「周辺機器」カテゴリーアーカイブ

エアバンド用のBluetoothイヤホンを新調してみた

エアバンドレシーバーはコードが煩わしいので、Bluetoothレシーバーで飛ばして、Bluetoothイヤホンを使っています。
ここ2年ほど骨伝導イヤホンを使っていました。イヤホン、片耳が好きではなく、両耳タイプの主流であるカナル型は、自分の左右の耳の穴の大きさが違うので、どうしても違和感があって耳が痛くなり、好きではないのです。
骨伝導ならどうかなと思って使ってみましたが、結論としては音量が足りない! これに尽きました。まあ安物だからかもしれませんが。
あと、バッテリの持ちが悪く、1日の撮影の途中で切れてしまうこともしばしば。

ということで新調してみました。


カナル型ではなく、18時間の長時間稼働、エアバンド用なので音質は求めない、安い、ということでこれにしてみました。

しかしまあ、2千円ちょっとなのに箱が立派ですね。しかもパッケージと取説は日本語です。仕向地向けに箱や取説もカスタマイズしているとは…。もはや怪しい日本語のパッケージは、この価格ですらお目にかからなくなりつつあります(たまに残ってるけどw)。

色はレッドを選択。ブラックだと無くしそうだから、目立つ色にしましたが、ちょっと安っぽさが出てしまったかな。

不思議な形状のユニット

イヤホンユニット自体はアルミフレームで、そのまま装着しているイメージ写真が掲載されていますが、このイヤホン単体では、確実に耳から滑り落ちます。
もしかしたら個人差で、他の人なら問題ないかもしれませんが、とにかく自分の耳の形状、ちょっと特殊なんじゃないかなと思うくらい、市販のイヤホンが合わないもので。
写真右に写っているラバーを装着すると、まあまあ良い感じになりますが、やはり左右で耳の大きさが違うためか、装着感が左右で結構違うんですよね…

さて実践ではどんな感じかな?

【カメラにも給電可能】CIO モバイルバッテリ SMARTCOBY Pro 30Wを買ってみた

Amazonのブラックフライデーセールも12月1日までですが、ブログでも紹介した物の中で、自ら購入したのが、PD給電対応モバイルバッテリ、CIO MARTCOBY Pro 30Wです。ブラックフライデー期間中、23%割引の¥3,720で販売中です。

国内ブランドのPD3.0対応30W出力のモバイルバッテリ

モバイルバッテリといえば、人気なのはAnkerですが、CIOという日本のメーカーの商品も、人気が出てきているようです。
近年、USBのType Cを使ったUSB給電規格のPD(Power Delivery)を採用したノートPCやカメラ、タブレットも増えてきました。PD給電は、従来のUSB3.0の最大4.5Wの出力を大幅に超える、最大100Wまでの出力を可能にしています(最大値は規格上であり、最大出力や入力は機器やケーブルに依存します)。

CIO モバイルバッテリ SMARTCOBY Pro 30W

CIOのSMARTCOBY Pro 30Wは、比較的リーズナブルでありながら、最大30WのPD給電に対応しています。
30Wの出力は、一部のノートPC(30Wだと充電や給電できない機種もある)やタブレットに対応し、カメラであれば大抵は十分な出力と思います。

PD給電対応ケーブル付属。大阪生まれの企業です

PD給電対応のUSB Type Cケーブルも付属するので、とりあえず追加購入するものはないですね。

充電量は1%刻みの7セグで表示されるのが嬉しい

数個のLED点灯数で充電残量を大まかに示すモバイルバッテリが多いですが、このバッテリは7セグ表示による1%刻みでの細かい残量表示に対応しているのが嬉しいです。

Nikon Z 9に充電と給電が可能

Nikon Z 9はPD給電と充電に対応しています。早速接続してみました。

PD急速充電時は7セグの右上に緑色のマークが点灯する

7セグ表示の右上に緑色の表示があり、これが点灯していると、PDによる急速充電を行っているということです。
写真だとボケていますが、カメラ本体の左側面にオレンジのLEDが点灯しており、充電できていることを示します。
このあと1時間経過後には、30%程度だったカメラのバッテリは80%まで充電され、モバイルバッテリの残量は50%まで低下しました。
もし、屋外などで長時間撮影を行う場合は、より上位の20000mAh対応のバッテリが望ましいでしょう。充電メインであれば、10000mAhでもZ 9のバッテリをほぼフル充電可能です。
※追記、最終的にZ 9のバッテリは30%から100%まで充電でき、SMARTCOBY Pro 30Wの残量は100%から6%となりました。

