「日本酒」カテゴリーアーカイブ

GW前の締め?いつもの串焼きやさん

先日、GW前の締めってわけでもないですが、いつもの日本酒の美味しい串焼き屋さんへ。
調子に乗って飲みすぎました。マスターチラ写り(笑

ちえびじんのLAPINもなかなかだったけど、帰山の低温熟成もなかなか味わい深かった。彗(シャア)の飲み比べもそれぞれ個性があったなぁ。最後に翠露のうすにごりで締めました。

おいつもお世話になっていたバイトのオバちゃんおねぇさんが5月いっぱいで辞められるそうで、長年のお勤めご苦労さまでした。マスター一人で大丈夫かしら?

モビリティリゾートもてぎに数年ぶりに行ってきた

最後に行ったのはコロナ禍前だったので、6年以上前かな? 名前もツインリンクもてぎでしたが、今は子どもが遊べる施設が増えてリニューアルして、モビリティリゾートもてぎとなりました。
アコード時代のクルマ仲間と久しぶりに会おうということになり、お互い子連れで行ってきました。

遊ぶのが目的ですが、ちょうどスーパーフォーミュラの第4戦も開催されていたので、せっかくなので息子と観戦してきました。

サーキットでの観戦自体は10年ぶりくらいか?


あんまり詳しくはないですが、こう見えて無限推しです(笑)元ホンダ乗りですからね。
最後にサーキットの中に行ったのはいつか、覚えていないくらいに久しぶりです。もう10年ぶりくらいかな?

息子と一緒に自由席から観戦、息子は初めてですし、友人と合流してパークで遊ぶのも目的の1つだったので、写真はサラッとしか撮っていませんが、自由席の上の方からの流し撮りだとこんな程度です。ガチ勢のようには行きませんね。600mmでも足りずトリミングしています。
ちゃんと撮るならもっと近い場所でですね。

撮影目的の方はだいたい一脚使っている人が多いですね。そのレンズにそんな細い一脚!?って人もちらほら見かけましたが…
こちらは自由席からの手持ちです。あまり流さず撮りました。

推しはオートバックス無限でしたが、今回は3位に岩佐選手が入賞できました。レース中は1位に上がった時もあったんですけどね。1,2位がDOCOMOのチームでした。いずれも車両はHonda HR-417Eでしたけどね。

表彰台ではシャンパンファイト…ではなくスパークリングファイト! しかもスパークリングワインではなくスパークリング日本酒です。
よく見たらスポンサーの中には福島の人気酒造があり、人気一スパークリング日本酒を使っていたみたいですね。これは良い! ぜひ日本のレースでは日本酒をかけましょうw


スパークリングファイトで使っていたのは大きな瓶ですが、中身はこれかな?

【下越酒造】麒麟 本醸造 濃熟オールド

こちらは飛行機撮影仲間の方に買ってもらったお酒です。

熟成酒だけに、この黄金色。18年蔵内熟成させた熟成酒と、何種類かの古酒をブレンドしたお酒だそうです。
麒麟ブランドの酒蔵で、ラインアップを見ると、どうやら古酒を得意としているようですね。

久しぶりの醸造アルコール添加。普段あまり醸造アルコールのお酒は飲まないのですが、たまにはいいでしょう。あ、別にアンチ醸造酒ではありません。
お値段は一般的な四合瓶よりちょっと高い程度で、普段飲みに推奨されています。古酒なのに凄い。
精米歩合は70%、原材料はとある酒屋のサイトには五百万石など複数使用されているようです。ブレンドなのでそういうことなんでしょう。
またこれもある酒屋さんのサイトによれば日本酒度は-9と甘口です。

要冷蔵ではありませんが、まずは冷やした状態から。まず開栓した時点で古酒らしい香ばしい香りが。いわゆる熟成香ですね。
口に含むと、甘味と苦味、どっしりさがじわっと訪れます。古酒らしい膨らみのある甘みに、適度に苦みがあり、アル添らしい力強さも加わります。
後味はややビターな苦みを残しつつも、ほんのり甘さも残しますね。
実はこの日たまたまケーキをデザートとしていたのですが、合うんですよねこれが。古酒のちょっとした癖のある味わいにケーキの甘みがマッチしています。適度なビターな苦みがいいんでしょうね。

この日は冷やした状態でしたが、それでもしっかりとした味わいでした。これはぬる燗にすると良さげな感触です。ちょっと温めました。ああ、甘みも出てきて俄然これだなと。やはり古酒系は温度を少し上げた辺りがよいですね。香りは温度を上げても古酒にありがちな独特のひね香はあまりないのも良いです。

