中、降りてきたのが東京五輪の特別塗装機。初めて見ました。
去年の4月から運行していて、今年の10月末までの運行予定だそうです。

この塗装、来年また見られるのだろうか? COVID-19、早く収束して欲しいですね。


で、今度は夜になって飛んできた自衛隊のUH-1J。

なんか光ってる! 何なんでしょう? ISO感度はD850の常用感度最大のISO25600まで上げてますが、シルエットしか写っていないですね。

しばらくして、今度は2機編隊で飛んできた。肉眼でもライトしか見えない。ISO25600ではもはや機影もわからないですね。
それでも、テレコン着けて開放でf5.6にもかかわらず、AFがちゃんと合っているっぽいのはさすがです。

ところで、普段って夜はこんなに光っているのかな?
今度はもう少し感度上げて撮ってみますか。

Luminar 3で弄るなら、ベース写真もしっかりしていないとダメだ

Luminar 3、よくできているけど、やっぱり魔法のソフトではない。ダメ写真はやっぱダメ、ということで、ダメではないであろうこの写真を弄ってみました。

Capture NX-Dのビビッドで出力

まずはベース写真。ビビッドで仕上げてみました。
もしCapture NX-Dだけで完結するなら、ここからコントロールポイントで夕焼け雲の部分の彩度アップとか、影の雲の部分の露出を落としてコントラストアップとか、そんな感じで仕上げるかな。

では、Luminar 3で仕上げてみましょう。

個人的にはAerial Dramaticが好きかなぁ。Aerial AI Enhancerはちょっとやりすぎ感が強いですが、これも適用率をもう少し下げれば、わざとらしさが軽減されるかな。
最近あまり聞かなくなってきた(飽きてきた?)インスタ映えなんかも、こういうソフトをわざとらしくなく使えるようになれば、良い手助けにはなるでしょうね。

やっぱり、ベース写真がある程度しっかりと撮れていれば、Luminarで弄ろうが弄るまいが、良いってことですね。

というわけで、今後当ブログでも気が向いたら、Luminar 3で編集した写真を人知れず?アップしたいと思います。まあExif見たらバレバレですけどね。


さて、明日からGW休みになりますが、基本、外出るのは子供たちを連れて散歩するくらい、そこでちょこちょこ写真が撮れればいいかなと思っています。

皆様も、自粛疲れにめげずに、3密を避けて行動しましょう!

ダメ写真はLuminar 3で救済できるのか?

写真撮っていると、誰しもが経験する「映えない写真」
構図はトリミングする以外救済しようがないですが、色やコントラスト、これは最近のソフトウェアの能力で、何とかなるかも。

というコンセプトなのかな? Luminar。
先日無償提供されたLuminar 3ですが、果たしてダメ写真は救済できるのか?

家から飛行機を撮っていますが、天候、時間、飛行機の高度、いろいろな要素が重なります。殆どの写真は、ただの記録写真、映えないものばかりですね。まあ、半分は、外で撮影ができないことで、望遠レンズを振り回す腕を落とさないためのリハビリみたいな感覚で撮っているわけですが…

撮って出し、霞がかっていてイマイチ…

これは撮って出しのある1枚。青空と雲はあれど、微妙に霞がかってしまっています。NikonのCapture NX-Dで、頑張ってコントラスト、彩度、明瞭度を上げて、まあ多少はなんとかなるかな…と言う感じですが、そこまでして救済したいか、というほどの写真でもないしね。
ではここで、Luminar3に頼ってみましょう。

個人的には、Mistic Landが好みかな? 無理やりコントラストと彩度を上げたようなAerial AI Enhancerも、もう少し調整すれば不自然さはなくなりそうです。

Aerial AI Enhancerをベースに調整してみたが…

で、調整してみたけど、なんでしょう、あと一歩で不自然さが残りますね。無理やりなんとかした感は、如何ともし難い。

やはり、弄るにしろ、ベースがしっかりしていないとダメだなぁと思った次第。

あれですよ、ファミリーカーをどんなにカリカリにチューニングしても、スポーツカーにはならないのと同じことですかね。

【大和川酒造店】弥右衛門 月あかり 純米にごり酒

お取り寄せ日本酒その2。こちらは季節限定ではなく、定常販売のお酒。

【大和川酒造店】弥右衛門 月あかり 純米にごり酒

弥右衛門(やうえもん)月あかり 純米にごり酒、酒米は、前回飲んだ活性にごりと同じ「夢の香」。日本酒度は-15と甘口です。

前回飲んだ活性にごりは、日本酒度-20でしたが、割とどっしりとした辛さも立っていました。が、-15のこちらのほうがむしろ甘い。

とろっとした甘さと程よい酸味が持ち味ですが、今回のは特に甘さが強いような。
弥右衛門は、他のお酒もそうですが、甘みのあるお酒であっても、最近よくある芳醇な柑橘系と表現される甘さよりは、古典的な米の甘みが引き立っています。
そこに苦味と酸味が交差する…といった感じでしょうか。

活性にごりと同じ黄色系

前回飲んだ活性にごりと同じ酒米、甘口系、同じ濁り系でありながら、味は全然違いますね。活性にごりが荒々しさのある、苦味や酸味も強いお酒としたら、こちらは火入れして安定感のある米の甘さが際立っています。

何でしょう、古典的なにごり酒に近い味でありながら、妙な癖やアルコール臭さがないので、食前酒として軽く飲むのが良さげなお酒ですね。

SKYLUM Luminar 3が無償公開されたので早速インストールしてみた

数日前ですが、Twitterにこんな情報がありました。

マジですか!