PD充電対応のカメラなどをお持ちなら、PD給電対応バッテリをオススメしたいですね。以前はP給電対応は高価でしたが、やっと手が届き安い価格になりました。
Amazonのブラックフラーデーセールは、12月1日までです。

microSDカード買うたびに毎回思う、こんな爪みたいなサイズに256GBも入るなんて

スマホ用に使っているmicroSDカード、128GBがそろそろ一杯になるので、256GBを購入してみました。


楽天の買いまわりだったか何だったか忘れましたが(似たようなセール多すぎますよ楽天)、そういうタイミングで購入しました。
現在価格横並びなので、ポイントの多いお店で購入(購入時点)。

前回もTranscendでしたが、今回もTranscendをチョイス

毎回買うたびに思うのが、こんな爪みたいなサイズのカードにこんなに容量が入るなんてという驚きですわ。
カメラに使っているCFexpress TypeBカードは、読み書きスピードも桁違いですが、それなりに大きなサイズです。それに比べると、microSDのサイズたるや…って毎回思いますね。

そしてこれも毎回思うのが、SDカード、スピードクラスの規格表記多すぎてよく分からん、ってことでしょうか。
調べると、これまで使っていた128GBは、最低書き込み保証10MB/sなのに対し、今回購入したものは30MB/sに進化しています。あくまで最低書き込み速度なので、実際はもう少し速いみたいだけど、ベンチマーク取るのも面倒なのでやっていません。
今までより速けりゃそれでいいじゃん、と言った感じです。

ちなみにCFExpress Type Bカードだと、1300~1600MB/sという桁違いな書き込み速度を実現しています。4K動画を撮るにしても、スマホと違って最近のミラーレス一眼はより高ビットレート、あるいはRAW動画にも対応出来るので、相当な書き込み速度を要求しています。
スマホだと、Xperiaは4K動画対応ですが、従来の10MB/s書き込みのカードでも記録できていたので、ビットレートは結構低めなんでしょうね。実際同じ4K動画でも、Z 9のような最新ミラーレスとは画質は格段に違うので。

さて、そろそろ初代Xperia 1の後継機をぼちぼち導入したいと思っていますが、今やスマホも内蔵ストレージが256GBとか512GBも出てきているので、こうしたmicroSDカードも次第に出番がなくなっていくのかな?

【PROGRADE】COBALT 1700R CFexpress Type B 325GB 値上げする前に買いたかったけど…

遅ればせながら、Nikon Z 9用に、PROGRADE COBALT 1700R CFexpress Type Bの325GBを、Amazonのタイムセールで購入しました。

PROGRADE】COBALT 1700R CFexpress Type B 325GB

高い…高いのぉ… 今まで使っていたのは同社のGOLD 1700Rシリーズですが、COBALT 1700Rは、GOLDのTLC (Triple Level Cell) に対して、信頼性の高いpSLC (Pseudo Single Level Cell) を採用しているのが特徴です。
その特徴は、HIDISCでおなじみ磁気研究所の産業用microSDの説明がわかりやすいです。

パソコンのSSDでも、SLCモデルは高価で、主流はMLCやTLCですが、pSLCは純粋なSLCより耐久性信頼性はわずかに落ちるものの、実質的にMLCなどよりも信頼性が高いメモリです。

カメラ用におけるSLCカードの利点は、その書き込み持続性にあります。

COBALT 1700R(左)には書き込み速度保証の1500MB/sの表記があるが、GOLD 1700R(右)には読み込み速度しか表記がない

COBALT 1700Rは、最大書き込み速度が1500MB/sで、これはGOLDの512GB, 1TBも同じですが、最低継続書き込み速度が違います。

https://www.amazon.co.jp/ProGrade-Digital-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB-CFexpress-COBALT/dp/B087GL9897?th=1

このように、継続的に1400MB/sを書き込めるのがCOBALT 1700Rの特徴で、特に8K動画のような大容量書き込みに適したカードです。もちろん、スチルの連写であっても、バッファフルからの書き込みで差が出る…はずです。
流石に650GBは高すぎなのと、8KのRAW動画を撮る機会はほぼないでしょうから、とりあえず325GBで。GOLDの512GBのスロット2にまわします。
本当は値上げする前に買いたかったですが、予算の都合上仕方なし。時々あるタイムセールで買うことにしましょう。

実際の性能差の検証は、時間があるときにでも。

LexarのCFexpressカードリーダーが安くなったので買ってみた

Nikon Z 9D850は、記録メディアとしてCFexpress Type Bに対応していますが(D850は当初XQD対応、ファームアップでCFe対応)、カードリーダーはXQDしか持っていませんでした。
このため、CFexpressで撮ったデータは、カメラから直結させていました。
しかしこの方法、転送中はカメラが使えないのと、いちいち端子カバーを外してカメラのUSB端子に接続しなければならず、不便。
特に、Z 9で4K60p 10bit動画を撮ろうものなら、そのデータ量たるや…

CFexpressカードは、一貫して旧Lexarの開発チームが立ち上げたブランド、Progradeを使っていますが、同社のカードリーダーはお高く、1万円近くします。
Progradeのカードとカードリーダーの組合せで、カードの性能回復や寿命の測定が可能な「Refresh Pro」が使用可能なのがメリットですが、同ソフトは有償(6か月間無料)で年間サブスクリプション$9.99で、高くはないけど、それ程使用頻度があるソフトとも思えず、たくさんのカードを使って動画でガンガン撮るプロ向けなのかな?という気がします。

ということで、現Lexar(今は中華メーカーLongsysの傘下)ブランドのものが3千円台後半(LRWCFXRB)と、CFexpressカードリーダーにしてはお安くなっていたので、買ってみました。

Lexar CFespress Type Bカードリーダー LRWCFXRB

小さいです。見た目も安っぽいw アクセスランプすらないです。
同社のCFexpressカードリーダーには、もう1機種あり(LRW550U-RNBNG)、そちらはお高く、USB3.2 Gen2x2接続(20Gbps)となっています。
ただ、現状我が家のPC側には、USB3.2 Gen2(10Gbps)までしかなく、どの道データ転送先のHDDの方が遥かに遅いので、安いほうのカードリーダーで問題ないかな。

10Gbps≒10,000Mbps≒1250MB/sとすると、CFexpressカードの最大性能(Prograde GOLD/COBALTの最大読み込み速度1700MB/s)は発揮できませんが、実用上は問題ないかなと。
カードリーダーからのデータ転送先がPCIexpressのSSDなら、USB 3.2 Gen2x2の意味はあるかもしれませんが、実際には多くのPCでUSB3.2 Gen1か2しか搭載されていないため、Gen2x2の20Gbpsを発揮できる環境はまだ少ないのが実情です。

USB3.1とか3.2とか、そもそもUSB3.0と変わらず、Gen**で速度が変わる、と言うのも分かりづらいとこですね。この辺りはKingstonのHPで解説されています。

CrystalDiskMarkで読み書き速度計測

ではいつものように、CrystalDiskMarkで測定してみました。カードはProgradeのGoldの512GBです。読み込み速度は最大1700MB/s、書き込み速度は最大1200MB/sです。

USB3.2 Gen1ポートだと遅い

PCのフロントパネルのUSB端子では、この程度でした。思ったより遅い…。ただし、USB3.0ポート(USB3.2 Gen1)の速度限界は、どちらにしろ5Gbpsで625MB/sですから、まあこんなものかなと。

そこで、うちのPCはリアパネルにUSB3.2 Gen2ポートがあるので、そちらにつないでみました。

USB3.2Gen2ポートでは速度向上

Gen2では10Gbpsで1250MB/s(理論値)なのですが、読み書き速度共に振るわず。うーん、これはマザボのUSBの性能限界なのか、CFexpressカードがCOBALTではないので、実力がそんなものなのか。それでも、Gen1ポートよりは速度向上したので、Gen2の意味はあるということですね。
とりあえずは、これでカメラ直結しなくても良くなったのが助かります。

SSDを改装したので、ベンチマークを取ってみた&パーティション結合

ベンチマークテスト

昨日、サブで使っているノートPC、ASUS ROG Zephyrus G14(GA401IU-R9G1660TWQ)のSSDをKIOXIAのEXCERIA PLUS G2に交換した記事を書いてみましたが、早速ベンチマークを取ってみました。

一目瞭然です。読み込み速度で倍、書き込み速度では3倍の差があります。
今や、M.2 NVMeのSSDが一般的になりましたが、一方で、ノートPCに標準搭載されるSSDは、コストの面から、必ずしも速いものではないということですね。もちろん、SATAのSSDやHDDよりは速いのですが。

ASUS ROG Zephyrus G14(GA401IU-R9G1660TWQ)に標準搭載されていたのは、MicronのMTFDHBA512TCKで、これは一般販売向けではないようですね。


SSD改装で増えた容量をCドライブに統合する

SSDのクローンのイメージファイルをコピーすると、増えた分の容量は未割り当てになる

昨日の記事にもアップしたように、SSD改装で、512GBから1TB に容量アップしましたが、クローンから復元すると、増えた容量分は「未割り当て」になります。
そして、Cドライブと未割り当ての間には、900MBとありますが、この領域はリカバリ用のデータが入っているようです。
残念ながら、Windows11標準搭載の「ディスクの管理」では、未割り当ての部分をCドライブに割り当てることが出来ません。
これをフォーマットすれば、Dドライブとしては使えますが、この程度の容量では、あえてOSとデータの領域をパーティションで区切るメリットはあまりないので、Cドライブに統合できないか、パーティション管理ソフトを色々試してみましたが、大抵はお金のかかるソフトばかりです。

フリーで出来るソフトを探したところ、NIUBI Partition Editorが、家庭使用では無料で使えて、勝手が良いことがわかりました。
英語のみですが、それほど難しい英語ではないので、何とか使えました。

※注意:パーティションをいじるので、失敗するとOSが起動しなくなります。バックアップをした上で実行をお勧めします。

まずはリカバリ領域を拡張する

まずは、RECOVERYとなっている900MBgは割り当てたれている領域を、お隣のDドライブに割り当てていた領域を使って拡張します。
次に、拡張して500GB超えとなったリカバリ領域を、再び900MBまで縮小させます。

Cドライブの右隣に空き領域が出来る

すると、Cドライブの右隣に空き領域が出来ました。

この状態になれば、あとはCドライブの容量を拡張して、Applyボタンを押せば完了です。
フリーソフトでここまで出来ました。
これで、快適にサブPCが使えそうです。妻と娘のアカウントもあるので、下手にパーティションを区切らないほうが勝手が良いですしね。

KIOXIA NVMe SSD EXCERIA PLUS G2 1TBを買ってみた

サブで使っているノートPC、ASUS ROG Zephyrus G14(GA401IU-R9G1660TWQ)のSSDは、512GBしかなく、メインで使っているわけでもないので、容量としては問題ないかな…と思っていましたが、妻も使っていて、画像データなどある程度置いておくには容量が少ない、また良き下記もあまり速くない、ということで、1TBのSSDを買ってみました。

今回買ったのは、KIOXIA(旧東芝デバイス&ストレージ)のEXCERIA PLUS G2です。

CrucialのSSDを買おうかなと思っていたのですが、Amazonのタイムセールで安くなっていたので、コチラにしてみました。
PCIe Gen3.0で、執筆時最新の4.0よりは速度が劣りますが、どの道Zephyrus G14も、型落ちのRyzen 9 4900HSでGen3.0までなので、これで問題ありません。

こちらは両面実装タイプです。ROG Zephyrus G14は、SSD実装スペースの関係上、片面実装が望ましいと、他の方のブログにあったものの、両面実装も入るという実績もあるようなので、今回は物は試しです。

従来は、OSまるごと移植は、EaseUS To Do Backupが定番でしたが、フリー版がほぼ使い物にならなくなってしまったようなので、AOMEI Backupperを使い、事前にバックアップイメージを作成しておきました。

ROG Zephyrus G14の底面外装を外す

まずはROG Zephyrus G14の底面外装を外します。

赤丸が長ネジ、黄色が短いネジ、オレンジが抜け止めワッシャ付き

裏返すと、一昔前のノートPCのようにバッテリを外す機構もなく、またメモリなどを増設できる専用の蓋もなく、底面の外装全体を外す仕様になっています。
ネジは、赤丸が長いネジ、黄色が短いネジとなっています。また写真右下のオレンジ丸は、ネジの抜け止めのワッシャが入っているので、ここを一番最後に緩める(ネジ自体はワッシャで止められているので外装から外れない)ようにします。

オレンジ丸のネジのみワッシャ入りで外れない仕様


オレンジのネジを緩めると、その部分の外装が浮き上がるので、その隙間を使って引っ張り上げると外装が外れます。

外装を外した状態

写真下がLi-ionバッテリです。ヒートパイプと2個のファンが、ゲーミングPCらしいですね。

さてSSDはというと、黒いシートの下にいます。シートをめくってネジを緩めます。

内蔵のSSDは、両面に熱伝導シートが貼られていて、更にマザーボード側にも厚手の熱伝導シート(クッション材ではなく熱伝導シートです)が貼られています。どうやら、上下にSSDの熱を逃しているようです。ファンの風が当たらないので、外装とマザーボードに熱を逃しているようですね。


このシートは、ゆっくり剥がして、KIOXIAのSSDに移植しました。ただし、裏面チップ側に放熱シートを貼ってしまうと、取り付けた際に下にある無線LANカードと干渉するため、上面のみ放熱シートを貼り、裏面は厚手のメロン色?の放熱シートのみ貼り付けています。
この辺りは、放熱がSSDの寿命に絡んでくるので、自己責任でどうぞ。保証とも絡んできますし。
ちなみに、外したSSDは、MicronのMTFDHBA512TCK-1AS1AABGBでした。intelのSSDが入っているモデルも有り、この辺りは複数のメーカー品を分散して使っていると思われます。

あとは、AOMEI Backupperで予め作った起動用USBメモリで起動後、これまた同ソフトで作ったイメージファイルで復元を行いました。
このやり方では、増えた分の容量は別パーティションとなってしまいます。パーティションをつなぐのには、Windows標準のディスク管理ソフトでは結合できず、市販ソフトを使うか、割り切って別パーティションとして使うかですね。今回は別パーティションのDドライブとしました。 ※フリーのパーティション編集ソフトでCドライブの容量に割り当てることが出来ました。詳細は次の記事で。

増えた分の容量(ここでは471.35GB)はCドライブの容量としては割り当て出来ない Cドライブに割当できました


新しいSSD、どのくらい速くなったか…は時間切れのため次回。

SLIK スマホ&タブレットホルダー SPTH タブレットは外部モニタとして使用可能か?

先日、SmallRigのパン軸&チルト軸調整可能モニターマウント(コールドシュー互換) 2905を購入しましたが、これを使ってスマホやタブレットを取り付けて外部モニタ化できるか?というのを実践してみました。

買ったのはこれです。

SLIKのスマホ&タブレットホルダー SPTHです。この手のスマホ・タブレット用の三脚ホルダーは、中華ブランドで散々ありますが、SLIKも値段もそう変わらないので、せっかくならと国内ブランドにしてみました。製造は結局チャイナなんですけどね。
外装は見てのとおりプラスチック、耐久性は…プラだから低いとは言えないですが、金属製よりは劣るでしょうね。軽量なのは良いと思いますが。


  

執筆時点では、Amazonより楽天のほうが安かったですが、両方チェックしてみてください。

Xperia 1を取り付けてみる

それでは、そこにSLIKのホルダーにXperia 1を取り付けてみましょう。

Xperia 1をオフセットさせているのは、ボタンや指紋センサを避けるためです。Xperiaはサイドボタン多めなので、この手のホルダーを使用する際は注意が必要です。ホルダーの幅が広いと、サイドボタンにかぶってしまいます。

Xperia 1のリアガラス、割れてる…

普段カバーしていて気づかなかったけど、Xperia 1のリア角のガラスが割れてます…。落としたときに割れたんでしょうね。ディスプレイ側は問題ないので、無視します。もう3年近く使っていますからね。

スマホの場合は、そのままホルダ上部を引っ張り上げてスマホを挟むだけです。スプリングの力で挟みます。特にガタツキもなさそうです。たただ、SmallRigのモニターマウントが金属製で剛性が高いので、多少ホルダの剛性感が気になります。プラですが、剛性は悪くはないですね。でも、さらに剛性感を得るなら、SmallRigなどの金属製ホルダが良さそうですが、ライトな使い方なら、SLIKでも十分でしょう。