これは食後にのんびり飲みたいお酒ですね。

【油長酒造】風の森 露葉風 507

いつもの酒屋で安定的に買える素晴らしいお酒、「風の森」、いつもはあまりコメを磨かない807シリーズをよく買うのですが、今回は吟醸酒並みに磨いた507を買ってみました。

風の森は全品純米で生酒です。瓶内二次発酵してガスが強い場合があるため、開栓注意のラベルがあります。よく冷やしておきましょう。

奈良県でのみ生産される酒米「露葉風」を使用したお酒です。日本酒発祥の地、奈良の希少な酒米を、深層地下水の超硬水を使って醸しています。
無濾過無加水生酒です。
名前の通り、精米歩合を50%としています。逆に80%とあまり米を削らない807シリーズもあるので、飲み比べも楽しいですね。
本当に美味しいお酒は、米を削ったからとか削らないからとか、そういうのは超越しているんですよね。それぞれの良さがあります。
ではいただきましょう。

開栓は慎重に。ポンとガスが抜けましたが、吹き出すまでではないです。
冷やした状態で注ぐだけで引き立つ爽やかでフルーティな吟醸香。口に含むと、プチプチとしたガス感とともに、サーッと口いっぱいに広がるラズベリー系な酸味とジューシーな甘味、しかしそれでいて単に甘いだけではなく旨味と複雑味も絶妙に絡んできます。精米歩合50%だからただただスッキリしているわけではない、このあたりが風の森らしいアプローチです。深層地下水もこの味わいや複雑味に貢献しているのでしょうね。
そして後味はさっぱりとしています。スーッと引いていくのが持ち味です。この辺りは複雑味の余韻を残す807シリーズよりさっぱりと切れる印象かな?

要冷蔵なので贈答品としては難しい面もありますが、ぜひお祝いの場などにも曲がなく良いお酒と思います。


こんなに美味しいお酒が、一般的な日本酒と変わらない値段って本当に凄いことです。それが普通に手に入るのだから、これを楽しまない手はありません。変にプレミアがつかない事に感謝です。

【北島酒造】大入ひっぱりだこ 純米吟醸無濾過生

飲食店の新規開拓は最近あまりできていませんが、日本酒の新規開拓は続けていきたいですね。
ということで今回は初めてのお酒です。

【北島酒造】大入ひっぱりだこ 純米吟醸無濾過生

滋賀県のお酒はなかなか関東では見かけないのですが、このラベルにピピっと来て買ってみました。日本酒らしからぬネーミングにラベル。こう見えて辛口だそうです。
久しぶりに辛口系も飲もうと思って購入。

【北島酒造】大入ひっぱりだこ 純米吟醸無濾過生

酒米は滋賀県産の「吟吹雪」で、滋賀県で多く生産される酒米だそうです。これを精米歩合55%の純米吟醸無濾過生としています。
ラベルにはありませんが、買ったお店の情報によれば、このロットは日本酒度は+6の辛口です。製造ロットで日本酒度は変わるようですね。また酵母は7合酵母とのこと。
初めてなので味わいは全く想像のつかないです。では開栓してみましょう。

薄濁りで黄色みがかったお酒

瓶から見るとわからないですが、注ぐと薄濁りなのがわかりますね。冷やした状態でいただきました。
上立香は仄かですが何かの花っぽさ(何かはわからないw)を感じさせます。口に含むと、まずさっぱりとした酸味とドライさが出てきますが、その後ほんのり甘みが後から着いてきますね。全体としてさっぱりとしていて、辛口から想像するどっしりさはあまり感じません。
酸味→旨口→仄かな甘みでそれぞれがシャープです。こういうアプローチのお酒ってなかなかないんですよね。
調べると、北島酒造のお酒はすべて純米かつ生酛造りとのことで、このお酒も生酛造りならでは酸味と言えますが、生酛造りでも酸味がかなりシャープなんですよ。これが他にない味わいです。
ザ食中酒です。食事を問わずといった感じですね。


生酒なので要冷蔵ですが、温度が上がると甘みも素直に増します。キレもよいお酒、ぜひ。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) IMPRESSION H

いつもの酒屋、ここは三重県鈴鹿市の清水清三郎商店の作(ZAKU)を常においているお店ですが、IMPRESSIONシリーズはなかなかないんですよね。
珍しくあったので、買わずにはいられませんでした(笑

【清水清三郎商店】作(ZAKU) IMPRESSION H

実は行きつけの串焼き屋ではよく飲んでいたりするIMPRESSION Hですが、買ったのはいつぶりだろうか?

火入れながら生酒のようなフレッシュな味わいを実現している「作(ZAKU)」ですが、より生酒らしいフレッシュさを実現したのがIMPRESSIONシリーズです。
全4種類のうち、IMPRESSION Hは穂乃智をベースとしています。
NとMは自社酵母、Gは協会7号酵母、Hは協会14号酵母です。Hで使われる14号酵母は、「金沢酵母」の中から吟醸香を生成する能力が高い株として選択されてきた酵母、とのことです。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) IMPRESSION H

極微発泡です。火入しつつも微発泡を実現するのがすごいですね。酒米はラベルには書かれていませんが、複数の米をブレンドしているようです。
さあ開栓しましょう。

プチプチ微発泡で黄色みは少ない

ゆっくり開栓、ポンとガスが抜ける音。ゆっくり注ぐと、わずかにシュワシュワしますね。
そして鼻が悪い自分でも開栓しただけでわかる素晴らしい吟醸香。もうほんのり香る甘味と酸味感がたまりませんね。
口に含むと、すっと抜ける爽やかな吟醸香、プチプチ微発泡の爽快さとともに、押し付けがましくないきれいな透き通った甘み、酸味、そして苦みと旨味、このバランスが見事です。
IMPRESSION Hはシリーズの中でも割とさっぱりした味わいですが、飲むほどに味わいが深く感じられますね。どの料理にでも合わせられる押し付けがましくない透き通った、それでいて味わい深いお酒です。特別なひとときに向いたお酒です。って普通の日に飲んでいますけどねw


IMPRESSIONシリーズは、定常販売されているため、買おうと思えば比較的安定して買えるお酒でもあります。是非どうぞ。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色(ももいろ) 無ろ過生 06BY

ここ最近行けていなかった酒屋に久しぶりに行ってきまして。ここに来たら妻が大好きなこれを買ってしまいます。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色(ももいろ) 無ろ過生 06BY

去年は買えていなかった流輝(るか)の「ももいろ」です。酒米が五百万石ver.です。
実は製造元の松屋酒造では悲しい事故があったそうです。

なんと!タンクのホースが外れて酒こまちver.の流輝が流出してしまったとのこと。これはなんともいたたまれない事故ですね。
今回買ったのは五百万石ver.で、こちらは販売されております。酒こまちver.は来季待ちですね。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色(ももいろ) 無ろ過生 06BY

当ブログでは何度も登場しているので今更説明するまでもないかもですが、赤色酵母を使ったこのお酒は、毎回製造ロット毎にアルコール度数や傾向も変わり、なかなかの暴れ馬だそうです。
それでもここ何年かは安定はしてきているようには思いますが、今回はどうでしょう?

アルコール度数は仕込みにより8~14度と変動するだそうですが、今回は低めの9度でした。澱はそこそこありますね。

相変わらずの美しい桃色薄にごり

開栓すると、ぽんとガス感あり。毎回吹き出しはしないけど、ガスはそこそこあるのでご注意を。
上立香は酸味を感じさせる華やかな吟醸香。口に含むと、お?いつもはこれぞ桃ジュースだ!となるのですが、今回は桃よりもぶどう寄りです。さっぱりした酸味とジューシーながら上質な甘味がマスカットジュースを思わせます。適度に残るガス感も爽快さを出していますね。
そしてアルコール度数9度から想像するよりはしっかりと酒らしいアタックもありますね。これがただ甘いだけで終わらない流輝のももいろ最大の魅力です。後味に少し苦みと旨味を伴うので、甘い系のお酒なのにさっぱり感もあり飽きも来ないのです。

2日、3日と経過するにつれ、ガス感は薄れていくとともに、味わいに落ち着きが出てきましたね。甘みが少し落ち着き、酸味はそのままで、フレッシュな若々しさから大人っぽさが出てきましたね。とはいえ全体としてはフレッシュさが引き立っています。

ぜひお祝いごとで飲んでいただきたいお酒です。


一度流輝を飲み始めると、次もまた流輝を飲みたいな、と思わせるくらいに本当に素晴らしい酒蔵です。
ももいろはあっという間になくなります(笑)冷蔵庫を空けてでも一升瓶をおすすめします。

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【府中誉】短稈 渡舟 純米吟醸 五十五

百里基地撮影帰りに買う定番のお酒、なんですが実は買ったのはかなり久しぶりです。

【府中誉】短稈 渡舟 純米吟醸 五十五

酒米に「渡舟」(短稈)を使用したお酒。以前も書きましたが、「渡舟」は酒米では超有名な「山田錦」の先祖に当たる品種で、大昔からある伝統的な酒米でしたが、長らく作られていなかったものを平成元年(1989年)に復活させたものです。
短稈(たんかん)とは、稲の茎(稈)の長さが短い品種を指し、台風などの風害に強いとされています。

関東ではあまりメジャーではないお酒ですが、自分は好きな銘柄の1つですね。

【府中誉】短稈 渡舟 純米吟醸 五十五

精米歩合55%なので「五十五」となっているお酒ですが、純米吟醸でありながら比較的リーズナブルなお値段なのもよいですね。
生酒ではなく火入れですが、冷蔵推奨となっています。

火入れながらフレッシュ感のある、ごく僅かに濁りあり

要冷蔵なので冷えた状態から。
火入れにも関わらず、フレッシュさを感じさせるプチプチとガス感が残るお酒。上立香はほのかな吟醸香。口に含むと、ごく僅かに残るガスの爽快さとともに、りんごやマスカットを思わせる酸味とジューシーな甘み、そして後味はすっと切れの良いタイプ。軽快でキレが良いので、さっぱりとした味わいの食事とよく合いますね。
これが季節限定酒ではなく通年酒として売られているのだからスゴイことです。
ぜひ買ってみてください。ぱっと見どこにでもありそうなラベルのお酒なんですが(失礼)、そうとは思えない味わい。相当にレベルの高いお酒です。
改めて定番の「渡舟」の実力の高さを思い知らされた次第です。


せっかく通販で買うなら一升瓶で。定番の酒と侮るなかれ。茨城にもこんな素晴らしいお酒があるんですよ。

【せんきん】UA 雪だるま

正月に栃木で買ってきたお酒です。1ヶ月冷蔵庫で寝かせてからの開封となりました。

【せんきん】UA 雪だるま

毎年この時期恒例、仙禽の「雪だるま」、そしてアパレルでおなじみユナイテッドアローズとのコラボ商品です。
元々は通販とユナイテッドアローズのごく一部の店舗限定販売だったものですが、現在は広く酒屋にも置かれるようになりました。とはいえ人気の「雪だるま」かつコラボ商品なので、どこでも買えるわけではありませんね。

【せんきん】UA 雪だるま

写真は澱を絡めた状態です。しかし下の方に固まった澱が沈殿していますね。これがまさに雪のようです。
仙禽は現在全てを生酛造りとしています。
面白いのは、原料米をドメーヌさくらの山田錦が90%に、同亀の尾が10%となっていること。仕様には「アッサンブラージュ」4種となっていて、つまりベースの「雪だるま」にプラスして4種類のお酒をブレンドしているのです。
精米歩合は90%。これはブレンドした家の最も精米歩合の数値の高いものを記載しなければならないためですが、そうなると、そうかああのお酒も入っているのだな、となるわけです。

これは本当に楽しみでなお酒ですよ。では開栓しましょう。
このお酒は吹き出す可能性がありますが、栓は回転式なのが有り難いです。少しずつ開けてガスを抜いていきましょう。

慎重に開栓します。ガスが上がってくるので、吹き出す前に一度閉めて、落ち着いたらまた少し開ける、を繰り返して、落ち着いてから注ぐと、注いだそばからシュワシュワとガスが出てきて良い感じ♪

上立香は爽やかなライチ、口に含むと、この前飲んだ仙禽のモダンのせめとはかなり方向性が違いますね。あちらがメロン系なら、このUA雪だるまは乳酸菌飲料のようですが、すっきり系の乳酸菌飲料、でも後味に旨味と苦みを持たせることで、ただ甘い乳酸菌飲料ではない、最後は酒らしさも残しつつさっぱりとした後味です。
アルコール度数は13度で一般的な日本酒よりやや低めですが、それでも13度よりももっと低いのではないかと思わせるくらいに、引っ掛かりがなくスイスイ入ります。
適度に残るガス感が爽快さもプラスに働いて、本当にスイスイ軽快に飲めますね。

合計5種類のお酒の混合なのに、お互いが喧嘩していないし、味の方向性にブレがない、ってことは、仙禽のお酒自体が向かっている方向は1つなんですね。生酛造りの良さが引き立ったお酒、と言っても過言ではないでしょう。酸味が程よいんですよ。これぞ仙禽の醍醐味ですね。