Luminarといえば、RAW現像・画像編集ソフトの中でも、積極的に画像を改ざんするソフト、いやレタッチソフトとして有名です。プリセットの画像変換で、簡単にイメージを変えられるというのが売りです。
最新のLuminar 4では、例えばAIにより背景の空を変えると言った、AIを駆使したソフトになっています。

AIスカイリプレースメント(SkylumのHPより)

驚くべきことに、AIで空を変えられるのです。ここまで来ると、写真とは何かを考えさせられますが、そういう時代になっているということです。
インスタ映えで需要があるのでしょうね。いい悪いは別として、そういう事ができるということです。

今回無償公開されたLuminar 3は、そこまで強力なAIツールはないもの、いくつかのAIツールと、プリセットのレタッチで、簡単に写真を編集可能です。


というわけで、早速インストールしてみました。いつまで無償公開されているのかわかりませんので、気になった方はお早めに。そして、インストール方法と、無償シリアルコードの取得方法は、YOUのデジタルマニアックスさんのHPを御覧ください。

Luminar 3の起動画面

割と起動までは重たいソフトです。初回は画像フォルダを指定すると、カタログファイルを生成するため、少々お時間がかかります。

また、カタログファイル作成後の起動でも、パッとは起動しないです。私の溜めている画像が多すぎるのか、はたまたソフト自体が重いのか。かなりメモリは食うソフトのようで、最低8GBのメモリは必要ですが、8GBでは足りないでしょう。
参考までに、PhotoshopやらNikon純正ビュアーソフトやらを同時立ち上げして編集していると、OSや他のソフト込みですが、平気で20GBくらいはメモリを使用します。
メインメモリは、32GBあったほうが無難です。

画像編集は、RAWだけでなくJPGであっても適用されます。JPGもRAW現像しているかのように、スライダーの調整で効果が変わってきます。なかなか面白いソフトです。


プリセット適用だけでも割と遊べる

RAWだけでなくJPG画像も調整可能

この写真は、先日お散歩中に撮った「チンチンボーイの銅像」で、JPG撮影ですが、RAW画像と同様に各種パラメータの調整が可能です。

個別調整も可能ですが、プリセットがいくつも入っていて、画像下にプレビューで効果が表示されます。ただ、このプリセット表示、少々表示に時間がかかりますが…。

さてJPG撮って出しの画像はこちらです。

JPG撮って出しの「チンチンボーイ銅像」

これを、Luminar 3のプリセットを適用すると…

30種類以上のプリセット全ては紹介できないので、4つ適用してみましたが、どれを選べばよいのやら…。こういうのって、プリセットが多いほど、悩んでしまう質なもので、どれが正解なんてのがないですからね。

わかりやすいインスタ映え的な画像は、彩度とコントラストマシマシの、Aeral AI Enhancerでしょうね。

各プリセットは、その適用率をスライドバーで変更できます。0%で適用なしのノーマル状態です。また、フィルタは個別に調整や追加も可能です。

右側の編集を選択した状態で、「フィルタを加える」をクリックすると、様々なフィルタが表示されるので、それをクリックすることで、フィルタを個別に追加可能です。また、逆にフィルタを消すことも可能です。パラメータも調整可能。

プリセットはお気軽に、細かく調整したければフィルタ追加、というように、お手軽にも細かくもできます。この辺り、作り方が上手いソフトだなと思います。必要なときだけ、フィルタを選べて調整すればよいですし。


太陽を追加する

新しいLuminar 4では、空を全く別物に変えてしまうというのは先に紹介しましたが、Luminar 3はそこまでではないものの、改竄(笑)する機能があります。なんともわかりやすいというか、いかにもな合成です。

もうここまで来ると、あからさますぎて笑っちゃいますね。
実際にこんな感じで太陽を入れたとしても、こうはなりませんよね…と言う典型的な例です。あんなふうに光芒は出ないですが、こういうポスターとかありそうですよね。というか警視庁さん、ヘリコプターパイロット募集ポスターに採用してください(笑)

ちなみに、太陽の位置や大きさなど、各種パラメータは調整可能なので、わざとらしくなく合成できる…かもしれません。
まあ、こういう写真って、Luminarで追加しました、って書かないと、逆に恥ずかしくて載せられないな…。