今どきのスマホは画面が大きくても、21:9の縦長なので16:9の映像要モニタとしてのメリットは少ない

モニタとしては、スマホは所詮スマホの画面サイズでしかないので、モニタとして使うメリットはあまりなさそうです。今どきのスマホは縦長が多いので、横に向けるとモニタとしての縦幅はさほど大きくいないのです。スチル撮影しながらスマホで動画を撮る、といった使い方になるでしょうね。

タブレット(Amazon Fire HD10)を取り付けてみる

SLIKのホルダー、スマホだけでなく、更に大きなタブレットも挟めます。幅180mmまで対応するので、10インチクラスのタブレットは問題なく挟めます。

さすがに10インチのタブレットともなると、迫力がありますね。
SLIKのこのホルダは、タブレット用に2段階でホルダの引き出しができるようになっています。そして、引き出したらさらに剛性感が悪くなるかなと思ったら、プラスチック製としては、意外としっかりしている感じです。しっかりホールドできていて、タブレットが外れそうな感じもありません。10インチタブレットでも重たい方のFire HD 10でもしっかりホールドできています。

タブレットはカメラの外部モニタとして使えるか?

以前買ったUSB Video Captureを使用し、Z 9のHDMI出力からキャプチャに接続します。このキャプチャはHDMIからの映像をUSBに変換し、タブレットやPC、スマホからはUSBカメラとして振る舞うことが可能です。
Fire HD 10では、AmazonのアプリストアからUSB/Web Cameraをインストールしています。なお、Fire HDはAndroidベースのOSを搭載しているため、Andoroid向けのUSB/Web Cameraと実質同じアプリとなります。

実際に動画撮影用の外部モニタとして使えるか、という観点からすると、「カメラの映像を表示はできる」と言う点では問題ありません。

Fire HD 10の画面はフルHDなので、1920 x 1080 MJPEGに設定

Fire HD 10はフルHDの画面なので、USB/Web Cameraは1920 x 1080 MJPEGに設定します。(YUVだと処理が重くなります)
表示は問題なく出来ました、が、画面の遅延は発生します。

タブレット側の画面の遅延に注目

ご覧の通り、カメラ側のモニタからコンマ何秒か遅れて表示されます。HDMIの映像を変換し、USBカメラとして振る舞っているため、処理の関係で、どうしても遅延してしまいます。動きの激しくないもののフォーカス確認用としては使えますが、これで動き物の撮影はちょっと難しそうですね。あと、Fire HD 10の画質も良くないですね。

結論としては、タブレットではフォーカス確認や撮影後のプレビュー用としては使えるけど、ビデオモニタとしては遅延が発生するので、動きの速いものには使えないかな…といったところです。
ちゃんと動画を撮るなら、HDMIをそのまま入力できる、専用の外部モニタが欲しいところ。タブレットの活用には、この方法は使えなくないかな。

スイッチングHubを2.5Gbps対応のBuffalo LXW-2G5にしてみた

無線LANが一般的になった現在ですが、安定性と安全性では有線LANに軍配が上がるのは言うまでもありません。

有線LANといえば、私がパソコンに触りだした学生時代は、まだ10Mbpsが主流でした。
当時は、インターネットと言えば、アナログモデムのダイヤルアップか、ISDNで64kbpsなんてのが一般的でした。まだ常時接続もなかった時代、テレホーダイで夜11時からだと、定額料金ということで、夜2ネットをする時代でした。
その頃は、LANといえば、大学の「情報コンセント」に、別売りのPCMCIAネットワークカードをノートPCに接続して、ネットワークに繋ぐくらいしか、LANの出番はなかったですね。

その後、100MbpsのLANが登場し、2000年代半ばには1GbpsのLANも登場しました。ところが、それからずっと1Gbps が主力のまま、いつしかスペックだけは無線LANのほうが、2.4Gbpsといったより高速なLAN環境を築けるようになっていました。

が、無線LANの回線速度は、電波の品質と強度に左右されるので、必ずしもスペック通りのリンク速度とはなりません。その無線LANも、結局ルータなどから有線LANで接続するので、1Gbpsではネックとなってしまいます。

2.5Gや10Gbpsの有線LAN規格は商品として存在していますが、なかなか価格が下がらずにいますね。

PCの方はというと、今自作機のメインで使っているマザーボードのオンボードLANが、2.5Gbps対応となりました。せっかくなので、まずは手が出しやすい2.5Gbps対応のLAN環境を構築したいと思っていたら、バッファローダイレクトのアウトレットに、2.5Gbps対応Hubが出ていたので、試しに1個買ってみました。

LXW-2G5、2019年に発売している製品ですね。
2.5GbpsのHubは、高価な10Gbps対応Hubと比較して、広く普及している既存の1Gbps用のカテゴリ5e(Cat5.e)のLANケーブルを使用可能なので、ハードルが低いです。
10Gbps対応のLANともなると、Cat.6A以上のケーブルが求められるため、既存のLAN配線で通信速度が出せない可能性があります。

PLANEXから、より安価な1万円を切るHub「FX2G-05EM」も販売されていますが、コチラは全面にLANポートが有り、好みではないので、ちょっとだけ高いけどアウトレット価格でほぼ1万円のBuffalo LXW-2G5にしてみました。

既存のHubから交換するだけ。民生用のHubなので、LANケーブルを差し込むだけです。
3番ポートにメインPCの2.5Gbps対応オンボードLANがつながっているので、ここだけ2.5Gリンクを示す橙のLEDが点灯しています。

我が家のLAN環境、メインPCの他に2.5G対応のLAN機器がないのですよね。無線LANルータはWXR-5950AX12なので10Gbps対応だったりしますが、こちらに接続するHubは、まだ1Gbpsまでのものです。

PCからも2500Mbps(2.5Gbps)としてリンクしていることを確認

というわけで、入れてみたけど、まだその真価を全く発揮できないHubですが、少しずつ2.5Gや10Gbps対応のHubとケーブルに変えて行きたいと思います。

VRAMを食うDavinci Resolveのために、グラボをRTX 3060にしてみた

Nikon Z 9が来てから、スチルだけでなく動画も色々撮っていきたいなと思っているのですが、4K60pのProResやら8Kで撮るのは良いとして、その動画編集をDavinci Resolveで行う際に、レンダリングでソフトが落ちたり、GPUの処理エラーが頻発しまして。

特にGPUのメモリ不足(VRAM)は深刻で、せっかく編集してレンダリング中にソフトが落ちると萎えますからね。

PCでゲームはしないので、画像編集だけならそこそこのグラボで良い、とずっと思っていまして、10bit出力可能ということで、ここ最近はずっとグラボはQuadroシリーズを愛用してきました。K620→K2200→P2000と使ってきましたが、近年はGeforceも10bit出力可能となり、またCUDAコアも価格に対してGeforceのほうが優れていたりしますので、ついにGeforceに移行することにしました。
ちなみにYamaroが最後にGeforceを使ったのは、大昔のGeforce2 MXだったりします。四半世紀近く前の話ですね…。

VRAM 12GBのGeforce RTX 3060

で、中古ですがこちらにしてみました。最近グラボは値上がりがひどいですね。RTX 3060は、ミドルローエンド、つまり中の下クラスなのですが、大昔なら上級グラボが買える値段です。今やCPUよりもグラボのほうが高価ですね。
RTX 3060は、ミドルローエンドですが、VRAMが12GBと、上級のRTX 3080の10GBよりさらに多いので、パフォーマンスはRTX 3080の半分以下とはいえ、動画編集のようにVRAMを作業にはもってこいです。
なので、どちらかというとゲーマー向けではなく、動画編集向けのグラボなんでしょうね。

GPUの補助電源8ピン電源使うグラボは初めてだったり

これまでのQuadroは、どれも補助電源を使わないものばかりでしたが、初めて補助電源の8ピンを使うグラボを買いました。分厚いですが、今はこれが普通なのか…。

Davinci Resolve使用中も余裕のVRAM

早速Davinci Resolveでレンダリングしてみましたが、12GBのVRAMがあると、GPUメモリ不足による処理落ちしなくなりました。今までのQuadro P2000は5GBなので、やはり容量不足だったようです。
これでひとまず安心して、動画編集できますね。