UA雪だるまはもう完売のようですが、ノーマルの雪だるまはまだ買えます。四合瓶だとすぐなくなるのでw一升瓶がおすすめです。

※ギフト包装不可※ 仙禽 雪だるま にごり酒 1800ml 日本酒 バレンタイン 2025 ホワイトデー お返し 贈り物 プレゼント あす楽 ギフト のし 贈答品 お祝 御祝 誕生日 内祝 還暦祝い 結婚祝い 出産祝い 父の日 母の日 お酒

やまね酒造の新年会に行ってきた

新鋭の酒蔵であるやまね酒造。今はクラフトサケ主体ですが、今注目の酒蔵の1つです。
そのやまね酒造の若林氏のこのポスト。

これは行かねば!ということで、職場の日本酒のプロwをお誘いして予約が取れたので行ってきました。
やまね酒造は埼玉県飯能市でも山の奥なので、アクセスが良くないためか、新年会は都内の立ち飲み居酒屋ちぇけを貸し切っての開催となりました。

立ち飲み居酒屋ちぇけ

この居酒屋も日本酒界隈では有名店のようですね。普段日曜日はお休みのようで、立地からしても普段は平日仕事帰りのサラリーマン相手なんでしょうね。

時間になり中に通されました。立ち飲みのお店はぎっしり満員となりました。
やまね酒造の代表の若林氏からの挨拶があり、その後まずは一杯目のお酒の提供となりました。定番の「やまねのみのり」の濁りですね。

当日のオペレーションは若林氏1人とポストにありましたが、やまね酒造からはもう1人お手伝いの方(何でもやまねの民泊の常連さんだそうです)、場所を貸した居酒屋ちぇけの店主もお手伝いをしていました。1人では回らないのではと心配していたので良かったです。
定番の「やまねのみのり」は、この前買ったロットのものとまた味わいが異なりますね。木桶と6号酵母の織りなす味わいですが、甘味と苦味、そしてこの風合いはなかなかのものです。
日本酒の製造は出来ないため発芽玄米のを加えていますが、ほぼ日本酒ですね。

お酒が空いたら次のものを自由に貰いに行けます。蜂蜜酒はこの正月休みに買ってこの前飲んだものと味わいが全く異なりました! どうやら使っているはちみつの種類が違うのと、こちらは寝かせたものだそうです。
この前買ったものが本当にはちみつジュースのように甘かったのに対して、こちらは甘さはグッと抑えられて落ち着きがあり、かつ酸味が良い感じにあるので、個人的好みはここでのんは寝かせた蜂蜜酒ですね。

それ以外にも飯能茶酒、これもことさらお茶感を強調するものではなく、後味の苦みと渋みがほんのりお茶だなと分かる程度。こういうのもありですね。

「やまねのみのり」もロットがいくつかあり、DS-1と書かれたものはとてもバランスが良く、さっぱりとした甘味と酸味、苦みとすっと引く後味のバランスが見事。個人的に一番のヒットでしたね。
YW36と書かれたものはふわっと膨らむカラメルのような甘みが魅力。甘口が好きな人はこっちが好みでしょうね。決して強い甘みではなく、ふわっと膨らむ甘味と旨味のあとpはさっぱり切れていく感じが良かったですね。
この2種類は安定して出せれば定番商品にできそうな感じです。でも試行錯誤している様子なので、また違った方向性のお酒も研究するのでしょうね。

粕汁を仕込み中の若林氏

この後粕汁もいただきましたが、美味しかったです。粕汁、自分も作ろうかな。

そして今回の問題作(笑)カカオ入のお酒。作った最初は不味かったらしい(笑)
こちらはしばらく寝かせたそうですが、独特の渋みと苦みが何とも…。かなりマニアックなお酒です。どちらかと言うと日本酒ではなく洋酒のテイスト。どこかの国にこういう名もなきお酒はありそう。
ともかく、色々実験されているようで、本当に面白いですね。やまねの民泊でもこうしたお酒が飲めるそうなので、行ってみたいですが、多分飲みすぎて死にますね(笑

終盤、皆さん思い思いに楽しんでいました

さて宴も酣、今回は2分制になっていて、最初に入った我々はお開きの時間に。
まだまだ飲み足りないですが、ここで失礼します。この余韻に浸りながら帰宅。お疲れ様でした。

またこういう企画があれば是非参加したいですね。

※ブログのカテゴリは便宜上「日本酒」としていますが、ここでのお酒は全て酒税法上「その他の醸造酒」となるいわゆるクラフトサケとなります。