もちろん、悪いことばかりでなく、印象的な写真を作るという意味では、かなり使えるソフトと言って良いです。これ本当に無償でいいのというくらい優れています。Google時代にNik Collectionが無償公開されていましたが、あれに匹敵すると言っていいでしょうし、使い勝手は明らかにLuminarのほうが簡単です。

Landscape B&W + 明瞭度 + ドラマチック

赤外線写真っぽく仕上げてみました。モノクロの場合、黒はより黒く、白はより白く、ようはハッキリとした絵は、パッと見の印象は良いですね。

ドラマチック+ ラディエンス

こちらはプリセットは使わずに、マニュアルでフィルタを適用してみました。もう少し柔らかく仕上げても良かったかな。とにかくなんでも出来ることで、逆に使い手を惑わす…そんなソフトでもあります。


ともあれ、無償で提供してくれたのは本当にありがたいです。気に入ったら、Luminar 4の購入にもつながるでしょう。

【テレワーク】夕陽は映えますねっ

すっかり板についてきた(自画自賛)自宅からのテレ(望遠)ワーク、反対意見も出ている、都内を突っ切る羽田空港アプローチの新航路ですが、ちょうど航路によっては我が家の真上を通るので、腕を落とさないためにも、撮り続けています。

やっぱりハイライトは夕方ですね。風向きによりますが、15時から19時の間だけ、今の所羽田空港の新航路が使われていますが、17時台の日没前が、晴れていると良い感じですね。

ちょうど、カナダのバンクーバーから羽田に降りてくる、ANAのB787-9が良い夕陽の時間に当たりました。

我が家からほぼ真上、ロクヨンG+1.4xテレコンで焦点距離850mm、ほぼ画面いっぱい、これはノートリミングです。
今まさにギアダウンを開始した直後です。

ギアダウン中

こちらはちょっとだけトリミング。旅客機の速度とはいえ、850mmともなると撮影自体難しい。そしてフレームが暴れるVR(手ブレ補正)。
やはり旧型のVRは、露光前センタリングのせいで、フレームが暴れるとは言うけど、焦点距離が長くなるほど顕著ですね。ここは最新のSportsモード搭載のVRには敵わないというか、この世代のVRはあえて切って撮影するというのもわかる気がします。
同じ世代のVRIIでも、AF-S 70-200mm f/2.8G ED VRIIはそこまで暴れる印象はないですね。

この日は快晴で、背景が青一色。雲が適度に入ると立体感が出るのですが、そうではないと切り取り方が難しいですね。

ましておうちの窓からレンズ突き出して撮っているので、撮影ポジションは固定。この限られた条件でいかにうまく撮るか。

時間はたくさんあるので、試行錯誤してみるしかないですね。

PC-Nikkor 28mm用にHAKUBAのフードを買ってみた

レンズを仕入れたら、フードは必ず手に入れたい。

PC-Nikkor 28mm F3.5の純正フードの型式は、HN-9という型番になっています。レンズが廃番になっても、比較的レンズフードは廃番にせずに現行で買えたりするのがNikonの偉いところですが、残念ながらHN-9は廃番になってしまっています。

このHN-9はフィルタ径が72mmのねじ込み式となっていて、適合するレンズは

  • Nikkor-UD Auto 20mm F3.5
  • PC-Nikkor 28mm F4
  • PC-Nikkor 28mm F3.5

となっています。最後まで発売されていたPC-Nikkor 28mm F3.5が販売終了してから十数年が経過していますから、致し方ないところです。

ではヤフオクなど中古で探してみると、これがなんとびっくりのお値段! ヤフオクも安いものでも5千円台からです。

レンズフード、昔はNikonは別売りだったので、レンズを買っても必ずしも、みんながみんなフードを買っていたわけではなく、レンズより流通量は少ない。ましてバラで売るってことも少ないですし、元々が流通量の少ないレンズですしね。

というわけで、代用として買ってみたのがこちら。

HAKUBA ワイドメタルレンズフード 72mm

HAKUBAのワイドメタルレンズフードで、28mmレンズに適合ということで買ってみました。千円ちょいです。

早速装着してみましょう。

おおっ、まるでNikon純正かのような塗装の質感です。これ、HAKUBAのロゴが入っていなければ、純正品みたいですね。ウンウン、これはいいですね。ところが、このレンズフードには、落とし穴が2つあったのです…。

レンズキャップが着けられない

レンズキャップは取付不可(写真は載せているだけ)

はい、レンズキャップ、取り付けできません。

一般にねじ込み式フードの場合、フードを装着した状態でもフード前面にもネジがあるので、一般的なフィルタ枠を使うレンズキャップがそのまま使えるものが多いのですが、本フードはネジ枠がありませんでした…。

シフトするとケラれます

最大限シフトするとご覧の通りケラれる

考えてみたら、PC-Nikkorはシフトレンズ、20mmレンズと共通のフードなのだから、28mm用のフード、シフトしなければ問題ないですが、シフトするとこんな感じでケラれます。シフトするときだけ外す…んー面倒ですな。

サード品でより広角用のフード、探すしかないないな。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします